21/03/20 13:59

長野県の自然の素晴らしさ2

私は、週に一度は東京に戻り長野との往復は新幹線で通勤いたします。通い詰めて約9年になります。
先日、松本に用事があり中央東線経由で長野に移動しました。その日の天候は透きとおるような快晴で、車窓を眺めながらゆったりした気持ちでくつろいでいました。
甲府駅を過ぎしばらくして、茅野駅あたりに差し掛かりました。左手に眩いばかりの南アルプスが目に飛び込んできました。時間は午前中でしたが、太陽との角度が良かったのか、残雪とのコントラストの素晴らしい景色に圧倒され、心が洗われる思いでした。
日本にもこのように素晴らしい山岳があるのかと思うととても不思議気がします。
しばらくこの景色が続いた後、右手に中央アルプスが目に飛び込んできました。長野県の方々は幸せだなと・・・・!
そして圧巻は、松本に近づくにつれ北アルプス連峰も飛び込んできて、三重に得をした気持ちになりました。「アルプス」と名付けた意味が、心底納得いきました。
山は人の心を引き付けてやまないものがあると言いますが、分かるような気がします。

アルプスにちなんだ音楽のお話を少しだけいたしますと、リヒャルト・シュトラウス作曲の「アルプス交響曲」という楽曲があります。この曲は150人位で演奏されますが、この中には多くのホルン奏者(20人位)が配置されます。一度お聞きになってみてはいかがでしょうか。このホルンという楽器は音域(4オクターブ)が広く奏者泣かせの部分もありますが、ヨーロッパには素晴らしいテクニック持った奏者が多く、チューバのような低音から、高音域まで同属の楽器だけで全曲を演奏してしまいます。
現在一般的に使用されているホルンはフレンチホルンが主流ですが、ウィーンはウインナホルン(特殊なピストン式)が主流です。
ホルンの先祖はアルプホルン(直管)やポストホルンといわれています。中世においては、ヨーロッパの郵便馬車の御者(配達員)はこの楽器を吹けなければなりませんでした。よって、ホルン奏者は基本的に左手で楽器を支え、右手で手綱を操ります。ホルン奏者が左手でロータリーを操作する理由はここからきていると思います。メロディーは、倍音による音しか出せませんが、日本に例えますと戦の時の狼煙やほら貝、太鼓などの役目でしょうか。
当初この楽器は音程を変えるロータリーやピストンが無く、1つの調の曲しか演奏できませんでした。このロータリーやピストンを組み合わせて利用することにより、いろんな調整の曲が演奏可能になりました。ちなみにスライドトロンボーンは金管楽器の中では最も原始的な構造の楽器ですが、どんなメロディーも演奏できる、何でもできちゃうオールマイティの機能を備えています。ミサ曲などの合唱付きの楽曲には、ホルンやトランペットは無くとも必ずスライドトロンボーンが配置されています。

(S・K)

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