11/09/12 22:23
土谷祭りー相撲
日曜日はお祭り2日目。
本祭りとなる今日は爽やかな秋晴れ。
そして秋晴れのこの日、大北縦断駅伝大会が開催される。
う〜ん、駅伝見に行きたい!・・・いや出場したい!・・・むりむり、走れもしないくせに。
血は騒ぐが持ち場を離れて駅伝応援に行くわけにも行かない。
でもお祭りのこんな田舎風景、なんともいえず素直な気持ちになれる。
本祭りは恒例のちびっこ相撲。
いや、元々は大人の相撲大会でこの地区では戦前からの伝統を誇っている。
いつしか若いモンが少なくなるにつれて相撲を取る大人もいなくなり、クルマ社会で体は弱くなり、現代の忙しい社会では怪我したら仕事さえ危うい。
そんな中でも数人の若い衆は闘志満々に相撲を盛り上げてくれる。
これは初切(しょっきり)を務める二人。
初切とは本来禁じ手なしの相撲独自のお笑いパフォーマンスのようであるが、ここでは最初に土俵に足形をつける試合というような意味で行われる。
ちびっことはいえ、面構えたくましく先輩たちの取り組みに見入る子どもたち。
そして始まった熱戦!
やっと歩けるようになった子どもから上は大人まで、年齢・性別制限が一切ないため取組表を作る人は大変。相撲褌(まわし)を着ける人も準備のときは数人がかり。
そして迎える千秋楽?横綱戦。
この二人はいつも横綱を争う。
体格は違うけれど、二人とも実に強い!
わずかな隙があったか!? そうなると体格の差は如何ともしがたい。
持ち上げられた彼も小兵とはいえ身長170cmくらいはあるのである。
熱戦を見ていると自分も出たくなる。
自分もまた若い頃に「笹の川」なる四股名をいただいている。
決して強くはなかったが・・・・
神様にお供えした魚。
年に一度、本祭りのこの日は大きな鯛を献ずる。
花板はワタシ♪ ツマもケンもない。
こうしてお祭りは終わり、最後の焼き肉まで終わると同時に雷!そして雨!そして停電!
神様が、「お祭りは終わりだ、ご苦労!」と言ってるのが雷に混じって聞こえてきた。
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