09/07/02 10:04

天井仕上げ

S様邸では、天井の仕上げ作業が大詰めです!
意外と天井は見逃しがちですが、天井も興味深いのです。
天井を張る工法にはいくつかあり、S様邸は打ち上げ天井工法で
張られています。なんとも景気の良いフレーズ!
天井板を野縁(受け材)に下から打ちつけて仕上げます。



まだ仕上がっていない天井を見ると何やらテープが垂れ下がって
いる…。
ちょうど大工さんが休憩に入ったので、テープの写真をおさめ、
聞いてみました。
「このテープは一体何ですか!何か書いてあるのですが…」
「どれ。」(デジカメの液晶を見せ)
「グラニタイト?」



私が言うと大工さんは、はははと高らかに笑い、
「ダウンライトだよ。」
…ダウンライト!

「電気屋さんのしるしだ。ここにダウンライトを付けるから、野縁が
この場所を通らないようにしてくれってこと。」
なるほど〜!多くの職人さんが入る現場では、いちいち説明する
ことは出来ないのでこのように、テープ等に託して伝えるのです。



野縁を打つときの基準となる水平線。
引かれたラインは、天井の高さではなく、カラマツ板の厚さを差し
引いた高さ!仕上げをしてこそ、天井高さ。

 
この道50年の大工さんにより張られた天井。
長尺のカラマツ板は、その長さ3m90cm。
採寸をして、天井の幅に加工をします。

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09/06/29 17:35

内部工事、着々


S様邸では内部工事が着々と進んでいます。

浴室では左官屋さんがタイル貼りを、居室部分では大工さんが
天井の仕上げを行っています。

S様邸の浴室は在来工法。「お風呂はヒノキで」というお施主様
たってのご希望で、木の香りが存分に楽しめる、オリジナリティ
あふれる浴室となっています。

天井と壁上部には国産無垢材、洗い場と壁の下部にはタイルを
使用。タイルはお施主様のセレクトです。

午後に私が訪ねると、左官屋さんがタイルの下地にあたるモル
タルを塗っていました。

左官屋さんがコテを動かすたびに、無造作に積み上げられた
モルタルの山が、滑らかな平面になっていきます。
浴室の床は排水の関係上、微妙な勾配をつけなければなりま
せん。素人目には水平にしか見えなくても、見る人が見れば、
ゆる〜やかな坂になっているのです。

モルタルが塗り終わるとタイルを並べ、その後タイルとタイルの
隙間(目地)を埋め、養生します。ここまでくればあとは浴槽を
設置するだけ。浴室完成は間近です。

窓の外には浅間山、野鳥のさえずりを聞き、香り高いヒノキの
お風呂に入る…。そんな生活が日常だなんて!
うらやましいかぎりです!



壁の下部分はタイル貼りが終了しました。お施主様のご希望
で、窓から浅間山が望めるよう設計されています。


こちらは居室部分。天井仕上げの真っ最中です。
仕上げ材はオープンハウスと同じ国産カラマツ。

 階段も設置されました。

階段下の収納も工事進行中。

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09/06/18 15:31

外壁仕上げ・保護塗料塗布



S様邸では引き続き外壁工事が行われています。

現在作業しているのは建物南面の妻壁部分。(上写真のシート
に隠れているところ)この三角形の部分に無垢材を打ちつけて
いくのです。

他の面と違い、この部分は1枚1枚、木材を屋根に合わせて加
工していかなければなりません。大工さんにとっては時間と根
気の要る作業ですが、腕の見せ所でもあります。

足場に上って寸法を測っては、下に下りて木材を加工する大工
さん。ミリ単位の微妙な調整を何度も繰り返します。

木材がすべてはり終わると、今度は専用の木材保護塗料を塗
ります。塗料にはマホガニー色やチーク色、黒などのカラーバリ
エーションがありますが、S様邸では無色透明を使用。
ウェスタンレッドシダーの美しい木目を生かした、自然な仕上が
りになります。

この塗料は、木の変色を防ぎ、耐久性を高める効果があるので、
完成後も3年に1度のペースで塗っていただくことをお勧めしてい
ます。(人体に有害なホルムアルデヒドやトルエンを使用してい
ないので安心です♪)

塗料が塗り終わると、工事は建物北面の妻壁部分に移ります。
外壁のうち、この箇所だけが左官仕上げ。ここが終われば外壁
工事が完了となります。



現場で木材を加工。微妙な調整をしていきます。


玄関部分も終わりました。


天井仕上げも完了。太い梁と天井の木目が美しい!


建物北面。妻壁部分は左官仕上げになります。

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09/06/09 15:48

外壁仕上げ(木材)


S様邸では昨日から外壁の仕上げに入っています。

外張り断熱工法(6/3ブログ参照)を採用しているS様邸では、断熱材
の上から「通気胴縁」というものを45.5cm間隔で打っていきます。

通気胴縁

通気胴縁は、上図のような厚さ1.8cmの木製の板で、10cmご
とに直径5cmの通気孔があいています。
壁内の空気の流れを
促進させる役割があり、壁内の結露を防ぎ、住宅の耐久性を
高めます。

カビやダニの発生も抑制するので、家だけでなく人にもやさしい
環境を作ってくれるんですね。

通気胴縁が打ち終わると、いよいよその上から仕上げ材をクギで
止めていきます。S様邸の仕上げはウエスタンレッドシダー。
弊社オープンハウスの外壁と同じ木です。

ウエスタンレッドシダーは、その優れた耐久性から、北米では
太古より「生命の木」として崇められ、カヌーやトーテムポール
などに用いられてきました。(日本ではウッドデッキとして多く
利用されています)

無処理でも他の木材の数倍の寿命を誇りますが、
3年に1度、
専用の塗装剤(防水・防腐・変色抑制のため)を塗ると、ぐっと
寿命を伸ばすことができます。
(塗装の費用はオープンハウス
の大きさで30〜35万ほどになります)

外壁として無垢材をお考えの方は、必ずこのメンテナンスの手
間を考慮に入れていただければと思います。

仕上げ材は下図のように側面が凹凸上になっており、両サイド
の木とがっちり組み合うようにできています。(下図は“本実”と
いう組み合わせ方になります)
これなら継ぎ目から水が入ることがないので、安心ですよね!



今日は建物北面が完了。外壁仕上げは今週いっぱいかかる
予定です。




北面アップ。無垢材の木目が非常に美しい!出来上がりが楽し
みです。


外壁断面。矢印赤が気密テープ。矢印黄が通気胴縁です。

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09/06/03 15:59

外張り断熱で冬も安心♪



S様邸では屋根工事が完了し、外壁工事を行っています。

S様邸は定住用なので、「外張り断熱工法」を採用しています。
外張り断熱工法は、建物の外側を断熱材で切れ目なく包み込
工法で、安定した高い断熱性と気密性が実現できるのが特
徴です。

柱や梁も断熱材の内側になるため、構造躯体部分での温度差
が小さく、結露が極めて起きにくくなるというメリットもあります。
(下図参照)



軽井沢の冬は長く厳しいため、当社では定住用住宅のお客様
には「外張り断熱工法」をお勧めしています。そうでない場合に
比べ、コストは若干かかりますが(総費用の1割増ぐらい)、そ
の心地よさは歴然。

省エネ効果が抜群なので、一度部屋が暖まってしまえば、冷
めにくく、冷暖房費の節約になります。

S様邸では基礎部分にも断熱材が入っているので、冬も安心
です。

今日は、外壁の透湿防水シートの上に、断熱材をビスで止める
作業をしていました。(冒頭写真の緑色の部分が断熱材です)
この後、断熱材の継ぎ目を気密テープで塞ぎ、通気胴縁という空
気を通すための板を貼っていきます。

11月末には初雪が降り、2月の明け方には−13℃まで気温が
下がる軽井沢。しかし外張り断熱とサーマスラブがあれば、とっ
ても快適に過ごせ、冬が楽しくなること間違いなし!

最新の技術ってすごいですよね!

 




S様邸もガルバリウム鋼板です。(6/1ブログ参照)


サッシも入りました。

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