16/06/07 23:54
同級会
今日、またひとつ総会が終わった。今日のは仕事のひとつ。ちょっと禍根を残す結論ではあったが・・・
そして今夜、月末に行われる総会の通知を作る。
この総会が終われば、ようやく長かった春が終わる。
さて先週末は同級会。
若い頃は同級生なんて会いたいとも思わず、同級会は自分に幹事が回ってくるたびにストップしていた。
年とると会いたくなるもんだなあ。。。
この方は小学校の恩師。
小谷の地震の状況を調べたくて1日早く地元入りしていた。
御年74歳、まだまだ日々研究を続ける学究者であった。先生は遊び人だと思ってたんだけど。
そして当日の宴会場。
先生は一人一人のコメントをいちいちメモしている。
先生に訊いてみた。
「何百人の教え子がいるのか知らないけど、その人たちみんな覚えてるだ?」
曰く、担任として接した子どもたちはみんな覚えていると。
そういうもんなんだ。
先生が我々を教えてくれたのは50年前。
いくら山奥の小学校とはいえ、遊んでばかりだったような印象しかない。
授業に集中できてないとみればすぐグランドに飛び出し、夏は子どもたちと一緒に野山を飛び回り、冬は毎週のようにスキー場に行った。
おかげですっかり遊び人になった子どもたちの相手をさせられた中学の担任は相当苦労されたようである。
その先生が、実はこの年で現役学究者だったとは初めて知った。
同級生たち。
この先生の教え子は当時42名。山奥ゆえに都会に転校した人も何名か。還暦ともなれば故人となった人も何名か。
多い話題は介護!そういう年代なんだ!
音楽だのスポーツなど、平和に浮かれる話をするのは自分一人かも。
先生はこの日参加するメンバーの、小学校卒業文集「新芽」に載せた作文をコピーし、冊子にしてみんなに持ってきてくれた。
その一番最後に綴ってあった詩、私たちの年代にあった暖かい詩、心に響く。
そして表紙として綴じてあったこの絵は、今回は欠席だったがやはり我々の同級生の書いた水彩画だと。
新聞に載っていたそうである。入選作品として。
みんな大変。みんな頑張っている。
次の幹事をやることになった。
これからは1年過ぎるごとにみんなの様子が変わってくるのかな。
自分もまた。
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