15/01/31 22:18

家裏の雪

わが家の裏にはこのような擁壁と上に落石防止の金網柵。

20年前、豪雨災害でわが家とお隣さんが裏山の地滑りで全壊し、その時に裏山を復興してもらったもの。

これはお隣さんの裏だが、わが家の裏はもっと狭い。

 

このわずかな隙間に大きな屋根からドサドサと屋根雪が落ちて溜まる。

今年の大雪、ここへ除雪に入るのは今日で3度目。

雪は除雪機で全部擁壁の上に吹き上げる。

その吹き上げる高さもそろそろ限界に近くなったきた。と思ってる間にしばらくたてば、雪が解けたり締まったりして低くなるだろう。

 

仕上がりはこんな程度。1階の窓が開けられる程度。

ここで地表から1メートル余り。

 

機械が除雪するのだから人間は楽である。

機械のない時代、家は裏も表も雪は溜めっぱなし。必然的に2階から出入りした、というような伝説もできた。

この辺の家も冬は玄関まで雪山から下って出入りしていた。

裏の雪は屋根につかえそうになると掘り出して雪をほうり上げる。それでも始末に困ったときは橇で運び出したと聞く。

 

わが家の前はかなり急な斜面。

祖父は表の雪を波板トタンを何枚もつなげてこの斜面に雪を流していた。

祖父の雪掘りはサクッサクッと規則正しい音がし、同じ大きさの立方体が波板の上を流れていったものである。

休まずあわてず、それは究極のイーブンペース。

 

祖父はよく言ってた。

「雪堀やなんかで腰が痛いの、汗をかいたのって言うのは仕事が下手ってもんだ」

それを目に焼き付けて育った自分。祖父と同じことをしようと思えばできる自信はある。今の体力があれば。

仕事の巧拙はあろうが、なんだかんだいっても最低限の体力は必要である。

 

除雪機のある生活。これしか知らない人は機械のない田舎暮らしには耐えられない。

 

このブログ、最近異様にアクセス数が多く、今回昨夜から1日で4,000カウントを記録。少しビビッている。

ごらんいただき、ありがとうございます。

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