11/03/19 23:42
山の庚
山の庚、それとも山の講?正確にはわかりませんが、この辺では(日本中?)3月17日と11月17日を山の庚と呼び、山の神様を奉る意味で集落の人々が集まって酒を飲みます。
「山の庚荒れ」という言葉があって、この日は必ず悪天候になるという言い伝えがあります。
事実、3月17日、11月17日の日に天気がいいことはほとんどありません。
わが地区では、数年前から17日にこだわらず、その近くの都合のよい日に常会(定例会議)と合わせて行うようになりました。
そして、今日がその日。
皆が一重持参で集まり、酒を酌み交わします。
冬は不在の家庭があり、また都合の悪いひともあり、でこの人数。
しかし、各家庭のかあちゃん自慢の一重はみんなの目と舌を十分に楽しませてくれます。
また、小谷は杜氏の里。小谷出身の杜氏の仕込んだ美酒はまた格別です。
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