12/08/23 23:53
娘から母へ
姉はパッチワークをやる。
母は短歌を作る。
母の作った短歌の中から亡き父を詠んだものを抜粋し、それを編集し、パッチワークをおりまぜて一冊の本に仕上げ、母に贈った。
デザイン、文字、パッチワークは姉の作。
右に母の歌、左に姉の想い。その横に飾る絵が文を引き立てる。
亡きあとも妻を支える夫への想いか。
父は本当に「まてい」だった。
まてい(マテー)・・・なんと訳せばよいか、
例:「まていに食べろ」=残さず全部食べろ
「ちゃんとまていに掃除したか」=隅々まできちんとそうじしたか
「あの人はまていな人だ」=義理を欠かさずきちんと対応する人だ
そつにしない=無駄にしない
父はそんな人だった。
父の実の母が(私の祖母)があきれるくらい。
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12/08/16 22:47
白馬夏祭り
13日の予定が雨で延期された白馬夏祭り。
特設ステージでは八方太鼓の息の合ったバチ捌き。
そのすぐ後ろでは八方太鼓の子どもたちが先輩の太鼓に合わせてバチを振っている。
こちらは白馬サブニュマの皆さん。
いつ終わるともしれないリズムに観客はノリノリ。
http://egaonotanemaki.jimdo.com/
出番を待つ山の音楽家。
で、ラストステージが山の音楽家。
毎年このステージってあまりいい演奏はできない。
お客様、ごめんなさい。あんなにかぶりつきで見てくれたのに…
カレーが大事?花火が大事?
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12/08/15 21:08
常法寺
わが菩提寺、曹洞宗鬼来山常法寺は北小谷にある。
新しくできた国道「小谷道路」から姫川の対岸に大きな屋根が見える。
本堂の規模は小谷にある4寺の中では最大であり、仏像の多さは他に例を見ないほど。
県宝である阿弥陀三尊像、そして孔雀明王像はなかなかほかの寺にはないらしく、県外からもお参りに来る方がいるという。
村道からは緩やかな石段が来訪者を境内へと誘う。
石段を上り終わったところに鐘楼。2階部分に鐘が吊るされている。
そして鐘楼の下を通って庭に入れば大きな本堂。
手前に立つ観音像は姫川上流を見ている。
この観音像は今の住職になってから建立されたものである。
100年前の稗田山崩落で全滅した、眼下にあった当時の来馬集落、そして土石流が押し寄せた上流の浦川方向を見ながら、当時の犠牲者の霊を慰めている。
また別のところにはお地蔵さまと14体の石仏が祀られている。
これは平成8年の蒲原沢土石流で犠牲になった14名の魂を祀るもの。
もちろん蒲原沢の犠牲者の方がみんな常法寺の檀徒というわけではない。
そのとき、犠牲者が発見される都度、この寺に運び込まれたのである。
そして今日はお寺のお盆の行事、「施餓鬼会・せがきえ」。
新盆の方は新盆塔婆をいただき、他の信徒もいるなか僧が3人ほどで施餓鬼法要を行う。
私の祖母が篤信家であったため私もこの寺へは若いころから親しく出入りしているが、過疎の影響は如何ともしがたく寺の運勢も容易ではない。
古都の寺のように観光自立する方法はないかしら・・・・
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12/08/08 22:13
東部町のそば
東部町、いや今は東御市か。
先日上田の爆水ランの後、東部湯の丸IC近くのお蕎麦屋さんにふらっと寄ってみた。
木立に囲まれた蕎麦屋とは思われぬ外観、その中は。
これまた蕎麦屋とは思われぬカウンターが。
メニューは更科そば、霧そば、そして店のオリジナルそば。
もちろんてんぷらやご飯もあるが、蕎麦屋へ行ったときはそういうものには見向きしない。
当店オリジナルはやや粗挽きの黒っぽいそばだというのでそれを頼んでみた。
メニューはすべて10割そば。これは大盛り。
ちょっと硬めのそば。でもおいしかった。
でも・・・・そばは8割の方がうまいと思うのは自分だけかな?
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