14/06/29 18:14
青木裕子さんと朗読駅伝
本日(6月29日)、坂城町中心市街地コミュニティーセンターにおいて、軽井沢図書館長で元NHKアナウンサー青木裕子さんをお招きして 「朗読駅伝」 を行いました。
今回は 「バラ物語」 です。
「朗読駅伝」終了後のワンショット
前列中央の赤いケープの方が青木裕子さん、その右に山村
朗読駅伝の前に 「坂城コーラス」 が 「野ばら」 と 「坂城町の歌」 を披露。 (私も参加して、坂城コーラスが初めての混成コーラスとして歌いました。)
また、朗読駅伝にも参加。 私は清岡卓行、リルケの詩を朗読いたしました。
以下、坂城町のホームページから
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青木裕子さんと朗読駅伝
6月29日(日)、中心市街地コミュニティセンターで、長野県図書館協会主催による「青木裕子さんと一緒に朗読駅伝 バラ物語」が開催されました。
青木さんは、元NHKアナウンサーで、現在は、朗読をライフワークとしておられ、長野県軽井沢町に「軽井沢朗読館」を設立し、2013年には軽井沢町立図書館長に就任されています。本日は、坂城コーラスの皆さんの合唱の後、坂城町の町花であり、先日大勢の方が来園された第9回ばら祭りにちなんで、バラが登場する小説・随筆・絵本・童話・詩などを、青木さんを先頭に、町内の8名の方が順番に朗読する「朗読駅伝」が行われました。
青木さんは、サン=テグジュペリの『星の王子さま』を朗読。その後は、山村町長、荒井千雪さん、小出紗那さん、小宮山正雄さん、関 運平さん、宮澤 孝さん、西澤孝子さん、青木典子さんが、坂城町立図書館司書の鈴木かほりさんのブックトークを挟んでタスキをつなぎ、最後には来場者も一緒に、いけ しずこさんの詩「おと」を群読しました。
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坂城町長 山村ひろし
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14/06/29 06:40
信濃グランセローズ「坂城町の日」
昨日(6月28日)、長野オリンピックスタジアムで信濃グランセローズ「地域の日」、『坂城町のマスコットキャラクター”ねずこん”参上!「坂城町の日」』が開催されました。
信濃グランセローズはBCリーグ(プロ野球の独立リーグ)に属していますが、今回は富山サンダーバーズとの公式試合で前期のホーム最終戦です。
この試合には、坂城町の小学校、中学校の生徒約1300名が招待されました。
試合前にはナチュラルムーブメント3−2−1の皆さんによる「ねずこんの歌」ダンスの披露など盛大なアトラクションが行われました。
また、坂城町からスパークリングワイン、湯さん館入浴券などが贈られたほか、(株)味ロッジさん、(有)新田醸造さん、交和物産(株)さん、コンフィチュールミミジェラートさんなどからいろいろなグッズがプレゼントされました。
「ねずこん」と信濃グランセローズマスコット 「グラッツェ」
試合結果は残念ながら、2対5で敗戦。
前期ホーム最終戦を勝利で飾ることはできませんでした。
残されたゲームでのご検討をお祈りします。
以下、いくつかの写真をご覧ください。
試合前のワンショット、左から:フラットヘッド社長小林さん、山村、池谷直樹さん、大塚監督、塚田理沙さん
試合前に信濃グランセローズ大塚監督に坂城町の「巨峰スパークリングワイン」を贈呈
私の左側は富山サンダーバーズの吉岡監督
試合前の挨拶
坂城町リトルリーグの子どもたちも参加
坂城町長 山村ひろし
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14/06/25 17:11
第18回機械要素技術展
今年も、東京ビッグサイトで開催されている、機械要素技術展(第18回)に坂城町から8社が出展されました。(開催期間:6月25日から27日)
初日の本日(6月25日)午前中、会場を訪れ皆さんを激励してまいりましたが、皆さんの意気込みも大変なものでした。
今回、出展された8社は以下の通りです。
(株)アルプスツール、(株)エスプリ、(有)エフディ企画、(株)ケーエムケー、(株)桜井製作所、(株)シンコー工業、(株)長野大崎製作所、(株)ヤマザキアクティブ
この機械技術要素展は、日本最大級の機械要素、加工技術を集めた展示会で、国内外から2,100社が参加し、78,000人の来場が見込まれています。
今回、坂城町から出展された皆様には、新規取引先拡大や受注機会の増加につながることを期待します。
「技術者 魂 長野県 坂城町」 のブース前で
主催者ホームページより
坂城町長 山村ひろし
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14/06/23 06:12
浅田次郎さん講演会
昨日(6月22日)、作家の浅田次郎さんの講演会が坂城町文化センターで開催されました。
本講演会は昨年坂城町立図書館長に就任された鈴木康之さんが日本ペンクラブの理事をされておられることから、同クラブ会長の浅田次郎さんにお願いし、実現することになりました。
講演の前に鉄の展示館へご案内し、宮入刀匠に刀について説明をしていただきましたが、浅田次郎さんは刀について大変詳しく、その博識ぶりには舌を巻きました。
その後、「かいぜ」で「おしぼりうどん」と蕎麦を食べていただきましたが、ねずみ大根の辛さにも堪能していただきました。
講演会場は約320名のもの聴衆で満員となり、講演後の質問も活発に行われました。
「かいぜ」での昼食後、左から、鈴木図書館長、浅田次郎さん、「かいぜ」の片山さん、山村
質問する山村
以下、詳細は坂城町ホームページより
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直木賞作家 浅田次郎さん講演会
6月22日(日)、文化センターで、さかきふれあい大学教養講座が開かれ、直木賞作家で日本ペンクラブ会長の浅田次郎さんをお招きし、「長野県に暮らして」を演題にご講演をいただきました。
「自然の中にいると、ものをつくることができる」とお考えの浅田さんは、軽井沢にもご自宅を持ち、行き詰まった時や疲れた時は、軽井沢で執筆活動などをされるそうです。また、小説を書く際には、ご自身で現場を取材しておられ、新刊『一路』で描いた参勤交代の舞台中山道も実際に歩き、和田峠を越える際にはその厳しさに大変驚いたとのことでした。
また、浅田さんが大切になさっていることは、「手で字を書くこと」。日本語は縦書きの場合、手で書くようにできているとのことで、今も原稿用紙に万年筆で書いておられるそうです。そして、小説は、なんといっても「おもしろく、わかりやすく、美しく書くこと」。小説は娯楽の一つであり、大衆のために、誰にでもわかるおもしろさが第一だと話されました。
会場は、浅田さんの読者をはじめ約320名もの聴講者で満員となり、その軽妙なトークで大盛り上がりとなりました。
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坂城町長 山村ひろし
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14/06/21 21:28
第5回新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会
先日、このブログにも書きましたが、本日(6月21日)、鉄の展示館で公益財団法人日本刀文化振興協会による「第5回新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」が開催されました。(8月31日まで)
午後4時から、開会式ならびに表彰式が行われましたが、徳川康久さまご夫妻までゲストにお出でになるなど大変重みのある素晴らしい会となりました。 (徳川康久様は徳川慶喜公のひ孫で、現在、靖国神社の宮司をされておられます。)
徳川康久さん
挨拶する山村
以下、詳細につきましては坂城町ホームページの記事をご覧ください。
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第5回新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会
▲作刀部門 経済産業大臣賞(出品者:明珍裕介さん)
6月21日(土)から8月31日(日)まで、鉄の展示館で、公益財団法人日本刀文化振興協会による「第5回新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」が開催されます。
本展は、作刀、研磨、外装という日本刀製作技術を一同に集め、技術の向上、人材育成を図るとともに、その成果を広く公開して、総合芸術である日本刀文化の理解を深めてもらうため、平成22年から開催されています。昨年の第4回までは、東京都港区の大倉集古館を会場としてきましたが、今年は同館が耐震構造等の改修工事を行うため、当町での開催となりました。
今年の応募総数は79点。作刀、研磨、外装の各部門に優秀な作品が出品され、厳正な審査の結果、最高賞である「経済産業大臣賞」は、作刀部門に出品された明珍裕介さん(兵庫県)が受賞されました。なお、坂城町無形文化財の宮入小左衛門行平刀匠の一門である、上山輝平さんは金賞第一席、根津秀平さんは銀賞第一席、河内一平さんは銅賞第一席を、作刀部門でそれぞれ受賞されました。
▼展覧会の様子
▼授賞式の様子(中心市街地コミュニティセンター)
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坂城町長 山村ひろし
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14/06/21 06:11
長野大学学生からのインタビュー
昨日(6月20日)、長野大学の学生さんからインタビューをうけました。
内容は以下の坂城町ホームページより
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6月20日(金)長野大学生が町長へインタビュー
6月20(金)、坂城町役場で、町とテクノハート坂城協同組合と長野大学が共同で制作する「坂城町の工業を紹介するパンフレット」に掲載するため、長野大学生が山村町長にインタビューをしました。
このパンフレットは、公益財団法人さかきテクノセンターの設立20周年を記念して、10月3日(金)・4日(土)に坂城テクノセンターで開催される「さかき ものづくり展」に合わせて制作され、町の工業の紹介や町内企業のPRなどが掲載される予定です。町内企業への取材も学生たちが行い、山村町長にも、坂城町の工業全体や、3Dプリンターについてなどさまざまな質問を投げかけ、町長は、坂城町の魅力や今後のまちづくりなどについても詳しく話されました。
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坂城町長 山村ひろし
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14/06/20 12:05
坂城町 こども能楽教室
本日(6月20日)午前中、重要無形文化財総合指定保持者で観世流の能楽師である松木千俊先生と坂城松謳会によるこども能楽教室が坂城町の3小学校で開催されました。
私は南条小学校の教室に参加しました。
参加した子どもたちは高学年の生徒たちですが、初めて能の「面」に触れたり、力いっぱいに「猩々」を謳うなどの経験をしました。
不思議なのは全員が違和感なく取り組んでいたことです。
室町時代以来営々と続いている日本文化の体験、生徒全員が感激していたようです。
今年の8月31日(日)には、3年ぶりに、坂城びんぐしの里公園で 「薪能」 が開催されます。
前回と同様、松木先生のほか、野村萬斎さん他、錚々たる方々の出演が予定されています。
おもな演目は狂言の「柿山伏」、能の「紅葉狩り」で、子供たちの仕舞も披露されます。
(以下のサイトは「第二回坂城びんぐしの里薪能」の案内
http://www.town.sakaki.nagano.jp/event/W005H0000108.html
松木先生から「面」についての説明
各々「面」を掛けてみる
海野師範から「猩々」の指導を受ける
子どもによる仕舞の披露
松木先生による仕舞「鞍馬天狗」
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坂城町長 山村ひろし
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14/06/19 08:00
第5回新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会
今週土曜日(6月21日)から、第5回新作日本刀研磨外装刀職技術展覧会が鉄の展示館で開催されます。(8月31日まで)
本展覧会は今までは、ホテルオークラ横の大倉集古館で毎回開催されてきたものですが、このたび初めて東京外での開催となりました。
本展覧会が鉄の展示館で開催されることに大きな意義を感じるとともに名誉なことだと思っております。
また、「刀職者実技研修会」、「居合道演武」、「公開古式鍛錬」、「手づくりナイフを作ろう!」などの催しが、中心市街地コミュニティーセンターあるいは宮入鍛刀道場などであわせて開催されます。
是非ともお出で下さい。
詳しくは以下の案内をご覧ください。
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第5回新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会
こちらをクリックでチラシ(PDF)を表示
鉄の展示館では、公益財団法人日本刀文化振興協会との共催により、公募による現代刀職者たちのコンクール展を開催しています。会期中は日本刀に関わる様々なイベントを予定していますので、大勢の皆さまのご参加お待ちしています。
会期
- 6月21日(土)〜8月31日(日)
開館時間
- 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料
- 500円(中学生以下は無料)
会期中のイベント
「刀職者実技研修会」一般公開
日本刀制作に関わる様々な伝統技術の専門的技術向上を図る研修会を一般に公開します。
- 日時 8月22日(金)〜24日(日)
午前10時〜午後4時(最終日は午後3時まで) - 会場 鉄の展示館隣接コミュニティセンター
- 見学料 無料(ただし、鉄の展示館への入館が必要)
居合道演武と公開古式鍛錬
小宮山克巳氏(夢想神伝流居合道教士七段)と長野県剣道連盟上田支部の皆さんによる居合道の演武と、宮入鍛刀道場で古式鍛錬をご覧いただきます。
- 日時 7月12日(土)午前10時〜正午
- 居合道会場 鉄の展示館隣接コミュニティセンター
- 公開鍛錬会場 宮入鍛刀道場
- 見学料 無料(ただし、鉄の展示館への入館が必要)
手づくりナイフを作ろう!
5寸釘を使って、昔なつかしい手づくりナイフを作ります。
- 日時 7月6日(日)・7月27日(日)午前10時〜正午
- 会場 鉄の展示館隣接コミュニティセンター
- 定員 先着30名
- 対象 小学生以上(小学生は保護者同伴)
- 参加費 500円
日本刀に触れてみよう!
本物の日本刀に触れて、鑑賞します。
- 日時 7月21日(月・祝)、8月30日(土)
午前10時30分〜11時30分 - 会場 鉄の展示館隣接コミュニティセンター
- 定員 先着30名
- 対象 小学生以上(小学生は保護者同伴)
- 参加費 500円
展示解説
- 日時 会期中の毎週日曜日 午後1時〜
- 会場 鉄の展示館
問い合わせ先
鉄の展示館
TEL 0268−82−1128
有線 82-1128
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坂城町長 山村ひろし
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14/06/18 06:00
経営フォーラム 遠藤勝裕さんの講演
昨日(6月17日)、独立行政法人日本学生支援機構理事長の遠藤勝裕さんの講演会がテクノセンターで開催されました。
遠藤さんは元日本銀行支店長、証券会社の社長をご経験されたのちに3年前から独立行政法人日本学生支援機構理事長をされておられます。
以前、私が杉並師範館の塾長を務めていた際に理事として長年ご指導いただいた素晴らしい方です。
久しぶりにお話を伺いましたが、「平成のサムライ」 と言われるだけあって、鋭い切り口で多岐にわたる話題を提供いただきました。
テーマは 「今、社会が求める人材像と企業の責任〜私が社会から学んだこと〜」 で、参加された多くの企業経営者の皆さんに大変参考になる貴重なお話となったものと思います。
挨拶と遠藤勝裕さんの紹介をする山村
以下、坂城町ホームページより
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経営フォーラム 遠藤勝裕さん
▲遠藤勝裕さん
6月17日(火)、坂城テクノセンターで、さかきテクノセンター役員、ニューリーダー研究会会員、坂城町経営革新塾会員、能力開発学院役員などを対象とした平成26年度第1回坂城経営フォーラムが開催されました。
講師には、独立行政法人日本学生支援機構理事長の遠藤勝裕さんをお迎えし、「今、社会が求める人材像と企業の責任〜私が社会から学んだこと〜」を演題にご講演をいただきました。
遠藤さんは、日本銀行に30年、企業経営者として12年間勤められた後、現在の役職に就かれました。日本銀行時代には、神戸支店長を勤められた際に阪神淡路大震災に遭い、その際の迅速な対応が高く評価されています。講演では、戦前から戦後、昭和と時代ごとに求められてきた人材像や、現在はグローバルな人材が必要なことなどのほか、これまでの長い社会人経験の中で学ばれた教訓をお話しいただきました。
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坂城町長 山村ひろし
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14/06/18 05:20
南条小学校でのICT教育
昨日(6月17日)、坂城町南条小学校でICTを活用した公開授業が行われました。
指導されたのは信州大学の教育学系東原義訓教授です。
ICTを使った教育については、私も放送大学、メディア教育開発センターに一時期在籍した際に種々のコンテンツ開発を行ってきましたが、昨日、南条小学校で紹介された新たな教育技術は細部にわたりなかなかよく作られています。 (昨年度、「情報化促進貢献個人等表彰」(文部科学大臣賞)を受賞されたそうです。)
以下、坂城町ホームページから
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南条小ICT活用公開授業・講演会
6月17日(火)、南条小学校で、「個別学習支援システム活用公開授業・講演会」が行われました。
「個別学習支援システム」とは、児童がパソコンを使って、一人ひとりの学習理解状況や学習の速さに応じて問題を解いていくことができるシステムで、その結果や集計したものを先生がパソコンで逐次見ることもできます。
南条小学校では、ICTを活用して学力を高めるため、このシステムを今年の1月から試験的に導入し、算数の教材を使って実践を重ねてきました。本日の公開授業では、近隣市の教員や関係者が見学するなか、5年1組の子どもたちが「少数のかけ算」の問題を解いていき、わからない時は友達と話し合って問題に取り組んでいました。
また、授業終了後には、このシステムを開発し、2013年度には「情報化促進貢献個人等表彰」(文部科学大臣賞)を受賞された信州大学学術研究員 教育学系教授の東原義訓先生が「学力を伸ばすICT活用教育の最新事情」を演題にご講演くださいました。
▼東原義訓先生
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坂城町長 山村ひろし
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14/06/17 06:29
県道沿いに花を!
坂城大橋を越えて、村上に向かう上五明の県道は歩道が整備され安心して通行のできる素晴らしい道路となりましたが、昨日(6月16日)、長野県千曲建設事務所さんと地元上五明区の皆さんで素晴らしい花の植樹をされておられました。
見違えるようにきれいな素晴らしい道路ができました。
ありがとうございます。
左から:千曲建設事務所荻野所長さん、山村、山城上五明区長さん、笠井建設社長さん
坂城町長 山村ひろし
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14/06/17 06:00
信濃グランセローズ「坂城町の日」
昨日(6月17日)、村上小学校で28日に長野オリンピックスタジウムで行われるBCリーグ、信濃グランセローズ対富山サンダーバーズの公式試合への招待切符の贈呈を行いました。
当日は、いわば 「坂城デイ」 で 「ねずこん」 が登場したり、種々のイベントが行われます。 また、この試合に坂城町の小学校、中学校の生徒約1300名が招待されます。
子供たちがプロの迫力のある試合を見て参考にしてもらえればと思います。
以下、坂城町ホームページからご覧ください。
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信濃グランセローズ「坂城町の日」記念 ホームゲーム入場引換券プレゼント
▲山村町長(右)から子どもたちへ(村上小学校)
6月16日(月)、町では、6月28日(土)の午後1時から、長野オリンピックスタジアムで行われる、信濃グランセローズのBCリーグ公式戦ホームゲームが「坂城町の日」として開催されることを記念して、町内の小中学生約1300名に、同チームのホームゲームでの入場引換券をプレゼントしました。
当日は、スポーツ少年団軟式野球「坂城ガッツ」や坂城千曲少年硬式野球連盟などに所属する子どもたちが、始球式やボールパーソン、スターターキッズなどを務めるほか、ねずこんの登場や、坂城の物産展なども行います。このチケットは、6月28日(土)以外のホームゲームでもご利用いただけますので、ぜひスタジアムでプロ野球選手のプレイを生で見ていただければと思います。
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坂城町長 山村ひろし
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14/06/13 11:45
平成26年第2回議会定例会閉会挨拶
本日(6月13日)、平成26年第2回坂城町議会定例会が閉会しました。
以下、閉会挨拶を掲載させていただきます。
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平成26年 第2回議会定例会 閉会あいさつ
平成26年第2回坂城町議会定例会の閉会にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。
6月2日に開会されました本定例会は、本日までの12日間にわたりご審議をいただきました。
本議会は、昨年に引き続き、議員の皆様の発案により、夏場の省エネ対策の一環として、一般質問の開始時間を午前8時30分から、また、クールビズによりノーネクタイ、ノー上着での審議が行われました。議員の皆様には改めて敬意を表します。
また、提案いたしました専決報告、交通災害共済組合関連の議案、条例の制定、条例の一部改正、一般会計補正予算、さらに、追加日程でお願いいたしました一般会計の補正予算を含め、全ての議案に対して原案どおりご決定を賜り、ありがとうございました。
さて、6月6日に実施した、南条小学校改築工事の入札会につきましては、不調となりました。
予算書が公表されていることもあり、各社研究はされていたと思いますが、予定価格に対し2割を超える大きな差がありました。現在、設計会社により結果についての分析を行っているところであります。
新しい南条小学校につきましては、建設検討委員会や建設委員会で意見をいただいて設計してきたこともあり、内容を精査する中で早急に検討し、再入札に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
なお、契約に際しましては、議会の議決が必要となる案件ですので、臨時議会をお願いするような場面もあろうかと思いますが、よろしくお願いいたします。
今議会におきまして、人口減少、少子化対策、子育て支援等の質問を、多くの議員の皆さんからいただきました。
町では、各課にまたがる各種支援策を一目で判りやすくPRするため、「町の若者・子育て世代支援プログラム」として、パンフレットを作成いたしました。
パンフレットは、御覧になる方の状況に合わせた3パターンを作成いたしました。このパンフレットを活用し、町の若者・子育て世代に対する支援策を様々な場面でPRして参りたいと考えております。
町外の若者・子育て世代にも町の支援策をアピールし、坂城町に是非住んでみたいと考えてもらえるよう、町外の若い方が大勢勤務しておられる町内の各企業と各商店にこのパンフレットを設置・配布していただくよう、現在、職員が説明にお伺いし、御協力をお願いする計画を立てております。
今後も若者・子育て世代への支援策の更なる充実を図るとともに、積極的なPRを展開して参りたいと考えております。
先月31日に開会しました「第9回ばら祭り」につきましては、あさって15日(日)をもちまして16日間の開期に幕をおろします。
2月の大雪による剪定作業の遅れなどにより、開花の遅れが心配されましたが、現在、満開となっております。
祭り期間中は、平日は雨に降られ来場者が少ない状況もございましたが、6月8日(日)などは、新設いたしました臨時駐車場も満車になるほどの賑わいとなったところであります。
この週末の天候にもよりますが、最終的には昨年並みの来園者が見込まれるところであります。
残り2日間となりましたが、薔薇人の会の皆さんを始め、企業団体のオーナーの皆さんには、日頃より「さかき千曲川ばら公園」の管理を行っていただき、また、期間中、出店されている各店舗の皆さん、各種イベントに協力された皆さんを始め多くの方々に支えられ「ばら祭り」が開催できましたことを、心から感謝申し上げます。
坂城町も加入しております「ばら制定都市会議」「第23回 全国ばらサミット」が中野市で開催され、昨日、私も参加させていただき、ばらを市町村の花として制定し、「ばらの街づくり」を行っている全国の自治体と交流を図って参りました。
さて、鉄の展示館では、6月21日(土)から8月末日にかけまして、日本刀の伝統技術継承を担う、全国の第一線で活躍する刀職者たちから公募し、選考された作品79点を展示公開する「第5回新作日本刀・研磨・外装・刀職技術展覧会」を開催いたします。
この展覧会は、刀工たちが製作した刀身の部、研ぎ師による刀剣研磨の部、鐔(つば)や鎺(はばき)、柄巻や鞘といった刀装の部と、3部門による内容となっており、国内の日本刀関係のコンクールでは最大規模で、本展が東京以外で開催されるのは初めてであります。
この貴重な機会に、多くの町民の皆さんにご来館いただきたいと思います。
さかきふれあい大学では、教養講座として、小説家であり日本ペンクラブ会長の浅田次郎さんを、6月22日(日)、文化センターにお迎えし「長野県に暮らして」と題して講演会を開催いたします。
「鉄道員(ぽっぽや)」で直木賞を受賞され、最近では「一路」で中仙道を舞台とした作品を描いた、著名な作家の浅田さんを、当町にお招きできることはたいへん喜ばしく思います。
多くの町民の皆さんにお聞きいただきたいと思います。
町内製造業の受注機会拡大、販路開拓の支援事業として、坂城町の商工4団体等で組織する坂城町出品者協会が主体となり、6月25日から27日まで、東京ビックサイトで行われる「第18回機械要素技術展」に出展いたします。
この展示会は、日本最大級の機械要素、加工技術を集めた展示会で、国内を始め海外からも約2,100社が出展し、約78,000人の来場が見込まれております。今回、坂城町からは新規出展2社を含む過去最大の8社が出展いたします。
この展示会を契機として、町内企業の専門技術力をPRするとともに、新規取引先や受注機会の増加に繋がることを期待いたします。
6月28日(土)、長野オリンピックスタジアムにおいて、『坂城町のマスコットキャラクター“ねずこん”参上!「坂城町の日」』と題し、信濃グランセローズ対富山サンダーバーズの試合が行われます。この日は町内小中学生を無料招待するとともに、坂城町の野球チームの子どもたちが試合運営を手伝います。
また、観客の皆さんには、坂城町の特産物をプレゼントするカラーボール抽選会も企画されております。
もちろん“ねずこん”も、坂城町のPRと信濃グランセローズの応援のために大活躍いたしますので、大勢の町民の皆さんにオリンピックスタジアムにお出かけいただきたいと思います。
7月5日(土)、地域交流や日頃の文化活動等の発表などを行う、恒例の「隣保館ふれあいフェスティバル」を開催いたします。
今年度は2部構成とし、第1部の作品展示とグループ活動発表は従来どおり隣保館で行い、第2部の「ふれあいコンサート」は、大勢の町民の皆さんに鑑賞いただけるよう、中心市街地コミュニティセンターで開催いたします。
なお、出演は、バリトン歌手の佐藤光政さんとピアノ伴奏の佐藤ゆりさんで、入場は無料です。1部、2部共に大勢の町民の皆さんにご来場いただきたいと思います。
町ポンプ操法大会が、7月6日(日)に開催されます。地域を守る消防団員が、有事の際の機敏な対応や消防技術の向上を目指し、日頃の訓練の成果を発表いたします。多くの町民の皆さんの応援をお願いいたします。
なお、この大会の優勝分団とラッパ分団は、7月13日(日)に当町で開催される、埴科ポンプ操法大会及びラッパ吹奏大会に出場いたします。
こちらも、多くの町民の皆さんの応援をお願いいたします。
坂城の夏を彩る町民まつり「第37回さかきどんどん」が、8月2日(土)に開催されます。来週18日の実行委員会で内容が決定いたしますが、今年もメインステージでは各種団体の発表を行うとともに、小さなお子さんが楽しめる様々なイベントを計画しております。
夜の部の踊り流しの参加も含め、大勢の町民の皆さんのご参加をお願いいたします。
これから暑さが増してまいります。議員の皆様におかれましても、健康に留意され、ご活躍されますことを祈念申し上げ、閉会のごあいさつとさせていただきます。
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坂城町長 山村ひろし
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14/06/13 07:00
第23回全国「ばらサミット」開催
昨日(6月12日)、中野市で第23回ばら制定都市会議(ばらサミット)が開催されました。 (同会議は平成4年から毎年開催されており、平成21年には坂城町で開催されました。)
この制定都市に参加している都市は全国で22ありますが、昨日は8団体が参加しました。
長野県内では中野市の他は坂城町のみ。
各自治体から、ばら公園の運営に関する経験談やノウハウが披露され大変参考になりました。
なお、坂城町からは「薔薇人(ばらーど)の会」の皆さん16名が参加されました。
挨拶で 「さかき千曲川バラ公園」 をPRする山村
参加自治体の代表者の皆さん
左から5番目に開催都市の中野市長(池田茂氏)、その右に来年開催予定の静岡県島田市長(染谷絹代氏)
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坂城町長 山村ひろし
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14/06/10 22:00
坂城の100人 第36回目は村上頼時
坂城の100人、第36回は村上頼時です。
前回、登場した村上経業(つねなり)の子息です。
今回も鎌倉と信州村上家のつながりについて新たな知見をもとに鉄の展示館宮下学芸員に寄稿していただきました。
村上氏と鎌倉幕府ならびに北条氏との関わりについては、これからもっと研究しなくてはならないテーマだと思っております。
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源実朝、藤原定家とゆかりある「村上頼時」
前々回から平安末〜鎌倉時代の村上氏を紹介してきましたが、今回は前回紹介した村上経業の子村上頼時を紹介します。
鎌倉時代、村上氏は2つの系統が存在し、その一つが頼時の父から始まる経業系(右馬助系)でした。頼時の歴史的初見は、父と共に頼朝の勝長寿院供養に供奉した文治元年(1185)10月からです。以後、鎌倉御家人として父や伯父(基国)と共に活動した記録が見られます。
ところが、建久9年(1198)以降になると、頼時は京都においてその動き確認できます。村上氏は院政期から京武者として京都に基盤を持っていましたが、頼時は少なくとも建久9年から承元元年(1208)にかけて京都の治安維持と民政を所管する「検非違使」を勤めていました。
鎌倉では六位相当の「左衛門尉」であった頼時は、検非違使になると五位相当の「大夫尉」、そして従五位下「筑後守」へと昇進し、元久元年(1204)には「従五位上」となります。これらは京都での活動を通じて、朝廷、つまり後に承久の乱を起こす後鳥羽上皇から与えられたものと思われ、頼時は後鳥羽上皇と何かしらの関係を築いていたようです。
検非違使の任を解かれた後も頼時は京都で活動していましたが、一方で鎌倉幕府三代将軍源実朝に対しても、近しい立場で仕えていました。
建暦2年(1212)9月、頼時は実朝の行列供奉のため関東に下向しますが、この時「新古今和歌集」の撰者として有名な歌人藤原定家の許を訪れ、下向の旨を伝えると、鎌倉において将軍実朝に定家の消息や和歌などを献じ、京都の情報も伝えています。実朝は歌人としても有名で定家を師と仰いでいました。
このように頼時は、京都と実朝の間をつなぐ役割を担っていたことが推測でき、実朝との深い関係が想定できるのですが、二人の関係も承久元年(1219)1月27日に生じた実朝暗殺事件により途絶えてしまいます。そして、更にこの事件があった日を最後に頼時の名前をこの後確認することは出来なくなってしまいます。
実朝暗殺後、実朝を支えていた側近の御家人や近習たちは数多く出家し、幕府の中枢からはずされるのですが、頼時もこのなかの一人であった可能性が高いと指摘されています。
頼時だけでなく前々回紹介した村上基国及びその系統も、この事件前後から以後、幕府側の記録からは一切その名前が消えてしまうことから、それまで御家人の上層クラスであった村上氏(基国系・経業系)は、頼時が実朝の側近であったことを理由に幕府権力から遠ざけられたものと思われます。
しかし、前々回からお話ししているように、村上氏は幕府の中枢からはずされたとはいえ、本領の信濃国では2つの村上氏が鎌倉中期の建治元年(1275)には間違いなく御家人として存続し、今回紹介した頼時の子孫は、京都で「筑後前司跡」として、これまた御家人として存在していたことが確認されています。
こうして鎌倉期を通じ経業・頼時父子の系統(右馬助系と筑後守系)は信濃と京都で存続し、村上氏が平安後期以降も引き続き京都で基盤を維持し続けていたことがわかります。
村上氏が鎌倉時代、御家人として存続できたのは、実朝没後、幕府の権力を握った北条氏に接近し、北条氏の被官になったからだとの指摘があります。そのため、北条氏が滅亡した後、それまで村上氏の中核であった基国系と経業系は共に没落し、それにとってかわる形で同じ村上為国の子で、庶流の地位にあった安信系(安信は寿永2年【1183】11月の法住寺合戦で討ち死に)から村上義光・義隆父子と村上信貞が輩出され、村上氏の惣領になった、との新しい見解が出されています。
従来、空白の多かった鎌倉時代の村上氏の新たな知見として大変興味深い内容であり、村上氏が常に中央権力と結び、勢力を維持し続けていたことがわかります。
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坂城町長 山村ひろし
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14/06/07 21:22
ローゼンハイム
この写真はどこの風景でしょうか?
千曲川ではありません。
これはドイツ・バイエルン州、ローゼンハイムを流れるドナウ川の支流 イン川です。
昨年、坂城町の歌の作曲を依頼した、安藤由布樹先生に坂城町のイメージをつかんでいただくために坂城パーキングステーションから千曲川を見ていただいた折に 「これはローゼンハイムとそっくりだ。千曲川の流れとドナウ川の流れのイメージがぴったり合う」 とおっしゃっていました。
「坂城町の歌」はドナウのイメージも込められて作曲されたと言われていました。
その時は、そんなものかなあと思っておりましたが、数日前に私の事務所に置かれていた古い資料を見ていたら何とこの写真が見つかったのです。 びっくりしました。
上記の写真は以下の報告書の表紙の写真です。
千曲川・イン川友好河川提携及び現地調査報告書
平成6年(1994年)にローゼンハイム水質源管理事務所のヴェルナー・クラウス所長を招き、「ちくまの川づくり国際シンポジウム」 を開催した際に、クラウス所長が千曲川とイン川の地形条件、気候条件などがあまりにも類似していることにびっくりし技術交流と相互交流を行うことになりました。そして、1996年に提携調印とイン川の現地視察を行うことになったものです。
提携実行の構成メンバーは当時の上田市、更埴市、中野市、丸子町、坂城町、上山田町、戸倉町、長野市、小布施市、豊野市、豊田村、須坂市、飯山市、信州大学、千曲工事事務所、長野県土木部で構成される大規模なものでした。
また、現地視察には、上田市長、更埴市長、戸倉町長他関係機関総勢16名の大デレゲーションで訪問しています。 (しかしながら、その後の交流活動は全く行われませんでした。)
今では、この提携がほとんど話題に上ることが無くなってしまったようですが、安藤先生がびっくりされたように千曲川とイン川は酷似しているようですね。
千曲川近影(上田市千曲公園から)
一方、ローゼンハイムは 「バラの家」あるいは「バラの里」という意味があります。
(ローゼンハイム市の紋章)
もちろん、ローゼンハイムはワインの名産地でもあります。
「川」、「バラ」、「ワイン」のキーワードで関連性のある坂城町として、ローゼンハイムとの関係を再開することができたら素晴らしいなと思っています。
それにしても安藤先生の感性は素晴らしいですね。
坂城町長 山村ひろし
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14/06/07 18:42
村上小学校140周年記念運動会
本日(6月7日)、坂城町内でいろいろな行事がありましたが、私は村上小学校の「第95回 創立140周年記念運動会」に参加しました。
通常でしたら、運動会は秋に開催するのですが、今年は学校創立140周年事業を秋に行う予定で、そのために運動会を今日開催したそうです。
今日は、雨が心配でしたが、無事開催できました。
天候は少し寒いくらいでしたが子供たちは元気いっぱいです。
私も子供たちと一緒にプログラムに参加しました。
挨拶する山村
「ねずこん」も登場
以下、坂城町のホームページから
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村上小 140周年記念運動会を開催
6月7日(土)、村上小学校で、「第95回 創立140周年記念運動会」が開催されました。
村上小学校は、明治6年に「六郷学校」として創立され、今年度で140周年を迎えました。その記念行事を今年の秋に開催するため、例年、秋に開催している運動会を、今年はこの時季に実施することになりました。
本日は、あいにくの曇り空でしたが、「赤白燃えろ 村小運動会」をスローガンに、子どもたちは全力で競技や演技に臨み、練習の成果を発揮して、思い出に残る運動会になるようがんばっていました。
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坂城町長 山村ひろし
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14/06/03 04:17
坂城の100人 第35回目は村上経業(つねなり)
坂城の100人、今回は村上経業(つねなり)です。
村上経業の主な活動の場は鎌倉で、鎌倉時代の歴史書 「吾妻鏡」 にも源右馬助(うまのすけ)として度々登場しています。
(嵐山町web博物誌より)
最近、平安期から鎌倉期にかけての村上氏の研究に精力的に取り組まれている、宮下学芸員に寄稿していただきました。
以下、いささか長文ですが、信濃村上氏の新たな一面をご覧ください。
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鎌倉時代、もう一つの村上氏「村上経業」
今回も前回に引き続き、平安末から鎌倉時代に活躍する村上氏として村上経業を紹介します。
経業は前回の村上基国の兄弟で、最初「明国」、長兄の信国らが亡くなってから経業に改名したようです。
鎌倉時代、信濃村上氏の嫡流は前回紹介したように村上基国系だと思われますが、この基国系とほぼ対等に信濃国を本拠に活動していたのがこの経業の系統です。つまり、鎌倉時代、村上氏は2つのほぼ同等の家が存在していたのです。
経業が歴史上に登場するのは他の兄弟より遅く、その初見は鎌倉に政権が成立して間もない文治元年(1185)で、鎌倉で御家人として活動していた記録からです。
それ以前では、長兄の右馬助信国が亡くなるきっかけとなった寿永2年(1183)11月の法住寺合戦において、経業も他の多くの兄弟と共に参陣していたものと思われ、この合戦後に信国が亡くなったことで、村上氏は基国と経業が一門の中心となり、経業は兄の官途である右馬助(正六位下相当)を拝官したものと考えられます。
このように経業が京都で活動した記録はほとんど確認できず、上述したように、その活動は鎌倉において顕著となります。
経業も基国と同じように鎌倉での活動の中心は、儀式などでの将軍頼朝への供奉でした。文治元年に子息頼時と共に頼朝の勝長寿院の供養に供奉したのを始め、『吾妻鏡』では合計5回、頼朝の供奉を勤めていたことが確認でき、その行陣の隊形において経業は、初期鎌倉幕府内の高位者が位置する「御後」を勤めていました。前回の基国同様、この時期の村上氏は清和源氏頼信流という名門で、平安後期以来京武者であった来歴ゆえに、このような上層メンバーとして位置づけられていたと考えられます。
経業については、建久6年(1195)3月、頼朝の東大寺供養の供奉を最後にその活動は確認できなくなるので、その後間もなくして亡くなったのでしょう。経業亡き後は、子の頼時が跡を継ぐのですが、頼時については、次回、稿を改めて紹介したいと思います。
経業系の子孫は、その後、基国系と同様に承久の乱(1219年)前後から鎌倉幕府の記録から姿を消してしまいます。しかし、前回も紹介したように、鎌倉中期の建治元年(1275)には、経業の子孫も「村上馬助跡」として基国系の子孫とほぼ同程度の勢力を保持して、信濃国で御家人として存続していたことがわかります。
従来、村上氏は鎌倉初期を除き、北条氏が権力を握ってから、北条氏から疎遠にされたといわれてきましたが、最近の研究では、幕府中枢から村上氏は排除されたものの、北条氏との関係については距離を縮め、北条氏の被官になっていったとも云われています。
このように、ここ数年の研究により、村上氏を含めた村上一族全体の動きがより鮮明になってきており、従来の定説というものが様々な点で書き換えられてきています。前回と今回紹介した村上基国と経業兄弟、そして、その子孫の動きはこうした歴史研究の成果によって知ることが出来ました。
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坂城町長 山村ひろし
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14/06/02 11:20
平成26年第2回坂城町議会定例会招集あいさつ
本日(6月2日)、平成26年第2回坂城町議会定例会が開催され、以下の通り、招集の挨拶をさせていただきました。
今議会は6月13日まで開催されます。
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平成26年 第2回坂城町議会定例会 招集あいさつ
本日ここに、平成26年 第2回 坂城町議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様全員のご出席をいただき開会できますことを心から御礼申し上げます。
さて、うれしいお知らせがございます。元坂城町議会議長の柳沢真樹さんが、高齢者叙勲を受章され、4月24日に伝達をいたしました。
柳沢さんは、昭和54年から4期16年にわたり町議会議員として在職し、正副議長、各常任委員長、監査委員などを歴任され、また、町の選挙管理委員長を努められ、町の産業振興、教育文化、福祉の向上等に多大な貢献をされました。
この度の受章は、町といたしましても大変喜ばしいことであり、今後におかれましても益々のご健勝と、ご活躍をご祈念申し上げます。
私の公約でありました坂城駅のエレベーターが遂に完成し、先月24日からご利用をいただいております。
この事業につきましては、しなの鉄道の施設整備計画に位置づけてもらうところからスタートし、平成23年度にしなの鉄道と協定を締結する中で、町の要望とすりあわせながら、設計・工事を進めていただきました。
また、1日当たりの駅利用者数では補助要件に満たなかったものの要望・陳情を重ね、地域における拠点としての重要性が認められ、国、県の補助金の交付を受けることができました。
私は、このエレベーターを町のハード・ソフトあらゆる面のバリアフリー化の象徴として位置付けており、駅舎のエレベーター設置のみならず、周辺の段差の解消、手すり及びグリーンベルトの設置による駅前のバリアフリー化を進めて参りました。
加えて、駅の利便性の向上、混雑時の安全を図るため、一時的に利用可能な駐車場2台分をB・Iプラザに確保いたしました。
今後につきましては、町の玄関口であり、最大の公共交通機関である坂城駅を中心として、駅前の活性化にも繋げて参りたいと考えております。
また、竣工式に合わせて、駅のバリアフリー化を体験していただくため、町内のベビーカーを御利用されている子育て世代の皆さんに実際にエレベーターに試乗していただき、試乗された皆さんからは、これで駅が利用しやすくなるとのお話をいただきました。
併せて、全日本ダンス協会連合会ウェルフェアダンスの皆さんによる車いすダンスの披露や、169系車両を活用した鉄道グッズの展示などイベントを実施いたしました。
さらに、商工会によるふーど市も開催していただき、セントラルステーションとしての賑わいを創出していただきました。
さて、坂城町を取り巻く経済状況といたしましては、世界経済において、アメリカ商務省が4月末日に発表いたしました2014年1月から3月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は、年間換算で前期比0.1%のわずかな伸びにとどまりました。
寒波の影響による設備投資の減少に加え、輸出の落ち込みも響いているようです。ただ、個人消費は底堅さを保っており、今後、成長率はしだいに上向くとの見方であります。
ユーロ圏の1月から3月期の域内総生産(GDP、速報値)は、前期比で0.2%増にとどまり、低成長を抜け出すことはできませんでした。
また、中国の1月から3月期の実質国内総生産(GDP、速報値)の伸び率は前年同期比7.4%と、今年の目標をやや下回りました。世界経済のけん引役として期待されてきた中国経済の減速が鮮明となり、世界景気のけん引役はしばらくアメリカが務めそうです。
ただし、一段と混迷を深めるウクライナ情勢、南シナ海における中国とベトナムの領有権争いにより各地で緊張が高まっており、これらの問題と密接に関わる各国のエネルギー資源戦略の思惑が、今後の世界経済に大きな影響を及ぼすものと予想されます。
関係各国の緊密な連携と平和的な取組みにより、安定を取り戻すことを期待するものであります。
また、町の多くの企業が進出しているタイにおきましても、政情不安が続いております。こちらにつきましても、いち早く民主的に解決されることを願っております。
国内の状況につきましては、内閣府による5月の「月例経済報告」では、「景気は、穏やかに回復基調が続いているが、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動により、このところ弱い動きもみられる。」とし、「先行きについては、当面、消費税引き上げに伴う駆け込み需要の反動により弱さが残るものの、次第にその影響が薄れ、各種政策の効果が発現するなかで、穏やかに回復していくことが期待される。
ただし、海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっている。」としております。
長野県内の動向につきましては、日本銀行松本支店の5月発表の「金融経済動向」によりますと、「総論で長野県経済は、緩やかに回復しつつある。」とし、
(1)公共投資は増加基調で推移している。
(2)住宅投資は消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動により、前年比減少に転じている。
(3)設備投資は堅調に推移している。
(4)個人消費は消費税率引き上げの影響による振れを伴いつつも、基調的には消費者マインドの改善を背景に、緩やかに回復しつつある。
以上のような最終需要のもとで、生産は緩やかに回復している。このほか、雇用・所得は、改善している。」としております。
町内企業の経済動向の4月の調査結果では、生産量は、3ヶ月前に見込んだ2.19%を約3ポイント上回る5.10%の増加率であり、前年同期比と比較すると増加率は11.9%から18.23%と約6ポイントの改善となりました。
売り上げについても、生産量と同様な傾向であります。
先行きにつきましては、輸出環境の改善や経済対策の効果などを背景に、既存取引先の受注回復や新規取引先の開拓、海外の景気回復や円安などの経済要因による増加が期待されている傾向がある一方、顧客の海外展開による受注減などの影響を受けている企業や消費税率の引き上げによる駆け込み需要の反動が予想されることから生産量、売り上げとも減少を見込んでいるところもございます。
雇用については、3ヶ月間の実績で38人の増加となっており、来春の雇用も21人の増加を予定、減員分の補充も予定している企業も10社となっていることから改善の動きが見られます。
また、平成25年3月に製造業事業所約230社を対象に企業が抱える課題、町及び産業支援機関等への要望等を調査した、「坂城町工業実態調査」と、平成26年3月に企業における販路開拓や人材確保、環境対策等を調査した「坂城町企業意向調査」の、比較可能な部分においても、ここ1年間の生産量、売上高、営業利益とも、増加したと回答する企業が増えております。
今後、町の企業の益々の発展を期待いたします。
続きまして、平成26年度の主な事業の進捗状況について申し上げます。
南条小学校の建設につきましては、この6日に入札を行い、落札業者が決定、その後、仮契約を行い、議会の議決をいただき、工事に着手して参りたいと考えております。
平成26年度と27年度の2カ年にわたり、校舎建設とグラウンド造成工事を進め、安全・安心な学校づくり、教育環境の整備を行って参ります。
今年で9回目を迎えます「ばら祭り」は、先月31日から6月15日までの16日間の日程で、「薔薇人の会」を中心とする実行委員会の皆さんにより開催されております。
今回から、千曲川河川事務所、(株)上越商会のご協力をいただき、駐車場を拡大し、大型観光バス駐車場からのシャトルバスの増便など、来場者の皆さんの利便性の向上を図ったところであります。
自然に囲まれた「さかき千曲川バラ公園」へより多くのお客様にお越しいただけるよう、「ばらのまち:坂城」を町内外に発信するため、例年通り、しなの鉄道の中吊り広告や県内外の観光案内所等でのチラシ、ポスターの配布を行います。さらに、今年は中野市で開催される「第23回ばらサミット」において、坂城町のブースを設けPRを図って参りたいと考えております。
なお、バラの開花状況につきましては、2月の大雪による影響が心配されておりましたが、現在、ほぼ例年と同様の3分咲きとなっております。今年も多くの皆さんにお越しいただけるものと期待しております。
2013年の坂城町産巨峰を原料に、6ヶ月熟成させてようやく本格スパークリングワインが出来上がりました。「巨峰スパークリングワイン」は、甘さを抑えた「やや辛口」の味わいといたしました。素晴らしい味に仕上がっておりますので、是非、ご賞味ください。
なお、1,000本限定発売ですので、お早めにご購入いただきたいと思います。
中国上海市嘉定区実験小学校との教育交流につきましては、7月28日から4日間の日程で訪中を計画しております。小学校児童からは11人の参加希望があり、今後、引率の教員などを含め、交流団を編成し、事前準備をして参ります。現地での交流により、豊かな国際感覚が身につくことを期待いたします。
小・中学校における外国語教育につきましては、英語教育の拡充強化を図るため、従来の中学校での外国語指導講師に加えて、4月から村上小学校に1名の外国語指導講師を配置し、各小学校を訪問して授業のサポートを行っております。
子供たちも外国語指導講師とのコミュニケーションを通じて生の外国語に触れる中で、楽しく学習に取り組んでおります。
早くから外国の言語や文化に触れることで、英語によるコミュニケーション能力が育成され、国際社会でも生きる力が身につくことを期待いたします。
「松くい虫」の防除につきましては、総合的な松くい虫防除対策の一環として、今月17日に自在山風致地区及び葛尾山風致地区の2か所25haの空中散布を予定しております。
また、新たな取組みとして、苅屋原地区において今月17日と7月15日の2回、有人ヘリでは散布できない急峻な山の裾野部分を無人ヘリにより散布を行います。散布に際しましては、長野県防除実施基準に基づき、安全性に十分考慮して実施いたします。
鉄の展示館及び中心市街地コミュニティセンターで、4月19日から6月15日まで開催しております、「さかきの美術家7人展」につきましては、日本刀をはじめ、美術、工芸など78点もの作品が展示され、開幕以来、大勢の皆さんにご来場いただいております。
『ばら祭り』にお越しいただいた町外の皆さんにも、この機会に是非お立ち寄りいただき、坂城町ゆかりの美術家の皆さんの素晴らしい作品をご覧いただきたいと思います。
テクノセンター20周年記念事業として開催される、「さかきものづくり展」につきましては、10月3日、4日の開催に向け、現在、企業関係者や工業団体代表者の皆さんで組織する実行委員会や運営委員会の中で、内容を協議しております。
先日は、県の地域発元気づくり支援金の内示もあり、6月中には、出展企業の募集を行う予定で準備を進めております。
いわゆる工業展は9年ぶりの開催となりますが、坂城町の企業が持つ、ものづくり技術・製品を多くの皆さんにご覧いただき、今後の町産業の更なる発展の契機となる展示会が開催できるよう、商工会やテクノハート坂城協同組合とも連携して支援して参りたいと考えております。
また、町の介護保険事業計画に位置付けられております「地域密着型 特別養護老人ホーム第二美里園」につきましては、4月1日から開所されました。定員20名のところ、すでに19名の方が入所され、新しい生活をスタートさせております。残り1名につきましても近いうちに入所予定となっております。
入所された方、また、ご家族の方も安心して毎日が過ごせ、地域に親しまれる施設になることを期待しております。
国民健康保険税につきましては、先月30日に開催された「国民健康保険運営協議会」に諮り、今年度は、税率の改定は実施せず、据え置くことになりました。
国民健康保険事業の運営は、年々増加する医療費により、非常に厳しい状況が続いております。平成25年度の一般被保険者の医療費は、24年度に比べ約5%増加しております。
引き続き、国民健康保険事業の健全な運営のため、未納者対策に努めるとともに、保健センターを中心に特定健診の受診勧奨、個別訪問、保健指導など疾病予防に力を入れ、医療費の抑制に取り組んで参りたいと考えております。
公共下水道事業につきましては、上平の出浦地区、網掛のびんぐし公園周辺の福沢地区、中之条の栗林製作所様周辺地区の整備、また、南条小学校の建設に合わせた整備を予定しております。
さらに、今後の公共下水道工事の詳細な実施設計測量を、金井地区から順次進めて参ります。
住宅リフォーム補助につきましては、先月30日現在、24件の申請があり順次補助金を交付しております。この事業により、町内小規模事業者の受注機会の拡大に繋がることを期待いたします。
ごみの減量化・資源化の推進を図るため、4月より町民の皆さんの要望が多いサンデーリサイクルを月2回に増やし、また、5月からは希少金属の再資源化を図るため小型家電の回収を開始いたしました。
また、紙類の分別収集につきましては、先月から分別方法を簡略化し、町民の皆さんのご理解とご協力により順調に進んでおります。
なお、平成25年度家庭系可燃ごみの状況ですが、2,546トンの排出量で前年度比77トン(約3%)の減少となりました。引き続き、町民の皆さんにご協力をいただきながら、ごみの減量化・資源化の一層の推進に努めて参ります。
災害時における情報提供手段の一つである緊急速報メールにつきましては、携帯電話会社3社(ドコモ・au・ソフトバンク)との契約の締結が完了し運用が可能となりました。
災害時には、災害発生情報や避難情報メール機能がついた携帯電話やスマートフォンをお持ちの、坂城町内にいる方に、瞬時に災害情報が提供されるようになりました。
また、Jアラート自動起動装置の整備に合わせて導入を計画しております、事前登録制の情報配信メールシステムにつきましても、早期導入に向け順次進めているところであります。
続きまして、6月補正予算の内容について申し上げます。
今議会に、2月の大雪の被害に対する補助として、農業者の皆さんを対象とした農業用ハウス等の撤去・再建・修繕の補助金、商工業者の皆さんを対象とした地域経済活性化対策事業補助金をそれぞれ補正予算計上いたしました。
農業関係では農業用ハウス等の倒壊により、町内でも農作物・花卉等の生産施設・設備に大きな影響が出ました。そこで、国・県の支援を受ける中で、営農継続することを前提として、農業用ハウス等の撤去・再建・修繕について補助金を交付するものであります。
被災した農業者を対象に4月に実施した意向調査をもとに、撤去・再建等の内容を確認する中で、撤去については、国の基準の範囲で全額補助、再建・修理については、事業費の9割を補助していきたいと考えております。
商工関係におきましても、坂城町商工会が主体となって実施する地域経済の活性化に対する事業に補助金を交付し、BCP(事業継続計画)セミナーの開催やWeb版企業ガイドブックの製作、町外からの誘客促進、建設・建築業者への広報活動の充実等の事業を通じ、町内商工業者等の体質強化や新たな事業展開に対して支援を行って参りたいと考えております。
また、県の地域発元気づくり支援金事業において、坂城スマートタウン構想「ライフスタイルのスマート化」事業及び「輝く女性」パワーアッププロジェクトが採択されました。
両事業とも、今議会に補正予算計上をいたしました。
坂城スマートタウン構想「ライフスタイルのスマート化」事業では、町民の皆さんにエネルギーの効率的な利用について理解を深めてもらうため、電力需要の高い夏季におけるクールシェアイベントを開催するほか、坂城スマートタウンホームページの開設を計画しております。
また、「輝く女性」パワーアッププロジェクトでは、女性を取り巻く就労環境や、就労実態を明らかにし、課題や必要な支援についての意見集約を図るため、アンケートを実施し、その結果を踏まえた「働く女性応援座談会」の開催、また、学生や子育て世代、現役で働く世代の女性をターゲットとした「輝く女性トークセッション」を計画しております。
以上、26年度の主な事業の進捗状況並びに6月補正予算の内容について申し上げました。
今議会に審議をお願いする案件は、専決報告が8件、交通災害共済組合関連の議案が4件、条例の制定が1件、条例の一部改正が
2件、一般会計補正予算の計16件でございます。よろしくご審議を賜り、ご決定いただきますようお願い申しあげまして、招集のごあいさつとさせていただきます。
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坂城町長 山村ひろし
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