16/12/12 21:42
家から見える山
家から見える山はこんなふう。
居間の窓の内側から北アルプスを望むことができる。
霧の海。
好天の日にはよく見られる。この霧は刻一刻と変化し、上がって霧となし、すぐに降りて海となし、そんなことを数回繰り返すうちに消えてみごとに晴れた小谷の峡谷が顕わになる。
霧の海の中、標高を100mほど下ると霧の下側が見える。
この山に名前をふってみる。
爺ヶ岳から右(北)は間違いない。問題は左側。
まず北から白馬岳。
白馬三山は白馬しか見えない。
そして北から不帰の嶮、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳とつながる。
更にその南に爺ヶ岳。
さて一番南に見えるこの山は何というか。
誰も教えてくれない。さもあらん、わが家から見える山の形はわが家のものでしかないのである。
クルマで動きながら山の形を研究したり、山岳地図に糸を引っ張ってみたり、ジオラマを見て研究しこれしかない、という結論に達し今ではほぼ確信している。
左奥の白いのが大天井岳と東天井岳、右の黒っぽいのが餓鬼岳と唐沢岳、まず間違いあるまい。
鹿島槍ヶ岳。こうして拡大してみると左が北峰であることがよくわかる。
五竜岳。左の方にトラバースしている登山道が少し見えている。
五竜岳の東壁。ここに山の由来である武田菱が現れる。
ひときわ高い唐松岳と右側の一帯が不帰の嶮。
唐松、2度登ってつい好天なし(/_;)
来年は・・・まずは鹿島、爺かな。
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