12/11/26 19:56
第1回富士山マラソン
今年3度目のフルマラソン、「第1回富士山マラソン」に行ってきた。
結論から。
4時間41分8秒。順位は不明だが、我ながらこの足でよく走れたものである。
さて第1回富士山マラソンとは・・・・
昨年までの日刊河口湖マラソン、今まで河口湖を2周まわっていたコースを河口湖〜西湖を周るようにコースメイクをし、富士山マラソンとして開催された。
天気は。
朝、様子を見に外へ出てみた。
お〜!雲ひとつない見事な富士山!思わず拝んでしまった。
昨夜のこと。
参加賞引換所、前日は富士急ハイランド内の何とかいう場所、二日目は河口湖駅。
富士急ハイランドなんて何十年も入ったことがない。中へ入って引換所を求めてあっちへこっちへウロウロしていたのは私だけではない。
今年は初回開催のせいかな、SWANSのスポーツグラスつき♪
すーごく得した気分(^^)v
レースで遠方へ出かけるときはこんな自転車をクルマに載せている。
今回も宿から会場まで約3km、チャリ大活躍。
さてレースは・・・
会場は相変わらずの大混雑。なにしろ参加者2種目で23,000人。
実は(いいわけ)4日ほど前、練習中に左足をくじき、まだ痛みも腫れも引いてなかった。
それでも出てみたかったんだな〜。こんな故障中の足でフル走ろうっていう、無謀というか安易な発想は5年ほど前の長野マラソン以来。
スタートの号砲は菅原文太さん。お〜〜し!てなことを言いながらドン!
スタート通過までに5分。割と早い方かな。
走り出してみて、こりゃやっぱりだめだ〜(;_;) 足痛い・・・
3km付近、左足は体を一時支えるだけの棒状態。
ヒマな頭でつまらんことを考えてみた。
棒と化してる私の足(T_T)
暴徒化してる中国半日感情<(`^´)>
ボート貸してる河口湖(^O^)
棒融かしてるアイスキャンディ!(^^) なんちゃって♪
だましだまし10km付近、痛みが無くなっている。
蹴ることが自由にできるわけではないが痛みはない。
治ったのか麻痺したのかはわからないが、ちょっと気をよくして馬力を上げる。
河口湖大橋入り口で奇声が聞こえる。
??何のさわぎだ!
自然そちらの方へ行ってみると、有森裕子さんがハイタッチしている。
1万人を超えるレースになるとゲストがどこにいるかなど通常はわからない。
彼女は奇声によって自分の存在を知らしめ、ランナー全員とハイタッチしようとしていた。
彼女にとってはおそらく走った方がはるかに楽だったはず。そのプロ根性に思わず目頭が熱くなった。
河口湖をすぎて西湖への上り坂。これはきつい!
なんやかんやで30km過ぎ、足の痛みが再発し歩く。
気は折れていない。制限時間にはたっぷりと余裕があったので棄権する気はなかった。
たまに痛みがなくなるときがあり、走る。そしてまた歩く。
それ以上に悪化しているようでもない。
つまり、根性なしがゆっくりと歩いたり走ったりしているので程よいリハビリになっているのかも^_^;
ようやく河口湖大橋の下をくぐり、あと1km余り。
よく帰ってきた。感無量!
ちんたらレースのフルマラソンは何度も経験したがこんな気分は初めて。
そしてゴール!ゴーーール!
隣で座りこんでチップを外している人と話しながら感じる。
3時間あまりも同じコースにいるとみんなが友達に思えてきて、単独出場の寂しさは全くない。
完走賞のメダル。重い。
ここからはレース以外のこと(^_-)
ゴール地点ではサンプラザ中野さんがコンサートをしている。
もちろんメインは「Runner」。
彼はスタート前に替え歌を1曲披露した。
♪走る 転ぶ 血が出る 肉が裂けて 骨が見える
みなさん、そんなことにならないように気をつけてがんばってください!(^_^)/
何やらみんなが並んでいる。??? 並んでいる人にきいてみた。
A:あの〜何並んでるんですか?
Q:多分バナナとサプリか何かくれるんじゃないですか?
日本人は並ぶのが好きだとは聞くが…
そんなふうに私がゴールした後ゆっくり寛いでいる間にも、後続の人たちがどんどんとゴールしてくる。
なんでオレよりも遅い人がそんなに元気なの?
河口湖付近はこんなバスが走っている。
会場付近の交通渋滞は半端ではなかったようである。渋滞のためにスタートに間に合わなかった人には参加料を返す、という事態があったようである。
この連休はマラソンだらけ。
白馬界隈からも何人かのランナーが各地の大会に参加。
結果は様々であるが、みんな何かを得てそれをお土産に帰ってくることだろう。
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