11/12/31 08:26

信濃毎日新聞選、「坂城町3大ニュース」

 今年もいよいよ大晦日となりました。 この一年間皆様方にとってどんな年だったでしょうか。 
 今年は、国内外での大規模な災害のみならず、米国・欧州での経済危機、極端な円高なども加わり、日本・世界の大きな転換の年として記憶に残る一年となりました。
 このような社会情勢のなか、本年4月の町長選挙におきまして、皆様方から誠に温かいご支援を賜り、町政を担わせていただくこととなりました。
 何とか、大晦日を迎えましたが、昨日(12月30日)の信濃毎日新聞恒例の記事「市町村(坂城町)の3大ニュース」として以下の項目が取り上げられました。
 
  1.町長選で山村弘氏が初当選
  2.イトーヨーカ堂の全国初の移動販売車が運行
  3.スマートコミュニティー構想事業に着手
 
 皆さま方の3大ニュースはいかがだったでしょうか。
 どうか良いお年をお迎えください。
  
 坂城町長 山村ひろし

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11/12/31 08:03

老子の続き(第27章)

 この章は、実に内容の濃い深いものを多く含んでいます。 人の有り方、人との関係、社会とのあり方、人の使い方などなど大いに参考になります。

 

 善行無轍迹、善言無瑕讁。善計不用籌策、善閉無關楗而不可開、善結無繩約、而不可解。是以聖人常善救人、故無棄人。常善救物。故無棄物。是謂襲明。故善人者不善人之師、不善人者善人之資。不貴其師、不愛其資、雖智大迷。是謂要妙


 
 善く行くものには轍迹(てっせき)無く、善く言うものは瑕謫(かたく)無し。 善く計るものは籌索(ちゅうさく)を用ひず、善く閉ずるものは関楗(くわんけん)無くして開く可(べ)からず、善く結ぶものは縄約(じょうやく)無くして解く可からず。 是を以て聖人は常に善く人を救ふ、故(ゆえ)に棄人無し。 常に善く物を救ふ、故に棄物無し。 これを襲明(しゅうめい)と謂(い)ふ。 故に善人は不善人(ふぜんにん)の師、不善人は善人の資なり。 その師を貴ばず、その資を愛せざれば、智なりと雖(いえど)も大いに迷ふ。 是を要妙(ようみょう)と謂ふ。

 

 無為の状態ですぐれた進み方のできる者には轍(わだち)の痕が残りません。 すぐれた話のできる人には言葉に瑕(きず)がありません。 すぐれた計算を行う人は算木など必要としません。 すぐれた戸締りでは鍵をかけなくても開けることができません。  
 すぐれた結びは縄がけをしなくてもほどくことができません。 (契約などしなくても反故にすることがないということです)
 このように、聖人はうわべにとらわれず無為の状態で物事をよく見ることができ、その本来持っているものを大切にするので、人をもよく救うことができるのです。 従って、捨てられる人などありません。 また、物をよく救います。従って捨てられるものもないのです。 これは襲明(しゅうめい)あるいは明知を身につけていることと言います。 従って、善人は不善人の師ともなりますし、不善人は善人の資(たすけ)ともなります。 どんなことでもその師を尊ばなかったりその資を大切にしなければ知恵者といっても迷うことになります。 これを奥深い玄妙な真理と言います。
    
 
 襲明(しゅうめい)という言葉がありますが、これは「明」をおおう、つまり明智に従い表面的知識を拭い去り、「道」と一体となった、「理屈を超えた」状態の大切さを唱えています。 まさに「無為自然」のあり方ですね。
   
 
 坂城町長 山村ひろし

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11/12/27 23:57

トルコからゲスト(坂城小学校)

 本日(12月27日)、坂城小学校にトルコからゲスト3名が来られました。

 日本トルコ文化友好協会のウグル・ユジェル会長さん、ダニシマズ・イリディリス副会長さん、ムスタファ・アルスランさん(バハール・エデュケーション代表)です。

左から、ムスタファ・アルスランさん、ウグル・ユジェルさん、ダニシマズ・イリディリスさん

  

     以前(12月1日)、私のブログで坂城町の子どもたちが、10月のトルコの地震で被災された方々へ応援メッセージを書いてくれたことを書きましたが、その話をお聞きになった日本トルコ文化交流協会の皆さんが坂城の子どもたちに会いに来てくれたのです。

 

 (12月1日のブログ)

 http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/index.php?blogid=432&archive=2011-12-1

   

  午後、坂城町役場に来られた後、鉄の展示館、BIプラザの文化遺跡をご覧になった後、坂城小学校の4年生〜6年生の皆さんとの文化交流会に参加していただきました。

 

    坂城小学校(若林校長)では、先生と子供たちが素晴らしいプロプログラムを用意していて、私は大変びっくりもし、感激いたしました。 坂城の子どもたちはすごい。

 交流プログラムは、児童会会長の挨拶から始まり、トルコ国歌、トルコの皆さんへのメッセージ贈呈、トルコのお話し、和太鼓の演奏「いさみごま」、コーラス「いのち」、質問コーナーなど盛りだくさんの内容でした。

 また、坂城小学校の校舎はいたるところにトルコの国旗が飾られていてその気遣いに大いに感心しました。

 

トルコの皆さんへのメッセージ贈呈。

児童会長へのプレゼント(トルコの国花、チューリップをあしらった皿)

 

  本日、日本トルコ文化交流協会へお渡しした応援メッセージは後日、トルコの皆さんに届けられます。

 

  今日は大変すばらしい交流会となり日本とトルコの新たな交流の歴史が始まりました。 坂城の子どもたちに感謝感激です。

 

   坂城町長 山村ひろし

 

 

 

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11/12/24 22:10

クリスマスコンサート(坂城町吹奏楽団・坂城町消防音楽隊)

 クリスマスイヴの今日、坂城町吹奏楽団・坂城町消防音楽隊のクリスマスコンサートに参加しました。 

 (以下の写真はいずれも、中嶋登議員さんに提供いただきました)

 

 

 指揮者:吾妻寛さん

   

 坂城テクノセンターほぼ満員のお客で大盛況のなか、アンコールも入れると25曲以上の演奏でした。 なかなかレベルの高い演奏で客も大満足。

 私もおまけに「絆(きずな)」(田口佳史作詞、小川マキ作曲)を歌わせていただきました。

 

 「絆(きずな)」を歌う。 子どもに人気?

                      

  坂城町長 山村ひろし

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11/12/24 10:11

瀬口さん(キャノングローバル戦略研究所)の中国レポート

 先日、坂城にも来られて講演をしていただいた、瀬口清之さん(キャノングローバル戦略研究所)から最近の中国レポートをいただきました。 中国の内陸部の経済の活性化には目を見張ります。 日本の空洞化を心配するばかりではだめで、いかにビジネスを拡大し、日本に利益を還元し、研究開発を強化し、ビジネス拡大を計らなくてはなりません。 あと、10年で中国は米国のGDPを抜き去ります。この10年が勝負と見なくてはなりません。 詳細は以下のサイトをご覧ください。

 

 https://f.msgs.jp/fcnts/arv/111222seguchi.pdf

以下、瀬口さんのレポート要旨です。

  

<主なポイント>


○ 内陸部の主要3都市では、いずれもマンション建設ラッシュが続いており、どこへ行ってもクレーンが立ち並ぶマンション建設現場が目につくことが多かった。 中国の旺盛な不動産実需は衰えていないため、当分バブル崩壊が生じるとは考えられない。


○ 内陸部の経済成長とともに拡大する国内市場での販路拡大を目指し、内陸部主要各市において日本企業の進出・増産の拡大が目立っている。それでも、内陸部現地の邦銀支店長や地方政府幹部から見ると、拠点展開や製品開発に関する日本企業の取組み姿勢は依然理解できないほど慎重過ぎると評価されている。


○ ここ数年、大手邦銀の取引先が中国での合弁相手に騙されたという話は聞かれなくなっているほか、中国から日本への配当金送金についても全く心配の必要がなくなっているが、多くの日本企業はいまだにそうした事実すら認識していない。今後の中国ビジネスの順調な展開に伴い、誤った認識や過度に慎重な姿勢が修正されれば、日本企業の内陸部への進出はさらに加速する可能性が高いと考えられる。


○ 重慶、成都、武漢いずれにおいても、交通・運輸インフラの建設が引続き急ピッチに進んでおり、周辺地域との経済連携、経済誘発効果の拡大が一層促進される。


○ 重慶・武漢・成都のワーカーの賃金水準は、沿海部に比べ10%程度の差しかなくなっている。物流が発達し、役所の事務処理効率も高い沿海部に比べると、内陸部の方がむしろコストは高くつくケースも多い。このため今後内陸部に進出する企業の目的はもはや低賃金を利用したコストダウンではなく、労働力確保が主となっている。

 
○ 多くの企業の日本の本社ではブランドを傷つけるリスクのある本社以外での製品開発に対して否定的である。このため、中国現地で中国人消費者ニーズにマッチした製品を開発すればはるかに大きな収益の確保が可能となるにもかかわらず、目の前のチャンスをみすみす喪失せざるを得ない状況が続いている。

 
○ 現地拠点のトップやNO.2 など経営幹部に任命された優秀な中国人の能力をフルに発揮させるには、過去の日本人幹部のバイアスのかかった人事考課を即座に修正し、より実務重視型、能力主義の組織体制に改めることが望ましい。しかし、そうした人事考課の修正を行おうとしても、継続性を重視する日本の本社サイドの人事部門がこれを認めないケースが多い。このためせっかく優秀な中国人社員が現地拠点経営幹部に任命されていながら、十分な実力を発揮できないという結果を招いている。

 

 

 以上です。

 

  坂城町長 山村ひろし

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11/12/24 09:52

老子の続き(第26章)

 ここでは、人間としての「重さ」あるいは「軽挙妄動」の戒めを説いています。 最近の政治の軽さを老子先生はどのように見ているのでしょうか。

                     

 重爲輕根。靜爲躁君。是以聖人、終日行、不離輜重。雖有榮觀、燕處超然。奈何萬乘之主、而以身輕天下。輕則失臣、躁則失君。

                  

 重(ぢゅう)は軽(けい)の根(こん)たり。 静(せい)は躁(そう)の君(きみ)たり。 是(ここ)を以って聖人は、終日行けども輜重(しちょう)を離れず。 栄観(えいくぁん)ありと雖(いへど)も、燕處(えんしょ)超然たり。 奈何(いかん)ぞ萬乗(ばんじょう)の主にして、身を以って天下より軽しとするや。 軽ければ則ち臣(しん)を失い、躁がしければ則ち君たるを失ふ。

                

 重いものが軽いものの支えとなるように、静かさは騒々しさを治めます。聖人は一日中行進しても決して輜重(しちょう 軍需品を乗せた車両)を離れません。素晴らしい眺めがあると言っても超然としています。大国の主が天下に対して軽々しく行動してよいものでしょうか。軽挙が多ければ臣下を失い、騒がしく妄動すれば君主の立場を失ってしまいます。

             

 重要ということばも「重いかなめ」であり、慎重も「重く慎む」という意味ですね、国を治める者、首長、経営者にとっても大切な心持ですね。

                       

 坂城町長 山村ひろし

  

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11/12/23 08:18

森仁志さんの個展「森仁志のあゆみ展」

 坂城町在住のリトグラフ作家で画家の森仁志さんが「上野の森美術館」で個展を開かれておられます。

 昨日(12月22日)、坂城町議会宮島議長さん、新田醸造の新田社長さん、葛尾食品臼井社長さんと伺いました。
 
 この展示会は「上野の森美術館」全館貸切で、年末年始開催されております。
 森さんの今までの代表作品のほとんどと、最近の油絵(大作)が一同に拝見できます。 
 大変すばらしい展覧会です、是非、ご覧下さい。
 
 
「森仁志のあゆみ展」
2011年12月21日(水)〜28日(水)
2012年 1月 2日(月)〜5日(木)
時間 AM 10:00--PM5:00  
休館日 12月29日(木)〜1月1日(日)
入場料 一般500円 学生無料
 
           
 
     前列左から、森さん、山村、宮島議長
     後列左から、奥様、臼井さん、新田さん
 
    
 坂城町長 山村ひろし

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11/12/20 17:14

津久井さんからご招待

 上五明で「トンカツ津久井」を経営されておられる、藤井吉男さん、豊久さんは、毎年12月に「ともいきライフ月影」の皆さんをご招待し、昼食のご接待をされています。

ともいきライフ月影の皆さんと。

後列左から二人目が、ともいきライフ月影 松井寮長

 

 今年で10年目になるそうですが、今日(12月20日)も大変美味しい、特製うどんを月影のスタッフも入れ約80名の方に提供されておられました。 私もご相伴にあずかりました。

 月影の皆さんは一同、大変大喜びで少し早い年越しうどんを堪能されておられました。

 このような活動を長くされておられる「津久井」さんに心より感謝申し上げます。

 

 坂城町長 山村ひろし

 

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11/12/18 06:20

里山を守り、育てる

 昨日(12月17日)、「さかきテクノセンター」で「ふれあいの里山づくりシンポジウム」が開催され、私もパネリストの一人として参加しました。(主催:南条生産森林組合、後援:長野県長野地方事務所、坂城町)

 

信州大学 中村浩志教授

 

 パネリスト:左から、中村教授、山村町長、柳沢直幸氏、内田守之氏、山極太忠氏

  本シンポジウムは坂城町南条生産森林組合が長野県の元気づくり支援金事業を活用した「ふれあいの山」整備の一環として開催されました。

 「ふれあいの里山」づくりをテーマとして、信州大学中村浩志教授、南条生産森林組合理事長山極太忠氏、さかき里山トレッキングクラブ会長柳沢直幸氏、太郎山山系を楽しくつくる会会長内田守之氏と私が参加して2時間半にわたり、大変熱のこもった議論をいたしました。会場も200名近くの方が来られ、坂城の恵まれた自然をいかに大切に守り、育てるか内容の濃いディスカッションを行いました。

 私も、先日(12月13日)「ふれあいの里山」を見てまいりましたが、約半年の期間で見事な里山が作られています。年内には完成とのことです。是非、皆さまも現地へお出でください。

 

 

 坂城町長 山村ひろし

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11/12/15 13:12

故竹内元幸さんの刀剣・書籍など多数、寄贈いただきました。

 坂城町の「鉄の展示館」には多くの方々からいただいた所蔵品が沢山あります。

 このたび、以前にも貴重な刀剣を寄贈いただいた、埼玉県在住の故竹内元幸さんの奥様、竹内育子さんから、日本刀1点(無銘・伝長船長守)、槍1点と、刀剣関係の書籍115点をご寄贈いただきました。

左から甥の竹内昌燎さん、竹内育子さん、山村町長

 今回の寄贈は、本年9月に亡くなられた元幸さんのご遺言によるものです。
 元幸さんは、ご自身が所有されている刀剣の今後の保管などについて思案されるなかで、故宮入行平刀匠の生地である当町の鉄の展示館に、所蔵刀をご寄贈されてきました。

 平成19年には「長船長光」の太刀と付属拵えを、平成21年には「長船盛光」の脇差と付属拵えを同館に寄贈されており、また、その功績により平成19年に紺綬褒章を受章されています。

 今回ご寄贈いただいた刀は、南北朝時代の14世紀半ばから後半に活躍した、備前国(岡山県)の名工・長船長守の作とされるもので、(財)日本美術刀剣保存協会の鑑定により重要刀剣に認定されている名刀です。

  「鉄の展示館」は来年10周年を迎えます。現在、新たな企画展を種々企画しておりますが、この中でもご披露できればと考えております。ご期待下さい。

     

 坂城町長 山村ひろし

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11/12/10 17:28

「お話の会」のサンタクロース

 本日(12月10日)坂城図書館で開かれた、「お話の会」(代表:氷沢清美さん)に参加しました。 

 この会は坂城町立図書館で毎月第2土曜日の午前中に開かれています。 昭和61年(1986年)から始められましたので、今年で25年目を迎えました。 12月は毎年クリスマス会を兼ねて開催されます。 

 今日のプログラムは、「はらぺこ あおむし」の影絵から始まり、腹話術、手品など大変盛りだくさんの内容で、最後にサンタ・クロース(山村)が登場し、お話と子どもたちにプレゼントを渡しました。 (眼をキラキラ輝かせた子どもたちと保護者の方々が約60名ほど参加されました。)

 「お話の会」のメンバーは5名なのですが、毎月、意欲的なプログラムを考えられ、25年も続けられておられます。 このご努力に大きな敬意を表します。

 来月は1月14日(土)10:30からです。 25周年記念として開催していただくようお願いもしました。 私も参加して、お話をさせていただく予定です。

 大勢の良い子のちびっこ達の参加を待っています。

     

 坂城町長 山村ひろし

 

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11/12/10 17:08

老子の続き(第25章)

 この章は老子の宇宙観を知るうえで重要な箇所です。 宇宙の根源、ビッグバーンの概念をも感じることが出来ます。

   

 有物混成、先天地生。寂兮寥兮、獨立而不改、周行而不殆、可以爲天下母。吾不知其名。字之曰道、強爲之名曰大。大曰逝、逝曰遠、遠曰反。故道大。天大。地大。王亦大。域中有四大、而王居其一焉。人法地、地法天、天法道、道法自然。

 物有り混成し、天地に先だって生ず。 寂(せき)たり寥(れう)たり、独立して改(あらた)まらず、周行して殆(おこた)らず。 以て天下の母と為す可(べ)し。 吾、其(そ)の名を知らず。 これに字(あざな)して道と曰(い)ひ、強(し)いて之(これ)が名を為して大と曰う。 大なれば曰(すなは)ち逝(ゆ)き、逝けば曰(すなは)ち遠ざかり、遠ざかれば曰(すなは)ち反(かへ)る。 故に道は大なり。 天は大(だい)なり。地は大(だい)なり。 王も亦(また)大なり。 域中(ゐきちゅう)四大(しだい)有り。 而(しか)して王は其(そ)の一に居る。 人は地に法(のっと)り、地は天に法り、天は道に法り、道は自然に法る。

 いろいろなものが混ざり合って一つになり、天地のできる以前に存在しています。 音もなくうつろに形もなく、何物にも頼らず独立し変わることもありません。 どこまでも大きく巡り回りとどまることがありません。 その様子は天下の根源を作り出す母のようです。 私はその名を知りません。 とりあえず仮の字(あざな)をつけて道とし、しいて名を大とします。 大と言うごとくに大きく動き、遠ざかり、まるで大宇宙の動きのようにふたたびもとにもどってきます。 道は大きく、天も大きく、地も大きく、王もまた大きな存在です。 この世の中には四つの大きな大があります。 王もその一つなのです。 人は地の法則に則り、地は天の法則に則り、天は道の法則に則ります。 道は自らの自然な在り様に従って行動します。

   

 実に壮大な話ですが、文中、「四大」とあるのは「道、天、地、王」ですが、ここに「王」が入ってくるのが老子のユニークな現実的な立場だと言えます。 いずれにしても、大宇宙の滔々とした動きの中、堂々と無為自然の立場で生きていたいものです。

   

 坂城町長 山村ひろし

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11/12/08 22:55

第6回坂城町経営革新塾

 本日(12月8日)、第6回坂城町経営革新塾が開催され参加しました。(参加者30名 主催者:(財)さかきテクノセンター、坂城町商工会、坂城町 コーディネーター 島田亨久氏)

 今回は「坂城町経営革新塾」のメンバーに「坂城町ニューリーダー研究会」の面々も加わり、熱のこもったシンポジウムとなりました。

 坂城町経営革新塾については、以前にも記述しましたが、坂城町の若手経営者を対象にしたセミナーです。 これからの坂城町を引っ張ってくれる方々の勉強の場として、今年新たに開催されたものです。

 本日は、私と日精樹脂工業?代表取締役社長の依田穂積さんが講師として招かれました。

 依田さんは温和な人柄に似ず、経営者としての為すべきことを、ご自身の体験を紹介されながら、大変厳しく話されました。 誠に素晴らしいお話で大いなる感銘を受けました。

 私は、?来年はどういう年になるか ?「モノづくり」から「コトづくり」への話 ?「スマートタウン坂城を目指して(これからの町づくり) ?「重職心得箇条」(佐藤一斎) ?「技術立国建白書」の話などをしました。

 坂城の若手経営者の反応は誠に素晴らしく、大いに感じ、満足して帰りました。

 今後の彼らに、大いに期待したい。

 

 

 

 

 

  坂城町長 山村ひろし

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11/12/05 21:26

X'mas コンサート (中心市街地コミュニティーセンター)

 昨日(12月4日)の駅前イルミネーション点灯式に続いて、中心市街地コミュニティーセンターで、点灯記念のクリスマスコンサートが開催されました。

 出演は、上田市を中心に活動する「THE  アルペジオバンド」の皆さんです。

 ユーモアたっぷりな演奏会で皆さんよくご存知の懐かしい曲をたっぷり聴かせていただきました。 会場いっぱいに集まった来場者の皆さんも大満足でした。

 また、にぎわい坂城の方々のご配慮でワインやスナックもいただき、大いに盛り上がりました。

 坂城町長 山村ひろし

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11/12/05 21:12

坂城駅前にイルミネーション点灯!!!

 昨日(12月4日)、坂城駅に初めてクリスマスにあわせ、イルミネーションが点灯しました。

 にぎわい坂城、坂城町商工会の皆さんと、何と言ってもイルミネーションを飾る壁を提供していただいた、長野県信用組合坂城支店さんのお蔭で、始めて坂城駅が明るくなりました。 まだまだ、ささやかなものですが、皆さんの心のこもった温かい光です。

 私の念願でもありました。

 皆さんのご努力に感謝いたします。

 午後5時に同じく 「けんしん」 さん の壁に設置された観光用パネルとイルミネーションの点灯式が行われました。

 大変寒い中、まことに大勢の方々にお集まりいただきました。

左から「にぎわい坂城」代表の蒲原敏一さん、ねずこん、山村町長

 イルミネーション(LED)はセンサー式で、日没から6時間の点灯(だいたい午後11時頃まで)で、来年1月末までは続けられます。

 あわせて、坂城駅周辺の商店の皆さんのイルミネーションもご覧ください。

 坂城町長 山村ひろし

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11/12/04 09:07

来年はどんな年

 今年もすでに師走の4日になりました。 
 今年も大変な年でしたね。
 1月のオーストラリアの大洪水から始まり、2月のニュージーランドの大地震、3月には我が国の東日本大震災、長野県北部大地震があり、その後もトルコの大地震、タイの大洪水が続きました。さらに加えて、原発事故、米国、欧州での経済危機、極端な円高など人災も加わりました。
 干支で言うと、今年は辛卯(しんぼう、かのと う)でした。辛は小刀あるいは針などを意味し、卯は神への捧げもの(肉)を切り開いた意味であり、前から押し寄せてくる難問課題をバッサバッサと切り開いていくことが求められる年でもありました。しかしながら難問課題に一方的に押しやられた年になってしまったようです。しかしながらこの干支は旧暦ですので来年2月の節分まで3か月あります。その間にできる限りの努力をして来年に備えたいものです。
 来年は壬辰(じんしん、みずのえ たつ)です。壬は「たたき台、ふくらむ、になう」という意があります。例えば壬人は人に託すという意味があり、語としては任となります。一方、辰は貝が足を出して動く形であり、「しん、かい、とき」とも読みます。また、辰は龍であり神、天をも意味します。従って、来年は前年から引き継がれた諸問題の解決に当たる年であり、様々な問題に正面から取り組むことを要求されます。しかしながら問題の解決が遅々として進まない場合には壬辰の言葉通り、神もしくは天にその裁決を委ねることになります。われわれが努力を怠ればまことに厳しい審判を受けることになります。
 先日、ようやく日米欧の中央銀行が協調で資金調達を行うことが決まりました、日本政府の12兆にのぼる補正予算も決まりました。坂城町でも12月1日に開催された第4回定期議会で条例改正ならびに補正予算を提案させていただいております。
 来年に向けた速やかな執行を行い、来るべき「壬辰」に備えたいと思います。
 
坂城町長 山村ひろし 

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11/12/02 20:42

老子の続き(第24章)

 この章は大変短いものですが、老子の本質が語られています。

 あまり無理するな、自然体で堂々と生きよということです。

  

 跂者不立、跨者不行。自見者不明、自是者不彰。自伐者無功。自矜者不長。其於道也、曰餘食贅行。物或惡之。故有道者不處也。

 

 つまだつ者は立たず、跨またぐ者は行かず。  自ずから見あらわす者は明らかならず、自ずから是とする者は彰あきらかならず。  自ずから伐ほこる者は功無く、自ずから矜ほこる者は長ちょうとせられず  其の道に於けるや、余食贅行よしぜいこうと曰ふ。  物或つねに之を悪にくむ、故に有道者は處(お)らず。

 

 爪先立ちする人はいつまでも立っていることはできません。大股で歩く人は長い距離を進めません。自ら見せびらかす人は他から認められることはありません。自ら正しいと主張する人はかえって受け入れられません。自ら功績を自慢する人はなかなかそれを受け入れてもらえません。自ら威張っている人はリーダーにはなれません。このようなことは道の考え方からすると余計な振る舞い、無駄なことなのです。誰もがこのようなことを嫌います。従って道を極めた人はこのようなことは決して行わないのです。

 

 

 俺が俺が」の人生でなく、他者のために最善を尽くすことが大切です。 老子はあくまでも人為的な人生を否定し、常に「無為自然」の大切さを説いています。

 

 

 

   坂城町長 山村ひろし

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11/12/01 17:31

坂城の子供たちはすごい(トルコの地震についての激励メッセージ)

 9月中旬に私が坂城小学校、村上小学校、坂城中学校の子供たちに、「トルコの軍艦エルトゥールル号遭難」の話をしました。 その後にトルコで大地震があり約1,000名の方々が被災されたというニュースがありましたが、坂城の子供たちがトルコの人々に素晴らしい、激励のメッセージを書いてくれました。(ポスター 10枚も)

 そこで、以前から懇意の日本トルコ友好協会の会長さん(ユジェル・ウルルグさん)にお話したところ、是非坂城へ来て子供たちとお話をしたい。そしてそのメッセージをトルコ政府に渡したいということでした。

 本日の坂城町定例議会でもお話しましたが、子供たちの心意気に大変感銘を受けると共に敬意を表します。

 以下、一部ですが掲載します。

(以下、坂城小学校)

(以下、村上小学校)

(以下、坂城中学校)

(以下、エルトゥールル号にまつわる物語です。 外務省資料より)

1887年、小松宮彰仁殿下及び同妃殿下がトルコを訪問し、皇帝アブドゥル・ハミト2世に謁見しました。1889年7月、これに対する答礼として、同皇帝はオスマン・パシャ提督(海軍少将)率いる総勢650名の使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号を日本に派遣します。1890年6月、同使節団は横浜港に到着、オスマン・パシャ提督は明治天皇に拝謁しオスマン帝国の最高勲章を奉呈しました。

 同年9月、同使節団はトルコへの帰路に就いたのですが、エルトゥールル号は神戸を目指して航行中、和歌山県紀州沖にさしかかったところで台風に遭遇してしまいました。強風と高波の中、エルトゥールル号は樫野崎灯台を目指して航行しましたが、運悪く、沖合約40メートルで座礁し、沈没しました。

 この海難事故により、オスマン提督以下乗組員587名が死亡するという大惨事となりました。そのような中、付近の住民の献身的な救助により、69名の乗組員が救出され、後に日本海軍の巡洋艦「金剛」及び「比叡」により丁重にトルコに送還されました。また、日本国内でも犠牲者に対する義援金の募集が広く行われました。

 このように、エルトゥールル号の海難事故自体は極めて痛ましい事件ではありましたが、その際の日本官民あげての手厚い事後対応はトルコ人の心を打ったとされます。現在では、エルトゥールル号の日本訪問とその後の遭難事件は、両国の友好の原点の出来事とされています。

 また、この120年間の友好の歴史の中には、1985年3月に、イラン・イラク戦争下のテヘランで、イラクがイラン領空の全航空機を攻撃対象にすると発表したために、テヘラン在留の日本人が孤立した状況に陥った際、トルコ政府が日本側の要請に基づいてトルコ航空機をイランに派遣してくれた結果、イラクの攻撃設定期限のぎりぎりで多くの日本人がこれに搭乗してイランを無事に脱出することができた、というトルコの方々の友情に日本国民が助けられた出来事もありました。

 

 

  坂城町長 山村ひろし

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11/12/01 13:50

全国町村長大会に出席

 昨日(11月30日)NHKホールで開催された「全国町村長大会」(会長 藤原忠彦 南佐久郡川上村長)に出席しました。

 

   野田総理総理大臣、関係閣僚、民主党幹事長他が出席する中、決議された項目は以下の通りですが、東日本大震災の被災地を代表して特別アピールをされた、佐藤仁 宮城県南三陸町長ならびに菅野典雄 福島県飯舘村長の切実なるお話が印象的でした。 あまりにも遅い政府の対応について切々と訴えておられました。

 

    決議項目は

 一.真の地方分権改革を強力に推進すること。

 一.交付税率を引き上げるとともに、三位一体改革で大幅に削減された地方交付税を復元・増額すること。

 一.固定資産税の特例措置の見直し及び自動車関係諸税の現行制度堅持等により、町村税財源の確保をはかること。

 一.社会保障・税一体改革にあたっては、地方消費税等の安定財源を充実すること。

 一.地域経済・社会を崩壊させるTPPへは参加しないこと。

 一.農林水産公共予算の復元と戸別所得保障等の財源確保により、食料・木材自給率を向上させること。

 一.子どもに対する手当の制度設計は、地方の理解と納得を得て行うこと。

 一.国民皆保険を堅持するため、都道府県を軸とした保険者の再編・統合を推進し、医療保険制度の一本化をはかること。

 一.市町村の強制合併につながる道州制は導入しないこと。

 

     そのほか、東日本大震災からの復興と全国的な防災に関する特別決議を以下のとおり行いました。

 1.東日本大震災からの復興

  一、地域の主体性を生かし、迅速に復興対策に取り組むこと。

  一、被災者に対し、きめ細かな支援を行うとともに、農林水産業をはじめ地域産業を再構築し、雇用対策を講じること。

  一、被災町村の復興計画に基づく事業が、早期かつ円滑に推進できるよう、地方の自由度の向上をはかり、国の財政措置を大幅に拡充すること。

 2.原子力災害対策

  一、原発事故を早期に収束させること。

  一、放射性物質の除染、損害賠償、被災者への健康管理・生活支援等は、国の責任の下、早期に行うこと。

  一、原発の安全規制及び原子力防災対策を早期に見直すこと。

 3.全国的な防災対策の強化

  一、災害対策法制及び防災基本計画の抜本的な見直しをはかること。

  一、今回の大規模災害を教訓として、地震・津波対策、土砂災害防止対策等を強化し、住民が安心できる災害に強い国土づくりを強力に推進すること。

  一、災害時の孤立する恐れのある集落への支援を強化し、地域の安全確保に全力で取り組むこと。

   この決議をもって、各町村長が運動を起こすことになります。 (町村は全国で933)

   以上。

    

 坂城町長 山村ひろし

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