16/10/23 22:11

掘り取り機

あ、やられた!

何者かがうちのナメコを食った。もっとも散らかした程度で、やはりナメコじゃ腹はふくれないらしい。


現場に残された犯人の足跡。鹿か、カモシカか。周囲の状況からみてイノシシではなさそう。

 

さて最近めずらしい農機を入手した。


これがその機械。掘り取り機。

本来はサツマイモなどの掘り取りに使われるもの。

これを何に使うのかといえばイモはもちろん、そのほかにも今後の作付け如何で利用価値は膨らむが、今回最大の狙いはマルチ剥ぎ。

 

マルチといっても馬鹿にするなかれ。

ここ数年、採取を始めてからマルチの面積は10a以上になる。そしてこのあたりの赤粘土はいったん噛んだマルチを簡単には放してくれない。


張るときは条件のいい日に機械で行うのでまだいい。

 


今年はこれだけの面積だった。

秋になって収穫が終わってマルチを剝がそうとしても、粘土が固くなってからは簡単には取れず、スコップなどで土を掘りながら取るのは大変な労力である。

昨年の分はついにユンボまで持ち出し、それでも手間がかかった割に完全には除去できなかった。

 


それに懲りて、家庭用のわずかな面積はマルチ抑えを使用することにした。

しかし、産業としてのマルチはそれでは手間がかかりすぎ、何かないかと探していたところ件の機械を運よく入手することができた。

 

さてその効果は。。。


やっぱり周囲に作物の残骸が残っていると、それらが引っかかってうまくいかない。まずそれを掃除。

 


挑戦開始!後ろ(運転手側)からみた図。

 


前面側。

前輪と後輪(駆動輪)の間にある刃が地中に潜り、土をほぐしている。

機械を入れる前のマルチの上は固いが、機械が通った後はフカフカである。

 


何度かやってみて、これがベスト!と思われる調整。

 


刃はバイブレーターになって土に潜るので一番強くしておく。

 

そして結論は、見事!ほとんど無傷でマルチを回収できた。

この作業が何かを産むわけではない。しかしやらなければならない作業、手作業で時間をかけていたらマルチ剥ぎだけで人件費は数万円にもなろう。

これで心配事がひとつなくなり、来年の作付け計画がぐっと楽になる。

 


まるで大農経営(^^;)

 

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16/10/21 00:15

火打山

今年の秋は天気が悪い。

毎日毎日雨ばかり。稲刈りも10月に入って終わらないところがかなりある。

ようやく晴れた15日、山へ行くことにした。

しかし前日は吹奏楽の練習、翌日は大町アルプスマラソン、更に午後はしろうま音楽祭という日程。

時間的にも体力的にも無理をする余裕はない。

アルプスは無理と判断し、しばらく前から乙見峠が通れるようになったので登山道へのアクセスが近い火打山へ行くことにした。

そして余裕があれば妙高への縦走も。


朝6時。家から見える風景は絶好の登山日和。

アルプスの方がいいな・・・なんて未練たらしく思う。

 


家から車で数分、峠を越えると遠く火打が見える。このきれいなピラミッド型はどこからでもよく見える。

 


小谷温泉を過ぎて乙見峠近く。右に大渚山の夜が明けた。遠く北アルプスは北の白馬乗鞍岳から爺ヶ岳までがはっきりと見える。

 


峠を越えてしばらく下るとやがて見える火打山の秀麗な姿。

 


笹ヶ峰登山口。7:30出発。

 


しばらくはなだらかな木道が続く。

時間はない。最初からとばしていく。

 


途中渡る清流。

 


9:30、森林の急登を脱して高谷池付近。一気に眺望が開ける。

 


天狗の庭。うまく鏡になる池があった♪

この辺は高谷池から続く水たまりのような池がいっぱい、歩けるのは木道の上だけ。

 


日陰には前日降った初雪がまだ解けないで残る。

道は木道以外はぐちゃぐちゃの泥が多い。滑るし濡れる。ゴアテの靴でよかった。

 


あと一息!

 


登り切らないうちにひょこっと見えるピーク。着いた!

 


火打山 2461m。笹平から約3時間。CT4:45。まあこんなもんか。

さすが、どこからでも見える独立峰。365度が見渡せる。ここから見えないところは日本にはきっとない。

 


すぐそばに焼山の噴火口。近い!首を伸ばせばタバコに火を点けられそう。

 


焼山から左に雨飾山、金山、天狗原山と続く。一番近く見える尾根が影火打というのかな。

 


自分の判断だけど、おそらく間違いあるまい。

 


里山はちょっと自信ないけど、こんなもんじゃないかな。

鹿島と爺の間に見えるピークはどこだろ?針の木あたりか?

 


妙高山は外輪山に囲まれているけど、この角度から見えるのはたぶん三田原山。

一番大きく見えていた高妻を撮ってなかった(+_+)

 


東側。妙高市かな。

 


北側。左が糸魚川市街、右の川は早川と思われる。そうすると奥の険しい山は烏帽子岳、か。

 


眺望を堪能して下る。目指すは妙高、遠く感じる。。。

 


悪路に目を奪われていたら頭にゴキッて。(*´Д`) 灌木地帯でもヘルメットがいるか。

 


あれは?珍しい形の建物。見て宮沢賢治の「注文の多い料理店」を思い浮かべた。

行ってみたらここが妙高と笹ヶ峰への分岐点となる黒沢ヒュッテ。ここで12時過ぎ、休憩。

 

ここはけっこう登山者が大勢休んでいたので、妙高までの時間をきいてみた。

その方は丁寧に地図を出して説明してくれ、ここから妙高往復は順調でも4時間、5時間かかるかもしれないので泊まらなければ無理だと教えてくれた。

正直、足には自信があったし防寒着やライトも持っていたので迷ったが、明日の予定もあり自分の年齢もありで下山に決めた。

 

下山はこんな景色の中を小走り♪


今回の紅葉はこの程度。1週間早かったか。

今年はずいぶん紅葉が遅い。

 


2:23無事下山。

着いたら疲れて、乗ってきた軽トラの荷台で昼寝zzz

妙高行ってたら、黒沢ヒュッテからたとえ往復3時間で行けたにしても、下山して5:30。暗くなってしまう。

何かあってもここは灌木地帯、夜が明けてもヘリは飛ばない。それ以前にケータイが通じない。

何かあったら・・・そう、山へ行くときはその最低限を考える。

自分なりに考えて、どこの山へ行くにも備えるものは、空腹、衣類、風雨防止、通信、怪我、保険、かな。

それに加えて「勇退」。これができずに山をかっ飛ばしてはいけないと自己を戒める。

一番大事なことは無事で帰ることである。

 

また来る。今度は妙高へ。

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16/10/02 17:17

アルプホルン

白馬アルプホルンクラブ。

7〜8年前に有志により発足した。

このチームの特色は全部自分の手作りホルンであること。いや県下にいくつもあるアルプホルンクラブ、みんなある程度そうなのかもしれない。

そしてことあるごとに様々な会場で演奏を披露している。


これは昨日、ある団体の懇親会の席で披露した。

 

さて自分はこの会に属してはいないが、都合悪く出席できない会員に変わりピンチヒッターとして昨日と、その前の八方尾根での演奏に加わってみた。

吹くのは初めてではない。30年も前、栂池で燕山荘のオーナーに吹かせていただいたことがあり、自分もフレンチホルンの経験があることからある程度吹く感触はわかっていた。

 


八方北尾根での演奏。

演奏が終われば希望者に吹かせてくれる。

 


珍しい楽器なので結構希望者が寄ってくる。吹奏楽の経験がない人が多く、どうやって音を出すんですか?ときかれることが多い。

 


手作り楽器はみんな楽器の個性が違う。内部の仕上げによって音の抜けや音質がかなり変わるようである。自分がお借りしたのは作成の先生の持ち物だそうで、ほかの会員の楽器とは明らかに吹奏感が違う。楽に吹くことができる。

 


構造上、ホルンの倍音しか出ない。したがって演奏できる曲も限られ、和音を間違えても聴いてる人にはおそらくわからない。何を吹いても和音になる。

燕山荘のオーナーに、アルプホルンは山のこだまとハーモニーを作る、と聞いたことがある。

こだまを待つわけではないが、演奏のタイミングはみんなの呼吸で合わせる。決して楽譜に忠実なテンポを保つわけではない。

 


仲間に入れとみんなが誘ってはくれるが、今のところその気にはならない。

まず、楽器入手。

何ヶ月もかけて手作りで不完全な楽器を作るのは、その趣味の世界。それよりも完全な楽器を買い求めて吹いた方がいい。

もちろん考え方は人それぞれで、白馬のクラブは自作楽器の愛着とそれでアルプス色を出せることに張り合いを感じている。それはそれでいい。

もうひとつはこの楽器で出来ることは、通常の完成度の高い管楽器に比べてかなり制約される。そういう楽器を何10万も出して買う気にはならない。

 

しかし、観光立村アルプス白馬での価値観はきわめて高い。北アルプスから中央アルプスの山麓にはアルプホルンクラブがいくつもあり、それぞれに観光に貢献した活動をしている。

 

今は、小谷に合ったものはなにかないかな・・・と秘かに考え中。

小谷は白馬とは違うが、太鼓と民謡だけではもうひとつインパクトが少ない気がする。さてどうしたものか・・・

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