17/03/09 22:13
山の音楽家は30歳♪
吹奏楽団「山の音楽家」
昨年12月に創立30年を迎え、今年は第30回定期演奏会を予定している。
そして遅まきながら、今年6月には記念式典と記念冊子の刊行を予定している。
下の画像は20回記念演奏会のとき。
自分が写っているものを載せてみた。
悲しいかな、この写真に写っている人たちは今ほとんどいない。
ホール満員のお客様。
今はここまでは入らない。このころが来客数のピークだったか。というよりも団員の熱気が集客率を高めた、というのが正しいかもしれない。
さて、記念式典では何人かアトラクション演奏をする。その1名としてソロの許可をいただいた。
20周年のときもやらせていただき、このときは「翼をください」を吹いた。
さて今回はなんとしようか、現在まだ悩み中。。。少し候補曲を紹介してみよう。
まず、シューベルトの「菩提樹」。原語ではリンデンバウムというのかな。
ドイツの詩人、ミュラーの詩集「冬の旅」の中の詩にシューベルトが作曲したもののひとつ。
曲もさることながら、詩の内容をきけば近藤朔風の訳詞が見事である。
なので演奏、というよりも歌で聴かせたい気分だが自分、歌はダメ。
1.
泉にそひて、繁る菩提樹、慕ひ往きては、
美(うま)し夢みつ、幹には彫(ゑ)りぬ、ゆかし言葉、
嬉悲(うれしかなし)に、訪(と)ひしそのかげ。
2.
今日も過ぎりぬ、暗き小夜なか、眞闇に立ちて、
眼(まなこ)とづれば、枝は戦(そよ)ぎて、語るごとし、
来(こ)よいとし侶(とも)、こゝに幸あり。
3.
面をかすめて、吹く風寒く、笠は飛べども、
棄てゝ急ぎぬ、遙(はるか)離(さか)りて、佇まへば、
なほも聴こゆる、こゝに幸あり。
聴いてみよう!菩提樹
しかし、菩提樹を吹きたいと思ったのは詩からではなくきっかけはこの人。
リサ・シュトールさんのアルプホルンの演奏。
確かに菩提樹はアルプホルンでも吹くことはできる。でもアルプホルンは山で吹くものという先入観が強く、こういう風にも使えるのだというのはちょっと新鮮♬
聴いてみよう!アルプホルンの菩提樹
次の候補曲は夏川りみさんが歌って有名になった「童神」。
いろいろ聴いてみたが、城 南海(きづきみなみ)さんのがお気に入り。
聴いてみよう!童神
そしてもう一曲、いま一番候補なのがさだまさしさんの「道化師のソネット」
この曲は実話をもとにした映画「翔べ イカロスの翼」のテーマ。
サーカスを取材していたカメラマンがサーカスにあこがれ、ピエロとして人気を上げるがあるとき綱から落ちてしまう。
しかし子どもたちの笑い声をなくしたくないと願いながらも、その日のうちに亡くなってしまう。
実はこの映画見たことがない。見たい。
聴いてみよう!道化師のソネット
自分の好みなのか、それともユーフォニアムという楽器がそうさせるのか、いつも選曲はバラードっぽいゆったりとした曲が多いような気がする。
なにができるかな、お楽しみ♪
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