16/04/14 14:14

古民家にトイレを。

4月も中旬に差し掛かりました。
ここ佐久市の桜は、まだまだこれから。
この事務所の周辺の桜は、咲き始めたところ。
これからお花見を楽しめます。

春になり、いろいろな現場が動き出しました。
その中の1つ、古民家にトイレを付ける工事を
行っているところを見てきました。

 

聞けば、築100年以上になる家なのだそうです。
もちろん、今も現役。
施主様がお住まいになっています。

今回、工事をご依頼いただくまでは、
トイレは別棟。離れにあったのだそう。
昔の家ではよくあることですが、
現代の暮らしでそれは、本当に大変です。

そこで、この家の隅にトイレを設置することに。



新しい木材が渡されている部分が、水平の位置。
よく見ると、床の位置がだいぶ歪んでいることがわかります。
100年分の「ズレ」です。
ずれた廊下部分の床板も張り替えることになりました。



100年経ってはいますが、建具もしっかりしていますし、
家の中も覗いてみましたが、太い梁がしっかりと、
家を支えている様子がわかりました。

古い家は、見ていると面白いです。

この写真は、床下の通気口。

なんだかちょっとお洒落な気がします。


単純計算でいくと、この家が建てられたのは、大正時代はじめか、
明治の終わりごろ。
その当時に対して思いを馳せるような、不思議な気分になります。


地域柄、100年を超えるような古民家もまだたくさん残っています。
その古い家に住み続けるか、リフォームするか、壊して新築に
してしまうのか。
いろんな選択肢があるかと思います。
ただ、同じような家はもう今の基準では建てられなかったり、
同じような家を建てられる人がいなかったりの時代です。
日本の文化を伝えていくうえでも、リフォームしながら、
長い間大切に住んでいただけることを願います。

ブログ担当 N

カテゴリ[ リフォーム・増改築]   コメント[]   トラックバック[0] 

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