14/09/26 22:41
クマの秋
山に木の実がない!ということなのだろう。
日々クマの情報が入り乱れる。こんなに多かったことはあっただろうか。
先日は大町市の小学校のわずか数100m離れた場所でクマ3頭が射殺されたようである。
昨日、夜半に帰ってきた隣家の主人から連絡が入った。
「庭先の栃の木のところにクマがいる」と。
庭先の村道をはさんですぐ下に栃の木と柿の木がある。
夜も更けたことゆえ、今夜は放っておこうということに。
わずか20mほど上にわが家の車庫。
忘れていた。車庫の戸を閉めてなかった。
車庫の中にはカボチャやジャガイモが収穫してある。クマはいよいよとなれば車庫に入ってそれらを貪るかもしれない。
少しくらいくれてやってもいいのだが、問題はクマの性質。
彼らは一度食べ物にありつくとそれを食べつくすまでそこに通う性質がある。
毎日来られては困るのだ。
翌朝。
車庫は荒らされてはなかった。よかった。
クマは食べるものもなく、人間への恐怖と必死で戦いながら人里へと来るのであろう。
そして罠にかかったり、撃ち殺されたり・・・・・
このまま冬になり、脂肪を貯められなかった体は寒さに震え、穴の中で餓死するクマもいることだろう。
いっそ里に下りて一撃で生命を終わった方が楽なのかもしれない。
クマは自然の精霊、人間の愚かさを身を以て示しているのかもしれない。
哀れなのはクマか、人か。
夕方、明るいうちにキノコの圃場に行ってみた。
台風で2日間の小雨と低温。その結果が知りたかった。
でた!
これだけだけど、かわいいナメコ!
アルプスでは初氷、紅葉のニュースもきた。
いよいよ秋深し。
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