13/06/21 22:27

猿にはやらない!

そろそろ早い野菜の収穫が近づくと猿が大勢で出稼ぎにやってくる。

猿は群れを作り、ボス猿がいて周囲をメスと小猿が囲むような、つまりハーレムを作って生活する。

やがて老い、若い猿と決闘して負けたボスはその座を追われ、群れからも追い出されてはぐれ猿となる。

ボスは権力と同時に群れを飢えさせない責任を負う。春は木の芽や虫、夏〜秋は木の実や農作物、冬は木の皮を剥いでその下の虫を食べたりして過ごすのだとか。

 

猿の社会のシステムはさておいて、大挙して農作物を荒らされるので農家はたまったものではない。そこで猿と人間の知恵比べが始まる。

たとえばこんなふうに。

小谷で南部ではあまり猿はいないが、北小谷は猿だらけ。

 

こちらは電気柵。

熊やイノシシだと低く2段に、鹿だと高く2〜3段に、そして猿は7段。

これを設置したり管理するのも結構な手間がかかる。

しかし鳥獣害は避けて通れない問題なので、電気柵や罠には村の補助金が出る。

 

こちらのお宅の柵は本格的。

これだと鳥も防ぐことができる。

これをやぶってまで入ってくるようであれば猿から金を取らねばなるまい。

とんだ手間暇と、収穫時にはいちいち出入り口を開けなくてはならない。

はたして檻に入ってるのは獣?人間?

狭い圃場ならこのような手作りの囲いでもいいがトラクターを入れるような広い場所であれば電気柵が楽。

 

そういえば、むかし山伏の吹いたほら貝の音色はオオカミの遠吠えを模したものだと聞いたことがある。

日本オオカミが絶滅する前、食物連鎖の頂点にいたのはオオカミに違いあるまい。

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