12/11/30 20:55

老子の続き(第78章)

 前に、第8章で 「上善は水の若(ごと)し」 というのが出てきましたが、この章でも水を引用し、「堅強」に比した「柔弱」の強さを述べています。 ここも大切な章ですね。

                      

 天下柔弱、莫過於水。 而攻堅強者、莫知能勝。 其無以易之。弱之勝強、柔之勝剛、天下莫不知、莫能行。 故聖人云、受國之垢、是謂社稷主、受國之不祥、是謂天下王。正言若反。

                                         

 天下の柔弱なるもの、水に過(す)ぐるは莫(な)し。 而(しか)も堅強(けんきょう)を攻むる者、能(よ)く勝るあるを知る莫し。 其れ以(も)って之に易(かは)るもの無し。 弱の強に勝ち、柔の剛に勝つは、天下知らざるもの莫きも、能く行なうは莫し。 故に聖人云(い)ふ、國の垢(あか)を受くる、是を社稷(しゃしょく)の主と謂(い)ひ、國の不祥(ふしょう)を受くる、是を天下の王と謂ふ、と。 正言(せいげん)は反(はん)するが若(ごと)し。                                                         

 

  この世の中で水ほど柔弱なものはありません。 しかもいざとなると頑強なものを攻めるのに、水ほど強いものはありません。 水に代わるものもありません。 弱いものが強いものに勝つことがあることはだれでも知っていますがそれを実践できる人はいません。 そこで聖人は 「国の汚辱を自ら引き受けることの出来る人が本当の王であり、国の禍を一身に引き受けることのできるのが天下の王である」(本当に強い王がまるで弱者のように汚辱や禍を引き受けるのだ) と言っています。 このように、正しい言葉というのはあたかも反対のことを言っているように聞こえるものです。

                               
                                   
                          
 米国の政治学者のジョセフ・ナイ氏がハード・パワー 一辺倒ではだめで、ソフト・パワー、後にはスマート・パワーの大切さを述べていますが、正に老子と同じ見解ですね。
                               
(以下、私のブログから)
http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=22227
                         
                                    
 坂城町長 山村ひろし
                                
 

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12/11/28 10:07

学童疎開の碑

 一昨日(11月26日)、学童疎開交流事業について記述しましたが、以下に各小学校に設置した石碑の写真を掲載します。

 小学校をお訪ねの際にご覧ください。

                                 

坂城小学校:こちらには豊島区時習国民学校の皆さんが疎開されました。

                          

南条小学校:こちらには足立区舎人国民学校の皆さんが疎開されました。

                       

村上小学校:こちらには豊島区池袋第二国民学校の皆さんが疎開されました。

                                    

 坂城町長 山村ひろし

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12/11/26 21:35

学童疎開の皆さまとの交流

 本日(11月26日)、坂城小学校で戦時中、学童疎開で来られた方々との交流会を全児童ともども実施いたしました。

 私は昨年の東日本大震災、福島の原発事故によりいまだに数多くの子どもたちが「学童疎開」を余儀なくされている現実と、70年近く前の戦争による「学童疎開」が重なり、この経験を決して忘れないように坂城の子どもたちに伝えることが出来ないかと昨年来考えておりました。

 一方、坂城で学童疎開をされておられた方々は東京に帰られた後に「東京坂城会」を結成され長年にわたり坂城町に車いすの寄付をされるなど多大な貢献をしていただいておりました。

 このようなご貢献に対する御礼も坂城町としてしっかりとした形で行っておりませんでした。

 また、学童疎開をされた皆様も80歳近くになられておられるということから、昨年来、宮下副町長や宮?教育長を中心にしてなんとか「学童疎開事業」が実施できないか検討してまいりました。 東京坂城会の皆様にもう一度坂城にお出でいただき、当時一緒に勉強をした学友たちのみならず、現在の坂城の子どもたちと一緒にお話をしていただく機会を作れないかと打ち合わせを重ね検討をしておりましたが、ようやく本日実現いたしました。 感無量です。

 

子どもたちに学童疎開についてお話をする山村

                                                    

 以下、坂城町のホームページをご覧ください。

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学童疎開交流事業01

▲学童疎開者から記念品の贈呈

  11月26日(月)、坂城小学校で、学童疎開交流事業が開催されました。

  この事業は、児童が坂城町の歴史を学び人との絆を大切にすることを目的としたもので、戦時中に東京から坂城町へ学童疎開された方々をお招きし、児童や当時の同級生との交流が行われました。

  今回お招きしたのは、当時豊島区の時習国民学校に通っておられた増毛さん、廣沢さん、北沢さんの3名です。交流会では、学童疎開者から坂城小学校へ記念品が贈呈され、児童たちからは歌のプレゼントがありました。疎開者の皆さんは、児童たちが歌った校歌にいたく感激され、当時の町の様子やエピソードなどを話し、児童たちは戦時中の苦しい生活を実際に体験した方々からの貴重な話に真剣に耳を傾けていました。

学童疎開交流事業04-05

 

  また、今回の交流を記念して、学童疎開があったことを記録として後世に残すための記念碑が建てられ、その除幕式が行われました。

学童疎開交流事業02-03

 

  その後、疎開当時に住んでいた大英寺と満泉寺を訪れると、さらに当時の記憶が蘇ったようで、思い出話に花を咲かせていらっしゃいました。

学童疎開交流事業06

▲当時住んでいた大英寺にて

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 坂城町長 山村ひろし

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12/11/26 07:40

ねずこん大健闘、長野県で10位に

 ゆるきゃらグランプリ2012年の審査結果が出ました。

 全国トップは今治市の「バリーさん」でした。(なんと投票数は54万7284票!)

 長野県で1位の「アルクマ」が全国では24位となりました。(投票数6万6592票)

 我が「ねずこん」はスタートの出遅れが響きましたが(855番目からスタート)、後半の追い込み鋭く、全国では264位、長野県では43団体中10位に入りました。(投票数2558票)

                        

(以下、長野10位まで)

(以下、今治市の「バリーさん」)

 

 皆様のご協力を心より感謝いたします。

 来年はスタートダッシュをかけて頑張りたいと思いますので、ご協力よろしくお願いいたします。

 ありがとうございました!!!

                             

(先日の「ねずみ大根まつり」で、健闘した「ねずこん」に花束贈呈)

                                      

 坂城町長 山村ひろし

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12/11/24 16:48

信州の名工の中嶋丈吉さん、福島靖さん来訪

 平成24年度信州の名工に選ばれた中嶋丈吉さんと福島靖さんが来訪されました。(11月22日)

 平成24年度の卓越技能者知事表彰 「信州の名工」 25名 が発表になりましたが、今回はこのなかで、坂城で働いておられるお二人が受賞されました。

                                   

 先日、一橋大学名誉教授野中郁次郎教授のお話がありましたが、このお二人は永年にわたりまさに、「モノづくり」から「コトづくり」を実践し、後進のご指導もされておられる方々です。

                                     

 以下、坂城町のホームページからご覧下さい。

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信州の名工01

写真左から、中嶋さん、山村町長、福島さん

  平成24年度長野県卓越技能者知事表彰『信州の名工』に選ばれた、力石化工?の中嶋丈吉さんと日精樹脂工業?の福島靖さんが山村町長を表敬訪問されました。

  『信州の名工』は、卓越した技能を有し、県内産業の発展に顕著な功績があった方を表彰する制度です。今回の表彰について、中嶋さんは「このような賞をいただいて恐縮している。私よりも優れた技量を持つ方はたくさんおられるので、さらに勉強をしなければ」と話され、福島さんは「技能を高めようと挑戦してきた結果が実った」と喜びを語られました。また、若手技能者の育成については二人とも共通した思いを持っておられ、「技術の継承にさらに力を入れていきたい」と話されていました。

技能・功績の概要(同表彰式資料より抜粋)

  • 中嶋丈吉さん

  長年、金属表面処理(めっき)に従事し、複雑な形状・精度が求められる部品に均一なめっきを施すことができる卓越した技能を有している。
  めっきが付きにくいアルミニウムなどの難素材に適した前処理を開発したり、省エネ技術(エネルギーロスの数値化)の確立などに取り組んだり、めっき技術の向上と、環境負荷の低減に多大に貢献している。また、社内、他社の技能者に対し、指導を行うなど後進の育成に尽力している。

  • 福島靖さん

  プラスチック射出成形機の金型の設計と加工・組立に従事し、3D・CAD/CAMを使った金型設計から全ての加工機を駆使し、加工・組立までの全行程を単独でやり遂げることができる卓越した技能を有しており、金型技能者として高い評価を得ている。
  また、豊富な知識と卓越した技能を生かし、後輩の加工技術力アップや工程管理等ができる多能工化への指導育成に尽力している。

信州の名工02

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 坂城町長 山村ひろし

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12/11/22 13:38

老子の続き(第77章)

 この章では、「天の道」のあり方について述べています。

 老子の言う「天の道」はそれこそ、宇宙、大自然の合理性を説いています。

 天はすべてのものを調和するということですね。

                                     

 天之道其猶張弓乎。?者抑之、下者擧之。有餘者損之、不足者與之。天之道損有餘而補不足。人之道則不然、損不足以奉有餘。孰能有餘以奉天下。唯有道者。是以聖人、爲而不恃、功成而不處、其不欲見賢。

                     

 天の道は其れ猶(な)ほ弓を張るがごときか。 高き者は之れを抑え、下(ひく)き者は之を擧(あ)ぐ。 餘り有る者は之を損(へら)し、足らざる者は之に與(あた)ふ。 天の道は餘り有るを損して足らざるを補ふ。 人の道は則(すなわ)ち然(しか)らず。 足らざるを損し以(も)って餘り有るに奉(ほう)ず。 孰(た)れか能(よ)く餘り有りて以って天下に奉ぜん。 唯(た)だ有道者のみ。 ここを以って聖人は、爲(な)して恃(たの)まず、功成りて處(お)らず。 其れ賢を見(しめ)すを欲(ほっ)せざるなり。

                               

 

 天の道の動き方はあたかも弓に弦を張って引っ張るようなものです。 つまり上の者を押さえ、下の者を持ち上げるようなものです。 あり余っている者から取り上げ、不足している者に分け与えます。 このように天の道は大きな自然の動きの中で余っているもの、足りないもののバランスを取っているのです。 しかしながら人の道ではそうではありません。 足らなくて困っている者から更に取り上げ、有り余っている者に差し出しているのです。 ありあまっているからと言って天下に差し出す人はいるのでしょうか。 それはただ、道を体得している人のみなのです。  それゆえに、聖人と言われる人は立派な業績をあげてもなにも要求せず、成果が上がっといってもいつまでもそこに留まっているわけでもありません。 ましてや自分の優れている点など人に見せようとはしないのです。
                                 
                       
 この調和のバランスが今の政治にも求められます。
 また、後段の 「功成りて處(お)らず。」 というのもすごいですね。
 成功までのプロセスが大切で、功成なり名遂げたならいつまでも居続けてはいけないということです。 出処進退の大切さも述べています。
                                          
                       
 坂城町長 山村ひろし 

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12/11/19 08:00

川村真二さんの本

 ビジネス・リーダー研究所所長、経営教育コンサルタント、作家・小説家でもあり、今年から坂城町中小企業能力開発学院でリーダーシップ教育のご指導をいただいている川村真二さんが今年8月に出された「われに明治の父ありき」が評判を呼んでいます。

 この本は、川村真二さんの父親で経営指導者であられた邑井操さん(本名:川村義太郎)が昭和59年に出された本を川村真二さんが改編再出版されたものです。

 邑井操さん(川村義太郎)と父親川村増太郎氏とのやり取りを中心に書かれたものですが、実に心温まる物語です。

 川村増太郎さんは明治初期(明治9年)に生まれ、明治、大正、昭和(16年没)を生き抜いた、義侠心、反骨精神の塊のような方で、神田で米穀商を営なわれておられました。

 この本は、増太郎と義太郎親子の胸打たれる物語で、父の背中を見ながら育った戦前の子供と親のあり方について率直に書かれています。
 また、日中戦争中の1年余の間に交わされた父子の229通の書簡も圧巻です。

 世知辛い世の中、一種の清涼剤のような爽やかな本です。

 ぜひ、ご一読をお勧めします。

                             

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(日本経済新聞出版社より)

 「偉くなれ」とは一度も言わなかった父。「喧嘩は負けるな。でもやっつけ放しにもするな」と言った父。5歳の息子と吉原から朝帰りした父??江戸っ子の父を回想した名エッセイに、戦中の往復書簡を付した感動の書。

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 坂城町長 山村ひろし

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12/11/18 19:36

南条小学校が全日本小学校バンドフェスティバルで見事金賞受賞!

 坂城町の子どもたちがまたもや快挙。

 昨日(11月17日)開催された第31回全日本小学校バンドフェスティバル(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催 大阪市中央区大阪城ホール)に長野県代表として参加した南条小学校のハッピーブラスがみごと金賞に輝きました。

 すごいですね。

                         

 金賞に選ばれたのは全部で10団体で、受賞したのは以下の団体です。

 金賞:

 坂城町立南条(長野)、 富山大付属、生駒市立桜ケ丘(奈良)、生駒市立あすか野(奈良)、甲斐市立敷島南(山梨)、薩摩川内市立平佐西(鹿児島)、東広島市立中黒瀬(広島)、三戸町立三戸(青森)、鈴鹿市立玉垣(三重)、防府市立中関(山口)

 以下、朝日新聞のサイトより

写真:演奏を披露する坂城町立南条=大阪市中央区の大阪城ホール、茨木信一撮影

演奏を披露する坂城町立南条=大阪市中央区の大阪城ホール、茨木信一撮影

 http://www.asahi.com/national/update/1117/OSK201211170028.html

                                

 坂城町長 山村ひろし

                          

  

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12/11/18 19:00

「ねずみ大根まつり」と「巨峰ヌーヴォーワイン」の発売

 昨日(11月17日)、「ねずみ大根まつり」と「巨峰ヌーヴォーワイン」の発売が行われました。

 午後から雨に見舞われましたが、「あいさい」で行われた式典は無事行われました。

 1000本限定で作られた「巨峰ヌーヴォーワイン」は一日であっという間に完売となりました。

 ありがとうございました。

 以下、坂城町のホームページをご覧ください。

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11月17日(土)ねずみ大根まつり開催&巨峰ヌーヴォーワイン解禁即日完売!

ねずみ大根まつり01

▲おしぼりうどんの振る舞い

  11月17日(土)、町特産のねずみ大根に親しんでいただく「ねずみ大根まつり」が開催され、多くのお客様が訪れていました。

  おしぼりうどんの振る舞い、ねずみ大根をはじめとした農産物・加工品の販売、お楽しみ抽選会などが行われたほか、坂城産の巨峰で作られた「巨峰ヌーヴォーワイン」が解禁となり、試飲・販売には行列ができるほど活気に満ちていました。

  また、別会場では恒例のねずみ大根収穫体験が催され、ご家族連れで和気あいあいと収穫する様子や収穫したねずみ大根を袋いっぱいに詰める姿などが見られ、それぞれが思い思いにねずみ大根を収穫されていました。

ねずみ大根まつり02-04

  巨峰ヌーヴォーワインを試飲された方々は、口々に「美味しい!」「甘くて飲みやすい。」などとおっしゃり、買い求める方で大行列となりました。このワインは限定1,000本で醸造したもので、おかげさまで本日の解禁と同時に即日完売となりました!お買い上げ誠にありがとうございました。

  また、来年の2月にはスパークリングワインを発売する予定です。ご期待ください!

 

▼ねずみ大根まつり恒例のイベントも大盛り上がりでした!

ねずみ大根まつり05-06

  ねずみ大根収穫体験は明日18日(日)も午前10時から正午まで開催されます。ねずみ大根はまだまだありますので、皆さんで畑の大根を穫り尽くしましょう!

 

  また、町のマスコットキャラクター「ねずこん」は、昨年のこのお祭りの中で名前をつけられ、この一年間、様々なイベント参加やPR活動を行い、今年のゆるキャラ(R)グランプリにも出場するなど、一生懸命町の宣伝をしてくれました。そんなねずこんに感謝の意を込めて山村町長から花束が贈呈されました。

ねずみ大根まつり07

                       

 坂城町長 山村ひろし

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12/11/16 08:39

ねずこん頑張れ!「ゆるきゃらグランプリ」今日が投票最終日

 皆さまにご協力いただきました、「ねずこん」への投票も今日の午後5時で終了します。

 結果は25日発表とのことです。

 どんか結果になるかは分かりませんが、結果を期待したいと思います。

 まだ、7時間残っていますので関係の皆様にもご連絡いただき最後の念押しをお願い致します。 

 パソコン、携帯、スマートフォンあらゆる手段でよろしくお願いいたします。

                               

 「ねずこん」は以下のサイトから。

http://www.yurugp.jp/entry_detail.php?id=855

     

 「ねずこん」 のような、こんなに可愛らしく、素晴らしいキャラクターをもっともっと皆さまに知っていただきたいと思います。                    

 宜しくお願いいたします。

 坂城町長 山村ひろし

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12/11/16 04:29

野中郁次郎先生来訪

 昨日(11月15日)、一橋大学名誉教授の野中郁次郎先生が坂城町で講演をされました。

 野中先生とは30年近くお付き合いいただいておりますが、お忙しいスケジュールをご都合いただき、「坂城敬学会」の第一回公開講座としてご講演いただいたものです。

 日本を代表する経営思想家の野中先生に坂城町でご講演していただくことが実現したことについて、正に感無量です。

野中先生のご紹介をする山村

                           

内容について、坂城町ホームページより

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11月15日(木)野中郁次郎さん公開講座

野中郁次郎氏講座01

▲野中郁次郎さん

  11月15日(木)、坂城テクノセンターで、一橋大学名誉教授の野中郁次郎さんを講師にお招きして、坂城敬学会(会長:竹内明雄)主催による公開講座が行われました。

  野中さんは、ナレッジマネジメント(知識創造理論)の権威で、経営学の第一人者として国内外で幅広く活躍されており、今回の講座では、「モノづくりからコトづくりへ 〜イノベーションのリーダーシップ〜」を演題にご講演をいただきました。

  講座では、文脈や状況によって「モノ」に意味的な価値をつける「コトづくり」や、個人が持っている暗黙知(言語や文章で表現しがたく、主観的・身体的な経験から個人が暗黙のうちに持っている知識)を形式知(言葉や文章で表現できる客観的・理性的な概念や論理)に変換することにより組織で知識を共有して、より高い知識を生み出し利益に変換すること、リーダーシップに必要なことなどについてお話いただき、会場に集まった町内企業の経営者など約160名の聴講者の皆さんは深く聞き入りました。

野中郁次郎氏講座02 

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なお、野中先生が主催された「第一回TOPOS会議」について以下のサイトをご参照ください。

 http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/index.php?blogid=432&archive=2012-9-21

 

                                       

 坂城町長 山村ひろし

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12/11/16 04:02

老子の続き(第76章)

 この章は老子のまさに言わんとする「根本」です。 いわば「強」を戒めると言うことです。

                                     

 人之生也柔弱。 其死也堅強。 萬物草木之生也柔脆。 其死也枯槁。 故堅強者死之徒、柔弱者生之徒。 是以兵強則滅、木強則折。強大處下、柔弱處上。                  

 

 人の生まるるや柔弱なり。 其の死するや堅強(けんきょう)なり。 萬物草木の生ずるや柔脆(じゅうぜい)なり。 其の死するや枯槁(ここう)す。 故に堅強なる者は死の徒(と)、柔弱なる者は生の徒なり。 是(ここ)を以(もっ)て兵(へい)強ければ則ち滅び、木(き)強ければ則ち折らる。 強大なるは下に處(お)り、柔弱なるは上に處る。                          

 

 人が生まれるときは大変柔らかく柔軟です。 しかし、死を迎えたときには体は硬直してしまいます。 自然の万物もその生まれたときはみな柔弱です。 そして死を迎えたときは枯れて堅くなってしまいます。 従って、堅強な者は死の仲間と言え、柔弱な者は生の仲間と言えます。 このことからも頑強な軍隊は案外もろく滅びてしまい、強い木も強いだけに柔軟性に欠け、折れてしまうのです。 従って、世の中では、強くて大きなものは下位に位置し、柔弱な者の方が上位にいるものなのです。
                               
                     
 いつも頑なであったり、シャッチョこばっていては折れてしまうということですね。 人生、いなすかわす、柔軟さ、したたかさも持たねばならないということです。
                                    
                
 坂城町長 山村ひろし

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12/11/13 12:00

南条小学校「ハッピーブラス」の子どもたち来訪

 本日( 11月13日)、全国大会へ出場する南条小学校金管バンド部ハッピーブラスの丸山辰梧さん、佐藤朱夏さん、竹田美月さんと児玉孝義校長先生、七澤英里先生が坂城町役場へ来られました。 

詳細は以下、坂城町ホームページをご覧ください。

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南小金管バンド部全国大会へ01

▲左から、児玉校長、丸山さん、佐藤さん、山村町長、竹田さん、七澤先生

11月13日(火)、全国大会へ出場する南条小学校金管バンド部ハッピーブラスの丸山辰梧さん、佐藤朱夏さん、竹田美月さんと児玉孝義校長先生、七澤英里先生が山村町長を表敬訪問されました。

同部は、部員33名で七澤先生のもと「エルヴィス ロックス!」という曲を日々練習し、10月27日(土)に長野市のビッグハットで開催された第16回東海小学校バンドフェスティバルでその成果を発揮して金賞・朝日新聞社賞(金賞の中の最高賞)を受賞しました。同大会には25校が参加し、金賞受賞校は8校いますが、その中でも南条小学校を含めた3校のみが、11月17日(土)に大阪城ホールで開催される第31回全日本小学校バンドフェスティバルへの切符を手に入れました。全国大会には、全国から強豪校35校が出場します。晴れの舞台で素晴らしい演奏をしていただきたいと思います。
また、同部は11月25日(日)に東京都江戸川区総合文化センターで開催されるこども音楽コンクール東日本優秀演奏発表会Bブロック大会にも出場します。南小金管バンド部の活躍を応援しましょう!

南小金管バンド部全国大会へ02

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 坂城町長 山村

 

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12/11/12 07:25

ねずこん頑張れ!(続続々)「ゆるきゃらグランプリ」

 皆さま、一日一クリック。 続けていただいていますか。

 皆様にご協力いただいております、「ゆるきゃらグランプリ」の投票期限も今週金曜日(16日)までとなり、あと5日間の勝負となりました。

 11月から「ゆるきゃら」の順位とポイント数が表示されなくなり順位などの様子が不明となっていますが、これからが最後の「勝負」です。

 闇夜の中でのゲリラ戦、「一日、一クリック」パソコン、携帯、スマートフォンあらゆる手段でよろしくお願いいたします。

                               

 「ねずこん」は以下のサイトから。 

http://www.yurugp.jp/entry_detail.php?id=855

     

 「ねずこん」 のような、こんなに可愛らしく、素晴らしいキャラクターをもっともっと皆さまに知っていただきたいと思います。                    

 宜しくお願いいたします。

 坂城町長 山村ひろし

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12/11/10 07:30

実施計画懇話会の開催

 昨日(11月9日)、平成25年度から27年度までの3ヶ年の坂城町の計画を定める実施計画策定にあたり、坂城町の議会、企業、教育、福祉など各界を代表される方々にお集まりいただきその方向性などについてご議論いただく懇話会を開催いたしました。

                                    

 坂城町では10年ごとに長期計画を策定しており、昨年(23年度)はそのスタートの年でありました。

 しかしながら、この10年ごとの長期計画(現在、第5次計画)には数値目標が記載されてはおりません。

 また、3年先まで計画する実施計画についても坂城町の多くの方々の意見をお聞きする場もありませんでした。

 そこで、昨年からこのような「実施計画懇話会」を発足させ、今年がその第2回目となりました。

 以下、当日お渡しした資料の一部です。 内容につきましては、ご指摘いただいた点を含み変更されていきますが、資料等についてのお問い合わせは私か企画政策課までご連絡ください。

実施計画では、ハード事業では500万円以上、ソフト事業では50万円以上の事業をピックアップしています。(但し、金額にかかわらず、重要な施策については盛り込んでいます)

概ね、一般会計の60%から70%の事業が盛り込まれています。

                                

 本懇話会では、さまざまな観点から種々の多くのご意見を賜りました。

 来年3月をめどに計画を策定し、皆さまにご覧いただく予定です。

 このような「懇話会」の実施も私の新たな取り組みとご理解ください。

                                    

 坂城町長 山村ひろし

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12/11/09 17:54

上田地域産業展2012

 本日(11月9日)、上田城跡公園体育館で「上田地域産業展2012」が開催されました。 

 この産業展には坂城町の他、上田市、東御市、長和町、青木村の各市町村、企業が参加して今日、明日開催されます。

 今年は上記の他、小諸市、佐久市からも特別参加があり、100を超える団体の参加となりました。

開会式でのテープカット:左から、上小地方事務所長藤森さん、経産省地域経済課長大熊さん、母袋上田市長、花岡東御市町、山村、羽田長和町長、宮原青木村長、宮下上田商工会会頭

                                                   

 坂城町からは、町がスマート・タウン坂城に関して出店したほか、日機工業?、?ヤマザキアクティブの2社が参加されました。

特別展示の巨大ロボット「KABUTOM(カブトム)」

                          

 厳しい経済環境の中、地域経済の活性化に繋がることを大いに期待します。

                                  

                                  

 坂城町長 山村ひろし

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12/11/07 21:47

老子の続き(第75章)

 この章では、権力を持った者が心がけなければならない大切なこととして「無私」であるということを説いています。

                                        

 民之飢、以其上食税之多。 是以飢。 民之難治、以其上之有爲、是以難治。 民之輕死、以其上生生之厚。 是以輕死。 夫唯無以生爲貴者、是賢於貴生。

                                  

 民の飢(う)うるは、其の上(かみ)の税を食(は)むの多きを以(も)ってなり。 是を以って飢う。 民の治め難きは、其の上の為す有るを以ってなり。 是を以って治め難し。 民の死を輕んずるは、其の上の生を生とするの厚きを以ってなり。 是を以って死を輕んず。 夫れ唯(た)だ生を以って貴(たふと)しと爲すこと無き者は、是れ生を貴ぶより賢(まさ)れり。 

                                                   

 人民が貧困な生活を余儀なくされるのは、統治者が税金を余分に取りすぎるからです。 それによって飢えることになってしまうのです。 又、人民をうまく治められないのはあれこれと規則が多かったり余計なことをしているからなのです。 これが治世がうまくいかない理由なのです。 人民が命を軽んじてしまうのは統治者が自らの保身ばかりに目がくらんでいるからなのです。 生きることのみに汲々としている人より、生に対して淡々としている人の方がまさるのです。

                     

 この章には「貪損(どんそん)」というタイトルが付けられることがあります。つまり権力者に対し「貪欲をいましめる」ということでもあり、謙虚さをも求めています。

                          

 坂城町長 山村ひろし

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12/11/07 12:41

ねずこん頑張れ!(続々)「ゆるきゃらグランプリ」

 皆さま、一日一クリック。 続けていただいていますか。

 11月から「ゆるきゃら」の順位とポイント数が表示されなくなりました。

 順位とポイント数が表示されなくなると何となく目標がなくなり張り切り度合いが減るかもしれませんが、今が「勝負」です。

 いわば闇夜の中でのゲリラ戦のようですが、「一日、一クリック」、 パソコン、携帯、スマートフォンあらゆる手でよろしくお願いいたします。

 11月16日まで、あと10日間です。

 「ねずこん」は以下のサイトから。

 

http://www.yurugp.jp/entry_detail.php?id=855

     

 「ねずこん」 のような、こんなに可愛らしく、素晴らしいキャラクターはもっともっと皆さまに周知されなくてはなりません。

                    

 宜しくお願いいたします。

 坂城町長 山村ひろし

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12/11/07 09:39

坂城町「巨峰ヌーボーワイン」入荷

 坂城町のワイン事業の第一歩として今年から取り組みました、「坂城町巨峰ヌーボーワイン」が入荷しました。

 昨日(11月6日)、製造を依頼しました、山梨県のフジッコワイナリー?さんから1,000本が初出荷されました。

 

左から:坂城町振興公社竹内支配人、宮下副町長、坂城運輸松山さん、山村、フジッコワイナリー?の横塚社長さん、鷹野さん、小池さん

                         

 素晴らしい味と香りと彩りのロゼができました。

 発売(解禁日)は11月17日からです。

 「ねずみ大根祭り」とあわせて販売いたしますのでご期待下さい。

 なお、「ねずみ大根祭り」については以下のサイトをご覧ください。

http://www.town.sakaki.nagano.jp/event/W005H0000060.html

 

 坂城町長 山村ひろし

 

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12/11/07 09:17

ザンビアの竹内希さんから便りが来ました。(3通目)

 ザンビアの竹内希さんから便りが来ました。(3通目)

 元気に頑張っておられるようです。

 以下、坂城町のホームページをご覧ください。

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ザンビアだより(第3回)

青年海外協力隊 竹内希さん

平成24年6月末に、町出身の竹内希さんが、青年海外協力隊としてアフリカ南部に位置するザンビア共和国へ派遣されました。

竹内さんは、現在、広島大学大学院に在学中ですが、理数科教師として、ザンビア共和国の生徒数600人程の中高一貫校に派遣されています。派遣期間は2年間を予定していて、その間、ザンビアの様子や体験したことを町へ定期的に報告してくださることになりました。


  • 青年海外協力隊事業

昭和40年に発足して以来、アジア、アフリカ、中近東、中南米、大洋州、東欧地域などの開発途上国に派遣し、それぞれの技術・技能を活かして派遣先の国づくり、人づくりに協力をしています。平成23年12月31日時点では、74ヶ国に2,169名の方が派遣されていて、派遣国から高い評価を受けています。


以下、竹内さんからのザンビアだより(第3回)です。


ザンビアだより? 平成24年11月 竹内希

11月に入り、そろそろこちらは雨季になります。日中は日がさして暑いですが、夕方になると雷が鳴り始めて激しい雨が降ります。まるで、長野の夕立のようです。雨のおかげで、植物たちはとても生き生きと成長していますよ。

第3学期も残すところ1カ月、学校では高校3年生のための卒業試験が始まりました。ザンビアでは、卒業試験のために学校中の教室を利用するので、他の学年の生徒たちは授業を受けることができません。そのため、私も生徒に授業をすることができなくなってしまいました。今後は、卒業試験がどのように行われているのか観察しつつ、土曜日は生徒のために学校に行こうと思っています。

そして、嬉しかったできことがありました。それは、生徒が初めて私に手紙を届けてくれたことです!!任地に赴任してから約3カ月、教わることの方が多くて、何のためにここに来たのが自問自答することもありました。しかし、これからは周りの刺激になる存在として活動していけそうな気がします。何かしら生徒の力になれ、周りに少しでも刺激を与えられているのであれば、ここに来た意味があるのかなと。私自身の心構えも変わった1日でした。

ザンビアだより(3)_01

▲生徒からの手紙

10月24日はザンビアの独立記念日。セレモニーがあるというので、私も行ってみました。会場に到着すると、ザンビアの国旗をモチーフにした洋服や帽子で彩った人々。子供達も、ザンビア色。そう、ザンビア人は母国が大好きなのです!!ダンス、歌、マーチングなので盛大に盛り上がった後、国歌斉唱。毎週、月曜日には学校朝会で国歌を聞くことができるのですが、ザンビア人の歌声は本当にきれいです。長い植民地時代から独立を経て、ザンビア人の心はより一層1つになったのでしょう。母国愛について考えさせられる1日となりました。

私は、こちらに来て日本のことがより一層好きになりました。やはり、生まれ育った場所であり、四季折々の食や文化も素晴らしいものだと思います。ただ1つ残念に思うのは、日本の素晴らしさに日本人自身が気づいていないということ。私自身もここに来る前までは、気づいていませんでした。おそらく島国であるため、異文化が混入しにくい環境であり、自分たちの文化を保持しようという意識が働かないためではないかと思います。現代は、以前より簡単に海外に行くことができます。1歩、外側から日本を眺めてみることも良い機会になるのではと思いました。


ザンビアだより(3)_02

▲先生方との写真(右から2番目が竹内さん)

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 坂城町長 山村ひろし

 

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12/11/07 09:05

?青木固研究所さんに「消防団協力事業所表示証」を交付

青木固研究所01

▲左から、佐野参与、山村、堀内常務取締役

 先日(11月5日)、?青木固研究所さんに坂城町「消防団協力事業所表示制度」に基づく認定をし、表示証を交付しました。

 この制度は、地域の消防防災力の充実強化を図るため、消防・防災活動に積極的にご協力いただく事業所を認定し、地域への社会貢献を評価、公表する制度です。?青木固研究所には、消防団活動にご理解とご協力をいただき、団員の勤務時間中の消防団活動への便宜など地域防災力の向上に努めていただいております。

 坂城町では4件目の認定です。

                                 

 坂城町長 山村ひろし

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12/11/04 10:12

ちょっとうれしい話. 北沢秋(しゅう)さんからの手紙.

 一昨日(11月2日)、作家の北沢秋さんからお手紙を頂戴しました。

 先日(10月9日)、私のブログで北沢秋さんの「合戦屋シリーズ」についてコメントしたのを北沢さんがたまたまご覧になり丁重なお手紙をいただいたのです。

 一部をご披露いたしますが、まことに恐縮のいたりです。

 北沢さんがお気遣いいただいたのは、私が 「いささか残念なのは我が郷土の誇り 「村上義清」 がこの天才軍師、石堂一徹を使いきれない凡庸な人物として扱われています。」 という箇所なのですが、この点について以下のメッセージをいただきました。

 『村上義清の評価については、小説を書きながらもこれでは坂城町の方は気を悪くされるだろうなと懸念してはおりました。 しかし物語としては主人公を立てるために誰か敵役を作る必要があるわけで、それには村上義清が最適とするほかはありませんでした。 武将を超一流、一流、二流、三流と分ければ、村上義清は一流に充分入る資質を持った人材だと思います。 ただ彼にとって不幸なことには、相手の武田晴信が超一流の人物だったことでしょう。』 とのメッセージをいただきました。

 まことにお気遣いをありがたく感じます。

 なお、北沢秋さんはこのシリーズをお書きになるにあたって、坂城町のふるさと資料館、上田の砥石城などにも足をお運びになられたそうです。

 ぜひとも機会がありましたら、北沢秋さんを坂城町にお呼びしてサイン会など開催できればと思っております。

 以下、念のため、私の以前のブログを再掲します。          

 

 坂城町長 山村ひろし

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12/10/09 01:50

翔(か)ける合戦屋

 北沢秋(きたざわ しゅう)さんの合戦屋(かっせんや)シリーズの第3作が9月末に出版されました。

                                    

 この合戦屋シリーズは、「哄(わら)う合戦屋 」、「奔(はし)る合戦屋」、「翔(かけ)る合戦屋」の3部作で、我が村上義清の活躍した16世紀中頃の中信濃を舞台に、一時、村上義清に仕えた天才軍師、石堂一徹(架空の人物)が縦横無尽に大活躍する戦国ドラマです。

 どうやらこの「翔(かけ)る合戦屋」でひとまず幕が下ろされるようですが、さらなる続編があればと期待したいところです。

 しかしながら、作者の北沢秋さんは後書きで 「ここでこの駄文の筆をおくこととしたい」 と書かれているのでいささか残念な心持ではあります。

 この3部作のストーリーを述べるのは控えますが、大変面白い、ある意味では奇想天外でダイナミックな戦国絵巻が語られています。

 石堂一徹は欲を持たない当代随一の軍師であり、一方、城攻めのための「攻城車」のような特殊な装置を開発したり、まるで諸葛孔明のような策略家でもあり発明家でもあります。

 いささか残念なのは我が郷土の誇り 「村上義清」 がこの天才軍師、石堂一徹を使いきれない凡庸な人物として扱われています。

 例えば、武田晴信(信玄)が大敗した「砥石崩れ」はこの石堂一徹の策であり、反面、圧倒的に優位にあった深志城攻めで、武田晴信の北信侵攻を恐れ、突然城の包囲を止めて、坂城(坂木)へ戻ってしまった村上義清を責めています。

                              

 この小説は村上義清が武田信玄に滅ぼされる数年前で終わっているために坂城(坂木)から越後へ落ち延びる最期が書かれていないのがせめてもの救いでしょうか。

 また、興味深いのは、石堂一徹が架空の人物のため、戦場で大手柄をたて、敵の大将を血祭りにあげてもその人物も架空の大将であることです。これは、架空の人物に歴史を書き換えさせない工夫のようです。

 いずれにしても、素晴らしく面白い戦国読み物であり、大変勉強にもなりました。

 秋の夜長、皆様にもお勧めします。

                                           

 坂城町長 山村ひろし

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12/11/04 09:45

JAIMS(日米経営科学研究所)40周年パーティー

 昨日(11月3日)、品川の高輪プリンスホテルで JAIMS(日米経営科学研究所)の40周年パーティーが開催されました。

 午前中は一橋大学名誉教授の野中郁次郎先生の講義などもあり、一日種々のパネルディスカッションなどが行われました。

 夕方は世界各国から約100名の卒業生が参加し、記念パーティーが行われました。

左から:山村、ブレア・オド博士、幹事の森島寛さん。(寛で「かんじ」とお読みするそうです)

                     

 JAIMSは富士通が40年前に国際的なビジネスパーソンの育成のためにハワイ・ホノルルに設立した米国のビジネススクールです。

 設立後40年を経過しいまだに立派に経営されていることに感慨深いものがあります。

 今年の1月には坂城町国際交流協会の皆さんも研修に出かけていただきました。

 私がJAIMSに勤務していたのは1988〜1992年で、1992年にはハワイで設立20周年記念のお祝いをいたしました。

 それから早くも20年が経過したことになります。 これにも感無量であります。

                      

 (ちなみに、今年の11月3日は私の結婚40周年記念日でもありました。)

                                 

 坂城町長 山村ひろし

 

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12/11/01 08:05

「中庸」とは「真ん中のこと?」

 以下のメッセージは些か政治的な意味を含んでいるかも知れませんが、言葉の意味を考えるという点でお読み下さい。

 今日(11月1日)の報道によれば、民主党の新マニュフェストに「中道路線を明確にする『中庸』を明記する」とのことだそうです。

 昨日の野田首相の発言でも中庸の意味は「行き過ぎず、偏らず、改革のど真ん中の道を着実に進む」と説明していますが、これは意味が違います。

 「中庸」は四書五経の一つですが、その意味するところは決して、右と左を足して二で割るようなことではありません。

 宇野哲人さんの言を借りれば、「中とは中正でかたよらず、過ぎたこともなく、足らないこともない至当の意義であり、庸とは常の道という意で、此の道は万世に亘っても易(か)わらず、又平常で何等の不思議もない」、つまり保守色の強い政党が出てきそうなので「中庸」を唱えるというのは本末転倒であると思います。

 本来の意味にかなった、本当の「中庸」であって欲しいと思いますし、「中道」についても本来の意味を考えて欲しい。

                              

 坂城町長 山村ひろし         

 

                                           

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