11/07/26 23:54

われは海の子

文部科学省唱歌。

今の時代もみんな知ってるのかな?

 

四季に応じて好きな曲があるが、夏といえばこの曲。

爽快なメロディも歌詞もお気に入りである。

 

この曲を全部覚えた頃、気がついた。

これは海で生まれた人が、海で育ち、やがて海で独り立ちしていくまでの様子を誇り高く書き上げてあるんだと。

生い立ちを詩に込めてある曲は珍しいんじゃないかな。

 

          1.我(われ)は海の子 白浪(しらなみ)の
           騒ぐ磯辺の 松原に
           煙たなびく 苫屋(とまや)こそ
           我が懐かしき 住家(すみか)なれ

          2.生れて潮(しお)に 浴み(ゆあみ)して
           浪を子守の 歌と聞き
           千里(せんり)寄せくる 海の気(き)を
           吸いて童と なりにけり

          3.高く鼻つく 磯の香(か)に
           不断(ふだん)の花の 香りあり
           渚の松に 吹く風を
           いみじき楽(がく)と 我は聞く

          4.丈余(じょうよ)の櫓櫂(ろかい) 操(あやつ)りて
           行手(ゆくて)定めぬ 浪(なみ)まくら
           百尋千尋(ももひろちひろ) 海の底
           遊びなれたる 庭広し       

          5.幾年(いくとせ)此處(ここ)に 鍛へ(きたえ)たる
           鉄より堅(かた)き 腕(かいな)あり
           吹く塩風に 黒みたる 
           肌は赤銅(しゃくどう) さながらに

          6.浪にただよう 氷山も
           来(きた)らば来(きた)れ 恐れんや
           海まき上(あ)ぐる
           たつまきも 起(おこ)らば起(おこ)れ 驚(おどろ)かじ

最後の7番では軍艦が登場する。

昔の唱歌は最後には軍歌になるパターンが多い。

時代の流れの中で仕方ないことではあっただろう。中には桃太郎みたいに完全に侵略であることを隠さない歌詞もある。

 

自分の好きな曲はそういった部分を別に考え、好きな歌詞や古典的な表現を純粋に楽しむことにする。

カテゴリ[ 吹奏楽・音楽]   コメント[]   トラックバック[0] 

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