13/09/21 21:00
稲刈り最盛期
好天が続いたこの連休は各地一斉に稲刈り。
今年の夏はいつまでも暑かった。当然稲刈りも早まるかと思いきや、意外と例年と変わりない。
その原因の第一は、9月中旬まで降り続いた雨!台風!
晴れ続きにここぞとばかりバインダーを引っ張り出す。
しかし台風の雨にやられた粘土質の泥っ田は水はけが悪く、小さなバインダーも入らない。
老農夫は倒れた稲を手で刈る。いともほがらかに。
小さな田んぼで一生懸命に米を作るのが日本の百姓!TPPなど関係ない。
この方、すでに90歳近い。
少し大きめの状況のよい田んぼではコンバインを使う。
農協が集荷状況をきいている。
この時期は農協のライスセンターも大変。
白馬・小谷の米がライスセンターに集中。受け入れは午後5時半までとしているが、百姓は天気と相談しながら行うもの。
露の切れる朝9時頃から刈り始め、夕方5時はまだ陽が高い。待ちに待った天気続き、しかも若い衆の手がある連休。もう少し、もう少しと刈りたいのは人情。
ライスセンターでは夕方6時過ぎても持ち込まれるコメを乾燥調製する。作業は当然日付を回っても続けられる。
刈ってしまった以上は一晩放置するわけにはいかない。
張り切って仕事をしている担当者にきけば、「いまの時期は当然!」とこれまたほがらかに豊作を喜ぶ。
最近は昔ながらのハサ掛けをする人も多い。
昔の人ばかりではなく、意外と最近就農した若い人たちがハサ掛けをする。いい傾向だ!
掘り起こせ!日本の文化。TPPなんのその!
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