16/02/22 21:54
雪中キャベツ
何度となくテレビ放映され、名が売れてきた小谷の雪中キャベツ。
先日も2度ほど違う番組で取り上げられた。
これは伊折から下里瀬方面を眺める図。
雪の下から収穫したキャベツを雪とともに箱に詰めて送る。これが人気があるようだ。
この日の放送で紹介されたこの鍋は地元のキャベツ農家のかあちゃん作。うまそう!
キャベツの芯をてんぷらに!
テレビのシェフが雪中キャベツを使ってお料理中。
え〜?ちょっと卑怯な気もする。こんな材料使えばキャベツなんかどうだっていいじゃん。
関係者みんなをじろ(囲炉裏)の周りに集めて、いっただきまーす!
道の駅のキャベツ直売所。
これは李平(すももだいら)の雪中キャベツ。
これは伊折。
雪中キャベツ。雪中甘藍と呼ばれてけっこう昔からある。
最近その味の良さが知られて日本各地で特産品として売り出されている。が、元の取れそうな価格になってきたのはここ数年のこと。
人のいい田舎の百姓は儲けようという気がない。それよりも人にくれてその喜ぶさまを見て満足する人が多い。
それはそれで悪いことではないが、きれいごとを言っても金に変わらないものは特産品にはなりえない。
特に田舎の生産者に多いのは自分の手間賃を勘定に入れないケース。
冬のさなかに深い雪を掘ってキャベツを収穫するのは大変な重労働である。
欲がないのはよくわかっている。しかしそこは労働力も必要経費として価格に乗せなければ雪中野菜の未来はない。
それでも売れるだけの価値も商品力もあるのだから。
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カテゴリ[ 産業・特産] コメント[] トラックバック[0]