19/06/12 11:12

令和元年第2回坂城町議会定例会招集あいさつ(3)

 招集あいさつ(2)から続く

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先般、平成30年度の国民健康保険加入者一人当たり医療費の速報値が発表され、当町の一人当たり医療費は、速報値ではありますが29年度より2万円余り、約5.2%減となる365,873円で、高い方から12位だった順位も33位と大幅に下がりました。

これで一人当たり医療費は2年連続での減少となり、特定健診や特定保健指導の取組みなどを通じ、加入者の皆さんの健康意識が高まっていることも要因の一つと考えているところで、町としましても引き続き健診等の受診勧奨に努めてまいります。

続きまして、移住定住の促進につきましては、町内に住宅を新築した方などに対し、10万円を助成する移住定住補助制度を運用してまいりましたが、今年度、新たに地方の中小企業の人材不足の支援なども視野に入れた「UIJターン就業・創業移住支援事業」を新設し、東京圏や中部・関西圏から当町に移り住み、県内で就業や起業した方を対象に補助金を交付する仕組みとして、関連予算を計上いたしました。

今後、対象となる方の申請を受け付け、これを契機に人口増や中小企業の活性化に繋げられればと期待するところであります。

さて、トータルメディアコミュニケーション構想推進事業につきましては、平成29年度、30年度の2か年で、同報系防災行政無線の整備が完了し、有事の際に確実な情報伝達を行なえるよう、円滑な運用に努めているところでございます。

今年度は、災害時等の双方向の連絡手段といたしまして、デジタル方式の移動系防災行政無線を整備し、役場の各部署、消防署、消防団のほか、各避難所等に携帯型の無線端末を配備する予算を計上いたしました。

また、大規模な災害等の際の通信環境を確保するため、(株)上田ケーブルビジョンさんの協力をいただく中で中核避難所に指定されている施設へ、光ケーブルを敷設し、災害時に公衆無線LANWi-Fi)が利用できるよう体制を整えてまいります。

この他にも、災害における防災・減災対策として、役場庁舎に設置してある非常用発電機を更新するための補正予算を計上しております。

今回の更新により、非常用発電の連続稼働時間を延長するとともに、供給できるエリアを1階、2階の職員が執務しているフロア全体と保健センターにも拡大する計画です。いつ起こるかわからない災害や停電等に備え、機能強化にも努め、安心安全のまちづくりに努めてまいります。

地域の安心・安全を守る消防団の機動力となる積載車につきましては、順次更新を行っております。

上平地区を担当する第11分団の車両を、後部座席に屋根のあるデッキバンタイプで更新する経費を補正予算に計上いたしました。

さて、長野広域連合が整備を進めているごみ処理施設のうち、長野市大豆島(まめじま)地区に建設していた「ながの環境エネルギーセンター」が完成し、3月に本稼働を開始いたしました。現在、長野市、須坂市、高山村、信濃町、小川村、飯綱町の6市町村のごみ処理を安定的に行っております。

また、坂城町、千曲市、長野市の一部のごみが処理される千曲市に建設予定のB焼却施設につきましては、用地取得が完了し、この5月、測量・調査業務等の工事に着手いたしました。この施設は焼却処理能力が1日100トンで、工場棟や管理棟、体験学習棟、多目的広場などが整備されます。令和3年春から新施設の試運転を始め、2市1町のごみを受け入れる予定であります。町といたしましては、一刻も早いB焼却施設の完成を期待するとともに、それまでの間のごみ処理につきましては、葛尾組合での万全な対応に努めてまいります。

 4つ目の「誇れる町」は、芸術・文化による町づくりであります。

 伝統芸能、文化の保存を支援するとともに、芸術、スポーツの振興にも力を入れたいと考えております。

 先月、25日(土)に開会しました「第14回ばら祭り」が、69日(日)をもちまして幕を閉じました。今年は春先の天候で開花が遅れた影響もあり、開会当初は例年より少なめの来場者でありましたが、その後、好天にも恵まれ、1週間後には満開となり、色とりどりに咲き誇る美しいバラを楽しんでいただきました。

特に 61日、2日には、ばら祭りイベントや坂城駅前葡萄酒祭も開催されたこともあり、両日で1万人を超える皆さんにご来園をいただき、特に2日、日曜日は臨時駐車場もいっぱいになる大盛況でした。

期間中は、約39,000人の方々にお越しいただき、大いに「ばらの町 坂城」をアピールできたのではないかと感じております。

見事なバラを咲かせるためにご尽力いただいております「薔薇人の会」の皆様、企業オーナーの皆様をはじめ、出展やイベントに参加いただいた皆様、実行委員会の皆様のおかげと、深く感謝申し上げます。

あわせて、ばら祭り期間中、建設課をはじめとし、ほぼ全員で運営に携わっていただいた職員にも感謝申し上げます。

続きまして、質素で落ち着いた明治初期の擬洋風校舎である 県宝 格致学校歴史民俗資料館につきましては、風雨により、漆喰塗の外壁や下地の傷みが激しいことから、東側屋根及び壁面について修復工事を進めることとし、関連予算を計上いたしたところでございます。

 さて、当町には、戦国時代 甲斐の武田信玄を2度も打ち破ったことで知られる名将 村上義清の居城 葛尾城跡があります。町内外から多くの方がこの城址を訪れておりますので、ステキさかき観光協会では、令和元年初日から、当町のマスコットキャラクター「ねずこん」をモチーフにした「葛尾城跡 登頂記念スタンプ」を設置しました。

町を一望でき、歴史に触れられる旧跡に、新たな楽しみが加わりましたので、より大勢の皆さんに葛尾城跡にお越しいただければと思います。

以上、4つのテーマについて各事業の概況も交えながら、述べさせていただきましたが、今後、これらのテーマに沿って、更なる施策展開を組み立てて「子育て、福祉、ものづくり」で日本一の町を目指してまいります

なお、3期目の町政を担うにあたり、初登庁での就任式の際に、職員に私が掲げる4つの柱に位置付けた施策等を推進し、又はより良い形にするため、職員の自由な発想を募る提案「チャレンジSAKAKI NEXT」をお願いいたしましたので、その提案も今後のまちづくりに生かしていきたいと考えております。

 さて、いくつか補正予算の概要についても触れましたが、今議会に計上いたしました補正予算の総額は、7億 6604千円であります。

 本年度の一般会計当初予算は、統一地方選挙の年でしたので、義務的経費や制度によるものが中心の骨格予算でありました。

この骨格予算に、今回の補正予算を加えた、歳入歳出の予算の総額は,6386604千円となります。

また、今年10月1日から、消費税及び地方消費税の税率が10%に引き上げられることに伴い、各施設の使用料等の金額を見直す条例の一部改正案を、本定例会に提出させていただきました。

 今議会に審議をお願いする案件は、専決処分の報告1件、人事案件が1件、請負契約の締結が1件、条例の一部改正が2件、令和元年度の一般会計補正予算・下水道事業特別会計補正予算の計7件でございます。よろしくご審議を賜り、ご決定いただきますようお願い申し上げまして、所信表明、招集のあいさつとさせていただきます。

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 坂城町長 山村ひろし

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