16/06/30 22:15
第10回トポス会議
本日(6月30日)、第10回目のトポス会議が東京六本木ヒルズで開催されました。
このトポス会議は2012年から10回シリーズとして開催されましたので、今回が最終回となりました。 今回もお招きをいただき参加させていただきました。
ますますお元気な野中先生ともいろいろお話をしました。
4年前に坂城町でもご講演をお願いしましたが、来年、久々に坂城町でお話をしていただくお願いをいたしました。
今回は 「人類世の“ヒューマン・ビルディング”」と題し、次世代に向けた「人間形成」をテーマに、未来志向の人材育成や教育論に向けたある意味では壮大なテーマに取り組んでいます。
左から:山村、野中先生、前川正雄さん(和敬塾に関する話などすばらしい講演をお聞きしました。)
以下、第10回トポス会議の趣旨など開催案内から抜粋します。
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【野中郁次郎×世界の賢人たち】
人類世の“ヒューマン・ビルディング”
― 「次世代を拓く人間」をいかに創造するか ―
第10回トポス会議
トポス会議は、2012年9月、多様な知のダイナミックなコラボレーションを起こす場として、全10回のシリーズとして始まりました。これまでの9回のトポス会議では、世界的な課題の解決に資する学際的な議論の奨励、産業人と研究者の知的協業や実践活動の支援、そして、そのための人的ネットワークの形成という趣旨に沿って、世界から賢者をお呼びし、対話を重ねてまいりました。コンピュータ科学の未来に始まり、社会やコミュニティにおけるイノベーション、安全保障、資本主義の未来など、これまで取り上げてきたテーマは、われわれ人類が21世紀をいかに賢く生きることができるか、そしていかに未来を創造し続けていくかを、多様な観点から問うものでした。
第10回の今回は、区切りにふさわしいテーマとして、「人類世の“ヒューマン・ビルディング”」と題し、次世代に向けた「人間形成」をテーマに、未来志向の人材育成や教育論に向けた対話を試みます。
「人類世」(じんるいせい:Anthropocene) は、われわれ人類の活動が地球の動的均衡システムを脅かしている状態にあることを示す言葉で、地球規模の危機の時代とも言われています。この危機を回避し、さらなる繁栄を実現するためには、地球レベルの高い視野を持って行動することが求められています。つまり、これまでトポス会議で議論してきたように、誰もが「実践知」を体現するリーダーとなり、共通善の実現に向けて日々共創することが重要になってきます。
これまでも実践知の基盤やその育成方法について触れてきましたが、節目となる第10回では、実践知と知識創造の第一歩となる「間身体性」や「相互主観性」について、日本における現象学の研究の第一人者のおひとりである哲学者の山口一郎氏をお招きし、トポス会議を主催する野中郁次郎との対話を通じて、人類の倫理性や道徳性、さらには情熱や信念の源泉について明らかにしていきます。
そして、この共創的セッションを踏まえた2つ目のセッションでは、「次世代を担う」あるいは「未来を拓く」人間を育てる環境、特に、社会的なつながりや企業での取り組みについて、ヨーロッパのリビング・ラボや、「定年のない会社」、「和敬塾」の取り組みで有名な前川製作所のご発表を通じて考えてまいります。
そして最後のセッションでは、人間の無限の可能性を広げるさまざまな取り組みについて、能のメソッド等を用いて自閉症児を支援する能楽師、既存の学校や企業の教育システムの限界を訴える教育学者、徒弟制度の意義を再発見した企業経営者などのみなさまからお話をいただき、最終回の最終セッションにふさわしく、われわれ人類が21世紀をいかに賢く生きることができるか、そしていかに未来を創造し続けていくかについて考えていきます。
(プログラム)
(パネリスト)
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坂城町長 山村ひろし
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16/06/27 06:12
坂城町消防団ポンプ操法大会
昨日(6月26日)、坂城町消防ポンプ操法訓練場で平成28年度坂城町消防団ポンプ操法大会が開催されました。
絶好のコンディションの中、各分団は日頃の訓練成果を大いに発揮され好成績を残されました。
ポンプ車操法の部は第2分団(金井)が優勝、小型ポンプ操法の部は第10分団(上五明)が優勝されました。
左:開会式、右:表彰式
以下、詳細は坂城町ニュースよりご覧ください。
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坂城町消防団ポンプ操法大会
▲ポンプ車操法の部 優勝 第2分団(金井)
▲小型ポンプ操法の部 優勝 第10分団(上五明)
6月26日(日)、四ツ屋消防ポンプ操法訓練場で、町消防団ポンプ操法大会が開催されました。
この大会は、消防団が常時の訓練成果を発表するとともに、審査による不備欠陥を是正し、消防技術の向上発展と士気の高揚に資することを目的に行われます。大会は、ポンプ車の部(第2、4、7、9分団)と小型ポンプ操法の部(第1、3、5、6、8、10、11分団)の競技と、ラッパ分団によるラッパ吹奏が行われ、町内の各分団が日頃の訓練の成果を披露しました。
大会の結果(入賞)は以下のとおりです
ポンプ車操法の部
- 優 勝 第2分団
- 準優勝 第9分団
小型ポンプ操法の部
- 優 勝 第10分団
- 準優勝 第11分団
- 第3位 第6分団
▼各分団
▲第1分団(鼠・新地)
▲第3分団(入横尾・町横尾・泉)
▲第4分団(中之条)
▲第5分団(四ツ屋・御所沢・田町・戌久保)
▲第6分団(南日名・北日名・和平)
▲第7分団(横町・立町・込山・旭ヶ丘)
▲第8分団(日名沢・大宮・新町・坂端・苅屋原)
▲第9分団(網掛・小網・月見)
▲第11分団(上平)
▲ラッパ分団(本部付)
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坂城町長 山村ひろし
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16/06/26 07:18
川島亜子さん、川崎龍さんコンサート
昨日(6月25日)、鉄の展示館ホール(中心市街地コミュニティーセンター多目的ホール)で3年ぶりに、川島亜子さんと川崎龍さんのコンサートが開催されました。(坂城町国際交流協会主催による熊本地震復興支援 チャリティーコンサート)
二人ともプロとして独立し素晴らしい、息のあった演奏を見せてくれました。
今後の益々の活躍をお祈りします。
演奏会終了後のパーティーで
右から:川崎龍さん(作曲家・ピアニスト)、山村、川島亜子さん(サキソホン奏者)、亜子さんのお母さん
以下は、坂城町ニュースよりご覧ください。
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熊本地震復興支援 チャリティーコンサート
▲(左)川崎 龍さん (右)川島亜子さん
6月25日(土)、中心市街地コミュニティセンターで、坂城町国際交流協会主催による熊本地震復興支援 チャリティーコンサートが開催されました。
出演は、坂城町出身のサクソフォーン奏者 川島亜子さんと、ピアニスト川崎 龍さんです。お二人は、平成25年12月の東京芸術大学在学中にも坂城町でコンサートを行っていますが、今回はプロの奏者としての凱旋コンサートとなりました。
演奏された曲目は、『チャルダッシュ』や『リベルタンゴ』、聞き馴染みのある日本の曲のほか、川島さんが作曲をした『押入れのアルバム(仮題)』など全9曲。200名を超えるお客様で満員となった会場を、サクソフォーンとピアノからなる美しい演奏が包み込んでいました。
また、会場では、被災地への義援金を募り、多くの皆さんからご協力をいただきました。ありがとうございました。
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坂城町長 山村ひろし
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16/06/24 16:39
第20回機械要素技術展
本日(6月24日)、東京ビッグサイトで開催されている『日本ものづくりワールド2016「第20回機械要素技術展」』に行って来ました。
今年も坂城町からは、(株)アルプスツール、(株)エスプリ、(有)エフディ企画、(株)ケーエムケー、(株)シンコー工業、(株)大門製作所、(株)長野大崎製作所、(株)ヤマザキアクティブが出展しておられます。
この機会要素技術展は8万人以上の来展者が予想される、日本でも屈指の技術展です。
坂城町の企業の商談開発のきっかけになればと思います。
機械要素技術展参加者の皆さんと
以下、内容について、坂城町ニュースよりご覧ください。
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坂城のものづくり技術をPR 第20回機械要素技術展
坂城町出品者協会では、本日6月22日(水)から24日(金)まで、東京ビッグサイトで開催されている『日本ものづくりワールド2016「第20回機械要素技術展」』に参加し、町内企業8社が出展しています。
日本ものづくりワールド2016は、「第20回 機械要素技術展」「第27回設計・製造ソリューション展」「第7回医療機器開発・製造展」「第24回3D&バーチャルリアリティ展」の4つの専門展で構成される世界最大級のものづくり専門展で、国内外の2,350社が出展、83,000名の来場が見込まれています。
坂城町からは、(株)アルプスツール、(株)エスプリ、(有)エフディ企画、(株)ケーエムケー、(株)シンコー工業、(株)大門製作所、(株)長野大崎製作所、(株)ヤマザキアクティブが出展しており、新規受注及び販路拡大のため、各社製品のPRに励んでいらっしゃいます。
『第20回機械要素技術展』の詳細については、 公式サイトをご覧ください。
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坂城町長 山村ひろし
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16/06/20 21:14
坂城経営フォーラムと経営革新塾
本日(6月20日)、坂城テクノセンターで、金沢工業大学大学院教授の明道弘政先生の講演により、平成28年度第1回坂城経営フォーラムが開催されましたが、その後、引き続いて、坂城経営革新塾の塾生に対しての特別セミナーも開催されました。
明道先生には午後3時から夜8時まで長丁場のご指導をいただきました。 ありがとうございました。
明道教授による、経営革新塾でのセミナー
内容につきましては、坂城町ニュースよりご覧下さい。
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坂城経営フォーラム 明道弘政氏講演会
▲明道弘政氏
6月20日(月)、坂城テクノセンターで、平成28年度第1回坂城経営フォーラムが開催され、講師に、金沢工業大学大学院教授の明道弘政先生をお迎えし、「企業品質の現状と動向について」を演題にご講演をいただきました。
金沢工業大学と坂城町、公益財団法人さかきテクノセンター及びテクノハート坂城協同組合は、ものづくりのまちの産業振興、研究開発、教育及び人材育成、インターンシップの4つの項目において、相互に協力し地域の発展と人材の育成に寄与することを目的として、平成27年6月6日に連携・協働に関する協定を取り交わしており、今回の講演会もその一環です。
講演では、昨今の世界経済の動向から日本企業に求められることや、企業の品質を向上させるために必要なこと、経営革新を成功させるための要因などについて詳しくお話いただきました。また、結びに「企業経営で第一に考えるべきことは、「働く人の幸福」であり、利益や成長はそのための手段に過ぎず、目的と手段を取り違えずに経営を積み重ねていけば、安定成長と企業の永続というすばらしい宝物が手に入る」と、講演を締めくくられました。
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坂城町長 山村ひろし
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16/06/19 08:44
第7回新作日本刀研磨 外装刀職技術展覧会
昨日(6月18日)、鉄の展示館ホール(中心市街地コミュニティセンター多目的ホール)で、第7回新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会が開催されました。 鉄の展示館で開催されるのは3年目です。
経済産業大臣賞は作刀部門の明珍祐介さんに贈られました。
また、今回は授賞式に先立ち、金沢工業大学畝田教授から、「姿・機能・感性評価に着目した日本刀の『美』に関する工学的解析と考察」 というテーマで研究成果が発表されました。
昨年、金沢工業大学と坂城町、さかきテクノセンター、テクノハート坂城協同組合との連携協定を締結いたしましたが、今回の研究報告もその連携協定の一環です。
畝田教授の研究テーマは「名刀はどうして美しいのか」というもので、初めて日本刀を 「科学する」 ものです。 今後の研究成果に期待したいと思っています。
研究発表される畝田教授
左:(公益)日本刀文化振興協会会長柳井俊二さん、、右:靖国神社宮司徳川康久さん
今年の坂城町長賞は刀装部門・白鞘の森隆浩さんに
以下、坂城町ニュースよりご覧下さい。
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第7回新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会授賞式
▼授賞式の様子
▲左から、河内一平さん、上山陽三さん、根津 啓さん
6月18日(土)、中心市街地コミュニティセンターで、公益財団法人日本刀文化振興協会による「第7回新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」の授賞式が開催されました。
本展は、作刀、研磨、外装という日本刀製作技術を一同に集め、技術の向上、人材育成を図るとともに、その成果を広く公開して、総合芸術である日本刀文化の理解を深めてもらうため、平成22年から開催されているもので、今年は鉄の展示館で本日から8月21日(日)まで開催されています。
今年の応募総数は76点。作刀、研磨、外装の各部門に優秀な作品が出品され、厳正な審査の結果、坂城町無形文化財の宮入小左衛門行平刀匠の一門である上山陽三さんが公益財団法人日本刀文化振興協会会長賞、根津 啓さんが金賞第一席、河内一平さんが金賞第ニ席を、作刀部門でそれぞれ受賞されました。また、今回は同時開催として、第1回特別公開部門"Sword Oshigata Art"部門の表彰も行われました。
本展開催期間中は、日本刀に関するさまざまなイベントも催されますので、興味のある方はぜひご参加ください。
▼展覧会の様子
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坂城町長 山村ひろし
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16/06/17 07:00
表彰2件、大池令子さんと小山政仁さん
今週、うれしいニュースがありました。
全国行政相談員連合協議会長表彰を受けられた、大池玲子さんと食品衛生優良施設知事賞を受賞された小山政仁さんがご報告に来られました。
以下、坂城町ニュースよりご覧ください。
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小山牛肉店さんが衛生管理で県知事賞を受賞
▲左から、山村町長、小山政仁さん
小山牛肉店さんが、営業施設の衛生管理を評価され、食品衛生優良施設知事賞を受賞されました。
同店舗は、日頃から徹底した衛生管理に取り組んでおり、代表取締役の小山政仁さんは、「衛生管理に関しては常に勉強して、実践しています。これからも、人の命を預かっているという思いで衛生管理に努めていきます。」と話されました。
大池令子さんが全国行政相談委員連合協議会長表彰を受賞
▲左から、山村町長、大池令子さん
行政相談委員の大池令子さんが、5月19日(木)に長野市で開催された長野県行政相談委員全体会において、全国行政相談委員連合協議会長表彰を受賞されました。
大池さんは、平成11年4月から行政相談委員を務めておられ、町民の皆さんから行政に関する相談を受けると、その内容を直接担当の役所や担当課に伝え、良い方向に解決できるよう努力されておられます。今回の受賞は、このような永年にわたる活動が評価されたことによるものです。
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坂城町長 山村ひろし
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16/06/16 10:19
ドクターヘリ場外離着陸場施設利用協定締結
昨日(6月15日)、千曲坂城消防組合と日精樹脂工業株式会社が、「災害時におけるドクターヘリコプター場外離着陸場の施設利用に関する協定」を坂城町役場で締結しました。
左から:日精樹脂工業(株)依田社長、岡田千曲市長、山村
以下、坂城町ニュースよりご覧ください。
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災害時のドクターヘリ場外離着陸場施設利用協定を締結
▲左から、日精樹脂工業(株)総務部長 水出 実さん、代表取締役社長 依田穂積さん、岡田昭雄千曲市長(千曲坂城消防組合管理者)、山村町長(千曲坂城消防組合副管理者)、宮下副町長、千曲坂城消防本部 消防長 柳町幸男さん、坂城消防署署長 古川 正さん
6月15日(水)、千曲坂城消防組合と日精樹脂工業株式会社が、「災害時におけるドクターヘリコプター場外離着陸場の施設利用に関する協定」を締結しました。
ドクターヘリは、医療機器を備え、救急専門医と看護師を乗せて救急患者のいる現場へいち早く送り届け、適切な治療が早期に開始されることにより、救命率の向上や後遺症の軽減が見込まれています。昨年度、町内では12件の出動要請がありました。
いままで、坂城町南条地区のドクターヘリ離着陸場は、南条小学校の校庭が登録されていましたが、昨年度の建替えにより建物や校庭のレイアウトが変更となったため、安全面を考慮するとドクターヘリが離着陸することが困難となりました。
この協定により、南条地区で災害が発生し、ドクターヘリが必要になった場合には、日精樹脂工業株式会社様のグランドなどを離着陸場として利用することが可能となりました。
坂城町長 山村ひろし
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16/06/15 12:46
第3回長野県マレットゴルフ連盟ペア大会
本日(6月15日)、長野県マレットゴルフ連盟(中島睦会長)の主催による、第3回長野県マレットゴルフ連盟ペア大会が坂城町鼠橋運動公園マレットゴルフ上で開催されました。
私は開会のごあいさつと打球式をさせていただきましたが、このマレットゴルフ場で県大会を開催していただくのは光栄なことだと思っております。
この大会はいわば長野県マレットゴルフ協会のメジャー大会の一つで、第1回から本日の第3回まで坂城町鼠橋マレットゴルフ場で開催されています。
今年は、318名(159組)の参加で天候もよく、盛大に開催されました。
ホスト役の坂城町マレットゴルフ協会(塚田多郎会長)の皆さんによる日ごろのコースメンテナンスも素晴らしく快適なコースでのプレイに皆さん堪能されておられていました。
坂城町長 山村ひろし
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16/06/15 05:29
町内3小学校で能楽教室
今年も、坂城町特命大使で重要無形文化財総合指定保持者観世流の能楽師である松木千俊先生と坂城松謳会の皆さんによる指導で、能楽教室が開かれました。(6月13日、14日)
来年、8月19日(土)には、3年ぶりに 「びんぐしの里公園 薪能」 が開催されます。
松木先生のほか、野村萬斎さんなど日本を代表する皆さまにより、能、狂言が行われます。
また、子ども能楽教室に参加している子どもたちも舞台に立つ予定です。
日本の伝統芸能を大切にしていきたいと思っています。
能について説明される松木千俊先生
海野師範による謡の指導
般若の面をつける男の子。左は松尾名誉師範
以下、坂城町ニュースよりご覧ください。
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町内3小学校で能楽教室
▲村上小学校
6月13日(月)、14日(火)、町内3小学校で、重要無形文化財総合指定保持者で観世流の能楽師である松木千俊先生と坂城松謳会による能楽教室が開かれました。
この教室は、室町時代から続く日本の古典芸術である能楽を子どもたちに知ってもらいたいという思いで毎年開かれています。
児童たちは能で使う般若などの面を代わる代わるかけたり、「猩々(しょおじょお)」という曲目の謡(うたい)を練習し、松木先生による仕舞も間近で見学しました。普段なかなか触れることのない本格的な能の世界に、児童たちは興味津々といった様子でした。また、南条小学校では、坂城松翁会の「こども能楽教室」に通っている子どもたちが、ステージで仕舞を披露しました。
上:南条小学校 下:坂城小学校
坂城町長 山村ひろし
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16/06/14 11:15
平成28年第2回議会定例会閉会あいさつ
本日(6月14日)、平成28年第2回坂城町議会定例会が閉会いたしました。
以下、閉会のごあいさつを掲載させていただきます。
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平成28年第2回議会定例会閉会あいさつ
平成28年 第2回 坂城町議会定例会の閉会にあたり、一言あいさつを申し上げます。
6月1日に開会されました本定例会は本日までの14日間にわたりご審議をいただきました。
提案いたしました専決報告、条例の一部改正、一般会計補正予算、さらに、追加日程でお願いいたしました一般会計の補正予算を含め、全ての議案に対して原案どおりご決定を賜り、ありがとうございました。
さて、去る6月8日、議会開会中ではありましたが、以前、私が友人から譲り受けた、日章旗が、昭和17年8月8日太平洋戦争により、中国河北省において23歳の若さで戦死された、須坂市出身の竹前重信さんの物とわかり、須坂市に在住されている、おいの公弘さんにお渡ししてまいりました。
この日章旗は、出征時の寄せ書きで、重信さんの親兄弟や近所の方など約80人の名前が書かれておりました。
戦地で身に着けていたであろう旗が、70年ぶりにご遺族の元に戻り、公弘さんも家族のつながりを示す旗を大切に保管したいと話されておられました。
改めて戦争の悲惨さと平和の尊さを感じたところです。
町が出資をしております株式会社坂城町振興公社と味ロッジ株式会社の組織の動向についてお知らせします。
味ロッジ株式会社は、地産地消の推進、食文化の伝承と地域の味の発信、地域活性化を目的に、平成25年に女性グループが中心となって法人化されました。
味ロッジ株式会社は、これまで、ねずみ大根、りんご、ぶどうといった地域特産物を活用した手作り加工品の製造・販売を行ったり、付加価値のある商品開発にも取り組み、また、町の特産品の消費宣伝なども積極的に進めています。
現在の代表取締役が退かれることから、今後のあり方について、商工会などを通じて後継者の募集も行われたということですが、町外からの応募はあったようですが、町内からの応募はなかったとのことです。
そこで、これまでの取組みがどうなるのか、他地域からの参入が望ましいかなどを検討した結果、味ロッジ株式会社の設立主旨を大切にするために、株式会社坂城町振興公社が味ロッジの経営に参画することで調整が行われています。
正式には、味ロッジ株式会社の取締役会や株主総会、そして株式会社坂城町振興公社の取締役会での手続により進められてまいります。
次に、専決予算をお認めいただいた、びんぐし湯さん館のサウナ室の改修について、設備の機能・衛生面の維持、そして安全性を確保するための工事を実施いたしました。
工事は、サウナ室のみ利用を休止する中で、休館日とその前後の期間で、営業時間終了後、夜間工事により、できるだけ影響を最小限に抑えるなかで、4月には男性用サウナ室を、5月には女性用サウナ室のリニューアルを図りました。
ご利用いただいたお客様からは、大変好評を得ております。
新しくなったサウナ室も含め、びんぐし湯さん館のご利用をお願いいたします。
さて、去る6月5日(日)天皇・皇后両陛下のご臨席を賜り、「第67回全国植樹祭」の記念式典及び記念植樹が、長野市の長野オリンピック記念アリーナ エムウェーブにおいて、約6,000人が出席して盛大に開催されました。
式典では、「坂城小学校みどりの少年団」の9名が、多くの応募の中から選考されアシスタントとして参加しました。
子供たちは、天皇陛下がお手播きをされた時のお手拭をお渡ししたり、皇后陛下がお手植えをする時に苗木をお渡しするなど、貴重な体験をさせていただきました。
また、坂城小学校の学有林運営委員会が、昭和41年の発足以来、学友林活動を永年にわたって支えてきた功績により、「長野県みどりの功労者表彰」を受けました。永年の活動に深く敬意と感謝を申し上げます。
「さかき千曲川バラ公園」では、昨年同様バラの開花が早く、5月28日土曜日、満開のバラが咲き誇るなか、大勢の方にご来園いただき、新しく舗装工事を終えたイベント広場にて、「第11回ばら祭り」の開会式を行いました。
今年は、NHK大河ドラマ「真田丸」の放映に伴い、多くの観光客が上田市、長野市などを訪れており、真田丸に関わる施設の他、観光施設やホテル等にもばら祭りのポスター・チラシの掲出をお願いするとともに、マスメディアでの情報発信を強化するなど、集客に努めた結果、土日には、臨時駐車場も満車になるなど、多くの方にご来園いただきました。
今回のばら祭りに合わせて整備いたしました、イベント広場のアスファルト舗装、ウォーキングステーションのインターロッキングなどは、車椅子を利用される方や高齢者の皆様などから好評をいただき、平日には、障がい者用の駐車場が連日満杯になるなど、近隣の福祉施設などから多くの方にご来園いただきました。
バラ公園を訪れた皆様に、町の観光ガイドブックや割引券つきのパンフレットをお渡ししながら、他の観光施設へもお越しいただくよう案内したことにより、ばら祭り期間中地場産直売所「あいさい」へ来店された方は、昨年と比べて220名の増となりました。
また、「びんぐし湯さん館」へばら祭りの割引券を持って入館した方は630名となり、昨年より30名増加いたしました。
ばら祭りが町内の商業、観光の振興に貢献したものと思います。
今回のばら祭り期間中は、約4万人の大勢のお客様にバラ公園にお越しいただき、6月12日に無事、成功裏に幕を閉じることができました。これもひとえに日ごろからご尽力いただいております「薔薇人の会」をはじめ出店者の皆様、交通指導員さんなど実行委員会の皆様のお陰と心から敬意を表するとともに、深く感謝を申し上げます。
また、鉄の展示館において4月9日(土)から開催しておりました、「高倉健と宮入小左衛門行平の絆」展が12日(日)に終了し、期間中2,800名を超える大勢の方にご来館いただきました。
今週の土曜日6月18日からは8月21日(日)までの会期で、「第7回新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」が開催されます。この展覧会は、日本刀製作に関わる全国最大の公募展で、全国の匠たちが渾身の力を込めて製作した作品が出品されますので、大勢の皆様のご来館をお待ちしています。
6月20日(月)午後3時から、坂城テクノセンターにおいて、金沢工業大学大学院の明道弘政(みょうどう まさひろ)教授をお招きして、「企業品質の現状と動向」をテーマに、モノづくりの技術から企業経営、そして継続的な事業展開に求められる「企業品質」についてご講演いただきます。
入場は無料ですので、大勢の皆様にご参加いただきたいと存じます。
「第20回機械要素技術展」が6月22日(水)から24日(金)まで東京ビッグサイトで開催され、町内の商工4団体等で組織する坂城町出品者協会が主体となり当町から8社が出展いたします。
この展示会は日本最大級の機械部品、加工技術を一堂に集めた展示会で、国内外の約2,300社が出展し、約8万3千人の来場が見込まれており、町内企業の技術力をPRするとともに、新規取引先や受注が獲得できることを期待いたします。
6月25日土曜日、午後2時から文化センターにおきまして、さかきふれあい大学教養講座を開催いたします。
今回は、佐久市出身で、日航機墜落事故を題材にした「墜落の夏」で講談社ノンフィクション賞を受賞するなど、日本を代表するノンフィクション作家で日本ペンクラブ常任理事もお務めになっておられる、吉岡忍さんをお迎えし、東日本大震災後、現地に何度も足を運んだ経験をもとに、「3.11後を生きる−フィクションとノンフィクションのあいだ」と題した講演会を開催いたします。
入場は無料ですので、大勢の町民の皆さんのご参加をいただきたいと存じます。
6月26日(日)、操法訓練場において、町消防団ポンプ操法大会が開催されます。地域を守る消防団員が、有事の際の機敏な対応や消防技術の向上を目指し、日頃の訓練の成果を競い合う大会です。多くの町民の皆様の応援をお願いいたします。
なお、この大会の優勝分団とラッパ分団は、7月3日(日)に千曲市大西緑地公園で開催される、埴科消防ポンプ操法大会及びラッパ吹奏大会に出場いたします。
7月2日の午前中から地域交流や日頃の文化活動等の発表を行う隣保館交流フェスティバルを開催いたします。第1部につきましては、隣保館で作品展示とグループ発表を行い、第2部は坂入恵美さん、真紀さんの姉妹による「童謡コンサート」が開催されます。
多くの皆さんに鑑賞いただけるよう会場は中心市街地コミュニティセンターで入場は無料となっております。
坂城の夏を彩る町民祭り「第39回坂城どんどん」が、8月6日(土)に開催されます。
明日15日(水)の実行委員会で内容が決定いたしますが、今年もメインステージでは各種団体の発表を行うとともに、小さなお子さんが楽しめるイベントを計画しており、夜の部の踊り流しを含め、大勢の町民の皆さんのご参加をお願いいたします。
さて、第24回参議院議員通常選挙が6月22日(水)に公示、7月10日(日)が投票日となっております。
今回の選挙は、70年ぶりの公職選挙法の改正により、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられました。
先日、坂城高校において主権者教育の一貫として町選挙管理委員会職員による出前講座を開催するとともに、今議会の8日、9日の一般質問では高校生の傍聴があったところです。
未来を担う若者が政治に関心を持ち、自ら投じる一票で、若者の意見をより政治に反映されるよう期待しているところであります。
これから暑さが増してまいります。議員各位におかれましても、健康に留意され、ご活躍されますことを祈念申し上げ、閉会のあいさつとさせていただきます。
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坂城町長 山村ひろし
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16/06/13 05:27
月見区の子どもたちの田植え
先日(6月11日)、素晴らしい天候の中、恒例の月見区育成会主催で、子どもたちによる田植えが行われました。
今年は31名の子どもたちが参加しましたが、毎年参加している子も多く実に手馴れたもので、整然と一列になって次々と苗を植えていきました。
ご指導に当たられた若林先生の注意事項を熱心に聞く子どもたち
整然と一列になって、田植えを行う子どもたち
田植えの終わった田にはしばらくすると鴨が放たれ自然農耕の手助けをしてもらいます。
9月末の稲刈りが楽しみです。
坂城町長 山村ひろし
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16/06/13 05:13
第14回保育カーニバル
今年も恒例の保育カーニバルが中之条公民館で開催されました。(主催:坂城町職員組合保育部)
2階会場で種々のイベントが行われましたが、100数十名を超える子どもたち、保護者の皆さんが参加され盛大に行われていました。
今回は、いろいろな出店や人形劇、寸劇、保育園給食の試食などいろいろなプログラムがありました。
坂城町では、保育、子育てに力を入れています。 また、保育指導に当たられる先生方の環境改善にも力を入れています。
今後とも、他の自治体とは一味違う保育の推進を進めていきます。
今回新たにお披露目のあった「ねずこん体操」
坂城町長 山村ひろし
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16/06/08 23:00
74年ぶりに戻った日章旗
本日(6月8日)、須坂市井上地区の竹前さんのお宅へお邪魔しました。
約半年前に私の友人から入手した、出征時に寄せ書きされた日章旗を竹前重信さん宅にお渡ししたのです。
この半年、多くの方のお世話になり漸くご実家が分かりました。
この日章旗は竹前重信さんが昭和14年に陸軍に志願兵として入営する際にに親戚や近隣の方々、友人などから武運長久を願って寄せ書きがされたものです。
しかしながら、昭和17年8月8日、中国河北省で敵に包囲され銃撃を受け戦死されました。
その際に身につけられていた日章旗です。
竹前重信さんが戦死された当時の戦況、様子などの記録は後刻送られており、そのときの状況がよく分かりました。 果敢に戦ったけれども、多勢に無勢であったそうです。
竹前重信さんの仏前で。右:竹前重信さんの甥の公弘さん
随分時間がかかりましたが、多くの方のご尽力により、本日、ご親族にお渡しすることができ感無量です。
坂城町長 山村ひろし
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16/06/06 12:00
小学校運動会(南条小学校、村上小学校)
6月4日(土)、坂城町立南条小学校と村上小学校で運動会が行われました。
私は南条小学校の運動会に参加しました。
新しいグラウンドで子どもたちがうれしそうにのびのびと各種プログラムに取り組んでいました。
以下、坂城町ニュースよりご覧ください。
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南条小と村上小で運動会
6月4日(土)、南条小学校と村上小学校で、運動会が開催されました。(写真は南条小学校)
南条小学校は、新校舎・校庭が竣工してから初めての運動会です。好天に恵まれるなか、「新しい校庭 新しい絆 赤白かがやけ 新しい運動会」をテーマに、児童たちは短距離走や竹引き、ダンス、リレー、騎馬戦、綱引き、組体操などに全力でのびのびと取り組み、全校児童と保護者の皆さんで大玉おくりも行われました。
校庭には我が子の晴れ姿を観ようと大勢の保護者の皆さんが訪れており、温かい声援を送る姿が多く見られました。
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坂城町長 山村ひろし
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16/06/06 05:27
第67回全国植樹祭 ながの2016
先週末、4日、5日、長野市で開催された 「全国植樹祭 ながの2016」 に参加しました。
4日(土)は、朝、南条小学校の運動会に参加した後、午後2時までにメトロポリタン長野で植樹祭の受付をし、その後、ホテル国際21でレセプションの受付を行い、ホテル犀北館へ移動しました。
天皇陛下、皇后陛下御臨席のもと、レセプションの開始は午後6時ですので、厳戒警備の中で4時間待機をし、ホテル間の移動も指定されたバスに乗り、天皇皇后両陛下がご在席の間はレセプション会場のドアが閉められ退入出も出来ない状況でした。
約6000人が参加した大イベントなので大会運営事務局の長野県、長野市の担当者の皆さんのご尽力に感謝します。
レセプション会場の様子。天皇皇后両陛下がご在席の間は写真撮影が禁止されましたので、開始直前の様子です。 レセプションは6時から7時まで、両陛下は約30分御在席でした
天皇陛下のご植樹の様子。大型スクリーンで。 天皇陛下はヒノキ、ウラジロモミジ、コウヤマキを御植樹され、皇后陛下はシナノキ、タカトウコヒガンザクラ、ミズメを御植樹されました。 また、お手播きとして、天皇陛下はカラマツ、クリを。 皇后陛下はシラカバ、ナナカマドをお手播きされました。
式典で多くの個人、団体が表彰されましたが、坂城小学校学有林運営委員会が長野県みどりの功労者として選ばれました。
おもてなしコーナーで。左から、町田坂城町猟友会会長、山村、昨年、坂城町で派遣職員として活躍された青木さん(県職員)、宮下副町長、宮崎教育長、山崎課長補佐
植樹祭式典会場で。
協賛企業代表として、左から:宮後社長、山浦ハイブリド・ジャパン社長、山村、中嶋製作所社長
写真後方は天皇皇后両陛下の御座所と植樹台
今年の植樹祭のテーマは 「ひと ゆめ みどり」です。
坂城町でも4月24日に、全国植樹祭の協賛イベントとして 「坂城町植樹祭」 を行ったところです。
http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=42759
坂城町としても今後とも積極的に取り組んでまいります。
坂城町長 山村ひろし
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16/06/01 11:35
平成28年第2回坂城町議会定例会招集あいさつ
本日(6月1日)、平成28年第2回坂城町議会定例会が開会いたしました。
以下に、招集のあいさつを掲載させていただきます。
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平成28年第2回坂城町議会定例会招集あいさつ
本日ここに、平成28年 第2回 坂城町議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様全員のご出席をいただき開会できますことを心から御礼申し上げます。
さて、4月14日午後9時26分頃に発生し、最大震度7を記録した熊本地震は、16日未明にも再び震度7を観測するなど、その後頻発する余震の影響もあり、熊本・大分地方を中心に甚大な被害をもたらしました。
この一連の地震により、亡くなられた方は49名、行方不明の方1名、けがをされた方約1,700名、また建物の損壊は86,300棟以上にのぼり、避難者は最大20万人以上に達しており、被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復興を願うものであります。
町といたしましても、被災された方にいち早く役立ててもらえるよう5月10日付け専決処分により災害援助金85万円を予算措置し、県町村会を通じ熊本県町村会へ送金いたしたところでございます
合わせまして、町では被災された方々を支援するため、4月17日から、福祉健康課、老人福祉センター、文化センター、ふれあいセンター、びんぐし湯さん館に義援金の受付窓口を設置し、5月末現在、多くの町民の皆様などから707千円の義援金をお寄せいただいております。
5月26日から27日の2日間にわたり、「G7伊勢志摩サミット」が洞爺湖サミット以来8年ぶりに日本で開催され、27日の閉幕に先立って、討議の結果などを盛り込んだ「G7伊勢志摩首脳宣言」を発表しました。
この中で、不透明感が増している世界経済について、「新たな危機に陥ることを回避するため、すべての政策対応を行うことにより、現在の経済状況に対応するための努力を強化する」としています。
G7各国が状況に応じて財政出動を始め、政策を総動員して世界経済を支えていく姿勢を盛り込んだ「G7伊勢志摩経済イニシアチブ」を打ち出しました。
また、サミットが閉幕した27日アメリカのオバマ大統領が現職の大統領としては初めて被爆地広島を訪れ、「核の無い世界を追求しなければならない」と訴えました。
核兵器廃絶に向けての大きな一歩となることを期待するものです。
日本を取り巻く世界の経済情勢につきましては、日本総研などによりますと、アメリカは消費拡大が維持されているものの、生産・投資はやや減速傾向となっており、ヨーロッパでは、消費・輸出が緩やかな回復傾向にあるとされています。また、中国においては、1月〜3月期の実質成長率が前年同期比プラス6.7%と前期から0.1ポイント低下し、民間固定資産投資と、実質小売売上高の鈍化に加え、輸出も減少しており、一部に持ち直しの動きはあるものの、景気減速が続くと予想されております。
世界経済の動向には引き続き注視していく必要があると考えております。
国内に目を移しますと、内閣府による4月の「月例経済報告」では、「景気は、弱含みながら緩やかな回復基調が続いている。」とし、先行きについても「雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復に向かうことが期待される。」としている一方、「アジア新興国や資源国等の景気の下振れリスクや、熊本地震の経済に与える影響に十分留意する必要がある。」としております。
こうした状況の中、安倍首相は来年4月に予定していた消費税率10%への引き上げを2年半延期し平成31年10月とする方針を固めました。世界経済が減速・不安定化する中での増税は国内の景気の冷え込みを招き、デフレ脱却が困難になるとの判断によるものですが、増大する社会保障への財源確保など地方に及ぼす影響も懸念されることから、今後の動向に細心の注意を払ってまいりたいと考えております
長野県内の状況につきましては、日銀松本支店が5月に発表した「金融経済動向」によりますと、公共投資、住宅投資、設備投資、個人消費の個別観測から「生産の動きは新興国経済の減速の影響などから、横ばい圏内、雇用・所得は、着実な改善が続いている」とし、「総論で長野県経済は、一部に弱めの動きがみられるものの緩やかに回復しつつある。」としております。
また、4月に実施しました町内の主な製造業20社の経営状況調査の結果では、生産量は、3ヶ月前の、プラス1.29%からマイナス0.65%へと減少し、売り上げについてもこれとほぼ同様の傾向が見られます。
雇用については、1月〜3月の実績で41人が増加したのに続き、来春の雇用も37人の増加が予定されており、減員分の補充も予定している企業も12社となっていることから、改善にむけた動きが引き続き見られます。
円高という懸念材料はあるものの、地域経済が更に活性化し、成長していくことを期待するものです。
続きまして、平成28年度の主な事業の進捗状況について申し上げます。
4月24日(日)に村上地区のびんぐし山で開催いたしました「坂城町植樹祭」は、今月5日に52年ぶりに長野県で開催される第67回全国植樹祭の応援イベントと位置付ける中で、広く参加を呼び掛けて実施し、町内外から親子連れの方を含む約150名の皆さんにご参加をいただきました。松くい虫被害対策として、マツノザイセンチュウに対する抵抗性の赤松300本、山桜60本、山つつじ100本を植樹いたしました。
6月5日の全国植樹祭では、天皇・皇后両陛下の御臨席を賜り、長野オリンピック記念アリーナ エムウェーブを会場に記念式典及び記念植樹が行われるとともに、開催日に合わせ長野市茶臼山自然植物園など県下4会場で県民植樹が行われます。
私も、塚田議長、西沢総務産業常任委員長など関係する皆様とともに参加してまいります。
5月10日(火)には、27年度事業として高校生を対象に3月21日から25日まで実施いたしました「タイ国研修事業」の報告会を開催し、参加した8名の高校生一人ひとりから、研修発表をしていただきました。
この事業は、将来坂城町を支えていく子どもたち、特に、多感な時期にある高校生に、タイで活躍する町内企業の視察や現地学生との交流、歴史・文化などの異文化体験を通じて、国際感覚を養い、坂城町、更には日本を再認識するとともに、進学を含めた将来展望を考える機会とすることを目的としたもので、参加した高校生からは、外国の文化に直接触れ、沢山のことを学び感じることができたとの報告がありました。今後の成長につなげていただきたいと思います。
人口増、移住・定住対策の一つとして、町内の事業所に勤めている若者たちに、いかに坂城に住んでいただくかが大きな課題であります。そこで、5月21日(土)に町内の事業所に勤めている方を対象に、「若者交流会2016」を開催しました。
町内より、11事業所、55名の参加があり、スポーツと懇親会を通じて、事業所の垣根を越えた交流が盛大に行われました。
町内事業所に勤めている若者に、坂城町の良さをPRして、町外に住んでいる方には、坂城に移り住んでもらえるように、また、町内に住んでいる方には、定住してもらえるよう、今年度、さらに第2弾、第3弾の若者交流会の開催に向け補正予算を計上いたしたところでございます。
さて、5月22日にアリオ上田店で開催されました「坂城町物産展」において、2015年産巨峰スパークリングワインのお披露目をし、販売を開始いたしました。びんぐし湯さん館のほか、町内の店舗でもお買い求めいただけますので、口いっぱいに広がる「さかきの香りと味」をお楽しみいただきたいと思います。
今年度のワイナリー形成事業につきましては、ワイン用ぶどうの試験栽培が4年目となり、一定量の収穫も見込まれることから、試験栽培・試験醸造と併せ、委託醸造による販売を視野に入れた「さかきワイン」の商品開発に取り組むとともに、町振興公社や千曲川ワインバレー東地区推進協議会の構成市町村とも連携し、ワイン振興に向けたPRイベントなどを実施してまいります。
今年で11回目を迎える「ばら祭り」を、5月28日(土)からから6月12日(日)までの16日間の日程で「薔薇人の会」を中心とする実行委員会の皆さんのご尽力をいただきながら、昨年よりもばらの品種、株数も増量する中で開催しているところです。
バラの開花状況を申し上げますと、昨年同様に、今年も花の開花が早く、現在、満開に近い状況となっております。
開会初日から、多くの方(土・日の二日間で約6,300人)にご来園いただき、開会式に続き、小学生の太鼓やダンスなどの披露により、ばら祭りを一層盛り上げていただいたところです。
今年のバラ公園は、ウォーキングステーションにインターロッキングを設け、また、イベント広場にはアスファルト舗装工事を行いました。車いすを利用されている方やご高齢の方などにも、安心してゆっくりとばら祭りを楽しんでいただいております。
ばら祭り期間中は、講演会や講習会、イベントの開催など行い、ご来場の皆さんに満足していただくことはもとより、「ばらのまち・坂城」を町内外に発信してまいりたいと考えております。
鉄の展示館につきましては、6月12日(日)まで、「高倉健と宮入小左衛門行平の絆」展を開催しております。高倉健さんがかつて所蔵していた則重や堀川国廣作の刀や脇差を中心に、高倉さんから宮入刀匠に贈られた書籍や贈答品、宮入刀匠との絆を示す写真パネルなどを展示し、現在約2,100名の方に訪れていただいております。今後ばら祭り開催に合わせ、更に多くの方に来館いただけるようPRしてまいります。
6月14日(火)には、東京池袋のサンシャインシティにおいて、町内企業の参加により、第1回目の町内企業合同説明会を開催いたします。首都圏在住の学生の皆さんに町内企業の就職情報を提供し、企業の人材確保とともに、UIJターンによる坂城町への移住・定住を促進してまいります。
トータルメディアコミュニケーション施設整備事業につきましては、「つながる あんしん 坂城町」をキーワードに、防災情報や行政情報等を迅速かつ確実に町民の皆さんに伝達できる仕組みとして、現在の有線放送電話に替えて、災害にも強い「防災行政無線」の導入を行う計画としております。
全戸に戸別受信端末を配置するとともに、聴覚障がい者にも考慮した文字放送機能、地区別放送による「地区からのお知らせ」、屋外で活動する際にも、より聞き取り易い屋外スピーカーによる放送、また、緊急時のJアラート、緊急速報メール及び千曲坂城消防本部との連携など、災害時にも対応した機能を考慮し整備を図ってまいります。
これらの基本的な方針をもとに、6月中には、プロポーザル方式により実施設計業務を行なう業者を決定し、平成29年度の整備に向けて、年度内には設計業務を完了させてまいります。
信州さかきふるさと寄付金につきましては、全国から寄付を受けやすい体制を整え、寄付者への利便性の向上を図る中で、特産品振興や地域産業の活性化を目指し、返礼品となる、商品などを提供していただける方に説明会を開催したところ、現在8事業者から申し出をいただいており、今後細部の調整をした後、6月下旬からの開始を予定しています。
寄付をしていただいた方に、坂城町の応援団となっていただけるよう、坂城産のぶどう・りんご、そしてお米の他、ジャム等の加工品などを中心に、事業者さんのご協力をいただく中で、坂城町の魅力を感じていただき、また、実際に町に来ていただけるような、そんな返礼品となりますよう取り組んでまいります。
伐倒駆除を中心に、空中散布、枯損木処理、樹幹注入、松の植樹などの総合的な防除対策を講じてまいります松くい虫被害防止対策につきましては、6月22日に空中散布の実施を予定しております。
実施に先立ち、4月14日には住民説明会を開催したほか、住民の健康や防災面に配慮しながら、リスクコミュニケーションの強化を図って実施してまいります。
また、昨年に引き続き、苅屋原地区におきましては、無人ヘリコプターによる地上散布を実施し、人家に近く有人ヘリでは散布できない急峻な地区における予防対策を行ってまいります。
空家活用事業につきましては、昨年度4月から町のホームページ上で「坂城町空家情報バンク」として情報の提供を行ってきたところですが、今年4月更に内容を充実させた専用ホームページを作成しました。
町外や県外の人たちに坂城町の情報を発信するにあたり、これまでの空家物件の情報だけでなく、バラ公園やびんぐしの里公園などの紹介、坂城町土地開発公社の分譲地や、中之条住宅団地や旭ヶ丘ハイツなどの動画を使った部屋の紹介、今年度から始めました定住を目的として空家を購入された方がリフォーム工事を行う場合には、最大50万円の補助を行う空家利用促進補助金の利用方法等、坂城町の魅力や、住居に係る最新の情報を提供する専用ホームページとしてまいります。
「商業店舗リフォーム補助金」制度につきましては、町内の空き家・空き店舗等を活用して新たに出店される方や、既存の卸売業、サービス業、飲食業を含む小売事業者を対象として、店舗の改修及び改築に要する経費を補助するもので、5月末現在で3件について補助金交付決定を行いました。
「新規就農者支援事業」につきましは、新規就農者が円滑に就農できるよう、町内の賃貸住宅に居住する場合の月額賃借料と農機具等購入に対して支援を行うもので、現在、住居賃借料の補助1件の交付が決定しているほか、数件のお問い合わせをいただいている状況でございます。
子育て施策、福祉施策につきましては、子育て世代や障がいのある方の経済的な負担を軽減することなどを目的として、今年度から新たな事業の立ち上げや既存施策の拡大を図ったところであります。子どもの福祉医療費給付事業では対象範囲を、中学校卒業までから、18歳(高校卒業)までに拡大したことで、新たに374名の医療費に係る自己負担の軽減が図られております。
また、保育料の第3子以降の無料化につきましては、4月末現在、町内3園で71名が無料化の対象となっております。なお、坂城幼稚園での第3子以降保育料実質無料化に向けた補助につきましては、6月末を期限に該当園児の申請を受け付けてまいります。
福祉医療費のサポート資金貸付制度につきましては、制度の周知を進める中、徐々にお問い合わせの件数が増えてきております。
障がい者の訪問入浴サービスにつきましては、5月から1名の方の利用が開始されたところです。
障がい者の自宅での入浴の機会の確保とともに、施設で入浴をするための移動負担の軽減が図られております。
年金生活者等支援臨時福祉給付金につきましては、既に対象となる1,341名の方に申請書をお送りし、5月末現在、1,077名の方の交付申請を受け付け、順次、給付金の交付を行っているところでございます。
国民健康保険につきましては、平成20年度から生活習慣病の予防等のため実施してまいりました特定健診の受診率が、27年度は速報値ではありますが5月末現在51.1%と、初めて50%を超えました。この生活習慣病に含まれる慢性腎臓病につきましても、重症化予防を推進したことも功を奏し、町全体の透析患者数が減少傾向となっております。
一方、国保財政につきましては、依然として厳しい状況にありますが、先月27日に開催いたしました、国民健康保険運営協議会において、28年度の医療費の給付見込みや、特定健診の受診率を向上させる中で、
(1) 医療費の抑制に努めること
(2) 国の制度改正に伴い、現在も実施しております、低所得者対策の保険税の7割・5割・2割の軽減について、5割・2割の対象者の拡大、及び国保税の課税限度額引き上げ。
などを説明し、町の国保税率は据え置くことをお認めいただきました。
「びんぐしの里公園」の野外ステージにつきましては、ステージの部分が完成し、4月24日(日)の「町植樹祭」や5月8日(日)の「子どもフェスティバル」において、活用いたしたところです。
引き続き、野外ステージの屋根、及びバックヤードトイレの建設、公園管理センターと公園内のトイレの改修等を実施し、野外ステージを活用した各種イベントなど、多くの皆様にご利用していただけるよう進めてまいりたいと考えております。
長野広域連合が計画する「新ごみ焼却施設」につきましては、平成30年度中の稼動を目指し取組んでいるところであり、長野市に建設されるA施設につきましては、建設工事に向け5月6日(金)現地において安全祈願祭が執り行われました。
千曲市に建設されるB施設につきましては、建設候補地の地形 測量が実施されるとともに、関係する2つの区のうち、ひとつの区は建設について基本同意が得られ、もうひとつの区につきましては、引き続き協議が進められているところであります。
また、須坂市に建設される最終処分場については、建設地の用地 測量を実施し、本年度、基本設計を完了する予定となっております。
今後、「新ごみ焼却施設」が稼動するまでの葛尾組合焼却施設の 延命化、「新ごみ焼却施設」に対する負担金の抑制を図るためにも、更なる、ごみの減量化・資源化の取り組みが必要となっており、ごみの出し方や分別方法などについて、再度周知を図るため、6月19日(日)の金井区を皮切りに、全27区において懇談会を実施してまいります。
坂城小学校のプール改修工事につきましては、4月に入札を行い、プールの防水シートの張替え、プールの水を浄化するためのろ過装置の更新など、夏のプールの使用に間に合うように6月20日までの工期で改修工事を実施しております。
公職選挙法の改正により、今回の参議院議員選挙から選挙権年齢が18歳に引き下げられ、高校生でも18歳に達した生徒は投票ができるようになります。
町としましては、主権者教育として、先月27日に坂城高校において3年生を対象に選挙権を有することの意義や、議会の仕組みについて説明したころであります。
さらに、今議会の8日、9日には、授業の一環として、午前中の早い時間に議会傍聴も予定されております。
これを契機に、若い世代の皆さんが更に政治に関心を持ち投票に繋がることを期待するものであります。
続きまして、6月補正予算の主な内容について申し上げます。
今年度、長野県市町村振興協会の地域活動助成事業を活用して、上五明地区を担当する第10分団の小型動力ポンプの更新経費を計上いたしました。これにより全分団のポンプ更新を完了することから、今後は、小型動力ポンプ積載車等の更新を計画的に行い、地域防災力の一層の向上を図ってまいります。
農業分野では、地域の皆さんが自らの手で地域の農地や用水路、農道等の保全する活動を行うため、新たに設立された「南日名地域農振地保全会」に対する「多面的機能支払交付金」を計上した他、県の補助金を活用して里山景観の整備や間伐対策、林道整備に係る経費を計上したところであります。
建設分野では、当初、跨線橋2橋を含めた33橋の点検を予定しておりました橋梁点検につきまして、国からの交付金の増額を受け、未点検となっております橋梁につきましても実施し、安全の確保とともに、進捗率の向上を図ってまいりたいと考えております。また、町道路線の用地購入費、町道の舗装に係る維持工事費の計上をいたしております。
この他、市町村振興協会より10/10の助成をいただき、新地区の神楽用備品の整備補助を行ってまいります。
以上、28年度の主な事業の進捗状況並びに6月補正予算の内容等について申し上げました。
今議会に審議をお願いする案件は、専決報告が11件、条例の一部改正が2件、町道の認定が1件、一般会計補正予算の計15件でございます。よろしくご審議を賜り、ご決定いただきますようお願い申しあげまして、招集のごあいさつとさせていただきます。
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坂城町長 山村ひろし
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