11/06/13 22:43
大失敗!
昨日のこと。
毎年恒例、「山の音楽家」で白馬メディア&特養白嶺の慰問演奏があった。
聴衆がお年寄りなのでその人たちが知っていそうな童謡、唱歌、昔の歌謡曲などを演奏するのがいつものパターン。
その中の一曲。 レトロ歌謡曲メドレー。
Euphoniumソロで「ゴンドラの歌」があった。 そうそう失敗するような曲ではない。
しかし!事故はそこで発生した!
「ゴンドラの歌」の後に続くのはTrumpetの「カチューシャの歌」。
ゴンドラの歌の歌詞〜命短し恋せよ乙女〜
カチューシャの歌の歌詞〜カチューシャ可愛いや別れのつらさ〜
どちらの曲も弱起で始まり、ソ〜ドという同じ音形から始まる。
なぜか、なぜかそのとき私の頭の中にはカチューシャの歌の歌詞がすり込まれていた。
先生の指揮を見ながら、ソロを吹き始めた。
カチューシャの歌を!
そんな楽譜は私の譜面のどこにも書いてない。
指揮から楽譜に目をうつし、愕然とした。 曲が違う!
あわてて修正しようとするがうまく入ることができず、やむなく最初のフレーズを捨て、次の「紅き唇あせぬまに」のフレーズのみの情けないソロ。
ラッパを吹いて数十年、今まで失敗したことは数あれどソロの場面で違う曲を吹いたというのはおそらく初めてのこと。
思いこみとは恐ろしいものだとつくづく感じた。
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