19/06/30 13:40

隣保館ふれあい交流フェスティバル

 昨日(6月29日)、毎年恒例の隣保館ふれあい交流フェスティバルが開催されました。

 この交流フェスティバルは、日頃、隣保館を利用し会員相互の教養を高め、健康作り、生きがいづくりのため活動しているグループの皆さんが、作品や活動の発表により日頃の成果をご披露するとともに、地域の皆様との親睦を深めることを目的としています。

 

 また、毎回、参加者の皆さんの成果発表のほかに、プロのミュージシャンの皆さんの演奏会もあわせて行われています。

 今年の演奏会は、マルチタレントとして活躍されておられる、斉藤寛さんのフルート、高野睦さんのバイオリン、水上亜紀さんのピアノのトリオの演奏会でした。

 曲目はグノー、バッハ、テレマン、ヘンデルなどのバロック時代の曲を中心とした構成で内容のある素晴らしい演奏会でした。

 

 隣保館利用者の皆さんの発表は、「フォークダンス愛好会」、「オカリナ教室」、「パドル体操」、「コーラス」、「太極拳」、「社交ダンス」など幅広いテーマで皆さんを楽しませていただきました。

 これからもご活躍願います。

 

 坂城町長 山村ひろし

 

 

 

 

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19/06/28 15:05

中国上海市嘉定区教育交流団が来町

 昨日(6月27日)、中国上海から小学生が来られました。

 これは、坂城町と上海市嘉定区との教育交流プログラムの一環です。

 毎年、交互に上海に行ったり、坂城へお招きしたりしています。

 

 

 

 以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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中国上海市嘉定区教育交流団が来町

登録日:2019年6月28日

 6月27日(木)、中国上海市嘉定区の実験小学校と普通小学校から、14人(児童10人、引率先生4人)の教育交流団が来町し、文化センター大会議室で歓迎レセプションが行われました。
 この事業は、中国の小学生との教育交流を通じて、豊かな国際感覚を養うとともに、坂城町の次代を担う子どもたちの国際社会に生きる豊かな人間形成を図ることを目的に、平成20年度から行われています。

 歓迎レセプションでは、ホームステイを受け入れるホストファミリーの皆さんが、受入児童と同じテーブルで夕食をとり、早速友好を深めました。また、翌日(28日)には役場庁舎を訪れ、町長を表敬訪問し、庁舎内の見学等を行った後、町内の小中学校との交流が行われました。7月1日の帰国まで、ホストファミリーとの生活や東京観光などが予定されています。

 

以下、歓迎レセプション、町長の表敬訪問、役場内を見学

            

 

 

 

 

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 坂城町長 山村ひろし

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19/06/27 10:15

坂城町防犯協会定期総会

 先日(6月25日)、坂城町役場講堂で、令和元年度 坂城町防犯協会定期総会が開催されました。(会長:山村弘)

 

 夜半、7時半からの開催ですが、坂城町の各種団体の責任者の皆さん約70名の方に参加していただきました。

 

 また、ご来賓として、松島千曲警察署長、西沢坂城町議会議長ほか多くの皆さんが来られました。

 

 坂城町では、ここ数年凶悪な事件は発生しておりませんが、残念ながら、いわゆる特殊詐欺(オレオレ詐欺、架空請求詐欺など)が、時おり発生しています。

 

 坂城町では一昨年から、「特殊詐欺非常事態宣言」を発令して種々の啓発活動を行っています。

 これからもさらに関係機関と連携して運動強化を進めていきます。

 

(以下、「特殊詐欺非常事態宣言」)

http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=46195 

 

 

 坂城町長 山村ひろし

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19/06/26 15:47

ナルク信州さかき 令和元年定時総会

 本日(6月26日)、「ナルク信州さかき」の令和元年度定時総会が開催されました。 (会長:松尾文子さん) 

 《ナルク : ボランティア団体の、ニッポン・アクティブ・ライフ・クラブ の略称》

 

 「ナルク信州さかき」の会員数は約50名ですが、草取りや、見守りなどの会員相互支援活動や通学路のパトロール、「ぼだい桜の杜」の支援活動など幅広く行動されています。

 

 今年は、ナルク日本本部が設立されて、25周年、「ナルク信州さかき」が設立されて15周年の節目に当たります。

 本日の総会でも充実した活動振りが報告されていました。 これからのご活躍をお祈りします。

 

 また、同会場の坂城町文化センター2階展示場に、塚田舞さんの素晴らしい作品も展示されていました。

 

 

 坂城町長 山村ひろし

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19/06/26 11:40

令和元年第2回議会定例会閉会あいさつ

 本日(6月26日)、令和元年第2回議会定例会が閉会いたしました。

 以下、閉会のあいさつを掲載させていただきます。

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令和元年 第2回議会定例会 閉会あいさつ

 

令和元年 第2回 坂城町議会定例会の閉会にあたり、一言あいさつを申し上げます。

 6月12日に開会されました本定例会は、統一地方選挙で当選されました議員の皆様方との、始めての定例会ということで、緊張感が漂う中、本日までの15日間にわたりご審議をいただきました。

提案いたしました専決報告、人事案件、工事請負契約の締結、条例の一部改正、制定、一般会計補正予算、下水道事業特別会計補正予算、全ての議案に対して原案どおりご決定を賜り、ありがとうございました。

さて、本年125日に、当町に主力生産工場があります企業が、東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請しました。

 負債額は新聞報道によりますと、関連会社と合計で485千万円にのぼり、支援してくれるスポンサーを探し、事業の再建を図る方針とのことでありましたが、再建には至らず、同社は、4月末に、5月末をもって工場を閉鎖し、従業員69名全員を解雇すると発表いたしました。

これを受け、ハローワーク篠ノ井では、急きょ当町、商工会など関係機関を集め 雇用対策会議にて対応を協議、614日にハローワーク篠ノ井及び町、テクノハート坂城協同組合合同の就職説明会を開催したところでございます。

当日は、69名の内、46名の離職者と、募集企業39社にお集まりいただき、離職者からは、採用された際の雇用条件の確認を、企業の人事・採用担当者からは、業務内容などの説明が丁寧に行われました。

再就職希望者が早期に新たな職に就き、安心して暮らせる生活に戻れるよう、今後もハローワーク篠ノ井やテクノハート坂城協同組合など、関係機関と連携して支援を行ってまいりたいと考えております。

さて、616(日)、町ポンプ操法大会が開催され、地域を守る消防団員が有事の際の機敏な対応や日頃の訓練成果を発表いたしました。

 大会で優勝されたポンプ車の部 第2分団と小型ポンプの部 第10分団、そしてラッパ分団は、630日(日)に千曲市大西緑地公園で開催される、埴科ポンプ操法大会及びラッパ吹奏大会に出場します。県大会に向け、各分団の健闘を祈念いたします。

明日27日(木)から30日(日)までの間、中国上海市嘉定区から小学生10名を中心とした教育交流団が来町します。役場表敬訪問のほか、全小中学校を訪れ交流を深めますが、坂城小学校では給食の体験や中学校では武道館での部活動視察も計画されています。

期間中、友好関係をさらに深め、国際交流の推進が図られることを期待しています。

629日(土)には、日頃の文化活動等の発表を行う隣保館交流フェスティバルを開催いたします。第1部につきましては、隣保館で作品展示とグループ発表を行い、第2部のコンサートは、多くの皆さんに鑑賞いただけるよう鉄の展示館ホール(中心市街地コミュニティセンター)で開催いたします。

フルート、ヴァイオリン、ピアノによる コンサートで、入場は無料です。大勢の皆さんの参加をお願いいたします。

町道A01号線の若草橋架け替え工事につきましては、現在、右岸側(北側)の橋台下の基礎杭の打設が完了する等、工程通り工事が進んでおります。工事施工上、安全を考慮し、71日(月)から13日(土)までの約2週間、片側交互通行を予定しております。地域の皆様には、大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

夏の風物詩である町民まつり、「第42回坂城どんどん」が、83日(土)に、横町・立町通りで開催されます。

今年のメインステージでは、坂城町出身のサクソフォーン奏者「川島 亜子」さんが奏でるサクソフォーンの心地よい音色を聞きながら、夏祭りを楽しんでいただきたいと考えています。

また、子ども達が楽しめるよう新元号「令和」のお祝い企画として、令和元年 記念缶バッジ制作ワークショップを開催します。お祭り限定デザインのオリジナル缶バッジを作り、令和元年と坂城どんどん参加の記念にしていただきたいと思います。

参加者の皆さんが一体となって盛り上がる踊り流しをはじめ、一日を通して、大勢の皆さんと一緒に楽しむことができるお祭りにしていきたいと考えております。

さて、町の制度や暮らしの情報をまとめた「坂城町暮らしの便利帳」につきましては、平成264月に初めての官民協働制作という手法にて、町内の多くの商店・事業所等の皆さんにスポンサーとしてご協賛をいただいて製作し、全戸へ配布をいたしました。

発行から5年を経過し、各種の制度変更などで掲載内容が現状と異なっていたり、ご協賛いただいた事業所からも掲載広告の内容が変わっているとのご意見をいただいておりますことから、このたび、最新版を作成したいと考えております。

 町内事業所の皆様におかれましては、作成に係る協賛につきまして何分のご理解とご協力をお願いいたします。

さて、当町出身で、坂城町教育委員会教育委員長を務められた信州大学名誉教授の中村浩志さんが、本年度第26回信毎賞を受賞されることが決定しました。

カッコウの托卵(たくらん)についての研究で世界的に評価を受け、絶滅が危ぶまれるライチョウなど希少な野生動物の生態研究や保護活動に尽力されたことが受賞理由とお聞きしております。

坂城町においても、ふれあい大学講座「森の学校」をはじめ、「千曲川水辺の教室」、「里山の鳥の教室」などに継続してご尽力いただき、町内の子どもたちとの自然教育活動にも貢献いただきました。

坂城町にとりましても、大変うれしいニュースであり、中村浩志さんの今後の更なるご活躍をご祈念いたします。

 さて、私のこれから4年間の町政運営の考え方、方向性につきましては、所信表明や一般質問の答弁で述べさせていただきました。

 今後、私が3期目の公約として掲げた「活力あふれた、輝く元気な まちづくり」の実現に向け、4つの柱である「活力あふれた元気な町」「人の輝く町」「笑顔の町」「誇れる町」を町政運営の基軸として施策展開を図り、「子育て・福祉・ものづくり」で日本一の町を目指してまいります。

新たな決意と情熱をもって「たゆまぬ挑戦」をしてまいりますので、議員各位におかれましても、ご協力いただきますようお願い申し上げます。

これから暑さが増してまいります。議員各位におかれましても、健康に留意され、ご活躍されますことを祈念申し上げ、閉会のあいさつとさせていただきます。

 

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坂城町長 山村ひろし

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19/06/24 14:20

瀬口清之さんの最新レポート

 キャノングローバル戦略研究所研究主幹の瀬口清之さんから最新の米中貿易協議に関するレポートが来ました。 いつもながら、一般報道では分からない鋭い分析がされています。 

 長文ですが以下掲載させていただきます。 山村

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米中貿易協議決裂:中国に後遺症リスクの懸念〜中国指導層は長期的視点から賢明な判断を下せるか?〜

img_fellows_seguchi2.jpg キャノングローバル戦略研究所 瀬口清之さん

 

1.米中貿易協議決裂の舞台裏で何が起きていたのか

 昨年12月1日の米中首脳会談の合意から始まった米中貿易協議は、本年4月末頃までは順調に進んでいた。

 筆者が4月後半に北京を訪問した際には、中国政府関係者や経済専門家の間で、もう間もなく何らかの合意に到達して、米中摩擦は少なくとも一時的に鎮静化に向かうという楽観論が広がっていた。

 ところが、5月9日、10日の両日、劉鶴副総理がワシントンDCを訪問し、ロバート・ライトハイザーUSTR長官らと協議を行ったのち、期待された合意には達せず、事実上協議が決裂した模様である。

 この米中協議の予想外の展開の中で何が起きていたのか。

 5月末前後にワシントンDCで米中問題に精通した専門家数人に直接面談して確認したところ、概ね以下のような状況が分かってきた。

 複数の専門家はいずれも米中交渉当事者ではないため、一定部分の推測を含んでいるが、その見方はほぼ一致していた。

 米中協議は4月末まで、劉鶴副総理とライトハイザーUSTR長官の間で順調に進展し、百数十ページの合意文書が作成された。

 劉鶴副総理はそれを中国共産党最高幹部層である政治局のメンバーに提示したところ、米国の要求に対して譲歩し過ぎであるとの強い批判を受け、合意文書の20〜30%相当部分について修正を余儀なくされた。

 その修正案を米国側に提示したところ、最終段階での中国側からの突然の大幅修正要求にドナルド・トランプ大統領が激怒し、米中協議が断絶したというのが専門家らの一致した見方である。

 加えて、彼らは交渉断絶のもう一つの理由として、協議の最終段階で米国側が中国側に対して受け入れることが極めて難しい何らかの要求を行ったことが考えられるという点も指摘した。


2.米中協議断絶の原因 

 協議の最終段階でこのような状況に陥った原因は米中双方にあると考えられる。

 米国側の問題は、トランプ政権中枢に中国の国情を理解する中国通の人材がいないことである。

 このため、中国との交渉において、中国が国内政治上受け入れることができる内容とそうでない内容の区別がつかず、強硬姿勢一辺倒で交渉を推し進めた結果、最終的に中国側がどうしても受け入れることができない内容に固執してしまった。

 それが中国側にとって受け入れ不能である事実やその背景にある国内事情を理解する人材がトランプ政権内にいないため、協議が決裂するまでその問題点を分かっていなかった。

 中国側の問題は、協議における交渉責任者である劉鶴副総理と党内の多数派を占める対米強硬論者との対立にあると推察される。

 劉鶴副総理が主管する政策分野は米中貿易交渉のほか、マクロ経済政策運営、金融リスク防止のための金融・財政改革(特に地方財政改革)、国有企業改革などである。

 これらの改革は、国有企業、地方政府、金融機関といった従来からの既得権益層の既得権益を奪い、中国経済に市場メカニズムと自由競争の導入を促進し、経済の活性化と長期安定的な経済発展基盤を構築することが目的である。

 当然既得権益層からは強い反発を招く。しかし、これまでは習近平主席の改革推進に対する強い支持もあって、既得権益層は表立って改革推進に反発することが難しかったと推測される。

 特に国内既得権益層の抵抗が強く、改革の推進が難しかった案件については、米国からの厳しい外圧を利用することによって改革の徹底を図ってきたと見られている。

 劉鶴副総理が国内重要改革の推進と米中貿易交渉の両方を一人で担当していることから、両者の間のバランスをうまく取りながら任務を遂行することが可能になっているという事情がある。

 これに対して、既得権益層は習近平政権として重視している改革には表立って反対できないが、米中協議の結果を批判することにより、それを劉鶴副総理批判の材料として、国内重要改革の推進にもある程度ブレーキをかけたいという思惑が働いていると考えられる。

 昨年7月に米中摩擦が激化した時点でも同様の現象が見られ、劉鶴副総理の対米交渉の結果が批判され、その延長線上で国内改革の推進の仕方についても批判された。

 しかし、その後、米国の予想以上の強硬姿勢が明らかになるとともに、国内改革推進に関しても一定の配慮を行ったことから、厳しい批判は沈静化したように見えた。

 そうした既得権益層による劉鶴副総理の改革推進に対する反発は根強く、チャンスがあればいつでも再燃する状況が続いている。

 政治局内部でもそうした既得権益層との結びつきが強いメンバーが多数派を占めていると考えられる。

 今回の合意文書に対する修正要求の背景にはそうした中国国内事情が存在すると考えられる。


3.中国国内政策への波及効果 

 もし仮にこの中国側の修正要求が原因となって米中協議が暗礁に乗り上げれば、劉鶴副総理に対する批判がさらに強まり、国内改革推進の面においても批判を浴びやすくなり、劉鶴副総理自身の求心力が低下して改革の断行が先送りされる可能性が懸念される。

 これは当面の中国経済にはそれほど大きな悪影響を及ぼさない。

 足許の中国経済は、これまでの経済政策運営の成果を背景に安定を保持していることから、米国との貿易摩擦によるマイナス効果も十分吸収可能である。

 しかし、改革先送りの後遺症は2025年前後以降、中国の高度経済成長時代が終焉を迎え、安定成長期へと移行する頃から徐々に明らかになってくる。

 国有企業、地方政府、金融機関の構造欠陥が改善されないまま、経済成長率が3〜4%前後の安定成長期を迎えれば、その弊害は急速に表面化する。

 それは日本の国鉄、電電、郵政の経営悪化問題などが1980年代に一斉に噴出したことを思い起こせば明らかである。

 日本は高度成長期終焉時点で政治面では民主主義が定着しており、安定した政権交代が可能だった。

 加えて、土光敏夫経団連会長(当時)というカリスマ的リーダーが国民各層の広い支持を得て国内改革を強力に推進したため、安定成長期における改革推進を何とか実現した。

 日本の1980年代に相当する安定成長期開始の時期は、中国では2030年代になると予想される。その頃に中国が日本と同様に改革を実現できる保証はない。

 中国が直面する構造問題は、国有企業の経済全体に占めるウェイトの大きさが日本に比べてはるかに大きく、日本ではそれほど深刻ではなかった地方財政や金融の問題も深刻であることを考慮すれば、中国の方が改革推進の難度が高いのは明らかである。

 こうした状況が予想されるからこそ、2017年秋の党大会後、習近平主席が劉鶴副総理に改革の舵取りを委ねて、強力に改革を推進してきた。

 これに対する抵抗勢力も習近平主席の強い意思やその構図が見えているからこそ表立って批判できない状況だった。

 今回の米中協議断絶問題を機に、劉鶴副総理の改革推進の求心力が低下すれば、中国経済が米国経済にほぼ肩を並べる2030年頃に構造問題の悪影響が本格的に表面化する可能性が高い。

 地方政府および国有企業を主因とする財政赤字、金融コントロールの不備によるバブル経済の形成と崩壊といった深刻な経済問題に直面し、それが原因となって長期経済停滞に陥るリスクが高まる。

 トランプ政権がそこまで深慮遠謀をもって対中戦略を考えているとは思えないが、中国の既得権益層の発言力を強めさせ、改革推進を妨げることになれば、結果的には中国経済の成長を止めたいと考えているトランプ政権の思惑が実現する可能性が高まる。

 これが中国が将来直面すると予想される米中協議の後遺症リスクである。

 以上を考慮すれば、中国としては米国に対して大幅な妥協をしても、米中摩擦を何とか早期に沈静化させ、残された短い高度成長期の間に国内重要改革の推進に注力することが賢明である。

 中国経済が順調に発展を続ければ、日本、アジアをはじめ、欧米諸国も経済的な恩恵を享受する。

 また、中国国内でも健全な市場経済の形成が徐々に進み、いわゆる「国家資本主義」に近い既得権益勢力の力が低下傾向を辿ると考えられる。

 逆に、改革が進展しなければ、中国経済の市場経済化もスローダウンし、中国経済とのウィンウィン関係にある日米欧・アジア諸国等の経済的メリットも低下する。


4.米国経済への影響と今後の展望 

 現在の米中協議断絶状況を打開するための突破口となると期待されているのは米国経済の変調である。

 そもそも米中摩擦激化の主因はトランプ政権の対中強硬姿勢であり、その目的は大統領選挙でのトランプ大統領再選である。

 現職大統領が再選されるためには選挙期間中の経済情勢の安定確保が極めて重要である。

 もし米国経済が今後下降局面を迎えれば、トランプ大統領再選には不利に働く。そこで注目されるのが株価と経済情勢である。

 トランプ大統領は株価の動向を常に気にしていると言われている。米中摩擦の深刻化が米国経済に悪影響を与えることが強く懸念されれば、株価にも悪影響が及ぶ。

 現時点では、経済は比較的堅調を維持しており、ニューヨークの金融関係者の間では、米中摩擦の悪影響は米国経済にとって大したインパクトはなく、十分吸収可能であると受け止められている。

 それを背景に、株価もあまり影響を受けず、安定的に推移している。このため、トランプ大統領も中国に対する強気の姿勢を崩していない。

 経済情勢については、トランプ政権が打ち出した景気刺激策が奏功し、足許は安定を保持している。

 しかし、先行きについては本年後半から来年前半にかけて、米国経済が下降局面に入る可能性が指摘されている。

 加えて、米中協議が合意に至らなかったため追加的対中制裁として5月10日に追加された、2000億ドルの対象品目に対する25%の関税引き上げの効果が6月以降表面化し、米国内消費者の購入価格が上昇すると予想されている。

 これまで対中経済制裁の関税引き上げの影響は、一部の米国企業と中国向けに大豆などを輸出する農民に限られていたが、これからいよいよ消費者全体に影響が及び始める。

 これが経済全体にどのような影響を及ぼすか、またトランプ政権支持者の動向にどのような影響を及ぼすかが注目されている。

 今後、米国の株価の低下、関税引き上げに対する消費者の反発の広がりといった経済面の変化が見られ始めれば、トランプ政権の対中強硬姿勢にある程度影響が生じ、米中協議の合意に向けて一定のインセンティブが働くと期待されている。

 そうした将来の米中摩擦の鎮静化に向けて、6月下旬の大阪G20開催時に米中首脳会談が行われ、両首脳間のコミュニケーションのパイプがきちんと保持されることは非常に大きな意味をもつ。

 今回の米中首脳会談で新たな方向性が示される可能性を期待する見方は少ないが、両首脳間の関係保持のためには重要性が極めて高いという点で米国の有識者の見方は一致している。

 日本の安倍晋三首相はトランプ大統領とはもともと良好な関係を保持しており、最近は習近平主席との関係も急速に改善しつつある。

 その安倍首相が米中首脳間の良好な関係保持の促進に一定の役割を果たすことを期待する声は少なくない。

 引き続き米中関係、および日本がそこにおいて果たす役割に目が離せない状況が続く。

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 坂城町長 山村ひろし

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19/06/24 07:58

国際ソロプチミストからのご寄付

 先日(6月22日)、国際ソロプチミスト千曲(会長:中村トモエさん)主催のチャリティーコンサート「由紀さおり・安田祥子コンサート」の収益金から貴重なご寄付をいただきました。

 

 このご寄付で、坂城町の3つの保育園に図書、絵本、紙芝居、おもちゃなどを購入させていただきました。

 

 毎年毎年、国際ソロプチミスト千曲さんからは累計で200万円以上のご寄付を頂いております。 感謝です。

 

 コンサート自体は大入り満員で立錐の余地も無いほどでした。 懐かしい童謡を中心とした大変楽しいプログラムを皆さんで満喫しました。

 

私の右が:代表の中村トモエさん

 

 坂城町長 山村ひろし

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19/06/24 07:33

山極遥香さんのピアノリサイタル

 昨日(6月23日)、上田のサントミューゼで坂城町出身の山極遥香さんの初めてのピアノ・ソロ・リサイタルがありました。

 

 曲目は、ベートーベンのピアノソナタ第8番「悲愴」から始まり、エストニアの現代作曲家、ウルマス・シサスクの 連作ピアノ曲集から「銀河巡礼」、シューベルト、ショパンなど意欲的なプログラム構成で素晴らしい演奏でした。

 

 一音一音を大切にしながら、ベートーベンのピアノソナタの演奏のような重厚性を持ち、ショパンでは、ダイナミックなかつ高度なピアノテクニックも見せてくれました。

 これから大いなる活躍を期待します。 頑張って下さい。

 

画像に含まれている可能性があるもの:1人、テキスト

 

 

 坂城町長 山村ひろし

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19/06/21 07:14

サントミューゼ(上田)の一階通路に私の写真

 しばらく前から、サントミューゼ(上田)の一階通路に私の写真が掛けられています。

 この通路はサントミューゼのいろいろな取り組みのPRコーナーですが、昨年、坂城町文化センターで、上田地域定住自立圏連携事業の一環として、澤菜穂子さん(バイオリン)、三浦友理枝さん(ピアノ)のコンサートが開催され、その際の記念写真がここに掛けられているものです。 光栄です。

 いままでしっかりと見る機会がありませんでしたが。 なかなか良い写真です。

 皆様も機会がありましたらご覧ください。

 

▲左から:三浦友里枝さん(ピアノ)、山村、澤菜穂子さん(ヴァイオリン)

 

 坂城町長 山村ひろし 

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19/06/17 05:36

杉並師範館 同士会

 昨日(6月16日)、私が以前、塾長をしておりました、杉並師範館のかつての理事、教授陣の皆さんが集まり、「杉並師範館同士会」 が行われました。 (今回は16名の皆さんが集合)

 この会は年一回開催しておりますが、当時の厚き思い・志を語り合う素晴らしい場です。 

 また、杉並師範館を卒塾し、杉並区の教員として活躍している先生方のその後の状況を確認する場でもあります。

 以下、杉並師範館の設立の経緯と5年で閉塾するに至った経緯を以下に記します。

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杉並師範館は日本の教育に危惧の念を持つ政財界、教育界の方々、杉並区長(当時、山田宏氏)、田口佳史氏、田宮謙次氏が「地方分権化の流れの中で地方自治体で独自の教育を実施したい」「教育の立て直しにはまず、小学校の先生の教育から」の思いで平成18年にスタートし、平成23年3月に閉塾するまで、約120名の卒塾生を輩出しました。

杉並区ではすべての小学校(43校)に3名〜5名が配置されたこともあり、平成23年3月で一応の目安と考え、閉塾しました。

 

以下は、杉並師範館を閉館するにあたり編纂された「杉並師範館の歩み」の巻末に書いた御礼のメッセージをご紹介します。

山村(塾長)と塾長補佐をしていただいた瀬口清之さんの思いが書かれています。以下、記述します。

 

「杉並師範館の歩み」を纏めるにあたって(御礼)

《「師範館」の火の再点火への想いをこめて》

 

 この「杉並師範館の歩み」を発刊するにあたりまして、一言御礼を申し上げたいと思います。

本刊は杉並師範館の閉館を機に出版されるものですが、単に関係者の思い出を残すための記念誌ではありません。お読みになってご理解いただけたと思いますが、杉並師範館の構想作り、設立準備から携わってこられた方々の熱き思いと心血を注がれた真剣な取り組みが記録されております。

平成も23年目に入りましたが、バブル崩壊後の日本の諸問題は未だ解決に至らず、その多くは後世に付けを残したままになっております。杉並師範館はこの中において、初等教育における教員養成の先駆的な取り組みを行ってまいりました。残念ながら、当初想定した中央教育審議会の答申(平成十七年)に盛られた教員人事権と財源の移譲が実現しなかったこともあり、杉並区独自の取り組みとしての杉並師範館の五年に亘る歩みを一先ず閉じることになりました。

しかし、私どもの灯した火は絶えることなく、日本の津々浦々で改めて再点火される時が必ず来ると信じています。本刊がその日のための、いわば師範館創りのガイダンスになればと考え、設立の理念、設立の準備、理事の専任、塾長の専任、塾のカリキュラム・運営等について、わかりやすく詳細に記述させていただきました。これから「師範館」を新たに設立されんとされる方々の手引きとなることを期待しております。

この壮大な取り組みは一旦中締めをいたしますが、私どもは今後このチャレンジの芽を育てる動きが全国的な取り組みへと拡がっていくことを切に願っております。

最後に、杉並師範館設立から運営に携わっていただいた理事会メンバーの方々、杉並区教育委員会の方々、区立学校の先生・職員の方々、地元でご支援いただいた方々、年中無休で昼夜を分かたず塾生の指導に当たった師範館運営スタッフ、ならびに、本刊の編纂も含め、縁の下の力持ちとして多大な尽力をされた師範館事務局に心より御礼を申し上げます。

 

杉並師範館塾長   山村  弘

杉並師範館塾長補佐 瀬口 清之

 

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以下の写真1枚目。(肩書きは当時)、右から:田口佳史さん(理事長)、瀬口清之さん(塾長補佐)、田宮謙治さん(初代塾長)、堀口坂城中学校長(今回特別参加)、田中哲さん(事務局長)

2枚目の写真。当時統括教授だった、土幸壽子先生から、町長選挙のお祝いをいただきました。

 

 

 

 

 坂城町長 山村ひろし

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19/06/16 23:18

坂城町消防団ポンプ操法大会

  本日(6月16日)、雨の予報もあり天候が心配でしたが、雨雲の中、むしろ絶好のコンディションの中で、四ツ屋消防ポンプ操法訓練所で、坂城町消防団ポンプ操法大会が開催されました。

 

 この大会は、消防団が常時の訓練成果を発表するとともに、審査による不備欠陥を是正し、消防技術の向上発展と士気の高揚に資することを目的に行われます。

 

 大会は、ポンプ車の部(第2、4、7、9分団)と小型ポンプ操法の部(第1、3、5、6、8、10、11分団)の競技のほか、ラッパ分団による吹奏披露が行われ、町内の各分団が日頃の訓練の成果を披露しました。

 

 大会の結果(入賞)は以下のとおりです。 お疲れ様でした。

 

 第2分団、第10分団、ラッパ分団は6月30日に埴科大会に出場します。

ご検討をお祈りいたします。

 

 ポンプ車操法の部結果

  優勝 第2分団

  準優勝 第9分団

 

 小型ポンプ操法の部結果

  優勝 第10分団

  準優勝 第11分団

  第3位 第6分団

 

 

町ポンプ操法大会01

町ポンプ操法大会02 町ポンプ操法大会03

町ポンプ操法大会04 町ポンプ操法大会05

 

坂城町長 山村ひろし

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19/06/15 17:07

AREC・Fiiプラザ事業報告会と長野大学中村学長講演会

 昨日(6月14日)、上田高砂殿でAREC・Fiiプラザ事業報告会と長野大学中村英三学長の講演会がありました。

 

 ARECとは浅間リサーチエクステンション、Fiiとは信州大学繊維学部ファイバーイノベーションインキュベータの略で、大学での研究成果「シーズ」と企業からの「ニーズ」を連携させる機関です。  

 

 平成30年度の事業内容と決算内容、令和元年事業予定・予算の報告の後、長野大学理事長でAREC・Fii理事長の白井汪芳先生のごあいさつ、長野大学中村英三学長の講演がありました。  

 

 テーマは、「公立化3年目 長野大学の状況と新たな挑戦」 です。  

 

 3年目に入り、新たな取り組みとして、従来の3学部、「社会福祉学部」、「環境ツーリズム学部」、「企業情報学部」 を変性し直し、「総合福祉学部」、「経営・地域創造系学部」、「理工学部」 の3学部構成に再編成されるとのことです。  

 

 特に、「理工学部」の設立は今までの長野大学から大きく舵を切り替え前進させる意欲的な取り組みです。  大いに期待したいと思います。  

 

左:白井理事長、右:中村学長

 

 

 坂城町長 山村ひろし

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19/06/13 05:28

鈴木敏文さんの講演

 昨日(6月12日)、八十二銀行後援組織の八栄会(会長:柳沢次男さん)の総会、講演会があり出席しました。

 講演者はセブン&アイホールディングス名誉顧問の鈴木敏文さんです。(坂城町北日名出身)

 鈴木さんは86歳になられていますが、大変お元気で素晴らしいお話をしていただきました。

 

 講演のテーマは、「変化対応の経営」 です。

 

 繰り返しおっしゃっておられたのは、「過去の延長線で考えてはだめ」、「将来のことを考えて意思決定をする。」、「他社のまねをしてはだめ。」、「コンサルは雇わない。自分で考える。」 などです。

 配布された資料には、「セブンーイレブン・ジャパン の取り組み」として、 

 

 ・世界初の取り組み・・13項目

 ・日本初の取り組み・・39項目

 ・業界初の取り組み・・75項目

 

 とのことでした。

 

 これらは何れも、「・・初」 を目指してやったものではなく、必要と判断して自分で考えたことが、「・・初」 となったとのことです。

 「おにぎりの販売」 や 「銀行業務」 などについては全ての関係者から大反対にあったが、いまでは当たり前のように受け入れられている。

 また、「ラーメン」の販売に当たって、販売日の前日に食べたところ、あまり美味くなく、全ての商品を廃棄処分にしたそうです。(廃棄額は6,000万円)

 いい加減なもので妥協をしてはだめ。 社長としての決断が大切であるとのこと。

 会社経営では常に、「変化への対応」 が必要で、昨今の夜間営業をめぐるコンビニの混乱は社会の変化に対応できていないことの表れである。など。

 

 1時間の限られた時間での講演でしたが、大変中身の濃い素晴らしいお話でした。

 

 

 

  以下は、配布された資料。

  

 坂城町長 山村ひろし

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19/06/12 12:29

マレットゴルフ長野県連盟ペア坂城大会

 本日(6月12日)、長野県マレットゴルフ連盟(中島睦会長)の主催による、第9回長野県マレットゴルフ連盟ペア大会が坂城町鼠橋運動公園マレットゴルフ上で開催されました。 (坂城での開催は6回目)

 長野県各地から、340名以上の方が参加しました。 すごいですね。

 梅雨入りしましたが、素晴らしい天候の下開会できました。

 私は開会のごあいさつと打球式をさせていただきましたが、このマレットゴルフ場で県大会を開催していただくのは光栄なことだと思っております。 

 坂城チームは地の利を生かしていつも上位入賞を果たしています。 

 今年はどうなりますか。

 

▲中島会長

 

▲選手宣誓は昨年準優勝の、長谷川ペア(坂城町)

 

 坂城町長 山村ひろし

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19/06/12 11:12

令和元年第2回坂城町議会定例会招集あいさつ(3)

 招集あいさつ(2)から続く

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先般、平成30年度の国民健康保険加入者一人当たり医療費の速報値が発表され、当町の一人当たり医療費は、速報値ではありますが29年度より2万円余り、約5.2%減となる365,873円で、高い方から12位だった順位も33位と大幅に下がりました。

これで一人当たり医療費は2年連続での減少となり、特定健診や特定保健指導の取組みなどを通じ、加入者の皆さんの健康意識が高まっていることも要因の一つと考えているところで、町としましても引き続き健診等の受診勧奨に努めてまいります。

続きまして、移住定住の促進につきましては、町内に住宅を新築した方などに対し、10万円を助成する移住定住補助制度を運用してまいりましたが、今年度、新たに地方の中小企業の人材不足の支援なども視野に入れた「UIJターン就業・創業移住支援事業」を新設し、東京圏や中部・関西圏から当町に移り住み、県内で就業や起業した方を対象に補助金を交付する仕組みとして、関連予算を計上いたしました。

今後、対象となる方の申請を受け付け、これを契機に人口増や中小企業の活性化に繋げられればと期待するところであります。

さて、トータルメディアコミュニケーション構想推進事業につきましては、平成29年度、30年度の2か年で、同報系防災行政無線の整備が完了し、有事の際に確実な情報伝達を行なえるよう、円滑な運用に努めているところでございます。

今年度は、災害時等の双方向の連絡手段といたしまして、デジタル方式の移動系防災行政無線を整備し、役場の各部署、消防署、消防団のほか、各避難所等に携帯型の無線端末を配備する予算を計上いたしました。

また、大規模な災害等の際の通信環境を確保するため、(株)上田ケーブルビジョンさんの協力をいただく中で中核避難所に指定されている施設へ、光ケーブルを敷設し、災害時に公衆無線LANWi-Fi)が利用できるよう体制を整えてまいります。

この他にも、災害における防災・減災対策として、役場庁舎に設置してある非常用発電機を更新するための補正予算を計上しております。

今回の更新により、非常用発電の連続稼働時間を延長するとともに、供給できるエリアを1階、2階の職員が執務しているフロア全体と保健センターにも拡大する計画です。いつ起こるかわからない災害や停電等に備え、機能強化にも努め、安心安全のまちづくりに努めてまいります。

地域の安心・安全を守る消防団の機動力となる積載車につきましては、順次更新を行っております。

上平地区を担当する第11分団の車両を、後部座席に屋根のあるデッキバンタイプで更新する経費を補正予算に計上いたしました。

さて、長野広域連合が整備を進めているごみ処理施設のうち、長野市大豆島(まめじま)地区に建設していた「ながの環境エネルギーセンター」が完成し、3月に本稼働を開始いたしました。現在、長野市、須坂市、高山村、信濃町、小川村、飯綱町の6市町村のごみ処理を安定的に行っております。

また、坂城町、千曲市、長野市の一部のごみが処理される千曲市に建設予定のB焼却施設につきましては、用地取得が完了し、この5月、測量・調査業務等の工事に着手いたしました。この施設は焼却処理能力が1日100トンで、工場棟や管理棟、体験学習棟、多目的広場などが整備されます。令和3年春から新施設の試運転を始め、2市1町のごみを受け入れる予定であります。町といたしましては、一刻も早いB焼却施設の完成を期待するとともに、それまでの間のごみ処理につきましては、葛尾組合での万全な対応に努めてまいります。

 4つ目の「誇れる町」は、芸術・文化による町づくりであります。

 伝統芸能、文化の保存を支援するとともに、芸術、スポーツの振興にも力を入れたいと考えております。

 先月、25日(土)に開会しました「第14回ばら祭り」が、69日(日)をもちまして幕を閉じました。今年は春先の天候で開花が遅れた影響もあり、開会当初は例年より少なめの来場者でありましたが、その後、好天にも恵まれ、1週間後には満開となり、色とりどりに咲き誇る美しいバラを楽しんでいただきました。

特に 61日、2日には、ばら祭りイベントや坂城駅前葡萄酒祭も開催されたこともあり、両日で1万人を超える皆さんにご来園をいただき、特に2日、日曜日は臨時駐車場もいっぱいになる大盛況でした。

期間中は、約39,000人の方々にお越しいただき、大いに「ばらの町 坂城」をアピールできたのではないかと感じております。

見事なバラを咲かせるためにご尽力いただいております「薔薇人の会」の皆様、企業オーナーの皆様をはじめ、出展やイベントに参加いただいた皆様、実行委員会の皆様のおかげと、深く感謝申し上げます。

あわせて、ばら祭り期間中、建設課をはじめとし、ほぼ全員で運営に携わっていただいた職員にも感謝申し上げます。

続きまして、質素で落ち着いた明治初期の擬洋風校舎である 県宝 格致学校歴史民俗資料館につきましては、風雨により、漆喰塗の外壁や下地の傷みが激しいことから、東側屋根及び壁面について修復工事を進めることとし、関連予算を計上いたしたところでございます。

 さて、当町には、戦国時代 甲斐の武田信玄を2度も打ち破ったことで知られる名将 村上義清の居城 葛尾城跡があります。町内外から多くの方がこの城址を訪れておりますので、ステキさかき観光協会では、令和元年初日から、当町のマスコットキャラクター「ねずこん」をモチーフにした「葛尾城跡 登頂記念スタンプ」を設置しました。

町を一望でき、歴史に触れられる旧跡に、新たな楽しみが加わりましたので、より大勢の皆さんに葛尾城跡にお越しいただければと思います。

以上、4つのテーマについて各事業の概況も交えながら、述べさせていただきましたが、今後、これらのテーマに沿って、更なる施策展開を組み立てて「子育て、福祉、ものづくり」で日本一の町を目指してまいります

なお、3期目の町政を担うにあたり、初登庁での就任式の際に、職員に私が掲げる4つの柱に位置付けた施策等を推進し、又はより良い形にするため、職員の自由な発想を募る提案「チャレンジSAKAKI NEXT」をお願いいたしましたので、その提案も今後のまちづくりに生かしていきたいと考えております。

 さて、いくつか補正予算の概要についても触れましたが、今議会に計上いたしました補正予算の総額は、7億 6604千円であります。

 本年度の一般会計当初予算は、統一地方選挙の年でしたので、義務的経費や制度によるものが中心の骨格予算でありました。

この骨格予算に、今回の補正予算を加えた、歳入歳出の予算の総額は,6386604千円となります。

また、今年10月1日から、消費税及び地方消費税の税率が10%に引き上げられることに伴い、各施設の使用料等の金額を見直す条例の一部改正案を、本定例会に提出させていただきました。

 今議会に審議をお願いする案件は、専決処分の報告1件、人事案件が1件、請負契約の締結が1件、条例の一部改正が2件、令和元年度の一般会計補正予算・下水道事業特別会計補正予算の計7件でございます。よろしくご審議を賜り、ご決定いただきますようお願い申し上げまして、所信表明、招集のあいさつとさせていただきます。

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 坂城町長 山村ひろし

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19/06/12 11:10

令和元年第2回坂城町議会定例会招集あいさつ(2)

 招集あいさつ(1)から続く

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 全国では、国の基準にそぐわない内容で過剰に寄附を集める自治体が制度の対象から外れるといった状況が報道されておりますが当町につきましては、これまでも国の基準に沿って進めており、先月14日に制度の対象自治体として国の指定もいただきました。今後も引き続きその基準の中で、より多くの特産品を返礼品としてお届けしながら、全国に町の魅力をお伝えできればと考えております。

次に、本年10月から引き上げられる消費税率等の影響を緩和するため、プレミアム付商品券事業を行い、地域における消費の喚起や下支えを行ってまいります。

商品券の購入対象は、住民税が非課税の方と平成2842日から本年930日までに生まれた子どもがいる世帯主で、購入対象者お一人につき、25千円分を2万円で購入できる、25%のプレミアムの商品券となっています。対象の方々に、制度の周知を図り、10月を目途に商品券の販売を行ってまいります。

なお、商品券は令和23月末まで利用できますので、有効にご活用いただき、地域活性化につなげていただきたいと思います。

さて、松くい虫被害防止対策につきましては、引き続き松枯れ被害が広がっていることから、伐倒駆除、空中散布、枯損木処理、樹幹注入、松の植樹など総合的な防除対策を講じています。

この中で、空中散布につきましては、412日に住民説明会を開催し、住民の健康に対する配慮を図る中で、地形が急峻なかつらお山風致地区と自在山風致地区において、今月19日に実施いたします。

また、苅屋原地区の人家に近く、有人ヘリでは散布できない箇所につきまして、今月19日と710日の2回、無人ヘリコプターによる薬剤散布を実施し、被害拡大の防止に努めてまいります。

次に、基幹道路などインフラの整備でございますが、国道18号バイパスにつきましては、昨年度、坂城町区間の網掛地籍で工事用道路(側道)の整備等の工事が着手されたところでございます。また、県道坂城インター線の先線につきましても、しなの鉄道の跨線橋の橋台設置工事、町道の付け替え工事や用水路工事を進めているところでございます。町としましても、1日でも早期の完成にむけて、国等へ積極的な要望活動を行ってまいります。

A01号線の若草橋の架け替え事業につきましては、現在、谷川右岸側の橋台設置工事を進めており、今後、橋梁本体の工事を実施し、本年度中の完了を予定しております。

 橋の架け替えという大規模工事であり、長期間に渡り大勢の皆様に大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

 また、酒玉工区若草橋南側の道路改良工事につきましても、国の交付金内示を受けて、補正予算を計上し、事業推進を図ってまいります。

 長寿命化を図る橋梁修繕工事でございますが、年次計画にて事業を進めている昭和橋は、本年度は右岸側(国道側)から6連目、7連目の床版下面の補修工事を予定しております。また、昨年度から橋面防水工事を施工している鼠橋につきましても、継続して事業を進めるとともに、役場から国道18号を結ぶ道路に架かる64号橋の工事にも着手してまいります。

 また、公共下水道事業につきましては、金井、新地、鼠地区の工事を実施し、令和2年度の整備完了を目指し、事業を進めてまいります。

 なお、国道18号の舗装復旧工事につきましては、現在、谷川南から南条郵便局間の舗装復旧工事を施工しておりますが、残りの鼠()()()()神社までの区間につきまして、本定例会に請負契約の締結議案を上程いたしたところでございます。国道の夜間工事でありますので、周辺の皆様、通行する皆様に大変ご迷惑をお掛けしますが、ご理解、ご協力をお願いいたします。

さて、しなの鉄道は、本年度から2026年度までの8ケ年で、老朽化した元JR東日本車両の52両の更新を順次行います。更新費用は、しなの鉄道、国、長野県、そして沿線の11市町の負担にて整備され、当町の負担について、補正予算に計上したところでございます。

 続きまして、2つ目のテーマである「人の輝く町」についてであります。教育環境の整備に努め、次代を担う人材の育成・支援を図ってまいります。

 町内小中学校の全65教室への空調設備の整備事業につきましては、過日の臨時議会で契約について議決をいただき、現在、電源設備の製作を進めているところでございます。

全国的に進められている事業でもあり、空調設備の需要が集中し、供給が逼迫している状況でございますが、できるだけ早い時期に設置ができますよう、取り組んでまいります。

坂城町の「子育て支援」を推進するため、教育委員会に子ども支援室を設け、幼児期から小・中・高までの情報共有・連携強化を図っているところでございます。

今年度におきましても、教育、福祉等関係機関が一体となって、特性のある子どもやその保護者に対して、就学前の教育相談から就学後の適切な教育的支援を含めた「早期からの一貫した支援」の実施に向け、更に連携を図ってまいりたいと考えております。

 今年は、4月から5月にかけて10連休中となりましたが、教育委員会では、子育て支援の一環として、期間中の2日間について、保育園・児童館を開館いたしました。ニーズ調査をもとに、開館は4月30日(火)、5月2日(木)とし、3保育園では25名、3児童館では30名にご利用をいただいたところでございます。

次に、坂城小学校へ先行導入したタブレット端末につきましては、デジタル教科書を使用した授業のほか、個々の進度に応じたドリル教材等の活用を図っておりますが、今年度、パソコンのОS(オペレーションシステム)のサポート終了に伴い、南条小学校、村上小学校そして坂城中学校のパソコンにつきまして、タブレット端末を導入しての更新を行う経費を予算計上いたしました。小中学校全校へタブレット端末を導入し、情報活用能力が育ち、効率的な学習ができる環境を整え、ICT教育の充実が図れるものと考えております。

小学生を対象に実施している中国との教育交流事業につきましては、平成20年(2008年)から実施しており、上海市嘉定区にある小学校の皆さんとのホームステイによる交流を行っています。

これまで訪中団の派遣と中国からの訪日団の受け入れを交互に行い、昨年7月には、小学生10名の皆さんを中国に派遣いたしましたが、中国復旦大学を通じて日程調整を図り、今年度は6月27日から30日までの間、坂城町で受け入れる準備を進めております。

また、高校生タイ国研修事業につきましては、平成30年度事業報告会を517() 役場講堂で開催いたしました。

海外で活躍する町内企業の視察や、現地学生との交流、歴史・文化などの異文化体験を通じて、国際感覚を養うとともに、坂城町、更には日本を再認識し、将来展望を考える機会とする研修で、321日から25日の日程で実施いたしました。

報告会では、研修に参加した高校生8名から、町内企業3社の現地工場や在タイ日本国大使館を視察した様子などが報告され、「坂城町の企業の技術や品質の高さを実感した。」あるいは「日本とタイの文化の違いや両国それぞれのよさを発見できた。」などの感想発表がありました。

高校生の皆さんの大変素晴らしい、前向きな報告を聞き、嬉しく、また、頼もしく感じたところであり、今年度につきましても、事業実施の予算を計上いたしたところでございます。

 中学生の海外派遣事業につきましては、小学生の中国上海市との教育交流事業、高校生のタイ国研修事業につづき、今年度からの事業実施に向け、事前調査等の準備を進めてまいりました。

 世界有数の企業が集積する都市を訪問することで、志をもって世界に羽ばたく人材を育てたいという思いのもと、3月の春休み期間中を利用して、中学2年生を対象に、アメリカ合衆国カリフォルニア州南部に位置する通称シリコンバレーを訪問する計画で、事業に要する経費を予算計上いたしました。    

ホームステイ及び現地学校への訪問・交流そして現地を代表する企業訪問等を予定しており、今後、参加者の募集、必要な事前学習・研修を経て、事業実施に向け取り組んでまいりたいと考えております。

さて、昭和48年に建設され、平成223月まで町内小中学校の給食を提供してきた「旧給食センター」施設につきまして、これまで施設の利活用について検討をしてまいりましたが、施設の老朽化から、公共施設総合管理計画の方針に基づき解体し、駐車場用地として活用することといたしまして、解体経費の予算計上をいたしております。

3つ目のテーマは「笑顔の町」であります。

 子どもたちや高齢者、あるいはハンディのある方にとっても優しいまちづくりを進めてまいります。

10年間を計画期間として障がい者施策の基本理念や体系を定めた「障害者計画」が令和2年度に満了となります。また、3年間を計画期間として法定サービスの見込量などを定めた「障害福祉計画」と「障害児福祉計画」についても、同じく令和2年度にて満了となることから、あわせて新たな計画の策定に取り組んでまいります。本年度は、各計画に障がいのある方のご意見などを計画に反映させるため、アンケート調査を実施することとし、関連経費について本補正予算に計上いたしました。

今年度から、安心して出産を迎えられるよう 出産後の産婦健診への助成を始めました。また、出産後の育児や心身の状態に不安のある方を きめ細やかにサポートする産後ケア事業についても、2医療機関にて宿泊利用できる体制を整えるとともに、自宅訪問によるケアを行う助産師を確保し、実施体制を整備したところでございます。

また、風しん対策につきましては、これまで定期接種を受ける機会がなかった一定の年齢に該当する男性に対し、今後3年間で抗体検査と陰性の方への定期予防接種を行うこととし、順次事務を進めているところでございます

 

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招集あいさつ(3)へ

 

 

坂城町長 山村ひろし

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19/06/12 11:10

令和元年第2回坂城町議会定例会招集あいさつ(1)

 本日(6月12日)、令和元年第2回坂城町議会定例会が招集されました。

 以下、招集あいさつを掲載させていただきます。

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令和元年第2回坂城町議会定例会招集あいさつ

所信表明 令和元年 612

 

 本日ここに、令和元年 第2回 坂城町議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様全員のご出席をいただき開会できますことを心から感謝申し上げます。

改めて、このたびの統一地方選挙で当選されました議員の皆様に、心からお祝い申し上げると共に、先の臨時会におきまして、西沢悦子議長さん、小宮山定彦副議長さんを始め、監査委員、各常任委員会の委員長等「新しい議会の体制」が整いました。議員皆様方の益々のご活躍をご祈念申し上げます。

 私も町長選挙に立候補し、町民の皆様の温かいご支援をいただき、三期目の町政を担当させていただくことになりました。

また、先般は、議会の賛同をいただいて、副町長、そして、教育長を選任して、執行部側の体制も整いました。私が公約として掲げた「活力あふれた、輝く元気な まちづくり」の実現に向け、「たゆまぬ挑戦」を進めてまいります。

 議員各位におかれましても、町政発展のため、御協力いただきますようお願い申し上げます。

 さて、選挙後初めての議会定例会でございます。これからの4年間の位置づけ、そして私の公約である「活力あふれた、輝く元気な まちづくり」につきまして、4月からの事業の進捗状況並びに今議会に補正予算として上程した内容も含め、「所信表明」とさせていただきます。

まず、今後の4年間でございますが国道18号バイパスや県道坂城インター先線の整備が進み、町の土地利用や公共施設管理の在り方も含め、「将来の坂城町の姿」を描く大切な時期になるものと考えております。

現在の坂城町第5次長期総合計画が令和2年度(2020年度)にて満了となりますので、令和3年度以降10か年のまちづくり施策を示す次期の総合計画の策定を今年度から進めてまいります。

 次期計画の目標年次は、令和12年 2030年であり、これは国連が採択した「持続可能な開発目標」SDGs(Sustainable Development Goals)と同時期となります。SDGsは持続可能な世界を実現するための環境や福祉など17の国際目標であり、町の取組みとの関連も多いことから、計画の策定にあたってはこうした動きも踏まえる中で、今後の町の将来像を見据えながら、議員の皆さまを始め、有識者の皆さま、そして町民の皆さまとともに新たな計画策定に取り組んでまいります。

また、町のの公共施設につきましては、全国の多くの自治体同様、昭和40年代から50年代における多様な行政需要や住民ニーズの高まりに対応し、集中的に整備されたため、近い将来一斉に改修・更新の時期を迎え、多額の費用が必要になると見込まれます。

こうした状況を踏まえ平成293月に策定した「坂城町公共施設等総合管理計画」の実現のため、将来のまちづくりに向けて、公共施設の最適な配置の全体構想となる「グランドデザイン」を描き、財政負担の平準化等も考慮する中で「個別施設計画」を策定してまいります。

次に「活力あふれた、輝く元気な まちづくり」について、述べさせていただきます。この「町づくり」は、4つの大きな柱からの組立てとし、1つ目は産業の活性化による「活力あふれた元気な町」、2つ目として人創り・教育の推進を通じた「人の輝く町」、3つ目は誰もが安心して快適に暮らすことができる「笑顔の町」、そして4つ目の芸術・文化の香り溢れる「誇れる町」であります。

まず、1つ目の「活力あふれた元気な町」についてでありますが、町内産業の活性化を図り、暮らしを守る取組みを進めてまいります。

特に、工業の町としてテクノセンターを中心とした企業支援を一層強化してまいります。永年、長野県工業技術センターにて活躍いただいた工藤氏を テクノセンター長としてお迎えいたしましたので、新たな体制で当センターの「人材育成」、「情報の収集提供」、「技術の高度化支援」事業などを推進し、中小企業の振興とモノづくり支援の一翼を担っていただけるものと期待しているところでございます。

また、企業の皆様にご活用いただいている試験機器の校正点検や温度変化による測定誤差がないように、検査室の空調設備を整備する補助事業の予算を計上いたしました。

次に、工業用地確保に向けた、新工業団地の造成事業につきましては、テクノさかき工業団地の西側部分を約4ha拡張の予定で、農地法に基づく農業振興地域からの除外手続が必要となりますので、長野県に「産業の導入に関する実施計画書」を提出し協議を進めております。

また、新工業団地には、メインとなる道路の整備が必要となりますが、この道路は将来的には、現在整備中の、坂城インター線先線を繋なぐ基幹道路ともなります。この道路整備が、工業団地の造成に先行してできるよう、概略設計を行い、県、公安委員会などと協議を進める予定です。

 さて、世界の経済情勢でありますが、日本総研などによりますと、アメリカの景気は、雇用・所得環境は引き続き良好ですが、貿易摩擦で対中輸出が減少しており、今後の通商協議により 緩和に向かうのか さらに下振れするのかリスクを抱えており、また、ヨーロッパにおいては、個人消費が底堅く推移するものの、輸出の停滞や海外景気の減速などから景況は不確実性が高まっています。

また、中国においては、1月〜3月期に実質GDP成長率の低下に歯止めがかかり、アメリカからの関税率引上げに対しては、政府が相次いで内需刺激策を打ち出したところで、その効果により景気失速が回避されるか引き続き注視していく必要があると考えております。

次に国内の状況でありますが、内閣府による5月の「月例経済報告」では、「景気は、輸出や生産の弱さが続いているものの、緩やかに回復している。」とし、先行きについては、「当面、弱さが残るものの、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される。」とする一方、「通商問題の動向が世界経済に与える影響に一層注意するとともに、中国経済の先行き、海外経済の動向の不確実性、金融資本市場の変動の影響に留意する必要がある。」としております。

また、長野県内の状況につきましては、日銀松本支店が5月に発表した「金融経済動向」によりますと、公共投資、住宅投資、設備投資、個人消費の観測から、「長野県経済は、生産の一部に弱めの動きがみられるものの緩やかに拡大している。」としております。

当町におきましては、4月に実施いたしました町内の主な製造業20社の経営状況調査の結果では、生産量は、3ヶ月前の比較でプラスとした企業が9社から6社に減少し、また、売り上げについても同様の推移で、当町においても一部弱めの景況感が伺えるところです。

一方、雇用については、1月〜3月の実績が、総計でプラス44人と、前回調査のマイナス3人から増加し、来年4月の雇用予定は、数社を除き増員又は減員分の補充を予定しており、全体では63人の増員予定で、引き続き堅調な雇用情勢が続いていると思われます。

世界経済の先行きが不透明で懸念されますが、いずれにいたしましても、当町の企業や経済が安定的に成長していくことを願うところでございます。

さて、 62()に、町内外の新鋭ワイナリーと飲食店の出店による当町では初めての催しとなる「坂城駅前葡萄酒祭」が開催されました。2,000人を超える大勢の皆さんが来場し、ワインや会場内での生演奏を楽しみ、169系車両でのワインセミナーも開催されるなど大変な賑わいとなりました。

また、当日は、ばら祭り会場を無料シャトルバスで結び、バラとワイン双方のイベントを楽しんでいただく回遊性を持たせたことで、一層の盛り上がりが図られたと考えているところであります。

坂城産ワインをはじめとしたワインによる地域振興には大きな期待と可能性を感じているところでございますので、ワインを町の新しい文化として浸透させていくとともに、更なるワインぶどうの産地化を推進してまいりたいと考えております。

農業振興につきましては、新たな地域農業の担い手を確保するため、6月8日に行われた「長野地域 就農相談会」in東京八重洲に参加し、首都圏からの就農確保に努めました。あわせて、中核的な農業者を育成するため、「認定農業者」や「認定新規就農者」の資格取得を働きかけ、5月に1件の認定を行い、今後も数件の申請が予定されており、引き続き農業の担い手育成に努めて参ります。

また、荒廃農地の解消とワインぶどうの産地化を図る「ワインぶどう産地化補助事業」を活用して、今年度、33アールにワイン用ぶどうの苗木が植えられております。

 この他、町内においてワイン用ぶどうの供給を目指している「サントリーワインインターナショナル株式会社」が独自に、先月、54アールのワイン用ぶどうの苗木を定植されたとお聞きしております。

 これらは全て、荒廃農地などを再生した圃場となっており、今後も、引き続きワイン用ぶどうを定植する農家等の支援を行ってまいりたいと考えております。

続きまして、信州さかきふるさと寄附金につきましては、坂城町からの返礼品としてぶどうやりんごなどの特産品を寄附者の皆さまに提供させていただき、ご好評をいただいているところであります。

 

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招集あいさつ(2)へ

 

 

 

坂城町長 山村ひろし

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19/06/10 20:53

子ども能楽教室

 本日(6月10日)、重要無形文化財総合指定保持者で観世流の能楽師であり、坂城町特命大使の松木千俊先生と坂城松謳会の皆さんによる能楽教室が町内3小学校で行われました。

 

 この教室は、室町時代から続く日本の古典芸術である能楽を子どもたちに知ってもらいたいという思いで平成24年から毎年開かれています。 松木先生には心から感謝です。

 

 児童たちは、実際に舞台で使用されている能の面(おもて)をかけたり、「猩々(しょうじょう)」という曲目の謡(うたい)を練習したりして能の世界を体験しました。また、子ども能楽教室に通う児童の仕舞や松木先生の仕舞も間近で鑑賞しました。

 

 また、突然のことでしたが、私に、「羽衣」 の装束をつけさせていただきその様子を子どもたちに披露しました。

 これも滅多にない経験をさせていただきました。

 

 

子ども能楽教室01

子ども能楽教室02  子ども能楽教室03

子ども能楽教室04 子ども能楽教室05

 

 

坂城町長 山村ひろし

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19/06/09 15:23

169系電車ボランティア清掃を行いました

 6月8日(土)、坂城駅前多目的広場で、169系電車のボランティア清掃が行われました。

 169系電車は、平成25年に坂城町に静態保存されてから、毎年、大勢の皆さんのご協力をいただいてボランティア清掃を行っており、今年で7回目となります。169系電車保存会の皆さんと町内外からの一般参加者の方が集まり、車両外側をブラシできれいにしたり、車両内の雑巾がけや窓拭きなどを行いました。

 全国から60名以上の皆さんが参加です。すごいですね。

 また、今回清掃に参加してくださった皆さん全員に、限定ピンバッジがプレゼントされました。

 169系電車が隅から隅まで、外側も内側も、ピカピカに綺麗になりました。 感謝感謝です!!!

 

 また、ボランティア清掃終了後、169系車両の中で、令和元年度 「坂城町169系電車保存会」の総会が開催されました。(会長:金子万文さん)

 

 

坂城町長 山村ひろし

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19/06/09 09:44

第17回保育カーニバル

 昨日(6月8日)、今年も恒例の保育カーニバルが中之条公民館で開催されました。(主催:坂城町職員組合保育部)

 長野県も梅雨入りし天候が心配でしたので、開会式は2階会場で行われました。

 

 保育園の先生方のハンドベルや、「ねずこん」 も参加してパプリカのダンス、大道芸人「エディー」さんのショウなど大勢の皆さんで盛り上がっていました。

 

 今年、10月から、幼児保育・教育の無償化が予定されています。

 いまだに財源の姿が不明の状態ですが、坂城町としては他の市町村に比べ遜色の無い施策を推進していきます。

 

 坂城町は、「”子育て・福祉・ものづくり” で日本一の町」 を目指します。

 

 

 

 

 

 坂城町長 山村ひろし

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19/06/07 05:56

坂城町国際交流協会総会

 昨日(6月6日)、坂城町国際交流協会 (会長:安島ふみ子さん) の2019年度総会が開催されました。

 

 当協会は坂城町の種々のイベント、「子どもフェスティバル」、「ポーランドサマースクールの受け入れ」、町民祭り「坂城どんどん」、「和平国際交流村事業」、などなどいろいろなイベントにご協力いただいています。

 

 昨日は総会の後、ポーランドからワーキングホリデーで坂城町に滞在中の二人の方の報告会も行われました。

 

 ウツカ・マルティナさんは東御市のタリーズコーヒーで働いておられ、ミトゥコフスカ・マヤさんは上田アリオのパン屋さんで働いています。

 二人とも流暢な日本語で発表をしていただきました。 二人とも今年の秋にはポーランドに戻りますが、マヤさんはイギリスのニューキャッスル大学(名門大学です。)に入学予定だそうです。

 今後の活躍をお祈りします。

 

 なお、今年の夏にも、ポーランドから日本語学校生徒のサマースクール受け入れを行う予定です。(今年は6〜7名程度)

 今年は、日本とポーランドの国交樹立100周年です。 何か、小イベントが出来たらと思っています。

 

▲ウツカ・マルティナさん

▲ミトゥコフスカ・マヤさん

 

 坂城町長 山村ひろし 

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19/06/07 05:03

大池令子さんに感謝状

 昨日(6月6日)、長年にわたり、行政相談委員としてご尽力された、大池令子さんに総務省長野行政監視行政相談センターから感謝状が渡されました。
 

 

 以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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大池令子さんに感謝状が贈呈されました

登録日:2019年6月6日

 

大池令子さんに感謝状が贈呈されました

▲(左から)山村町長、大池令子さん、阿藤 英行 総務省長野行政監視行政相談センター所長、宮副町長

 

 平成11年4月から平成31年3月までの20年間にわたり、行政相談委員として、地域の懇談会や相談所等で相談を受け、町民の皆さんと行政のパイプ役となり、各種相談の解決に尽力された大池令子さんに、総務省長野行政監視行政相談センターから感謝状が贈呈されました。
 大池さんは、「たくさんの方々に支えられてここまでやってこられた。とても感謝しています。」と話してくれました。 

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 坂城町長 山村ひろし

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19/06/04 20:47

AC長野パルセイロ 大島嵩弘選手が来庁

 本日(6月4日)、AC長野パルセイロの大島嵩弘選手が来庁されました。

 これから、FWの大城佑斗選手、レディースのGK、池ヶ谷夏美選手とともに、坂城町のホームタウンパートナープレイヤーとして活躍していただくことになりました。

 

 

  

 以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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AC長野パルセイロ 大島嵩弘選手が来庁しました

 

 

長野パルセイロ大島選手来庁

 

 本日(6月4日)、AC長野パルセイロのホームタウンの一つである坂城町をPRしていただける「ホームタウンパートナープレイヤー」のDF大島嵩弘選手が来庁され、選手の写真が大きく写ったバナーが山村町長に贈呈されました。大島選手のほか、FW大城佑斗選手、GK池ヶ谷夏美選手もパートナープレイヤーとして町内各種イベント等に参加していただき、一緒に坂城町を盛り上げていきます。

 

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坂城町長 山村ひろし

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19/06/03 06:01

第3回 ハワイアンフェスタ in びんぐし も大成功でした。

 昨日(6月2日)開催された、第3回 ハワイアンフェスタ in びんぐし も大成功でした。

 大成功の理由は大勢の子どもたちが参加してくれたことです。 素晴らしいですね。

 私は最後に "Hawaii Aloha" を皆さんと一緒に歌わせていただきました。

 

 

 坂城町長 山村ひろし

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19/06/03 05:55

坂城駅前葡萄酒祭

 昨日(6月2日)、坂城駅前多目的広場で、「坂城駅前葡萄酒祭」 が開催されました。

 おかげさまで大成功でした。

 以下、中心人物の成澤篤人さんのコメントです。(Facebookより)

 

 「坂城にこんなに人が来るのかっ!!大大大盛況で、しなの鉄道の日曜の乗降者率が過去最高を記録したそうです。
 おそらく2500名くらいはいらっしゃっていただけたと思います。
 とても嬉しい反面、用意しておいたグラスがなくなってしまい、途中からプラカップになってしまいました。ワインやお料理に長時間並んでだり、席もなく立ち飲みになってしまったり、午後からの方は食べ物がない状態になり、遠くからこの為に来ていただいたのにすぐ帰られてしまったり、、、...
 これは全て成澤の読みが甘かったせいです、、、楽しめなかった方々にお詫び致します。申し訳ありませんでした。
 課題を残しております。たくさんの方から来年もやってね!と声をかけていただきました。
 来年また開催します!!
 ご来場の皆様ありがとうございました!関係者の皆様お疲れ様でした!」

 

          

 以下、坂城町ニュースより ご覧ください。 坂城町長 山村ひろし

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 6月2日(日)、坂城駅前多目的広場で、令和元年坂城駅前葡萄酒祭が開催されました。
 このイベントは、ワインを坂城町の新しい文化として浸透させ、坂城産ワインを応援する機運を醸成するとともに、ワインの認識を高め、ファンの定着化を図ることを目的に開催されたもので、昨年7月に町内にオープンしたワイナリー「Vino della Gatta SAKAKI」をはじめ、創業5年以内の県内新興ワイナリーや各種飲食店が出店しました。
 また、坂城町出身のサクソフォン奏者・川島亜子さんによるコンサート(ピアノの伴奏は同じく坂城町出身の山極遥香さん)、FM長野「汐入規予 I\\'m with you」でパーソナリティを務める汐入規予さんによるライブ、会場隣に静態保存されている169系電車内では、坂城町出身のシニアソムリエ・成澤篤人さんによるワインセミナーが行われ、会場には2,000人を超える方が来場され、各ワイナリーの様々な種類のワインや食事を楽しんでいました。 

 

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19/06/03 05:03

町内3小学校で運動会

 先日(6月1日)、坂城町立小学校(坂城小学校、南条小学校、村上小学校)で運動会が開催されました。

 心配された、天候、インフルエンザの影響も無く全校で元気に開催されました。

 私は坂城小学校の運動会に参加しました。

 坂城小学校は今回で通算、117回目の運動会です。

 第一回目がいつ開催されたのか不明ですが、単純に117年前にさかのぼると明治35年になります。

 歴史を重ねた運動会です。

 

 

 以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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町内3小学校で運動会 

小学校運動会01

 

 6月1日(土)、町内3小学校で運動会が開催されました。(写真は坂城小学校の運動会)

 各校とも長い歴史のある運動会ですが、今年は令和になって初めての開催となりました。当日は天候にも恵まれ、運動会日和の一日となりました。児童たちは、かけっこや玉入れ、騎馬戦、綱引きなど、集まった大勢の保護者の皆さんの前で日々の練習成果を発揮しました。

 

 

 

 

 

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 坂城町長 山村ひろし

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