13/06/06 21:17

葬儀

昨夜遅くにとどいた訃報。

40年近くも前にわが地区から転出された方から、母が息を引き取ったと。

今朝、あらためて連絡が来た。

明後日葬儀を行うから来てほしいと。会場や時間を添えて。

昨夜のあの遅い時間から今朝までに、これだけの段取りができたのかとびっくり。

 

今は葬儀屋さんに一任して葬祭場で執り行うのが当たり前になっているが、ついこの間までこの田舎では自宅葬が一般的だった。

地区の中で概ねの役割分担が決まっていた。

座拝(ざへえ)つまり葬儀委員長は隣の家。座拝を中心にすべてが仕切られ、喪主が口を出すことはほとんどない。座拝は葬式のものから御斎(おとき・慰労会)までの順序、役割、場所、参列者、席順などすべてを掌握していた。

 

そのしばらく前、土葬だった時には近所の人が集まり、ワラジを編む人、棺桶を作る人、墓穴を掘る人、これらも地区の慣例とその家に対する立場の中で、相談しなくとも皆がわかっていた。

 

こうしたことはある意味良い習慣であり、地域の結びつきと助け合いの精神が、よりお金のかからない葬式を可能にしていた。

そのかわり、何度も何度も頭を下げなくてはならない喪主家はへとへとになる。

 

やがて過疎と高齢化でこうした葬儀から現在のお金のかかる葬儀に切り替わっていったが、もはや後戻りはできない。

ただ、難をいえば老人は多くいながら、葬儀場は片道1時間かかる場所にしかないというのが最大のネック。

葬祭専用のホールでなくとも、葬儀にも使いやすい会場がほしいものである。

 

ともあれ、明後日はこちらの葬儀に参列させていただく。

合掌。

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