14/11/23 22:02

地震

11月22日夜10時8分。突然襲った地震。

まあ、地震は突然くるものだが・・・

たちまち振れるペンダント照明器具、家のビシバシという悲鳴が走り、戸棚からは食器が落ちる。家全体が揺れているのが見てとれた。

地震ってこうなんだ!テレビで見たり話に聞いたりはしていたが、ここは地震のなかった村、初めての経験は衝撃的だった。

通常鷹揚に構えている自分も思わず立ち上がった。

 

大きなのが収まった後で家の中を見聞。外はとりあえずいつもの家から見える灯りが変わりない。

母は小さくなった体を布団の中で震わせていた。

二階、子ども部屋付近の本が散乱している。

 

さっそく鳴り響く電話やメールの音。

心配なのも状況が知りたいのもわかるが、迷惑でもある。情報が入りにくいのは先方よりもむしろ被災者側である。

 

それにしても助かったのは電気が停まらなかったこと。夜のこと、灯りなしでは不安で過ごせない。

東北の3月、灯りも暖房もない体育館の夜はつらかっただろうな・・・とつくづく思う。

その電気のおかげでテレビ情報が見られる。

 

家の歪みなどを見るには建具を見るのが一番。

こんなふうに隙間ができている。どこの建具も同様な隙間なので家が東方向に傾いたことがわかった。中には鴨居に挟まれてビクともしない建具もある。

そんなことをしている間にも余震は次々と襲ってくる。正直怖い。

 

家の歪で壁がずれて壁紙が破れたところも何ヵ所かある。

 

朝になり、ようやく外の様子を見る。

天気予報は晴れだったはずだが、あいにくの地震雨。

急傾斜地に建つわが家、周辺に地すべり跡が見られるかと思ったが、いつもと変わらぬ風景にホッとする。山古志村のような悲惨な光景はない。

車庫の犬走りと道路の間に2cmほどの隙間ができていた。

 

車庫の上側は5cmほどずれて、U字口が落ち込んでいる。

 

同じ車庫の母屋側も3cmほど離れた。つまり車庫全体が谷側に3〜5cmほどずれたということである。

やれやれ、えらいことになっちゃった。

平成7年の豪雨災害に家全部修復してまだ20年もたってないのに。

 

土蔵の中のわが家の図書室。

棚はツッパリしてあったが、本が落ちてないのにびっくり。よかった〜。

 

サンテイン小谷へ寄ってみた。ここも避難所に指定されている。

さすが専門の施設は食事や風呂も整っている。

わが地区の避難所は近くの基幹センター。聞けば今朝の食事はカロリーメイト、昼は不明、夜からようやく弁当が配給されたらしい。

うちは避難しなかった。

85歳になる母の集団生活でのストレスを考えれば家にいた方がいいと判断。

 

わが家の被害はかなり軽いといえよう。

避難所で聞けば、うちはもう住めないとか、壁は落ち窓ガラスは割れた、というような声がたくさん。

冬を控えてどうすればいいのか。

 

菩提寺。

状況を心配して護寺会長が長岡からわざわざ来てくれた。自分の会社も心配だっただろうに。

 

仏像が数百体ある菩提寺、全部倒れていたらどうしよう・・・と思って行ってみたら、ちゃんとピアノ線でカバーしてあった。ホッ。

 

神城断層といわれるだけあって、神城の被害は甚大。倒壊家屋30戸だったか。

姫川をはさんで東西で被害は段違い。今回は東側、わが家も東側。

多くの方から夜遅く、朝は早くから安否を気遣っていただいた。感謝。

災害救助法が適用されたことで東京消防庁はじめ、自衛隊やほか関係機関からの応援が入り、ずっとヘリの音が響いている。

しばらくは余震に怯える日々が続く。

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