12/11/23 21:35
屋根裏に隠された財宝
母が言う。
たしか絹糸をよる機械を屋根裏へ上げたと思うが、ねえかいな?
そこで探検隊はヘッドライトを点けて屋根裏へと向かう。
茅葺き屋根の大きな家である。
屋根裏とはいえ、へたな小さな家以上の容積がある。
みつけたのはこれ。
私にはよくわからないが、母のメガネにはかなったようである。
繭から一本ずつよりだす糸を何本かまとめて、絹糸として作る機械らしい。
これはなにかな?わからない。
これはたぶん羊毛を紡ぐ機械かな?
こたつの櫓がいっぱい。
一方40cmくらいの小さなこたつ。
昔は家族が大勢で部屋もたくさんあったので、各部屋へこの櫓を配置し暖をとっていた。
もちろん各部屋にこたつを据えられるように穴を掘ってあった。
刈り払い用の鎌。
昔は刈り払いも頻繁にやっていたから草があまり強くならず、よく研ぎさえすればこの鎌で楽に仕事ができた。(と思う)
私は使い方を知らず振り回して叩き切ることが多く、よく鎌の柄を折って叱られた。
これは・・・きっと蚕を飼ったカゴだな。
これも蚕の道具だろうな。
たぶん2階から1階へ蚕のごみを落とすときに使うんじゃないかな。
棟札が出てきた。これはまだ新しい。
平成7年豪雨災害の折、全壊扱いになったわが家を修復したときのものである。
あらためて見ると、本当に大勢の人たちに助けられて今ここに住んでいられるのだと感じる。
その年、災害前に父を亡くし、それまで社会に出たことのなかった自分は何もわからないまま災害に遭い、荒療治の中で社会を学んだ。
助けてくれた人たちはこの棟札に書かれている人たちの何倍もいるけれど、その方々への感謝を忘れてはいけない「象徴」がこの棟札なのである。
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12/11/22 23:03
結婚式
あす11月23日小谷村大網地区でちょっと変わった結婚式が行われる。
今年から大網で暮らし始めた二人が、ここ大網で手作りの結婚式を挙げるのだという。
会場は大網神社&公民館。
準備に駆け付けた近在の人たち。お宮の舞台の中に胡床(こしょう:イス)が持ち出され、これから準備にかかる模様。
ここで結婚式ってやったことあるのかなあ?ときいたら
ない!と地元の人が即答。
この女性の方が新婦になる方である。
左は神主さん。
今、大網を一生懸命に盛り立ててくれている若い衆の中の一組である。
思い出に残る結婚式を挙げて地元で幸せになり、また地元を幸せに導いてほしいと願う。
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12/11/16 23:08
小春日和
一昨日朝の雪が屋根から落ちてたまっている。
わが家の「天然玄関足拭きマット」である。
久しぶりに青空が広がった。
大網近くから見る雪倉岳(左)・・・かな?
大網に来てみれば、晴れ間のことゆえ誰も家にこもっている人はいない。
「おーい、今行くわ!」といって元気に歩いてくるばあちゃん(右)。
こちらでも。
「待たせたね〜」と言いながら歩いてくるばあちゃん。
みんな元気♪
こんな小春日和には雨飾山が思いっきり微笑んでくれる。
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