13/06/03 23:51

草ぼうぼう

コンフリー。

この村で多くの家が乳牛を飼っていた頃導入した飼料作物。

繁殖力が強く、除草剤などでは簡単には枯れない。

そこで草刈り機の出番となるのだが、この草丈が長くなり早めに刈らないと自重で倒れてしまい、用水路などの上にベタッと蓋をしてしまう。

 

母は言う。

この草をくれれば本当によく乳が出たんだよ、と。

 

父が描いた夢、「乳の流れる里」。

クルマも、車道もない時代に地形を利用してパイプラインで牛乳を送り、集乳所でそれを受けて出荷する。この方法は脚光を浴び、父や酪農家の方がスタジオでNHKのテレビに出ていたのを覚えている。

私もまた送乳を手伝ったが、今の時代にやったら保健所が押っ取り刀でとんでくることだろう。

 

クローバーも、オーチャード、コンフリーもみな酪農家の遺品であるが、このコンフリーだけは牛飼いの悪さだと今でも言われる。

 

排水路の草刈りをする。

急傾斜地のことゆえ、排水路を草や木の枝で詰まらせると梅雨時に溢れた雨水で地すべりを起こす可能性がある。

 

こんなふうに横の水路もいくつかあるが、過疎となった今では手が回らず完全に埋もれてしまった水路はいたるところにある。

 

ときおり設置された集水マスの中は葉や草、小枝などでいっぱいになっている。

これを取っていたら、沢蟹が何匹か出てきた。

 

これはグミの木。

花が咲き、夏になると赤い実をつける。

グミは甘いものと渋いものがあるが、このグミは甘くてとってもおいしい。

草刈りの時はたまに口に入れているが、実は他人様のモノ(^_^;)

 

草刈りとドブさらいが終わり自分の仕事の跡をみて、きれいになっているとなんとも気持ちがいい。

でもいずれこんなキツイ作業もできなくなる。

日の手間つぶして汗流して一銭もお金にはならないが、ここで生きていく上ではこれも1年間の中のroutine workである。

どうなることやら・・・

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