12/10/28 22:15
小谷村文化祭
今年の文化祭はちょい早めの10月27、28日(土日)に行われた。
2日目はあいにくの雨、やはり出足は鈍る。
青少年育成会。
竹で飯を炊く準備。なるべく小さな穴をあける。蓋も使えるように。
米と水を入れ直火にかけて待つこと***分。おいしい?ごはんがふっくらと炊きあがった。
今回は水&松葉の湯と呼ばれる重曹泉も試してみた。
炊きあがった竹を割る。こうしなければごはんが取り出せない。
割れたぞ!さあ、召し上がれ!
もうひとつ、ごはんものはサバメシ(サバイバルメシ)!
アルミ缶で炊くごはん。
アルミ缶、下はカマド、上はお釜、そして燃料は牛乳パック。
実はこの牛乳パック、優れもので細く切ると蚊取り線香のように細く燃え、停電時はロウソク代わりに使えるとのこと、早速試してみた。
ほんとだ!すぐ燃えちゃうわけじゃないんだ!
炊きあがったサバメシ。
味は意外といける!竹筒もアルミ缶もまんざらではない。
この状況でもメシは炊けるんだ!
炊飯器なんていらねえじゃん??いや、これを毎日の食卓に出されたら、まともなごはんが食べたいって言うだろうな。
おや、どこかで見た母娘がやってきた。
もうじき出番かな♪
こちらは毎年おなじみ、木工細工。
キミはなに作ったのかな?
ん?トトロ?
タリタリくん、ちょっと怖い。
芸能発表のひとこま。
小谷小学校合唱団〜いい表情です♪
小谷中学校吹奏楽部。
本当にうまくなった〜♪ もっと楽しそうだとまわりも楽しいんだけどな・・・
おたり吹奏楽クラブ。
今回は本当に下手。
でもいつの間にかこんなに大勢になって・・・・
いつも文化祭のときは青少年育成会はこれで慰労会。
名産館のおそば!
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12/10/19 23:19
小谷の方言
この人たちは栂池で宿を営む若手Iターン組。
今日職場に仕事で来てくれたとき、小谷弁がちょっと話題に上った。
彼らがクルマの中で話題にしてきたのは「へえ」という小谷弁。
「へえ」をどういうニュアンスで使うのかがわからないという。
同様に「ずら」も使い方がわからないと。
「へえ小谷へ来てはぁるかたつでわかるずら」と思うのだが、そう思うのはインディアンの我々だけ。らしい。
直訳すると「もう小谷へ来て長い間すごしたからわかるでしょう」となる。
ということで、「へえ」を「もう」、「ずら」を「でしょう」、と教えたら納得した様子。
微妙にニュアンスはちがうような気もするが、方言は方言のまま使って初めて意味をなすもの。
英語をカタカナで書いて理解してもとりあえず用をなすが、それは通じるというだけで本当の意味はずれてくることだろう。
もうひとつ、「われ」も話題にあった。
これはほとんど日本中で通じると思われるが、小谷の「われ」は厳密には自分より同等もしくは格下の者に使う。使う対象は必ず見知った相手、それもかなり親しい仲である。
したがって単純に「われ=キミ」というものでもない。
「われ」はテレビなどでみるとケンカのときに使うことが多いように感じる。
「われ、なめとんのか、こら!」という感じに。
そこでまた話題に戻ると、「われ」を複数にしたらどうなるか。
「きみら」、「あんたら」というように「ら」がつくことは間違いない。
しかし「われら」ではない。
ここで発音は急に英語になって「wera」となる。ん?スペルがおかしいかな。
「うぇら」は「われ達」と同時に「われの」という意味でもある。この辺の文法?が実に英語っぽいところ。
「うぇらほう」、「うぇらうち」と言えば「キミのところ」、「キミの家」となる。
「われ」を略して発音する場合もある。
「わんのが」=「キミの物」
「おんのが」=「私の物」
こうして書いてみると、ふだん何気に使う小谷弁、なかなか奥が深い。
これは話題が続きそうだからカテゴリー分けちゃおうかな。
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