20/06/01 10:46

令和2年第2回坂城町議会定例会招集あいさつ(2)

 〈令和2年第2回坂城町議会定例会招集あいさつ(1)から続く〉  

 

新型コロナウイルス感染症による不況は、全世界を挙げて取組みを進めていかなければ打開できないものと思われますが、国、県、町それぞれが各種施策展開を図り、この深刻な状況を何とか好転に向かうよう取り組んでいく必要があると考えております。  

さて、令和元年東日本台風の災害復旧については、鼠橋運動公園及び坂城町(上五明)運動公園の復旧工事が、両工区とも4月から皆様にご利用いただけるよう完了させたところですが、オープンして間もなく新型コロナウイルス感染症拡大防止対策により、利用を中止させていただくこととなりました。 

5月中旬より再開としていますが、感染防止策の徹底をしてお使いいただくといった、条件付きでのご利用をお願いしているところでございます。   

昭和橋につきましては、千曲川の濁流により国道側から3番目の橋脚周囲の土砂が流出し、更に洗堀する恐れがありましたが、294個の大型ブロックを橋脚周囲へ設置し復旧事業が完了いたしました。農業用施設、農業機械の復旧、再建については、春先からの営農再開に向け、被害にあわれた農家の皆様に改修や修理などの復旧作業を進めていただきましたので、今後、作業を完了された方から申請をいただき、補助金交付を行ってまいります。 

一方、農地災害復旧事業につきましては、上五明の下河原、東河原地区及び四ツ屋四反田
地区の災害復旧工事が、4月末に全て完了し、水田における稲作の作付けのほか、畑においても順次耕作いただいております。 

また、坂城大橋上流右岸側にありましたポンプ操法訓練場につきましては、千曲川増水のため壊滅的な被害を受けたところでありますが、国土交通省千曲川河川事務所のご理解をいただき、浸水被害の比較的少ない鼠橋運動公園に移設が完了しました。 

今年度は、消防ポンプ操法大会自体が中止となりましたが、各分団が円滑に訓練できるようアスファルト舗装レーンと並行してクレー舗装レーンも配置したところであり、有事の際に対応した操法技術等の向上が期待されるところであります。 

また、518日、災害時における物資供給の協力に関する協定を町と町内企業にて締結し、災害が発生した際に、避難所等で使用できる仕切りと段ボールベッドを供給いただける体制も整いました。 

大人数が集まることが想定される避難所であってもプライバシーを守ることのできる間仕切りや避難時の疲労を軽減できるベッドは、特に新型コロナウイルスなどの感染症の飛沫感染防止にも役立つことから、一定量の備蓄を行い、災害時等の安心・安全の向上を図ってまいりたいと考えているところであります。 

続きまして、感染症対策とともに新年度に入り取組みを進めている主な事業についてでございます。 

令和3年度からの10か年のまちづくり全般の最上位計画である第6次長期総合計画に関しまして、昨年度、現在の第5次計画の事業検証を行い、総合計画審議会の開催及び町民の皆さんへのアンケート調査を実施いたしました。 

年度は、これらの検証結果も踏まえ計画の素案づくりを行い、総合計画審議会の審議を経て基本構想及び基本計画の答申をいただく中で、策定作業を進め、年度末に公表してまいりたいと考えております。 

た、長期総合計画同様、今年度最終年度をむかえる「まち・ひと・しごと創生総合戦略」につきましても、現在、内部での検証作業を進めており、今後、外部有識者による検証委員会、策定懇話会等の中で、今期の検証を行うと共に、長期総合計画との整合を図りながら、策定作業を進めて参ります。 

3年度からの10年間の公共施設の具体的な整備計画となる「公共施設個別施設計画」につきましては、町の主要な公共施設整備の基本構想である「公共施設グランドデザイン」における整備の方針を踏まえ策定作業を進めております。策定に当たりましては専門的な見地から長野大学にご協力いただくほか、策定委員会などにより、住民の皆さんのご意見をお聞きするなかで、より効果的な公共施設の管理運営にむけた計画を策定してまいりたいと考えております。 

スマートタウン構想事業の新たな取組みとして進めている村上小学校蓄電設備の整備につきましては、平時のCO2削減による地球温暖化対策と停電時等の電力供給を併せて実現できることに加え、有事の際の避難所としての機能を高める有効な事業として、現在設計業務の発注準備を進めております。 

新工業団地の造成事業及びA09号線道路改良事業につきましては、517日に、坂城テクノセンターにおきまして、2回目となる事業説明会を、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を施す中で、3回に分けて開催いたしました。  

今後、地権者の皆様個々にご協力をお願いしていくことになりますが、町の更なる発展のため、また、企業要望にいち早く応えられるよう、令和4年度の工業団地分譲開始と町道A09号線開通を目指して進めてまいりたいと考えております。 

信州さかきふるさと寄附金につきましては、全国の皆さまから町の特産品に魅力を感じていただき、ご好評をいただく中で、昨年度は、6,202件、148,572千円のご寄附をいただきました。  

今後も、返礼品提供事業者の皆様と連携を取りながら、ふるさと寄附を通じ、さらに町の魅力を全国のより多くの方々に発信し、町をPRしてまいりたいと考えております。 

「松くい虫被害 防止対策」では、引き続き松枯れ被害が広がっていることから、伐倒駆除を中心に、空中散布、枯損木処理、樹幹注入、松の植樹など総合的な防除対策を講じてまいります。 

中散布につきまして、416日に住民説明会を行い、住民の健康に対する配慮を図る中で、今月24日に有人ヘリによる散布を予定しており、有人ヘリでは散布できない人家に近い箇所につきましては、同日と7月15日の2回、無人ヘリコプターによる薬剤散布を実施してまいります。 

福祉分野におきましては、町内の地域密着型特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)で進められていた9床の増床工事が完了し、本日61日から事業が開始されました。 

今後の介護ニーズに対応していただけるものと期待をいたしております。 

先般、令和元年度の国保加入者一人当たり医療費の速報値が発表され、当町の一人当たり医療費は402,456円で、平成30年度より約10.3%の大幅な増となり、これにより、高い方から34位まで改善した順位も10位となりました。 

医療費の動向は今後の県への納付金にも影響をしてまいりますので、医療費の分析を行うとともに、引き続き健診等の受診勧奨に努めてまいります。 

町道A01号線 道路改良事業 酒玉工区の若草橋周辺は、長期間の交通規制を行い、橋の架け替え工事を実施してまいりましたが、橋梁本体が3月末に完成いたしました。 

今年度は引き続き、橋の南北の道路改良工事を実施し、より安心安全にご利用いただける道路の完成を目指してまいります。 

坂城インター先線事業につきましては、用地買収が本年4月の時点で約96%完了し、現在は「しなの鉄道」を跨ぐ跨線橋工事や、今年度末の工事完了を目指して「国道」から「しなの鉄道」までの道路本線の盛土工事に着手したとのことで、順次整備が進められています。 

共下水道事業の整備については、昨年度、主に新地地区の工事を進め、本年3月末の整備面積は約87%となりました。 

2年度は、引き続き新地・鼠地区の管渠工事を進め、加えて、中之条地区並びに村上地区の居住地域で未整備区間の工事を実施してまいります。 

源泉を汲み上げるポンプの故障により524日夕方から臨時休館としておりました「びんぐし湯さん館」につきましては、ポンプの交換工事が完了し、本日から営業を再開します。 

休館中はご迷惑をお掛けいたしましたが、引き続きのご利用をお願いいたします。 

続きまして、6月補正予算の主な内容について申し上げます。 

国からの社会資本整備総合交付金の増額を受け、先に申し上げましたA01号線の道路改良工事費のほか、昭和橋、鼠橋などの橋梁修繕工事の増額を計上いたしました。 

域住民が主体となって実施する「県地域発元気づくり支援金事業」が採択となりました。 

農道2路線、林道「網掛線」、「大久保線」の計4路線について原材料支給、重機手配などの支援をしてまいります。 

以上、新型コロナウイルス対策、令和2年度の主な事業の進捗状況並びに6月補正予算の概略について申し上げました。 

今議会に審議をお願いする案件は、専決報告が19件、人事案件が1件、条例の一部改正が1件、一般会計及び特別会計補正予算2件の計23件でございます。 

 

なお、現在の経済情勢悪化を踏まえ、私を含む特別職の給料減額を検討しており、本議会最終日に条例案をご審議いただきたく準備を進めておりますので、あわせてご審議を賜りますようお願い申し上げまして、招集のごあいさつとさせていただきます。 

 

坂城町長 山村ひろし

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