14/10/06 22:27
秋深し
佐渡おけさの笠のようなものをかぶっているのはナメコの原木。
倒れた時期が原木を伐採する時期と一致、一冬寝かせて春にナメコを打ち込んでみた。
日よけに葭簀(ヨシズ)をかぶせてある。
倒木の時期、寝かせる期間、たっぷりと打ち込んだ駒菌、木洩れ日に近い状況で入る陽光、風通し良好、夏の長雨、まさにこれ以上ないほどのきのこ環境だったはず。
今年は無理でも来年はナメコがいっぱい出るはずだった。
それがなんとしたことか!木から芽が出ている!
はぁ〜、一気に落胆・・・
ナメコは腐朽菌なので生きている木には発生しない。この木まだ生きていたのか。。。
こちらは黒豆。
山の畑に作った黒豆は健闘むなしくついに草に負けてしまった(T_T)
母の畑に預けた豆はなぜか草に侵されない。
そろそろか?と思い母にきいてみると、「葉っぱが枯れて落ちてから」だという。
ひとつ割ってみると中にはたっぷりとした豆が!まだ黒くなっていない。
食べてみた。
これ生でもうまいぞ!
母が夏の間畑で育てた菊。
これを今度はプランターに移し、花が咲くまで母の手入れは続く。
木々の間からわが家が見える。
わかりやすいのはキハダの木。
紅葉が始まる頃、キハダは他の木に先んじて色が黄色くなっていくので、昔のキハダ職人は遠くからでもそれをみて次年度の目安にしたという。
桜も色づき始めた。
今年の紅葉はいつになくいいとの噂が多い。
現に標高2,000m以上の山ではすでに美しい装いを見せている。
クマ、キノコ、紅葉、一長一短で今年も秋は深まりゆく。
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