10/04/02 02:11

検査や薬剤が0円(回×0点)と書いてある?

診療報酬明細書を見ていると、検査をやったり処方箋がでているのに、検査料の種類数があわなかったり、薬の単価が0円になっていたりすることがあります。

診療報酬は特に外来通院ではほとんどの場合、出来高計算方式で、検査や薬剤はやった分だけ、処方した分だけ請求額は高くなります。

ところが診療報酬改定を長く続けているうちに医療費を抑制しようと、簡単な検査や同じような検査はまとめて1回とする算定のルールを厚生労働省が決めるようになってきました。
また、薬も医療費抑制や乱発を防ぐ理由などから、病院の院内処方から院外薬局への処方へと推進しました。
ところが診療報酬明細書は健康保険組合などでは検査や処方は病名などと照らし合わせて正しく実施されているか確認する審査書類として使用されています。
いくら厚生労働省の通達だからといって、やっている検査を省略して記載されたり、院外処方だからといって医師が指示した薬がなにか表示されていないと審査に困るのです。

こうして診療報酬明細書には、出来高の「まるめ」計算や、処方箋しか出していないのに薬が0円で表示されるといった一般人にはわかりにくい、いわば「つぎはぎだらけ」の表示が多くみられるようになって現在に至っています。

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