15/10/09 23:39

表銀座縦走〜常念小屋

大天荘。

時間がかかりすぎての焦燥感が強く、先を急ぐ。

 

ここからの道は楽だった。

下り基調のコースは今までとは変わって緩やかな道が続き、走ることもできる。

東天井岳、これも大きな山である。

 

このままずっと行くかと思いきや、突然の稜線入れ替え。

まるで線路がポイントで入れ替わるように左の尾根に移る。そしてその向こうに常念岳。

次なるコースは横通岳をトラバースするルートである。

 

さあ、着いたぞ!常念だ。下に小さく小屋が見える。

 

着いたと思ってもなかなか着かない長い長い道を下って、今度は本当に小屋に着いた!

 

このコースはよかった。鼻歌を歌いながら降りてきた。

ポイントには大勢の登山者がいるが、道にはあまりいないので勝手に大きな声で鼻歌。

〽 星が降るあのコル グリセードで

あの人は来るかしら 花をくわえて

アルプスの恋歌 心ときめくよ

なつかしの岳人 やさしかの君

 

時間はすでに3時。

まだ自分の中では下山できるかも、という思いがあった。これを「素人のあさましさ」という。

あさましい素人はこの山を登って三股まで下るのに2時間あればイケるんじゃないか、などと思っていた。

あるいはできたかもしれない。でもそれは疲れてなく、時間的余裕があってのハナシ。

今日はもう十分に歩き、現に1時間くらい前からつまづきっぱなし。下山が無茶なことくらい自分が一番よくわかっていた。

 

小屋を訪ねてみた。

「これから下ったらどのくらいかかりますか?」

「そうですね、一の沢でも暗くなりますよ。三股?無理です!泊まってください。」

 

というわけで2食付9,800円也をはたいた。

 

泊まる、となればまだ陽は高くやることもない。

じゃあってんでおひとり様、

アインス! ツヴァイ! ドライ! プロースト! んまいっ! 800円!

 

山小屋は予約があろうがなかろうが、周囲の登山者を収容する義務がある。

収容されたわけでもないが、屋根裏部屋に押し込められた。まあ、布団で寝られただけいいということだ。

無理に下山していたら沢の中で身動き取れないでいたかもしれないのだ。

特に泊まる予定ではなかったので着替えもなく、着の身着のままで布団にもぐる zzz

 

あまりよく眠れもせず、みんなは4時ごろから起き始める。

昨日きいたとき、ご来光は5:10くらいと言ってたが。

時間は早いが、5時前に外に出てみた。寒い〜

 

やがて明るくなりだし、今までライトの灯りが見えていた山容もはっきりと見えるように。

 

東の空が明るくなりだし、ここからがと〜〜っても長い時間。

気温はどんどん低下し、お天道様は一向に顔を出さない。相変わらず風も強くサムイ!

〽 ここはしろうま東の空に 煙たなびく浅間と白根

レンズのぞいてピントをあわせ 日の出待つ間のひとやすみ♪

 

反対側の槍ヶ岳でも早くからライトが動いているのが見えた。

 

そしてご来光!

 

常念が朝日に照らしだされる。

 

後の槍、穂高連峰は雲に隠れてしまった。今まで雲なんかなかったのに。

 

今日もいい天気をお迎えしたら、朝食は5:30から。

鱒の甘露煮。そういや昨夜はハンバーグ定食だった。

 

6:40、出発。いざ常念へ!

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