19/01/25 00:27
どんど焼きの後で
新年会・どんど焼きの後、バイクや車の話で盛り上がったTさんのお誘いを受け、新しく転入されたOさんと2人でご自宅にお邪魔しました。
ナナちゃんはそこの猫ちゃんです。
この写真は新年会の会場の公民館と、隣接する公園です。
どんど焼きは毎年この公園で行われます。
公民館と公園は、この住宅地を造成した会社が作ってくれました。
そして新しい町会として独立しました。
周囲の古い集落とは違う、新興住宅地です。
以来20年、現在42戸。
まだ5区画ほど空きがあります。
皆さん、いかがでしょう?
どこにでもあるような、ごく普通の住宅街です。
最初下見に来たときは面白くないのでやめました。
山の上のほうの古い集落の古民家を希望していたんです。
ですが、そういう場所はご近所との人間関係が難しいから敬遠したほうが良いというアドバイスをいただき、ここに決めました。
1区画がもう少し広ければ田舎暮らしとしては面白いのですが、適度に狭いのが良いのかも。
多忙なサラリーマン家庭には、広い庭は夏の雑草対策が大変です。
うちだけは少し広いです。一番端だったせいか、変則的な形をした土地です。
ちょうど目的に合っていました。
長野駅まで車で30分。平坦地で道路は広く、とても便利な場所ですが10年前までは”村”だったので自然環境は良いし地価は安いです。
やや松本寄りなので雪は少なく、長野市内よりもむしろ少ないくらいです。
標高500mなので夏は涼しいです。
田舎に住みながら都会的な生活ができます。
それで若い人たちに人気なんでしょうね。
首都圏在住で、ここに別荘を建てた人もいます。でもその人は元々この村の出身なんだとか。
やがてこちらへ帰って来るのかな。
家庭菜園をやりたければ、無料で貸してくれる農地がたくさんあります。
うちの場合は自宅の庭だけでも持て余していますが。
Tさんは元公務員で転勤族だったので、故郷はここから遠く離れた土地ですが、20年前にここに家を建てました。
だいぶ前に定年退職され、今は多才な趣味に毎日充実した生活をされています。
山里にたなびく薪ストーブの煙がのどかですね。
ご自分で伐採した木をチェンソーで輪切りにし、専用の薪割り機を使ってドンドン薪を生産し自給しています。
ご近所にも薪を供給されているようです。
薪ストーブは別棟の作業場などにも複数ありました。
まさに田舎暮らしの達人です。
山間部のほうにも土地を買って、木材や山菜などなど、そちらから採取して来られます。
お話うかがっただけですが、古民家と広大な山林をお持ちのようです。
珍しい山葡萄のツルで手編みの籠を作って販売しています。その道の作家として確固たる地位を築いています。
キーホルダーやブローチなどの小物も。
レトロな物がお好きで、昭和30年代の珍しい国産大型バイクを7台も!
うち1台は去年車検をとって実際に乗っておられます。
車も数台所有されています。
ガレージは自動車整備工場なみのすごい設備!!
本も出版されました。レトロなバスの図鑑です。
さらに今年6月に続編が出る予定です。
驚く事ばかり!
自分もこんな生活してみたい。夢のような目標です。
広い場所に恵まれた田舎暮らしの特権でしょうね。
今回は書ききれないので、詳しくはまた次回。
とりあえずナナちゃん特集ということで。
この日は会えませんでしたが、別に18歳の長老猫ちゃんもいるのだそうです。
ナナちゃんは2年前に保健所からきょうだい2匹をもらって来て、もう1匹は娘さんの家で飼われているそうです。
保健所にそのままいると”処分”されてしまうので、救出したのですね。
ナナちゃん助けてもらって本当に良かったです。
本当にお利口な猫ちゃんでビックリでしたよ。
私が帰るときには玄関外まで出て、ちゃんとお見送りしてくれました。
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この記事へのコメント
コメントありがとうございます。
山葡萄製の籠。
お値段は驚くほど高価ですが、それでも売れるのは価値をわかってくれる人が多いということなんですね。
素材の良さ、耐久性、入手困難、1個ずつ特注品ですごい手間仕事である事、を考えれば納得のお値段です。
妻は可愛らしい木の実で作られたキーホルダーを買って来ました。
こういう物を作る美的センスも素晴らしいと思いました。
元々は娘さんが東北地方へ行って講習を受けてきたそうですが、籠作りは力仕事なので女性には困難だそうです。
それを手伝っているうちにお父様のほうが夢中になってしまって、それが本職になってしまったのだとか。
ネットでTさんの名前で検索すると、たくさんのサイトがヒットします。
新聞にも何回か出ていますし、かなりの有名人なんです。
たとえば、このサイトをご覧ください。
https://385r.com/enjoy/%E5%...
高い木に登って材料を採っている写真もありましたが、すごい事だと思いました。
トラちゃんですが、車での移動は苦手だし今住んでいる場所からは1時間もかかるのでナナちゃんに会うのは難しいと思います。
私のところも5軒だけの新興住宅地でとても気が楽です。
Tさんは面白い方ですね。
好きなことをして仕事にもなって上手に定年後の生活をしていらっしゃいます。
きっと年とってる暇もないでしょうね。
サイトも拝見しました。
私思うんですけど絵より何か物を作る作家になればよかった。
絵って売れないんです(-_-)
高くてもその良さを分かってくださる方が作品を心待ちにしているなんて羨ましい限りです。
ナナちゃんはお育ちが良いですね(^^)
助けられたこともわかってる気がします。
コメントありがとうございます。
↑でご紹介したサイトはご本人の物ではなく、買ったお客様が喜んで書いたブログの記事です。
ここまで高く評価され、お客様に喜んでいただけるお仕事は良いですね!
Tさんはすごいバイタリティで、私にはとても真似できません。
気力・体力・知力充実で、疲れを知らない方です。
やりたい事がたくさんありすぎて、時間が足りなくて困るだろうと思います。
そういった活動には場所が必要ですから、作業場にするための土地を次々と買い増して、それをフルに活用しています。
絵が売れない・・・
Tさんともそういう話をしたんですが、籠作りも元々売るつもりで始めたんじゃないが、一生懸命やってたら評価されて売れるようになったとの事。
何がどういうふうに展開するかわからないが、とにかく一生懸命やっていれば良いんじゃないか、というお話でした。
私の場合は天体望遠鏡の自作ですが、今オリジナルのすごいのを作ってるんです。10年前から暖めてきたアイデアです。日本に数台?
実用化して使っている人はほとんどいないと思います。
それで昨夜は試写(天体用カメラです)したんですが、大成功!!
でも売れるような品物ではありませんし、売るつもりもありません。
自分の趣味の範疇で、自己満足で良いんじゃないかと思っています。
自分の人生が豊かになるんですから。
親戚関連とあんまり近いのも嫌だけど、今があまりにも遠いところに住んでて不便も感じるので、やっぱり生まれ育った土地から近いところに老後は住みたいなあとか思っちゃいますね〜。
手編みのカゴ、いいですね!
こういうの、こちらの買い物では重宝するので欲しいなあ。
お値段がそれなりにしても長く使えそうでいいですね。
ナナちゃん、救出されてよかった。
処分されてる犬や猫たちのことを思うとなんともいえない気持ちになってしまいますが、一匹でも多くの子がナナちゃんのように幸せな道をつかめることができたらなと願わずにはいられません…。
コメントありがとうございます。
そうやって将来の事を考えるのは楽しいですね。
不可能と思っている事でも案外実現できるものですよ、と言いたい。
この私がそうでしたから。
田舎暮らしとか移住とかUターンIターン、新聞などでそういう話題が最近多いです。
良い事ばかりのように書かれていますが、一方ではトラブルも多いらしく、村八分になって住んでいられなくなり裁判沙汰になっているというニュースがありました。
その人は、自分の生まれ故郷に帰ったのに、村八分なんです。
でも、よく読んでみたら、どちらが悪いのか?
私はどうも、この移住した人のほうが神経質すぎてかなりおかしいと思いました。
田舎へ行くと土地は安くてタダ同然の事も多いし、土地だけでなく古民家も付いて来るケースが多く、宝くじなんかに当たらなくても買えます。
ですが「タダほど高い物はない」と言われるように、なかなか大変なようです。
人間関係が複雑で、お金では解決できない問題が多いみたいです。
その点、お金だけで割り切れる都会のほうが良いかもしれません。
このカゴは使い込んで古くなるほど美しくなり価値が出る、というほど耐久性があるのだそうです。
もう芸術品の域に達しています。さすがにお値段もすごいですけど、惚れ込んで買う人が多いのですから素晴らしい事だと思いました。
こちらの保健所では時々犬猫の譲渡会が行われています。
しかしねぇ・・・処分されてしまうのがわかっているのに、なぜ保健所へ持ち込むのでしょうか?
犬猫はそんなに迷惑な動物なんでしょうか?
そういう所、根本的におかしいと思います。
にゃん友さんもできたですねぇ!
ナナちゃんかわいいにゃんこちゃんですねぇ!
ぶどうやアケビの弦のカゴ、すごく素敵ですよぉ!
おねえちゃんも戸隠あたりで見てあこがれてるですが、なんせお高くて^^; なかなか手が出ないです。
コメントありがとうございます。
たまたま趣味の合う方に巡り会えて、しかも猫好きとは嬉しいことです。
今まで飼った猫は皆20歳まで生きたそうです!
そういえば、戸隠で特注で籠を作ってもらった話がありましたね。
籠がお好きなんですね。
アケビ細工は昔から知っていましたが、山葡萄は初めてでした。
素材の入手が困難なので、これは特別高価です。
良質な物が採取できる季節は限られているのだそうです。
夏が涼しいというのも魅力的。
山葡萄のツルで作られた籠、素敵ですね!
実物を見てみたい!というか触れてみたい!
自然のツルで、こういう繊細な物を編むのって、かなりの技術が必要でしょうね。
それにしても、なんと多趣味な!
気の合う方とお知り合いになれてよかったですね(*^-^*)
トラちゃんとナナちゃんも、いいお友達になれるといいですね(=^・^=)