19/02/08 00:57

シュミットカメラ

まず写真をご覧ください。
今回はちょっと難しい内容もあるので、写真だけ見ていただければ、と思います。
とにかくこんなに撮れたのは初めてです。

オリオン座の大星雲

アンドロメダ座大星雲

ペルセウス座の二重星団

撮影は氷点下10度の中、長時間頑張りました。
三脚が雪にズブズブ沈んで行ってしまうので、セッティングが狂って苦労しました。

こちらは「カニ星雲」
平安時代に超新星が爆発した後に残されたガス星雲です。
カニというよりも佐渡ヶ島のような形に見えますね。もっと大きな望遠鏡で撮影するとカニのような形に写ります。
距離は7000光年。
この超新星は日本では「客星」として記録があります。昼でも見えるほど明るかったとか。

左が普通の反射望遠鏡で撮影、右はそれを改良したシュミットカメラでの撮影です。
かに星雲は写野の中心なのでどちらも良く写っていますが、左は端のほう(右側)の星がピンボケで長く伸びています。しかし右は全面シャープな点像に写っています。

こちらはプレアデス星団の写真から写野の一番隅の角の所をトリミングしました。
左側は普通の反射望遠鏡で撮影。星がピンボケの三角形になっています。
右側はシュミットカメラで撮った物。
少し暗いですが全面均一な丸い点になっています。
広い範囲に均一でシャープな画像、というのがシュミットカメラの特長です。
少し暗くなるのは、露出時間を延長すれば簡単に解決できます。

左のが今回の撮影に使用した機材。
厚紙の簡単な工作で、ちょっとした仕掛けを作って取り付けただけで劇的に改良されました。
正式名「レンズレスシュミットカメラ」です。

本式のシュミットカメラは、特殊なレンズ(シュミットレンズ)を使用するので高価ですし、市販品はほとんどありません。
この写真は1948年にアメリカで作られた口径122cmの物です。日本には国立天文台木曽観測所に105cmの物があります。

 

しかしレンズは省略しても一応実用レベルの性能になるんですよ。
一般観賞用の写真を撮るぐらいなら十分な性能です。
普通の反射望遠鏡の筒の長さを2倍にして、先端にドーナツ板(絞り)をはめ込むだけなので簡単。
(作例は主鏡の口径11cmで絞りは9cm)
不思議ですね。もちろん専用のレンズを使えば性能は完全無欠となります。
これを発明したシュミットさんは、とても頭の良い人だと思います。
頭の良い人は難しい事をごちゃごちゃ言わずに、シンプルに物を考えますね。
広い範囲のきわめて解像度の良い写真が撮れる、画期的な発明でした。
天文機材の分野では20世紀最大の発明と言われています。
今日でも最先端で活用され、多くの新天体が発見されています。

 

明治時代の人で、昭和初期まで活躍されました。
これが彼の作業場。
大きな反射鏡を2枚同時に製作しています。
私もこんな事をやってみたい。
天文台向けの大型望遠鏡を多数製作し、その優秀性が高く評価されました。
子供の頃に事故で片腕を失ってしまい、片腕ですべての作業をこなし「片腕の魔術師」と言われました。
助手を雇うことはあまり好まず、ほとんど1人で製作したらしいです。
そのため彼のノウハウは秘密のベールに包まれていました。
ドイツの人ですが、出身はエストニアです。
エストニアってどこ?
知らなかったので地図を見ました。
旧ソ連から独立したバルト三国ですね。
フィンランドの首都ヘルシンキの対岸です。
シュミットさんが生まれたのは離島で、そこではスウェーデン語だったそうですが、シュミット家ではドイツ語だったそうです。
北欧は複雑ですね。

古い歴史のある発明ですが、
こんな簡単な物では、どうせダメだろう・・・
皆さんそう思うのか、アマチュア天文家が実用化して使っている例はほとんどありません。
ネット検索してみたら、ちゃんとした物は2件だけ。
しかも本格的に写真撮影に使った例は1件だけでした。
この方は知り合いで、何度かお会いしたことがあります。何でも作ってしまうすごい人です!しかも有名企業の要職で超多忙でした。
私より年上なので今はもう退職され、趣味と実益をという事で個人ブランドの小さな光学メーカーを起業されました!

日本中で2件だけというのは、気分が良いですね。
ですが、ネット上に公表しないだけで実用化している人は他に何人かいると思います。

私も10年前にちょっと実験してみただけで、その後は本気で作る気にならずお蔵入り。
今回はマジメに作って写真も撮ってみました。

そしたら満足いく結果が得られ、将来への希望がふくらんできて、とても楽しくなりました。
もっと改良できそうだし、良い写真がどんどん撮れそうです。
今後にご期待ください。

安いからダメだろう・・・
簡単だからダメだろう・・・
そういう先入観がいけないんですよね。

製作費用は、中古の安物望遠鏡を元に改造したので、たったの1000円でした!
しかし性能は20万円の大口径カメラレンズと同等です。
これはもう、楽しくてたまりません。

他にも隠し玉があります。中学生の頃から温めていたアイデアですが、材料は揃っているのでこれから着手します。
これもたぶん日本で一台か二台か・・・です。

こういった話題は天文趣味のサイトへ投稿すれば良いのでしょうけど、この分野日本では高齢化が著しく、私など一番若いほうです。
だから硬直化していて活気がない。どこのサイトも面白くない。
中国やベトナムなどへ行けば、若い人が多くて活気があって面白いかもしれませんね。

私はパソコンITや電気系が苦手なので、今後のテーマは”アナログ回帰”です。
たとえば「江戸の伝統工芸」のような古い技術でも、まだまだ多くの可能性が残されていると思います。
たとえば前回ご紹介したTさんが作る籠もそうです。
天体望遠鏡も古風な発想でも、まだまだ改良できると思います。

今回のは猫界の天文学者、トラ教授のご指導により完成しました(笑)

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18/12/14 00:25

彗星接近中!

一気に気候が変わり、外は雪と氷の世界となりました。
この1週間はずいぶん長く感じました。
皆さんはいかがでしたか?
少し早く更新しようかと思いましたが、規則正しく1週間おきが良いと思うので、今後もそういう方針で行きたいと思います。

ウィルタネン彗星が地球に大接近しています。
夕方の空高く、肉眼でもかすかに見えています。
この写真は12月8日22時53分撮影です。
青緑色が神秘的ですね。これを「翡翠色」と表現する人がいます。彗星特有の色です。
肉眼で見える彗星が来るのは、3年に1回ぐらいでしょうか。
久しぶりの感動です!

ちょうど今ふたご座流星群の時季なので、空を見上げているとシュッシュ!と頻繁に流星が飛び交います。
明るい流星が飛ぶと、ドキッとしますね。

※流星が飛ぶとき「シュッ!」
という音が聞こえることがあります。私は実際に聞いたことがあります。
音の速度は光よりもずっと遅いので、同時に聞こえるはずはないのですが、同時に聞こえました。
天文雑誌にもこの事が書かれていましたが、音が聞こえるメカニズムは謎です。
音ではない何らかの衝撃波のようなものが、鼓膜を震わせるのかもしれません。

話が横道にそれました。
ウィルタネン彗星ですが、北方向へ毎日少しずつ移動し、くじら座からおうし座へ。
最接近は12月16日です。
その頃には「すばる」のすぐ近くに見える予報です。
クリスマスの頃にはぎょしゃ座にいます。

こちらは、上の写真の前日です。
とりあえず「証拠写真」程度。
ちゃんとした機材の準備が間に合わなかったので、望遠鏡の上にカメラを搭載してパチリ。
簡単に撮れたので、翌日は本格的な機材を準備して撮影しました。

使った機材です。
左が最初の日でお手軽な方式、右が本格的な機材です。

この彗星は肉眼で見えるとは言っても、カメラでは見つけることのできない暗さなので、
望遠鏡とカメラを正確に同じ方向に向けて調整しておいて、望遠鏡で彗星を見つけて、それからシャッターを切りました。(左側の機材)
なかなか難しいんですよね。

一番上の写真はモーターで星の動きを追尾できる装置を、ちゃんと調整しておいて追尾しながら撮影しました。(右側の機材)
複雑なシステムで、使いこなすのが大変です。

500mmF4.5という大口径の反射式超望遠を使ったので、大きく鮮明に撮ることができました。
ピント合わせも難しかった。オートフォーカスなんて絶対無理!
天体の撮影はなかなか大変ですが、うまく撮れたときの喜びは格別です。

こちらは「すばる」
西洋名プレアデス星団です。
同じ機材で撮影しました。
青白い星の集団で、これらは誕生して間もない若い星だとされています。
明るい星の周囲にガス星雲がかすかに見えています。
元々はガス星雲が凝縮して星が生まれたと言われています。
私は子供の頃は、すばるを北斗七星と勘違いしていました。
小さいですがひしゃく形をしていますからね。
本物の北斗七星は、あまりにもスケールが大きくてわかりませんでした。
すばるを天体望遠鏡で初めて見たときには、肉眼で見えない星が何十個も見えたので感激しました。

ところで、彗星の何が面白いかというと、
地球に生命が誕生したのは彗星の衝突がきっかけ、という説が有力だからです。
彗星は「汚れた雪だるま」のような物と言われ、氷の塊なので水なんですよね。生命の誕生に必要ないろんな成分も含んでいます。

彗星は太陽の熱でガス状になって膨張するので大きく見えますが、実はごく小さい天体で、何百何千と無数にあって太陽の周囲を回っています。
確率的に地球に衝突するケースも多いでしょう。
太陽系の外から飛んで来て、通過して行ってしまう(二度と帰って来ない)彗星も多くあります。

新彗星には第一発見者から3番目までの人の名前がつきます。
この彗星はアメリカのウィルタネンという人が1948年に発見し、以後5年ごとに帰って来ていましたが、
今回は地球との位置関係がとても良く、肉眼でも見える明るさになりました。

昔は多くのアマチュア天文家が彗星を発見しましたが、今はロボット天文台が活躍していて、ドンドンと機械的に発見するので、アマチュアの活躍の場は少なくなってしまいました。
ロボットが発見した彗星には、その天文台の名前が付いています。
先日は珍しく日本人の藤川さんと岩本さんが新彗星を発見しましたが、太陽にごく近い大変見づらい位置にあって、しかも暗いので私はまだ見ることができません。
どんどん条件が悪化しているので、たぶんもう無理でしょう。
日本人が発見した彗星を見ることができなくて、とても残念です。

さて、この彗星が来る直前の事、
いつも行くリサイクルショップで、とてもラッキーな事がありました!
上の望遠鏡はそのとき買った物なんです。
三脚は別で本体だけなんですが、なんと
カツ丼1食分のお値段でした^^¥

いくら安くてもヘンな物は買いませんが、これは昭和の昔の名品、お宝級でした!
店員は知識がなくて価値がわからず、単に古いからという理由で安値を付けたのでしょう。
もちろんネットで中古相場を調べるでしょうが、商品知識がないためにちゃんとした検索ができなかったのだと思います。

昔の資料を引っ張り出して調べてみました。
昭和50年頃の資料によれば、
本体23000円
ファインダー3800円
天頂プリズム4500円
接眼レンズ2個はそれぞれ
5000円と4000円
鏡筒バンド2500円
合計で42800円。
40年以上前の貨幣価値ですから、これは大変な金額です。
付属していた2個の接眼レンズのうち1個は今まで見たことがないレア物で性能も良く、棚からボタ餅、柳の下にドジョウが二匹でした。

中古品のお値段は通常「古半値の5割引き」
と言われ、つまり新品のときの4分の1ですから、1万円はするはずです。
ネットで調べた相場はもう少し安くて5000円程度でしたが、これは付属品なし本体のみなので、全部セットなら8000円ぐらいかな。
しかもキズひとつない綺麗な品物でした。
ピカピカに磨いてやりました。

ネットでこれの評価を調べてみたら、大変な高評価で、私が入手した物も期待以上に素晴らしい性能です!!
しかも発売当初の初期型なので、外観がレトロ(黒い部分は渋いチリメン塗装)で作りも丁寧です。
昔の職人さんは良い仕事をしていました。

クリスマス前に嬉しいプレゼントでした。
年に1回ぐらいですが、掘り出し物があるんですよ。
しかし今回のは数年ぶりの良い品物でした。

この望遠鏡、筒が短く視野が広く明るいので、彗星を見るのには最適です。
オリオン座の三ッ星が全部視野に入るし、すばるなんか素晴らしく綺麗に見えます。

オリオンの三ッ星は、こんな感じに見えます。
下の方に見えるのはオリオン座大星雲です。
ちなみに、ウルトラマンの故郷とされているM78星雲は三ッ星の左上にあって、この望遠鏡で良く見えます。

望遠鏡は他にも何台か持っていますが、今後はこれが第一線で活躍します。
単なるコレクションではなくて、実用品です。使ってやらないと可哀想。
一生大切に愛用したいと思います。

 

この後、お祝い(?)に道の駅でソースカツ丼を食べました。
美味しいソースカツ丼に具だくさんの味噌汁が付いて、望遠鏡とほぼ同じお値段でした(笑)

トラちゃんも子供の頃は天文学者志望でした。
にゃんこ大学の天文学科を受験する予定でしたが、
当日の朝、寝坊してしまい・・・
やっぱりねぇ(笑)

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18/06/25 00:18

天の川

前回「天の川が綿雲のように見えた」と書いたら、
見てみたいという声がありましたので、数年前の写真ですが見つけて来ました。
先日は急に晴れたので撮影準備が間に合いませんでした。
チャンスは大変少ないのです。年に1回ぐらいかもしれません。
星の写真は機材の準備と調整がとても面倒なので、最近は全然撮っていません。

これは窓から見た感じで臨場感があると思います。
肉眼でもこれに近い感じに見えました。
上には屋根、下は森、電線が邪魔です。
天の川は下のほうへ行くほど明るさが増していますね。このあたりが銀河系の中心方向です。

外に出て上のほうを見上げると、七夕の星です。
右の明るい星が織女星、左側が牽牛星です。

さらにこの上(北の方)には白鳥座(雄大な北十字)があるのですが、残念ながら写真を撮ってありませんでした。
チャンスがあれば今年は撮ってみたいです。
白鳥座には星がとても多くて綺麗です。

もうじき七夕ですが、
梅雨時なので星が見えたためしがありません。
旧暦ならば七夕は約1ヶ月後なので梅雨明けしています。
ですが、その頃にはもう天の川は夕空に回っているので見えにくいです。
6月の深夜に見ると、空が暗くて澄んでいて良く見えます。
標高1000m以上の高原に行く必要がありますが、写真ではなく生で見ると最高です!
祖父の話では、昔は長野駅前でも天の川が良く見えたそうです。それだけ環境汚染が進んだということですね。残念です。

それに昔は大きなほうき星(彗星)がたびたび出たそうです。
1910年のハレー彗星を見たのかもしれません。当時は他にも大彗星が出た記録があります。

北アルプスが雲の切れ間から顔を出しました。
幻想的でした。
雪どけが進んで、まだら模様になっていました。

下の方に白い家が一軒見えますが、他には家はまったく見えません。
こんな所に人が住んでいるのだろうか?
農機具小屋かも。
このあたりは雪が多いので、人はほとんど住んでいないのです。
家からずっと西のほうへ行った旧鬼無里村の山奥です。
このあたりまで星を見に出かけたら良く見えるでしょうけど、夜は恐ろしいです。熊が出ますからね。

白く変色した葉っぱはマタタビです。
今の季節に白く変色するので目立ちます。すごくたくさん自生しています。
これを摘んで来てトラちゃんに与えると、興奮して大変な事になります!よだれを垂らしてのたうち回って発狂したようになるので、一度だけで懲りました。

そのとき(4年前)の写真です。余韻にひたって放心状態です(右)

出ました!待望の食用キノコ(^O^)/
アンパンが転がってるように見えますね(笑)
庭がキノコ畑に?なりつつあります。
これはヌメリイグチ(地元ではジコボと呼ぶ)ありふれた食用キノコです。
毒キノコとの見分けが簡単で初心者でも安心です。裏がカステラのような黄色いスポンジ状になっています。

ナメコのような味で、味噌汁やうどん等の和風料理に合います。アクがあるので一度煮こぼしてから利用します。
普通に料理すると「まずいキノコ」ですが、下ごしらえをすれば「とても美味しいキノコ」になります。
子供の頃から学校の遠足などで慣れ親しんだキノコですが、全然美味しくなかったのでした。汚れた雑巾のような悪臭がありました。虫もいっぱい出て来ました(;゜ロ゜)ヒェ〜ッ

行きつけの焼き鳥屋のおばさんに茹でこぼすのを教わって、とても美味しいキノコになりました。ナメコの食感+松茸の風味です(^◇^)
だいたい、野生のキノコはまずいものばかり。栽培物のような綺麗で美味しいキノコは滅多にありません。
これは見つけるのが遅かったので、残念ながら虫食いで腐っていました。次に期待です。

右はサンチュです。焼肉屋で出るやつ。
初めて栽培しましたが、とても簡単です。害虫が付かないので完全無農薬で行けます。
野菜がちょっと欲しいとき、庭へ行ってちぎって来てすぐ食べられます。
しかも収穫時期はとても長いです^^¥
塩バターラーメンに入れたら旨かった (^◇^)他にも利用価値がすごく広いです。
レタスの仲間だそうで、驚いた事に菊科です。レタスより味が濃くて美味しい。

 

かわいいオタマジャクシが生まれました(*^_^*)
最初の卵はダメでしたが、2度目の卵が孵化しました。
たくさん泳いでいます。
生命の誕生は嬉しいですね(*^o^*)/

巣箱はシジュウカラ。ただいま子育て中です。
最初に来たのはヤマガラでしたが、来なくなってしまいました。卵をカラスに食べられた?ネズミが犯人?親鳥が事故にでも遭ったのでしょうか・・・
フタを開けてみたら苔が綺麗に敷き詰められていましたが、中身は空っぽでした。
その後ずいぶん日数が過ぎてからシジュウカラがやって来ました。もう7月になるというのに、こんな時季に珍しいです。
一度もう子育てを済ませて、2番仔というやつでしょうか。

毎年ヘビにやられるので、ヘビが登って来れないようにビニールを貼り、巣箱の背後の壁はサンドペーパーでツルツルに磨いてあります。
垂直の壁でもザラザラしてるとアオダイショウは根気よく登って来るそうで、ネット動画で見て驚きました。
アオダイショウに限ってですが、カギ爪のような突起を持っているので、垂直のモルタルの壁を登ることができるそうです。
それでツバメの巣が被害にあってしまうのですよ(≧ω≦*)

巣箱の位置も去年より高い場所です。
前は3mの高さでもやられました!
さて、今年はどうでしょう?
ヘビはしぶとくて頭がいいですからね。
回り道をして上から来ることも、あり得ます(@_@;)

山の暮らし、いろんな野生動物と付き合っていると、人間だけが一番頭が良いのではないことがわかります(汗)
いつも知恵比べです。
昨日はドでかいオオスズメバチの親分が来ました。大きなセミのような巨大な蜂です。青と赤の縞模様の(;゜ロ゜)ヒェ〜ッ
暴走族の車のようなブオーという野太い音で来るんですよ  (≧ω≦*)
虫取り網を持って、いざ出陣!しましたが、取り逃がしました (-_-;)

右はだいぶ前の写真ですが、アトリです。美しい鳥だと思います。スズメよりちょっと大きい。
シジュウカラを撮ったカメラに入っていました。
ネコヤナギが咲いた頃、4月でした。
渡り鳥なので、今はもう海の向こうのシベリアで子育て中だと思います。
また来てネ。待ってるよ(^O^)/
日本では冬鳥なので囀りを聞くことはできませんが、美声だという話です。
カナリアも同じアトリ科ですからね♪

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18/02/20 00:23

春の月

一昨日の夕方の月です。
2日続けて撮りたかったんですが、翌日はあいにく曇って見えませんでした。
まだ寒いですが、天空はもう春です。
太陽は明るいし、月は弦を上に向けるようになりました。
このような上向きの月を昔の人々は船に見立てました。
船に乗って遠い海外へ行くことを想像していたそうです。
来月も同じような月が見られます。
やがて季節が進むと弦が立って来て、船の形には見えなくなります。
一般には満月を喜ぶ人が多いですが、私は三日月よりも細い月が好きです。

この写真は自宅から撮りましたが、低空なので木々が邪魔をして絶望的でした。
木の枝のわずかなすき間から、月が見えた一瞬を狙ってようやく撮ることができました。
本当に良い写真を撮るためには、西の低空が見える場所までで早目に車で出かけて、準備万端で待ち受けなければなりません。

 

 2月20日、今日は綺麗に見えました。(後から追加しました)
調べてみたら月齢4.6。三日月から1日過ぎています。
こんなに太くなると面白くありませんが、一応撮ってみました。
月が空高く見えるので撮影は簡単でした。

地球照(月にいだかれた薄暗い部分)
を撮るために露出を3秒にしました。追尾しなかったので月が動いてズレてしまいましたが、まあいいっか。



こちらは月に露出を合わせました。
これらの写真は家にある一番小さい天体望遠鏡で撮りました。
口径50mm焦点距離750mmです。あまり大きな望遠鏡で撮った写真は鮮明すぎて美的情緒がないと思います。

 

 

小平選手の金メダル!
私の場合、指導者の結城先生とは大学の同窓生で何度かお会いしたことがあるし、所属先の相沢病院には高校時代の同級生が勤務しているので喜びもひとしおでした。

世界一になるには、本当に大変な努力がいるものだと思いました。選手個人だけでなく、多くの人々の力が結集しないと実現できません。
それプラス”運”です。
世界記録保持者であり、オリンピック二連覇している韓国の選手、地元なのですごく気合が入っていました。
小平選手よりも100のラップは速かったんですが、最後のコーナリングに失敗してタイムをロスしました。
つまりオーバースピードで突っ込んだので、限界を超えてしまったんです。
彼女があそこをうまくクリアしていたなら、小平選手の金はなかったでしょう。
タイムには差がありましたが、内容的には本当に紙一重の差でした。
互いに高め合う良きライバルであり、良き友人、素晴らしいと思いました。

今のスポーツ界はレベルが大変に高いので、頂点を極めるのは昔の何十倍もの困難さだと思います。
みんなの長年の夢を叶えてくれた小平選手、ありがとう!!

この写真は4年前のソチ五輪のときです。
私が街へ出る時はいつもこの場所、信州大学前を通ります。
今年はこのような横断幕は出ていませんでした。
住吉選手が先月急逝されたので喪に服していたのかもしれません。
天国の住吉選手が小平選手にパワーを送ってくれたのかもしれませんね。

 

さて、美味しいうどんの話、まだ続きます(^_^;)
前回はあまりにも長くなるので割愛しました。
そしたら嬉しいことに愛知県の方から
「味噌煮込みうどん」のリクエスト(?)もいただきましたし。
ええっ! リクエストなんかしていないって?
まあ、そう言わずにおつきあいください(^O^)/

実は、長野では味噌煮込みうどんは珍しいのですよ。
この旧中条村だけかもしれません。
私の勝手な想像ですが、昔々の武士の食べ物だったのでは?
つまり川中島合戦のとき、武田信玄側がもたらした物ではないかと思います。
武田の本拠地山梨県にも似たようなうどんがあります。
武士は忙しいですからね。
野菜でも何でもかんでも一緒に煮込んでありますから、これさえ食べていれば栄養満点、元気モリモリです^^¥

愛知県三河地方は徳川家康の本拠地ですから、やはり事情は似ています。
味噌煮込みうどんが美味しいのです!

うどん、何と言っても外せないのは、
旧中条村の「おぶっこ(ぶっこみうどん)」です。
平たい太麺の野菜たっぷり味噌煮込みうどん。
この独特の麺が道の駅で販売されています。
上が道の駅、下が田舎カフェです。
道の駅のは豚肉が少量入っています。おぶっこには普通は小皿にネギの唐辛子漬けが付きます。これで体を温めて寒い冬を乗り切ります。
私は田舎カフェの、ゴマたっぷり野菜だけのおぶっこが好きです。ここのは味付けが甘口の白味噌なのは珍しい。

季節によって野菜の種類が変わるのも嬉しい。左が9月でキャベツ・インゲン・人参、右が11月でカボチャ・大根・白菜・野沢菜です。
これが500円は安すぎです。
おやき2個付きだと700円。量が多すぎて食べきれないので、おやきは家へのお土産となります。
冬期間は休業で残念。今度はシーズン中に食いだめしておきます。(笑)

もう一軒、山の上の方に「やきもち家」という店があって、そこのおぶっこは最高に美味しいです。
香ばしい焼きおにぎりも!
古民家の囲炉裏端で食べるのはとても良い風情です。
夏は風通しが良く涼しいです。
そして、なんと言ってもここのイチオシは本格派の灰焼き「おやき」です。
やきもち家は宿泊も日帰り入浴もできます。
長野駅から無料送迎するそうです。特に冬は嬉しいサービスだと思います。
http://yakimochiya.jp/
素晴らしいHPなのでぜひご覧ください。

この写真は数年前の春でした。山の上のほうなので桜は遅く、4月末だったと思います。
今年もこんな季節に行ってみたいです。
この近くには5月初旬に黃緑色の八重桜「御衣黃」が咲く正法寺があります。
ネットで調べて、珍しいのでわざわざ写真撮影に行ったことがありました。
当時は数年後に自分たちがこの村の住人になるとはまったく予想しませんでした。
昔から大好きな場所だったので、良いご縁があって本当に幸運でした。

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18/02/05 11:30

月食

皆さんは先日の月食をご覧になりましたか?
私の場合は月食は小学校5年生のときに初めて見て、そのときはすごく感激しましたが、以来もう飽きるほど見たので、あまりワクワク感はないのですが一応撮影してみました。
なんでも、今回の月食はすごく条件が良いのだとか。
天文趣味にもいろいろあって、私の一番の関心事は彗星なので彗星が出ると頑張っちゃいますが、月食はどうも・・・

で、撮影機材の準備も当日の夕方からバタバタと始める始末で、ギリギリでやっと時間に間に合いました。
幸い、それまで曇っていたのが月食の時間になったら晴れて来ました^^¥
いつも野鳥を撮っている望遠レンズを三脚にセットして撮ろうかと思いましたが、よく考えてみると皆既月食は暗い。
何秒もシャッターを開けていると、月が動いて行ってしまう。
うーむ、面倒だ(~_~;)
最近のカメラは感度が高いらしいが、私のデシカメは12年も前の物で感度が低いです。
ちなみに、天体望遠鏡はダメです。というか撮影は大変難しい。見るだけなら良いですけどね。
ごく一部の特殊な高価な物は別にして、カメラ用の望遠レンズよりもずっと暗いのです。

それで、天体を電動追尾する大掛かりな機材を使う事になりました。電池が終わっていたので慌てて充電。
私はズクがない(長野の方言でものぐさ・怠慢)なので、こういうのは嫌いなんですが(-_-;)

普通の望遠レンズでは暗いので、うちにある一番明るい反射望遠鏡を使うことにしました。
一応は天体望遠鏡ですが、天体は良く見えません。安物で精度が悪いのです。
これは500mmF4.5つまり「大砲」です。中古を安く(1000円でした!)買って大幅改造した物です。
これを撮影に使うのは初めてです。
そしたら故障していてピント合わせがうまくできません。ひどくガタガタです(≧ω≦*) どこのネジが緩んでいるのかわかりません。
修理している時間はないので、そのまま強引に撮影開始。
貧乏性でガラクタばかりいじっていると、こういう事になります(~_~;)

運良く一応撮影する事ができました。
思いのほかうまく撮れたので気をよくしています。
また今度何か面白い星など撮ってみたくなりました。
反射望遠鏡なのでレンズを1枚も使っていません。鏡が2枚だけ。
だから色彩の再現性が良く、発色に透明感があって綺麗なんです。ですが使い勝手が悪いので一般的ではありません。

上の2番目の皆既食の写真ですが、感度は400で露出は1秒です。それだけです。設定は単純です。
AUTOは解除して全部手動です。
もちろん、下手な鉄砲も数打ちゃ当たる方式で、たくさん撮って良いのを選びました。90%が失敗作でした。
マア、天体写真なんて昔からこんなもんです。

前の道路に出て撮影しました。
道路ですが車はほとんど通りません。
猛烈な寒さで、手足の先が痛くて凍傷になる寸前でした。
時々部屋に入って暖をとり、カメラも温めてやらないと電池が尽きてしまいます。

月食の前半は綺麗に見えましたが、後半から薄雲がかかってきて暗くボンヤリとしか見えなくなり、撮影は断念しました。

今まで何度も見た月食の中でも、今回のが一番見事だったと思います。
皆既食になったら、月の背景にある暗い星々が次々と見えて来てとても綺麗でした。そういう写真も撮れたら良かったな、と思いました。これは次回の課題です。

 

この道路には動物の足跡がずっと遠くまで続いています。
車も人も通った形跡はありません。
犬や猫ではなく野生動物です。夜行性なので姿を見たことはありません。
ずいぶん急いでいたような足跡です。

こちらの足跡は庭のほうです。
積雪、今年は平年の半分ぐらいです。寒さは厳しいですけど。
上のとは違う動物でしょうね。可愛い感じがします。
いろいろ調べましたが、何の動物なのか?わかりません。
たぶんキツネ・タヌキ・テンのどれかです。

 

この椅子、トラちゃんが最近気に入っています。
本棚を背景に向学心に燃えています(笑)

上から目線でエラそうに( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

「トラ豆」を見つけましたよ(=^・^=)

これもトラ豆(肉球のこと、うちでは豆と言います)
反対側のお手手も。みんな同じ色だね。

サクラちゃんの豆は、みつ豆のようにいろんな色をしていた。
月食の話だったのが、いつの間にか豆の話になってしまった(笑)

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