13/07/30 23:16
三ケ村
三ケ村。
北小谷のこの地区は光明(こうみょう)、合子(ごうし)、野地(のじ)の3つの集落からなっているが、真ん中の合子は40年近く前の火事で全戸転出し、一番上の野地はこの春に最後の1軒が転出、残っているのは光明の3戸だけである。
光明上部にあるお宮。
猿から作物を守るために共同で7段の電気柵を設置している。
写っているおばちゃんは草刈りをしているのだが、実は4mほどの梯子を斜面にかけてその最上部に乗って作業をしている。
咲き乱れるのはひまわり?
この画像を見れば急峻な地形が想像できるだろうか。
それでもこの3戸の人たちはがんばってここに暮らす。
住み慣れた故郷というものは離れることができないものである。歳をとればとるほど・・・
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13/07/08 22:32
目立てチェーンソー
プロバイダさんの指導で写真がアップできた(^^)。
中山間地の補助金でチェーンソーを購入。
目立てがうまくできないので、冗談で農協に「目立てできるチェーンソーはないか?」ときいたらなんと「あります」との返事。
で、買ってしまった。
目立て器具はこんなもの。
開くと中に砥石が入っている(取り替え可能)。
金属柱にそって刃の部分をセットする。
フタを閉めてエンジンをかけ、刃を回転させながら抑え込むこと数秒。
はい、出来上がり♪
本来、目立ては刃の内側からやるがこれは外側のみ。当然刃の形状自体が違う。
刃の減り方も早いことと思うが、それほど使用頻度が多いわけではないので気に入ってる。
先日切り倒した杉の断面。
なんと年輪の幅の広いことか。よくいえば土が良いといえるが、悪くいえばこんな杉は使い物にならん。
それにしてもとんでもないところに節がある(-_-;)
育ちの早い土壌の杉、雪国では「杉起こし」の作業を早い時期にしなくて済むようになるのでらくではあるが、やはり手入れをしないとこんなモノにしかならない。
時間さえあれば、採算さえ取れれば、春は杉起こし、夏は下草刈り、秋は枯れ枝ひろい、冬は枝打ち。
そして50年に一度くらい杉を伐って売る。50年ほど前の日本の姿である。
暮らしの哲学はともかく、このチェーンソーのおかげで邪魔な杉を15本ほど切り倒した。
その話はまたいずれ。
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13/07/06 20:14
蛇のハナシ
昨日からなぜかFCKeditorが使えず、写真がアップできない。ハプニングは不思議とプロバイダさんがお休みになる週末などに多い。問い合わせも出来ない(>_<)
さて今日のこと。
畑仕事に行こうと準備をしていたら家の方で何やら呼んでいる。
なんの騒ぎかと行ってみれば...
茶の間の縁を蛇がはっている。
なんだ、蛇か。でも女性陣はM8の地震がきたような騒ぎをしている。
やや小さめのアオダイショウ。
首をヒョイと持ったが、腕に絡まれると外すのが容易ではないので両手で持っていく。
蛇持ったの久しぶりだなぁ。
少し離れた草むらの中に投げ捨てた。あとで母に殺さなきゃまた来る、と文句を言われたが殺生はしたくない。
ところで蛇を焼いて食べることはよくあったが、大概はシマヘビだった。
でも、うまいのはマムシ。
マムシは肉が柔らかく、内臓は串に巻きつけて照り焼きにすれば絶品である。
今はあまり蛇も見かけないよな気がするが、嫌いな人はよく見るようである。
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13/07/01 20:18
ままの草刈
取りいだしたる新兵器、というほどのものではないが鋲の生えた長靴。
これで何をするかといえば、ままの草刈。
ままとは斜面・・・ちょっとニュアンスが違うか。法面といった方がいいか。
山の棚田や段々畑、斜面なので必ず畑や田んぼの両側にままがある。
上側の斜面を上まま(ワママ)、下側の斜面を下ままという。
今回刈るのは家の下まま。
この急傾斜は草刈り機を持って山側の足はほとんど膝で立っている。こんなスパイクシューズがないとズリズリと下に落ちていく。
写真に撮るとずいぶん緩斜面に感じるなぁ。
茅とタカバ(いたどり)が背丈よりもはるかに高く茂っている。
刈る前はこんな感じ。
そして刈った後。
一生懸命刈ってほめられるかと思いきや、大事なモノまで刈ってしまったとお小言をちょうだいした。
トホホ・・・(TT)
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