13/04/21 21:03
雪の長野マラソン奮戦記
悪天候が心配された今日の長野マラソン、みぞれの寒い天気で迎えた。
多くの人が着ていたポンチョ、カッパ、、ごみ袋。
敢えてそういったものを着用せず出場した。なるべくいろいろ身につけたくない。
整列して待っているだけで上半身は濡れてくる。寒い。スタートはまだか。
そしてスタート。例によってスタート位置へ来るまでに10分近くかかる。
走りだし、突然止まる選手たち。
水たまりを避けているため。避けようが避けまいがすでに靴はびしょびしょ、足は感覚がなくなりつつある。
でも水の中に足を入れたくはない。
今回は練習不足(いつも)と体重増で完走できる自信がなかった。
しかし参加するからには完走のために最善を尽くすのが「選手」。自分とてエントリーした以上は足は遅くても「選手」である。
後ろから焦って前に出ようとする他の選手たちを横目で見ながら、10km地点1時間かな・・・いやスタート地点でこれだけロスがあるから無理か。そんな計算をしながらゆっくりと走る。
小気味よいピッチ走法と体幹が自分を支えるのを感じる。
イメージは直前に行ったロングラン。
その中でピッチ、ストライド、時に足元を眺めて進み、時に胸を張って遠くを見る。そんな走りの経験がピンチの時に自分を助けてくれるという漠然とした思いがあった。もちろん上り坂の走り、下り坂の走りも遅いなりにマスターしているつもり。
時計に示される5分23秒/kmの数値が動かない。イーブンペースが崩れない。
自分に負ける気がしなかった。
いつも不安に感じる27km付近の堤防、松代SA付近のアップダウン、35kmの壁、それらの不安が全くない。
負ける気がしなかった。
こんなアグレッシブな走りを保てたのはフルでは初めてのこと。
吹奏楽の音に思わず惹きつけられてなるべく近くを走る。
「♪負けないで」 うれしいなあ。おれにも吹かせろ(笑)
途中2か所でバナナと水を補給。
いかに寒いとはいえ、水分は補給しなくては。
ところどころにマラソン川柳が掲げてある。
それがまた今日の雪まで励ましに変えて実にうまく作ってある。残念ながら内容は全く忘れてしまった。
後半、子どもたちのハイタッチがうれしい。
なぜか子どもたちのハイタッチは力が出る。前半も子どもたちはハイタッチしてくれるが、それは受けない。調子に乗って前半に力を出してしまうことが怖い。
みんなの、濡れて鼻水まで吹いている手袋にハイタッチしてくれる気持ちがうれしい。
視覚障害ランナーも何人か。
ひもで手を繋いで走る視覚障害者と伴走ランナー。その後ろにもう一人ついている。
後ろの人にきいてみた。
「2人で交代にフォローするんですか?」
そうだ、と言ったがたぶんもう一人は周囲のパトロールも兼ねているのだろう。
もちろんそれだけの走力と研修と練習、さらに障害者とのマッチングも何度も試したうえでの参加だろう。本当に大変だと思う。
38km付近、ここまでイケイケで押してきたが、足にきた。
あと4km、がまん。
40km。あと2km、がまん。ただひたすらがまん。
応援にも様々な言葉がある。
がんばれー!はまあ普通。
最後の方の応援で今日うれしかったのは
「よく来た!速い、速いよ!」
逆に困る応援。
「あと2km!がんばれがんばれ!」
これが正しければいいのだが、あと2kmと聞いてしばらく走った後に【あと2km】の標識があったりすると本当にがっかりする。これは地理を知らない場所のハナシ。
最後の左カーブを曲がってスタジアムに飛び込むときの感動はフルマラソンを走った人でなければわからないものである。これだけを想像して走ってきたと言ってもいいくらい。
スタジアムの中は子どもたちが並んで踊ったりハイタッチしてくれたり、おつかれさま!と大きな声で迎えてくれる。
これは本当に涙が出るくらいうれしい。
そしてゴールする順にフィニッシャータオルをかけてくれる。
面白いのはゴールした選手たちが皆でスタジアムの壁を押している。
アキレス腱をのストレッチをしているのであるが、皆で並んでやっているとあたかも壁を押しているか支えているかと見えてしまった。
ラーメンが食べたい!
着替えて車に乗り込んだらもう体が動かない。クルマから降りたり移動したりが面倒くさくてラーメンも風呂もないまま帰ってきた。
うちの奥様、ランナーズアップデートで小谷白馬の選手20名ほどの記録を全部チェックしてあった。
ちゃんとダンナを真っ先に、優勝した川内選手は一番下に書いてあった。できた女房である。
小谷の参加者は自分含めて3人だけ・・・
明日は動けるかな。数日は休養♪
応援いただいた皆様、ありがとうございました!おかげさまで今年も無事完走できました!
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13/04/20 21:13
長野マラソン前夜
いよいよ明日!長野マラソン。
今日は法事で受付に行くことができなかったので、たいちゃんに受付をお願いした(^_^;)
参加賞は例年通り、オリジナルTシャツ。
このほかに完走者にはフィニッシャータオルがゴールと同時に渡される。
多くのスタッフに支えられる長野マラソン、しかしその前夜は思いがけぬ雪!
ハーフならば多少の寒さや悪天候は体が熱いうちに何とかなる。しかしフルとなればそうはいかない。
殊に練習不足の今年は足が止まった後の寒さケアを考えなくては。
そこで。買ってきたのはハンディーポンチョ♪ これなら雨も最低限防げて、不要となればポケットに突っこんでもおける。
ランナーズアップデートというものがある。
パソコンやケータイから選手のナンバーや氏名を検索すれば、その人が今どの辺を通過したかわかるもの。
1万人のランナー、現場で探そうと思って探し出せるものではないが、こんな方法ならその人が今どの辺なのか見当がつく。
また応援に行かずとも概ねの通過地点やタイムを知ることができる。
みなさん、身近な選手の方に応援をお願いします!
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13/04/16 23:37
仕事をさぼって(^_^;)
いよいよ5日後に迫った長野マラソン。
人にきかれれば、ちょっと長野で散歩してくるから、なんてとぼけたこと言ってるけど実は大マジメ。
いかに完走するか!
4月はダメ。
4月に入ったとたん、会議飲み会吹奏楽etcetc.
練習になどなりゃしない。
今日、どうしても一度体を痛めつけておきたかった。
そこで仕事を2時間ほど早く上がらせてもらい、ロングラン。
白馬町から青木湖まで迷走ラン。
佐野坂塩の道で何かがガサガサって。
クマ?と思って見たらカモシカがすぐ近くから猛スピードで逃げて行った。
歩く人間は見慣れていても走る人間には慣れてないかな。
夜は吹奏楽の練習。
体疲れてたし、吐きっぽいし、途中で帰ろうかと思ったがなんとかこなしてグタッ。
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13/04/08 23:53
奇跡の脚力?
昨夜は飲みつぶれてダウン。
今日はその毒汁を出してしまおうかと、買い物がてら糸魚川へ来た。
ちょうど夕陽に間に合った。
糸魚川は桜がほぼ満開。
これは市民会館前の桜。並木の夜桜がとってもきれいだった。
市民会館を起点に新しいバイパスを走り、早川を上る。
早川方面は初めてなので目標地点がない。
あとで地図から判明しそうな場所を選んで折り返し。
時間とペースから17kmくらいかと思っていたが、帰ってジョギングシミュレーターに落としてみればなんと!
約20km。所要時間1時間40分。
ちょっと気を良くした。
さて表題の奇跡の脚力とは・・・自分のことではあるが、この距離や時間ではない。
体重!
自分のこの身長でこの体重。
ランナーとしては走れるはずのない体重である。
マジ走る気なら少なくともあと10kg落とさなくては。欲をいえば15kg。
この距離を、この歳で、この体重を支えて20km走りきるこの足はまさに「奇跡の脚力」だ!
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13/04/02 07:54
ロング
昨夜は小谷→白馬駅→八方→岩岳→栂池→千国→小谷。約26km。
2時間30分ほどかけて気持ちよく走らせてもらった・・・が
体がダウンしてしまい、風呂から出られなくなってしまった。
なんとか這い出しそのまま寝床へ。
はあ〜疲れた。でも満足(^^)v
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