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2002年2月24日(3)

テロップの前だったろうか後だったろうか、芝生観客席のどこかから「…昌博………ありがとう!!!」(でよかったかな)と声があがった。ここにもまた、仲間の方がいる。なんというか、気持ちがほんわりとする。
(数年後、この声の主とひょんなところでお会いすることになろうとは思わなかった…。)

不思議なもので、自然と人は集まる。
ごくごく自然にMさんとAさん(タケハナオペラのくすのき賞の時にお会いした方)と一緒になる。お二人は初対面なのでそこからの話となる。
横断幕をパドックからはずしてこられたMさん、話しているうちにすこし涙ぐんでいる。

「まだ早いですよう。」

 笑いながら声をかける。でもMさんの気持ちは伝わってくる。
もうすぐ終わる引退レース、自分もひょっとしたら涙が出るかもしれない、そんな思いで出た言葉だったと思う。
・・というよりも、もらい泣きをしないように自分にも向けてその言葉をかけたような気がする。すでにこの時ぐっとくるものはあった。

「それじゃまた(レースが終わったら)ウィナーズサークルのところで。」
そう話して、思い思いの方向へ散ってゆく。

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