12/01/30 22:48
雪、また雪
来る日も来る日も雪、また雪。
寝て起きれば腰までの積雪、という印象が最近は強い。
わが家は茅葺き屋根にトタン葺き。急勾配なので雪はすぐに落ちる。
しかし、そのあとはこの状態。こんな朝が続いている。
腰までの雪をかき分けながら車庫まで行き、除雪機を持ち出す。
小谷村では各地区に多少の地元負担金で除雪機が配備されている。
うちではそれを使わせてもらっている。
家の裏側。ここの雪も片づける。
雪に埋もれていた部屋にようやく明かりがさす。
裏側は急傾斜となっているため、7m程度ある屋根に雪がつきそうである。
そしてもはや裏側に雪捨て場がなくなってきた。
うちはまだ母屋の雪だけは落ちてくれるので楽である。屋根に上るのは土蔵だけ。
屋根に雪が3m、5m積もっても早々つぶれるものではないが、天気が緩んだ時が怖い。
2月になればいつ雨が降っても不思議はない。
積雪に雨が降れば、雪はたちまち数倍の重さとなって家を押しつぶそうとする。
そんなことにならないように、皆は苦労しながらなんとか屋根雪を落とす。
本日、村に豪雪対策本部が設置されたようである。
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12/01/25 22:17
ちょっとさびしい冬景色
屋根の上でちょっと一服。とうちゃん、落ちるなよ!
雪化粧をした柿の木。たわわに実った柿の実は収穫されていない。
鳥たちの冬の貴重な餌場である。
農協の移動購買者で買い物をする人たち。
近くに店ももなく、足もないこの人たちにとっては命綱であるとともに、わずかでも買い物の楽しみがある。
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12/01/24 22:19
粉雪
今朝は膝上まで積雪があった。
なんて軽い雪!膝上まであるのに何もないように歩ける。
今夜はマイナス3℃。
小谷では低温のほうだ。
細かい雪が降っている。
除雪機のVベルトを交換しようと思って買ってきたが、この時間ではちょっと・・・・
明日の朝早起きする!
・・・毎朝そう思っている・・が・・・
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12/01/22 22:56
またまた雪堀
都道府県駅伝を見たあと、今日も雪堀。
前回のお宮の屋根雪始末。
放っておいてもいいのだが、また今週は雪模様。次回屋根雪を落とす場所がなくなってしまう。
「屋根雪上げ」なんて耐えられない!
除雪機で2段に分けて掘っていく。
結構時間がかかった。
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12/01/11 23:29
凍み大根
母が凍み大根を作っている。
秋に収穫してあった大根を煮ていったん外気で凍らせ、それをつるして寒風にさらし、凍る、乾くを繰り返して凍み大根ができあがるということかな。
で、これは・・・・煮付けて食べるのかな?
一緒につるしてあるのは大根の葉。
鶏の餌になったり人間の餌になったりしている。粕汁にすると美味しい。
これをつるした今日午後より、今期一番の猛吹雪となった。
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12/01/08 23:13
賽の神
おんべ、三九郎、どんど焼きなど呼び名は地方によって様々。
わが地区では「せえのかみ」or「どんど焼き」という。
「せえのかみ」は賽の神なのか幸神なのか、その辺はよくわからない。
とにかくその「せえのかみ」が今日行われた。
午後からみんなで準備。
秋に立てておいた茅の周辺を除雪し、広い会場を作る。
茅のまわりはだるまやお札、つまり去年一年家庭を守ってくれた縁起物をおいて一緒に燃やす。
正月のしめ縄もこの時に燃やす。
祭壇に飾る道祖神。
各家でクルミの木に顔を描いて無病息災を願う。
これは家にいないわが家の子ども3人分。
長女の顔は母が描き、長男次男の顔は私が描いた。
絵心がまったくないのでなんともナンセンス。
祭壇に持ち寄られた各家の道祖神。
それぞれに個性豊かで楽しい。
繭玉と呼ばれるカラフルなだんごを作って「だんごの木」に刺す。
この木はなぜかミズキと決まっている。
みんな集まったらいよいよ点火。
暦を見て今年のあきの方角から火を点ける。
そして御神酒で乾杯。
燃えさかる炎に新年の書き初めした紙を投げ入れ、これが炎の勢いで高く上がれば字が上手になるという。
私の書き初めは高く上がったことはなかったに違いない。
やがてお待ちかねなのは、みかんまき。
その年の厄年の人がまくのが慣例であるが、人数の少ないわが地区、最近は厄年に限らず年男年女や何かよくないことがあった場合、願掛けなどあらゆる意味を込めてまく。
今年はたくさんまかれた。
みかんだけでなく、おひねり(貨幣)、菓子などが会場に乱れ飛ぶ。
これにより厄を落とすわけである。
このあと下火になったオキを利用して繭玉のだんごを焼いてそれぞれに持ち帰る。
これを食べると、健康で過ごせるとか御利益があるとかいうわけである。
無事終わった「せえのかみ」。
道祖神の御利益で今年もみんなが元気で過ごせることだろう。
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12/01/06 21:49
屋根雪
今シーズン最初の屋根雪落とし。
職場の屋根、4ヶ所。
場所はそれぞれ遠く、面積もあり、積雪量のあるが、スコップ隊10名、機械オペレーター3名という自衛隊も真っ青な陣容である。
私の上がった屋根は2ヶ所。
上ってみればここは意外と積雪が少なく、背丈まではない。
短期間で気温の変動が少ない時期に一気に降った雪は雪の層が少なく扱いやすい。
コツは雪のかたまりをいかに崩さず落とすか。
スノーダンプのランディングバーンを常に平らに保つこと。
自分の移動を極力少なくすること。
ができればたいした重労働ではない。
これらは小谷温泉で屋根雪掘りを手伝ったときに教わったこと。
昔、祖父がよく言ってた。
「雪掘りで体が痛いなど、仕事が下手というものだ」
仕事が下手だったかな。今日は疲れた。
“楽しみにしていた”ラン、夕方白馬方面へクルマを向けてみたが途中でくじけて帰ってきてしまった。
明日は家の除雪。
屋根はほんの少し、ほとんど機械だから楽である。
仕事の合間に飲むコーラが楽しみである。
また太る・・・・
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