11/03/09 21:49
大雪の日に
午後から降り始めた雪は夕方に向かっていっそう、その激しさを増し、道に、建物の屋根に、見る間にその量を積み上げてゆく。
「さあ、えぶかい。えれえ雪だぜ」
「あーそーだの…明日にしるか」
外へ出てみてなんじゃこりゃ!
「おい、きかねえ気んなって降ってるじゃねえか」
「こりゃぁ、オラちゃっと帰らねえじゃ、クルマ登らねえよ」
前に1台、国道からそれて私の車を誘導するように県道を上っていく。
しかし、坂がきつくなると俄に遅くなる。スリップしている。
同じ四駆でも、後輪がモーターで駆動するタイプのクルマは駆動力が弱いようである。
そのクルマは、更に県道を逸れ、村道に。私と同じ方向。
なんだ、Tさんか。
しかし、村道に入る道が多少登りがきつく、クルマの通った跡がないためそこで止まった。
ならば、轍をつけて雪の抵抗を少なくすれば登れるかと、私が先に行く。
とりあえず上まで登って様子を見てみるが、Tさんは来る気配がない。
下まで下りてみた。
同じ場所でまだ苦戦している。
「だめかい?もっとあっちの方までバックしておもいっきり行ってみ」
ようやく登りはじめた。
しかし、途中でまたスリップ。
もう少し道を踏んでおいてやるか、と横をすり抜けて前を行く。後から登ってきたCちゃんがそれに続く。
Tさん、やっと登ってきた。
坂の途中で私に手をあげてあいさつしていく。雪道ではいちいち止まって礼を言ったりしない。再び動けなくなったら尚更迷惑をかけるから。
車庫の前でバックするとこんなラッセル。
ずっと春の天気だったのでちょっと新鮮
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この記事へのコメント
jojoba-n さん
私がこんなグダグダしてる間に樹氷になって20kmも30kmも走ってたんだぁ!
キャプテンはじめ、みんな長野かな?
コンセントレーションがすばらしい!
私がこんなグダグダしてる間に樹氷になって20kmも30kmも走ってたんだぁ!
キャプテンはじめ、みんな長野かな?
コンセントレーションがすばらしい!
投稿者: sasarahf
11/03/10 21:16
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かなり油断してましたよ。