16/01/09 21:31
歳の神-どんど焼き
歳の神。賽の神?幸の神?
諸説あるようだが、せえのかみ。
今年は異常な雪不足。例年だと除雪機2台くらいで秋に立てた茅を掘り出すのだが、今年はかんじきで踏めば十分。
この日だけ使うかんじき。
1年飾ってあったわが家のだるま様。
去年の慶事は娘の結婚、息子たちの就職内定、地震からの家の復旧。
それらに感謝して両目を入れた。
それを茅と一緒に焚き上げる。
準備は明るいうちに地区内総出で行う。といっても8戸だけ。
雪が少ないのでその辺からかき集めて祭壇とお立ち台を作った。
祭壇にはみんなが持ち寄った道祖神とお神酒が進ぜられる。
点火!
今年の空きは北東、というようなことで北東側から点火。
書初めを棒で火の上に揚げる。これが高く揚がると字がうまくなるんだとか。
火が回ったら今度はみんなでお神酒で乾杯。
今年もよい年でありますように。
お立ち台から厄払いのみかん?をまく。
昔は厄年の人がこれをやったが、人が少なくなった最近は年男、年女、ほかになにか慶事などあった家庭でまくようになった。
まく物もミカンに限らず、お菓子、おひねり、雑貨など様々で楽しい。
子どもたちはモノが飛んでくると我先に拾う。これを見ているのも楽しいもの。
自分も今年は還暦なのでミカンをまいて厄払いをしてもらった。
火がおとなしくなったころ、持ち寄った団子を焼く。
この団子を食べれば1年間健康で過ごせるとか。
どうか健康で平和に過ごせますように。
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