18/06/23 09:50

坂城国際産業研究推進協議会米国研修(5)

 坂城国際産業研究推進協議会米国研修も今日で5日目を迎えました。

 今日は最後の研修日程です。 皆さん、お疲れさまでした。

 午前中は、まず、アップルの新社屋見学です。

 クパチーノにあるアップルの新社屋は「宇宙船」ともいわれる巨大な建物で上から見ると宇宙船のような形をしています。 

 この”宇宙船”の大きさは、約26万平米あり、その直径は、約1マイル(1.6キロ)というものです。

 


 

 隣にある、ビジターセンターで説明を受けました。

                                 

 

左:アップル本社の模型、右:アップル本社の外観

                             

アップル・ビジターセンターで記念撮影

 

 アップルの後、グーグルの新社屋建設の様子をバスの中から見ました。

 こちらも壮大なもので、大きな”温室”に事務所を入れるという発想です。

 全体を公園というか、森の中に配置するようなイメージです。

 

上2つはグーグル新社屋の構想図。(ホームページより)

下は、現在建設中の様子。骨格のみ。(車窓より撮影) 完成は2021年だそうです。

 

 グーグルの新社屋では、約78,000人のスタッフが仕事をするようです。

 アップルにしても、グーグルにしても壮大なスケールとコンセプトです。 まいりますね。

 

 その後、スタンフォード大学を駆け足で見学しました。

 

▲ スタンフォード大学の入り口のオーバルをバックにして。

 

▲ スタンフォード大学の礼拝堂をバックにして。

 

懐かしのフーバータワーの前で

                    

 

 午後は、三菱商事さんが昨年作られた、M-Lab を訪問しました。

 この M-Lab は、シリコンバレーにおいて、まさに、オープン・イノベーションを実践する舞台として設立され、現在、東京海上、三菱電機、キリン、MUFG、旭化成、富士フィルム、三菱自工、INTEC、JXTG、日本郵船の10社の駐在員が業種を超えて同席し、スタンフォード大学などシリコンバレーの各関係団体と切磋琢磨を実践しています。

 求めるものは、”シリコンバレー・エコシステム」です。

 三菱商事の執行役(北米副社長)の柳原恒彦さんが常駐をされておられます。 いかに三菱商事さんが力を入れておられるかがわかります。

 

 柳原さんから伺った、「シリコンバレーのエコシステム」 以下の内容です。

 

1.ソフトがハードを支配する ( Elon Musk, Tesla CEO)

                    

2.技術革新が停滞する時こそ異業種によるビジネス革新、参入のチャンス (Elon Musk, Tesla CEO)

               

3.競合・異業種が連携する "Frenemy" (Steven Chu, Stanford Univ Professor) (Frenemy とは Freind + Enemy)

                 

4.小さく始めて修正を加えて完成させる ”Constant Upgrading"  (Beth Comstock, GE Ex-Vice Chair)

              

5.日本の存在感は薄い (Hiroshi Menjo, NVG MP)

                

6.シリコンバレーの土壌で種から苗へ (Toshihiko Mori, Panasonic Senior Engineer)

                

7.成長加速の為の大手企業との連携は重要 (Tom Frangione, Greylock COO)

                

8.ミレニアル世代の台頭 (Dave Crowder, VSL Partners Partner)

                

9.社会に良い方向で変革を与える高い目標がエコシステムの秩序を担保 (Anula Jayasuriya, India Life Science Fund MD)

 

 

▲ 中央:説明される柳原恒彦さん

 

▲ 右:東京海上の取り組みについて語られる、楠谷さん

 

 楠谷さんは、東京海上を本当の ”インシュアテック保険会社” にするために、正に精力的に取り組まれています。  東京海上本体の企業構造を改革するのが楠谷さんのミッションだそうです。 これまたすごいことですね。

 

M-Lab で全員写真

 

 研修としては本日が最後になりました。

 今日は、サンフランシスコのホテルで一泊し、明日、日本へ帰国します。(24日到着)

 

 全行程、大変な強行軍でしたが、皆さん積極的に取り組まれ、大きな成果を得られたものと思います。

 お疲れさまでした。

                   

 

最後の宿泊地サンフランシスコのダブル・ツリー・ホテルの前で、会食後のショット。午後8時半でもまだ明るい。

 

 坂城町長 山村ひろし

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18/06/22 17:12

坂城国際産業研究推進協議会米国研修(4)

 坂城国際産業研究推進協議会米国研修も四日目を迎えました。(6月21日)。

 早朝、アトランタの飛行場を出発し、サンノゼ空港まで約5時間のフライトの後、ヒルトンホテルで部分参加される、小嶋隆夫さん、音寧さんをピックアップし、インテル、リーバイススタジウムを訪問しました。

 

 インテルは今年、創立50周年。 私もしばしば訪れた会社ですが、半導体ビジネスの先駆者としてここまでよく生き残ってきたものだと思います。

 

インテル本社の前で記念撮影。

 

インテル50周年のサイン。

 

 

 インテルの近くにある、リーバイススタジアム。アメリカンフットボールの名門、49’s(フォーティーナイナーズ)の拠点が4年前から、なんと、サンフランシスコからシリコンバレーに移ってきました。これもシリコンバレーの勢いを示すものです。

 

 その後、Open Innovation Gateway(オープン・イノベーション・ゲートウェイ)を訪問しました。

 今や、技術は単独のものでなく、あらゆるリソースを使い、オープンなものではならない時代です。 

 シリコンバレーでこのアクティビティー実践している、オープン・イノベーション・ゲイトウェイを訪問し、種々ディスカッションをしました。

              

 参加された皆様各々に思うところが多くあったようです。

 

Open Innovation Gateway で記念撮影

  

 午後4時半から宿泊先のヒルトンホテルの会議室で、シリコンバレーでコンサルタントとして活躍されておられる、宮本和明さん(VentureClef代表)から講演をお聴きしました。

 タイトルは、「シリコンバレー概要と注目トレンド」です。

              

 項目は

1.シリコンバレー概要(メガトレンド)

2.AI(AIは医師より正確に皮膚ガンを判定)

3.自動運転車(NvidiaとAudiは完全自動運転車を開発)

4.バイオロジー(信じられない食品が生まれている)

5.質疑応答

 

 いやまあ、とにかく、目からうろこです。 

 信じられないくらいにシリコンバレーの技術進歩は激しいものがあります。

             

 ここでは、詳しく述べることはできませんが、7月11日(水)午後3時から坂城町テクノセンターで宮本さんが講演をされますのでこちらにお出でいただき詳しくお聴きください。

                

  タイトルは、「シリコンバレー報告 AIが日本産業復活の突破口!!」 です。

 

講演される宮本和明さん

    

 今回の研修旅行に参加された20名の皆さんはとにかく、元気で、積極的です。

 

 明日は、最後の締めくくりとして、アップル、グーグル、スタンフォード大学、最近、シリコンバレーで独自の活動をされておられる三菱商事さん、東京海上さんなどを訪問します。

 明日もワクワクするビジットとなると思います。

 

 坂城町長 山村ひろし

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18/06/21 09:40

坂城国際産業研究推進協議会米国研修(3)

 坂城国際産業研究推進協議会米国研修も第3日目となりました。

 今日(6月20日)は、ジョージア州アトランタへ移動し、(株)竹内製作所の米国子会社、TAKEUCHI MFG. USA へお邪魔しました。

 米国竹内製作所さんは、1979年に設立されました。(来年は40周年記念となります。)

 現在、従業員は102人。 年間4億5千万ドル(約500億円)の売り上げを誇る会社です。

 敷地は6万坪以上の広大なスペースを持っています。 すごいですね。

 従業員102人の中で日本人スタッフはわずか3名で、経営は信頼できる米国人に任せています。

                

 社長のクレイ ユバンクス(Clay Eubanks)さんは、18歳の時にアルバイトで竹内製作所に勤め、その後、勤めながら、夜間の大学を卒業し、35年間勤務をしているというたたき上げの方です。 

 また、お話を伺うと、竹内社長の経営理念に心服し絶対的な信頼を置いて経営に当たっているとのことです。 これまた、素晴らしい話です。

 

左から:説明する、クレイ・ユーバンクス社長、その右は通訳をしていただいた矢島駿さん。矢島さんはドイツ生まれで、東大で政治学を勉強し、ドイツ留学中にTAKEUCHIの存在を知り、竹内製作所に入社した方です。 このような人物がじ続々と竹内さんに入社されておられることにも感銘を受けました。

 

 

左:完成品の在庫。 1000台から1500台の在庫を持ちオペレーションしているそうです。また、右は:部品倉庫。 全米を数日単位で部品の供給ができるそうです。

 

工場内での説明風景

 

全員で記念撮影

後列、背の高いのがクレイ・ユバンクス米国社長その右が竹内明雄社長

 

 米国に竹内製作所の子会社を作り、来年で40周年。 その間、艱難辛苦の連続だったと思いますが、今日のような隆々とした会社に育てられた竹内社長のご努力、手腕、ご苦労に改めて敬意と感謝の念を持ちます。 

 今回の視察旅行にも団長として参加していただいた竹内社長に改めて御礼を申し上げます。

 

 坂城町長 山村ひろし

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18/06/20 07:50

坂城国際産業研究推進協議会米国研修(2)

 坂城国際産業研究推進協議会米国研修二日目の今日(6月19日)、は午前中、ホテル内でJETRO(日本貿易振興機構)ヒューストン事務所の中川直人さんから「テキサス州におけるビジネスチャンスとJETROの活動」というテーマで講演をお聴きしました。

 全米の中でも大変経済の活発化が著しいテキサス州。 米国の中でも、第4位の人口があるヒューストン、第7位のサンアントニオなどが集結しているこの地は企業立地がすこぶる盛んです。

 物価が安く、労働賃金が低く、全米、南米、ヨーロッパへ向けての立地の好条件、おまけに、州の法人税、個人所得税が「ゼロ」、労働組合への加入が強制されていない「Right to Work」など経営面での大きなメリットがあります。

                   

▲JETROヒューストンディレクターの中川直人さんの講演

 

中川さんの講演の様子

 

 午後はサンアントニオの日精樹脂工業(株)の米国工場へお邪魔しました。

 この工場は今年2月26日に竣工。

 中国、タイに次ぐ3番目の海外工場です。

 

 

 NIssei Plastic Machinery America INC. の滝澤清登社長から説明を受けました。 右は副社長の久保田淳一さん

                  

▲36,500平米(11,000坪)の広大な敷地で屋根までの高さは約20メートル

日精樹脂工業(株)さんの米国の拠点として活躍が期待されます。

 

▲工場前で記念撮影

              

▲サンアントニオにあるアラモ砦(アラモ伝道所)

ここは1836年にメキシコとテキサス州独立派で戦われた有名なアラモの戦いの砦

この戦いでテキサス側の守備兵約200名が全滅。(中に有名なデイビィクロケットなどが含まれる。)

 

 ところで、今回の参加メンバーは以下の通りです。(計20名 敬称略)

                    

 竹内明雄(竹内製作所)、宮後睦雄(宮後工業)、二見邦彦(宮後工業)、鈴木祐和(テクニカルイン)、小山政市(コヤマレース)、滝澤肇(八十二銀行)、井田洋一(長野銀行)、井田惠子(松本ものづくり産業支援センター)、丸山秀司(KYB-YS)、山内芳彦(誠大)、青木光郎(丸屋製作所)、桜井雅史(桜井製作所)、鈴木晃(富士通)、塩野入猛(坂城町議会)、関戸啓司(坂城町商工会)、山村弘(坂城町)、大井裕(坂城町)、宮原卓(坂城町)、小嶋隆夫(ミクロン精工)、小嶋音寧(ミクロン精工) (小嶋隆夫さん、小嶋音寧さんはシリコンバレープログラムのみ参加。)

                

 坂城町長 山村ひろし

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18/06/18 18:54

坂城国際産業研究推進協議会米国研修出発

 本日(6月18日)坂城国際産業研究推進協議会(会長:(株)竹内製作所社長竹内明雄さん)の視察旅行で成田を出発し、初めの目的地であるテキサス、ヒューストンに到着しました。

 明日、ヒューストンのホテルでジェトロ:ヒューストン事務所からテキサス州ならびに、サンアントニオ、ヒューストンの経済情勢についてお話を伺う予定になっています、

 日程としては、その後、日精樹脂工業(株)さんのサンアントニオ工場を視察する予定にしています。

        

 今日は成田から12時間の長時間フライトですが、皆さんお元気です。

 

 なお、日程では、サンアントニオの後は、アトランタに飛び、(株)竹内製作所さんのアトランタ工場を訪問し、その後、シリコンバレーで種々の企業訪問や講演会などが予定されています。

 帰国は6月24日(日)です。

 本研修旅行の様子はこのブログで毎日お伝えします。

 

成田空港で出発式

  

 坂城町長 山村ひろし 

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