11/04/23 21:40
消防喇叭
喇叭、これはラッパと読みます。
それはこんなモノです。
手や指で操作する機械的な部分は一切ありません。
口だけで音程をコントロールします。
春になって、4月末に消防団出初式をひかえ、小谷白馬両村とも消防ラッパ隊の練習に力が入っています。
出初式に消防ラッパは欠かせません。
行動、敬礼、表彰、そして行進、すべて号令とともにラッパが響きわたります。
春の出初が終われば夏は大会があります。
小谷の大会(分団対抗)、大北の大会(市町村対抗)、大北大会の優勝チームは代表として県大会に行きます。
私が吹奏楽の世界に入ったのは消防ラッパが最初でした。
地元に就職したときに
「われ、消防団に入ってくれねえか」 と言われ、もともと音楽好きだった私は
「ラッパやらしてくれりゃあ入る」 と言ったような気がします。
吹奏楽の経験など何もなかった私が、初めてラッパ隊の練習を見学に行ったときのカルチャーショック!新鮮でした。
このオヤジ達があんなに上手にラッパが吹けるんだ!
オレもあんなふうに吹けるようになるんだろうか・・・・
学校に吹奏楽部など無い時代、ラッパなんて幼少から英才教育を受けてなければ吹けない、と信じていました。
「大丈夫、お前ならすぐうまくなるわ」
何の根拠もないその言葉を信じて、練習しました。
毎日、毎日、夜周囲の迷惑も顧みず、日ごとにひとつずつ音が出るようになっていくのが楽しくて仕方ありませんでした。
そんないきさつから吹奏楽の世界に入ってン十年。
友を得、師を得、仲間の輪がひろがり、そして子どもも1人がその世界に入ってくれました。
音楽もスポーツも、いや、何にでも共通していえることは・・・・
技術的にどんどん上達するのは初心者のほんの一時期。
あとは・・・・気ですね!
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