13/08/08 20:11

唐松岳、帰りのハプニング

唐松山荘小屋。

おにぎり一個と水を補給。さあ下るか。

 

この雪渓よりも少し上、丸山ケルンを下ったあたりか。ハプニングが起きた。

50cmくらいの石に乗った右足が真後ろへツツーッと滑っていった。

 

とたん、ふくらはぎに走る激痛!

回りに人が大勢。他人に悟られるのが恥ずかしくて何事もなかったかのようにゆっくりと歩く。

だめだ、痛い。座って休む。なに、すぐ歩けるさ。

手で触れてみた感じではふくらはぎ真後ろ、ヒラメ筋付近の靭帯を伸ばした様子。

 

ここにいるわけにもいかない。ゆっくりと歩きだした。

踵をつくのは平気。幸い下り坂なので左足の筋力を頼りに踵だけをついて下る。

ときに石などで踵以外をつくとギャッと内心叫ぶ。

八方池まで行けばすぐに木道がある。道も広い。

 

帰りの八方池は雲が晴れ、ハイカーたちがくつろいでいる。

ビッコをひきながらでもリフトの時間には十分間に合う。

 

歩きながら思う。

あそこで足を痛めてなければ調子に乗って転落事故とか起こしていたかもしれない、この程度でよかったじゃないか。

 

ようやくリフトに着いた頃は負傷から2時間が経過。ふくらはぎはすでにパンパンに腫れ上がり、どんどん圧力が高まっていくのが感じられる。

リフト。

下についたとき係の方が「いま停めますから」と。

え?客がつくたびに停めるの?

きいてみた。「もしかしてオレのため?」

係員さんはにこっとして「そうです。」

「けが人ってわかるの?」

「上から連絡がきてますから♪」

ごく当たり前のように気持ちよく対応してくれた。

もう1本のリフトも、ゴンドラも同じように。

マニュアルがしっかりしている観光地の対応を見せてもらった。いや、個人の判断か。

ありがたかった。

 

ゴンドラの中で撮った右足。

母が写真を見て、こりゃ二升ビンだと。

 

ゴンドラを降りればそこに妻が待機してくれていた。医者の手配もして、早く早くと。

当番医の先生は足の様子を少し見て、病院へ行けと。

そのまま安曇病院へ車を飛ばす。

 

病院で安眠をむさぼること五日間。昨日退院を迎えた。

 まだ松葉杖に頼りながらではあるが、来週には自由に歩けるだろう。月末には走れるかな。

迷惑をかけた職場の皆さんや家族に感謝。

ご心配いただいた皆様、ありがとうございました。

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