12/04/29 22:35

春祭り

4月29日は毎年恒例の春祭りの日。

祭りといってもどんどんひゃらら〜の村祭りではなく、役員だけで行う「祀り」である。

 

しかし春一番のこの日は村の人たちが総出で境内の掃除を行う。

冬の間に境内に落ちた杉の枝葉などは量にして大型ダンプ1台分くらい。

 

 

ご神木までの参道はまだ雪が残っていて掃除にならないので、雪の上のごみだけをさらう。

腰掛杉(ご神木)の案内看板は雪で倒れているが、修復は雪が解けてから。

 

午後はお祭り本番。

神主が来て紙垂(しで)や玉串を新しいものに取り換える。

お祭りは春祭り、大祓い、風祭、大祭などがあり、そのたびに行う儀式はやや異なる。

神主が「おーーーーーーー」とサイレンのような声を出すことがあるが、これは警蹕(けいひつ)といい、神様を呼び出す、あるいはお帰りいただく意味のもので儀式の最初と最後に行うそうである。

 

お祭りが終わると、おきまりの直会(なおらい)。

一重持参ということで、各戸のかあちゃんたちの自慢料理が集まる。

春はいつも豪華。ちょっとシャバでは口に入らない珍味が集まるのもこのとき。

こごみ、うどの芽の天ぷら、手作りこんにゃく、ヒル(あさつき)、珍しいところではクマの肉、シカの肉、限定製造の生酒など。

写真ではよくわからないが、見た目よりかなり豪華。

美酒、珍味に箸と話題はとまらない。

 

小谷村天然記念物に指定されている土谷神社のご神木「腰掛杉」。

  

周りの杉が大きくなって目立たないが、ひときわ大きく貫禄がある。

村の鎮守様に災害や戦争のない平穏な日々をお願いしてきた。

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