11/12/02 20:42

老子の続き(第24章)

 この章は大変短いものですが、老子の本質が語られています。

 あまり無理するな、自然体で堂々と生きよということです。

  

 跂者不立、跨者不行。自見者不明、自是者不彰。自伐者無功。自矜者不長。其於道也、曰餘食贅行。物或惡之。故有道者不處也。

 

 つまだつ者は立たず、跨またぐ者は行かず。  自ずから見あらわす者は明らかならず、自ずから是とする者は彰あきらかならず。  自ずから伐ほこる者は功無く、自ずから矜ほこる者は長ちょうとせられず  其の道に於けるや、余食贅行よしぜいこうと曰ふ。  物或つねに之を悪にくむ、故に有道者は處(お)らず。

 

 爪先立ちする人はいつまでも立っていることはできません。大股で歩く人は長い距離を進めません。自ら見せびらかす人は他から認められることはありません。自ら正しいと主張する人はかえって受け入れられません。自ら功績を自慢する人はなかなかそれを受け入れてもらえません。自ら威張っている人はリーダーにはなれません。このようなことは道の考え方からすると余計な振る舞い、無駄なことなのです。誰もがこのようなことを嫌います。従って道を極めた人はこのようなことは決して行わないのです。

 

 

 俺が俺が」の人生でなく、他者のために最善を尽くすことが大切です。 老子はあくまでも人為的な人生を否定し、常に「無為自然」の大切さを説いています。

 

 

 

   坂城町長 山村ひろし

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