11/08/28 23:53

中谷祭り・奴踊り

秋祭り。

ここ中谷神社は小谷ではかなり早い時期に秋祭りが行われる。

由緒あるこのお宮では古くからの行事が、数少ない若者たちに受け継がれている。

 

各地区ごとの竿についた灯籠がお宮に集まるとお祭りの開始。

最初に神輿が境内を勇壮に練り歩き、続いて子どもの狂拍子が行われる。

 

そして、小谷の観光資源ともなっている有名な奴踊り。

奴に扮した人が代官?を先導に入場し、その年の願いや揶揄を込めた奴歌を詠み上げる。

歌を作り踊るのは奴担当の長崎地区の皆さん。

詠み手が先に歌い、後を追いかけてほかの奴が皆で歌う。

過去の奴歌は江戸時代から保存されているという。時勢を読み取ることができる貴重な資料である。

 

そして今年の悪代官??はこの人。カズヒコさん。

よくお似合いだね。

今年の奴歌。

1.卯の年は

二年続きの大雪と 歴史に残る猛暑日に

案じられたる作物も 氏神様の御利益で

豊かな秋に息をつく 風おだやかな大祭り

 

2.ふるさとを

守り立てようと小谷っ子 気持ちはあれど職場なし

安心安全安定の 若者留まる村づくり

止まらぬ過疎に良策を しっかり頼むぞ新村長

 

3.揺れ動く

国政よりも大震災 未曾有無情の大津波

原発被害で放射能 日本列島大騒ぎ

諏訪のお宮に願かけて 鎮めたまえと奴共

 

過去の奴歌はこちら

http://www4.ocn.ne.jp/~nakaya24/yako/yatkko.html

中土局では今年の歌を色紙にして切手をつけて販売していた。

 

次は獅子舞。

私も獅子舞は10数年やってきたが、こちらの舞は上手!

おんべの舞。

 

これらひととおりの儀式が終わると神殿で主たる祭事に入る。

そこでは若い女の子(巫女)による浦安の舞も行われる。

 

諏訪神社なので、境内には建御名方命(たけみなかたのみこと)の幟が立てられる。

 

祭りが終わり、夕日があたる中谷大宮諏訪神社。

http://www4.ocn.ne.jp/~nakaya24/

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11/08/21 22:50

風祭

今日はお宮の風祭(かざまつり)。

風祭とは、文字通り風を鎮める祭。

毎年210日ころ、大風が起こる(台風)。その大風で農作物被害が出ないように、つまり豊作祈願の祭だということである。

 

午前中は作業。

いままで戸板しかなかった壁をアルミサッシにした。

今期の総代は職人揃い。大概の営繕は自分たちでやってしまう。

 

ふだんあまり人の来ないお宮なのでお賽銭投入口も作った。

内側から見ると・・・・

いままでお賽銭が投げ込まれていた窓の格子は、アクリルでふさいだ。

これで寒い時期のお祭りも安心。

 

今まで寒い時期は戸板で囲われた暗い部屋で、入り口大戸の格子からのすきま風をがまんしながらお祭りを行っていた。

これからは寒くなく、外も見える環境の中で祭ができる。舞の練習もできる。そして酒も飲める。

 

お祭りは午後から。

榊や幣束を新しい物と入れ替え、神主の誘導に従っていろいろな「儀」を進めていく。

そして一通りの神事が終わり、祭が終わるとあとは直会(なおらい)。

各家のかあちゃんの自慢料理をつつきながら酒を酌み交わし、新しい窓から入ってくる晩夏の景色を眺めて世間話に花が咲かせる。

これもまた、祭である。

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