13/08/20 23:03

そば種まき

いつのまにか、うちの蕎麦畑に種が播かれて芽が出ていた。

お盆の間にやってくれたのだろう。

小谷の蕎麦畑は30haくらいだろうか。

去年は大豊作。小谷のみならず全国規模での大豊作。

農協は売り先を探すのに必死。

国内生産の約半分を占める北海道産もウソのような安価取引がされたようである。

 

小谷産蕎麦は村内で消費するのが行政の基本方針。実際小谷の蕎麦は味がよい。

でも豊作で価格が暴落すれば、生産者を守るために高値取引をしたがる地物よりも、安い市場物を買いたがるのは村内業者としても当然のこと。

しかし、いったん不作となれば少ない村内産を取り合うことにもなる。

行政、農協、生産者、販売店はそのバランスを保とうと必死なのである。それぞれが譲り合い、助け合うことが村内振興の基本でもある。

 

秋、収穫の時期を迎えると刈取り業者は乾燥調製施設の回転にてんやわんやとなる。

その時に順序良く収穫し、機械をとおせるように播くときは一日サイクルで計算をしながら播く。

 

そして新そば祭りが開催される。これもある意味悩みの種。

いくら去年の蕎麦が余っていても新そばでなくてはならない。

不作であればやむを得ず昨年物や村外産を使うことにもなろうが、その場合は小谷新そば祭りとうたうことはできまい。

かくも自然相手の商売は難しい。

生産者は補助金に頼って蕎麦を作るがことの良否はともかく、この山間地では補助金がなければ成り立たないこともまた事実である。

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