14/03/28 22:40

あしたけ

アシタケ。それは足丈。あしたけスキーとも呼ばれた。

簡単にいえば足の長さの木に金属板を張った冬の遊び道具。

40年以上も前のイメージを再現してみた。

 

足の丈に切った角材にRをつけ、金属板を張り付ける。

それに取り付け金具をつければ出来上がり。

 

自分の小中学時代は当たり前にあったもの。

しかし、小谷中きいてみても土谷以外の人はそういうものは知らないと。おそらく山越えで下り3km弱の通学コースが生んだ文化なのだろうか。

小学生でも男の子はこのようなものを作り、通学に使用した。

 

冬の山越え通学路は大人がカンジキで道を踏み、その後を歩く子どもたちの坪足で自然に出来上がる幅30cmくらいに固まった雪道。

その道を一部の子どもはアシタケで滑って下った。

3月になれば野良が凍みて、陽があたって緩む前ならどこでも自在に歩ける。そんな時期はアシタケの天下。通学にわざわざ遠回りをしても楽しいバーンがあればそこを通ってアシタケ通学。

 

今は部材も買えば何でも手に入るが、当時はある物しかない。

ブリキの代わりに缶詰の空き缶を使ったり、足の先を留めるのにはプーリーベルトの使い古しを使った。

少し時代が進むとスキー用具が進化し、古くなったスキーのカンダハーのトップを使用したり、皮ひも(ラングリーメン)で踵部分を締めたり、スキーのエッジをはずしてアシタケのブリキの上からネジ止めした。

新しいスキーがおいそれと買ってもらえる時代ではなく、こういう部品も近所の年上の人のお下がりなどがほとんど。そのかわりお下がりも部材のみならず、技術も伝承された。

 

今回は栂池観光協会で子どもたちに昔の体験遊び企画、そのお手伝いをさせてもらった。

講師の宮崎氏が角材を各個人の靴に合わせて切っている。

 

子どもたちは、今回裏にに張り付ける金属板として持ち寄った空き缶をたたいて平らに伸ばしている。

 

金槌や釘など持ったこともない子どももいること、けっこう大人が手を入れる。

靴に合わせて取り付け金具などを取り付け、出来上がり!

 

出来上がったアシタケに名前を書く。かっこよく書けよ!

これを使って遊ぶのは明日の日程。

こう温かくて大丈夫かな。なにしろ足の裏と同じ面積しかない道具、足が潜るような柔らかい雪の上では使えない。

遊んでる現場も見たいけど明日は行かれない。ちょっと心配(-_-)

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