12/07/18 07:55
さかき産学官連携協議会
昨日(7月17日)、坂城テクノセンターにて 「平成24年度 さかき産学官連携協議会」(会長:依田穂積さん)が開催されました。
本総会の前に、私と信州大学地域共同研究センター天野良彦センター長の講演がおこなわれました。
私は、「新たなローカリズムへの期待:坂城町の産官学連携への取り組みと今後の展望」というテーマで30分ほど、「スマートタウン坂城」をベースにお話させていただきました。
天野先生には信州大学が、現在、精力的に取り組まれている「グリーンイノベーション」についてお話をいただきました。
講演される、信州大学地域共同研究センター天野良彦センター長
その中で特に坂城町を中心に進められる 「地域に根ざしたスマートコミュニティ実現を目的とするエネルギー網解析と改善に関する研究」 についてご説明いただきました。
この研究を通して、具体的なスマートコミュニティのモデルを作成し、坂城町発のビジネスモデルを作り上げることが期待できます。
坂城町としても全力を挙げて取り組んでいきたいと考えております。
講演の後、総会が開催され平成23年度の報告、平成24年度の計画が承認され、新たな役員が選出されました。(新会長:桜井雅史さん)
右から、依田穂積 前会長、 桜井雅史 新会長、 西澤孝枝 副会長
今後とも、本会が確実に成果を出されることを大いに期待します。
坂城町長 山村ひろし
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12/07/11 07:30
スーパーコンピュータ「京(けい)」講演会
昨日(7月10日)、坂城テクノセンターで 「スーパーコンピュータ「京」の誕生までの軌跡」 というテーマで富士通? 青木孝さんによる講演会が開催されました。
30年前からスーパーコンピュータの開発に取り組み、「事業仕分け」の荒波にも屈せず、世界一への挑戦を成し遂げた取り組みに拍手を送りたい。
以下、町のホームページにも掲載されていますが、講演の様子、ご覧ください。
山村の右:富士通?次世代テクニカルコンピューティング開発本部統括部長の青木孝さん
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(以下、坂城町ホームページより)
7月10日(火)、坂城テクノセンターで、スーパーコンピュータ「京」講演会が開かれました。
講師には、「京」の開発者である富士通?次世代テクニカルコンピューティング開発本部統括部長の青木孝さんをお迎えし、『スーパーコンピュータ「京」誕生までの軌跡〜世界一への挑戦〜』を演題にご講演をいただきました。
「京」は、世界一速い計算機と認定された(2011年11月15日時点)、理化学研究所と富士通?が共同で開発したスーパーコンピュータです。1秒間に1京回(17桁、ゼロが16個)の計算ができ、その計算能力で、環境、気象、交通、医療など様々な分野で利用され、活用事例の一部として、津波予測・生体・車の衝突・創薬などのシミュレーションを行うことができます。
青木さんには、「京」の能力や活用事例、スーパーコンピュータの開発競争の状況、また、開発プロジェクトの前に立ちはだかった「事業仕分け」などの問題を乗り越えて、システム納入・稼働を達成したプロジェクトに対する思いをお話しいただきました。会場に集った約100名の聴講者のみなさんは深く聴き入り、最後に行われた質疑応答では、活発に質問していました。
なお、青木さんには、明日、坂城中学校で、中学生にもご講演していただくことなっています。
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坂城町長 山村ひろし
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